オランダは、基本的にお天気の悪い国でどんより曇った日or雨の日が多いので、たまに晴れると、透き通るような空の青さが眩しく、本当に気持ちがいいです。
さっき子供達を学校へ送ってきたのですが(オランダでは小学校卒業まで親が送り迎えをする家庭がほとんどで、お昼もお迎えに行って家で一緒に昼食をとる家庭が多いです。 うちは「オランダ語上達の為」という名目で、お昼はお弁当~と言ってもサンドイッチですが~を持たせています。)、よく晴れた空をふと見上げたら、飛行機雲なしの飛行機が目に入って、しばらく見入ってしまいました。
飛行機雲なしの飛行機・・・日本では珍しい光景ではありませんが、オランダで見たのはこれが初めてです。
オランダは、上空の空気が冷たいせい(でしたっけ?)で飛行機雲ができやすいのか、飛行機が飛んでいると大抵必ず飛行機雲がその後ろにスーっとのびています。 アムステルダムの空港はヨーロッパのハブ空港の一つですから、お天気の良い日の空はもう飛行機雲の落書きでいっぱいです。
それに慣れていたせいか、飛行機雲なしの飛行機を見るのがなんだか妙な感じで、全部で5機飛んでいたのですが、まるで
「空に置かれたプラモデルの飛行機を神様が見えない手で動かしている」
ような、
そんな気さえしてくるような不思議な光景でした。