スペイン旅行記 その2

ドバイへの乗務から戻って来ました。 フライト日記を書く前に、まずはスペイン旅行記のつづきを・・・
 
グラナダ編
特急TALGOからの景色を楽しみにしていたのですが、あいにくの雨模様で何も見えぬまま6時間後にグラナダ到着。 
両親は・・・よ~く眠っていました。 私は車内映画を2本(音声はスペイン語で字幕無し)見ました。 (ほとんどわかりませんでしたがxxx)
 
どしゃぶりの雨だったので、グラナダ駅前にはタクシーを待つ長~い行列ができていました。 そこで、とりあえず駅の食堂で昼食をとることにしました。 
 
ふと見ると、カウンターで中国人青年が注文しようとしています。
カウンター内には若い(アフリカ系?の)女性スタッフが一人。
様子を見ていると英語は全く通じず、その上、中国人青年が注文している最中でも後から白人客(スペイン人であったり、アメリカ人観光客であったり)が来ると、あからさまに彼らを優先しています。
でも、ど~も、意地悪をしている、というのとはまた違うのです。 まるで「
本能(?)で、知らず知らずのうちに有色人種よりも白人を優先」してしまっている・・・といった感じでした。
中国人青年が注文を終えたので、私達もチョリソー入りサンドイッチ・トルティージャ(スペイン風オムレツ)入りサンドイッチなどを頼みました。 英語は通じないことがわかっていたので、スペイン語入門を片手にスペイン語で注文しました。
頼んで間もなく、
トルティージャ入りサンドイッチを手渡されましたが、中国人青年も同じものを先に注文していたのを知っていたので、そのまま彼に手渡しました。 
・・・悪い予感はしていたのですが、心配していたとおり、私達の分のトルティージャ入りサンドイッチはきませんでした。 でも、他のメニューでもうお腹がいっぱいになっていたのでお会計を頼みました。
・・・心配していたとおり、トルティージャ入りサンドイッチもちゃんと加算されていました。 忘れられたのは、中国人青年の分だったのです(・・・やっぱり意地悪されていたのかしら??)。 お店の人に言っても理解してもらえないと思い、中国人青年に事情を話して彼から直接代金をいただき、(彼が再度請求されては気の毒なので)レシートは彼に渡しました。 
 
外を見ると、いつの間にか雨も上がり晴れ間が見えていました。 が、タクシーを待つ人々の行列は相変わらずで、私達もしばらく並んで待っていましたが1台も来ない(!)ようなので、地図を頼りに歩いてホテルまで行くことに。
地図の上では、「やっと半分まで来た」というところだったのですが、もうホテルの看板が見えるのです。 試しに行って見るとそれが宿泊先のホテルでした・・・(旅行代理店からもらった)地図が間違っていたのです。 (ホテルの看板に気付いて本当によかった・・・)
 
3つ星のホテルでしたが、マドリッドとうって変わってスタッフのにこやかなこと!!
グラナダは1泊2日。
翌日の
アルハンブラ宮殿見学しか予定していませんでしたが、折角なので、夕食をタブラオ(フラメンコ・ショーを見ながら食事ができる)でとることに。 その昔ジプシーの隠れ家だったという洞窟をタブラオに改装したというロス・タラントスを予約しました。
 
タブラオは午後8時からだったので、その前にグラナダの街を散策することに。
カテドラル教会を見学した後、教会から四方にのびる路地を気の向くままに歩き回りました。
独特だなぁと思ったのは、お土産屋さんに
スペインのもの(フラメンコの衣装など)と並んでアラビアのもの(モロッコの民族衣装?)が置いてあったこと。
グラナダイスラム時代最後の王朝、ナスル朝の王都だったところ・・・それに、ジブラルタル海峡を渡れば、モロッコはすぐそこですからネ・・・(*⌒―⌒*)
タブラオはホテルからの送迎付きだったのですが、20分遅れで(でも平然とした顔で)お迎えが来ました。
遅れるのは普通のことのようです。 
白い家の間を迷路のように入り組んだ急な細道(これは、敵の侵入を防ぐ為、イスラム都市構造の特徴なのだそうです)をしばらく進むと、闇の中に、ライトアップされたアルハンブラ宮殿が。
タブラオは
アルハンブラ宮殿に対面する丘の上に掘られた洞窟跡にありました。

アンダルシア地方独特のお料理を楽しんだ後、いよいよフラメンコ・ショーが始まりました。
初めて見ましたが、思っていたよりも
素朴で”質素な中に情熱が込められた踊り”という印象でした。
(ここでのフラメンコは、
ジプシーの影響もあったりするのかもしれません・・・)
翌日は早朝からアルハンブラ宮殿見学へ。 
英語のガイド付きの見学ツアーだったのですが、ガイドのホセさん、地元の方なのですが、もう10年以上、ほぼ毎日、アルハンブラ宮殿のガイドをなさっているそうで、
「毎日ガイドをしていて飽きませんか?」
と伺うと、
四季の移り変わりや天候によって宮殿も表情を変えるので、全然飽きない。 アルハンブラは本当に美しい!
と目を輝かせておっしゃっていました。
各所でじっくり時間を取って、とても詳しく、(裏話などを入れて)楽しく、(
アルハンブラ宮殿に対する)愛情あふれる説明をして下さり、
本当に良かったです!

それに引き換え・・・
(途中、日本人の団体客に追い越された際驚いてしまったのですが、)
日本語のガイドは相当ヒドそうでした・・・(^^;
追い越し際に私達のグループの隣でしばらく止まっていたかと思ったら
「ハイ、今の説明、聞きましたか?」(英語のガイドの説明ですから、説明は英語だったのに・・・)
しか言わないのです。
その後、私達のガイドを指しながら
ハゲ、ツルツル、ピカピカ、バカ
と言っただけで(確かにホセさんは頭の薄い方でしたが)、
日本人の団体客が大笑いすると、他には何の説明もなく、さっさと私達を追い越して行ってしまいました。
唖然・・・(◎-◎;)!!
「日本語のガイドだったら、いちいち両親に訳さなくて済んで楽だったかもしれないな・・・」
と思っていましたが、とんでもない!
英語のガイドで良かった!! 
見学ツアーの後、アルハンブラ宮殿敷地内にあるパラドール(=古城や修道院、貴族の館をホテルに改装したもので、歴史の重みを感じさせる壁画やシャンデリアなどの内装も楽しめ、地元の食材を使った郷土料理をいただくことができる)で昼食をいただきました。 
食後に父がアイスコーヒーを飲みたいと言うので聞くと、
カフェ・フリオ(=アイスコーヒー)はないが、カフェ・コン・イエーロ(=氷入りコーヒー)なら・・・」
とのことだったのでそれを注文すると、(普通の、小さいカップに入った)
エスプレッソ・コーヒーに続いて氷入りのグラスが運ばれてきました。 コーヒーを氷入りグラスに移してアイス・コーヒーにしていただきました。 
最近は、(スターバックスの進出に伴い?)ヨーロッパでもアイスコーヒーを置くお店が増えてきましたが、基本的にはヨーロッパ(ただしギリシャを除く=ギリシャには、フラッペというアイスコーヒーがあります)では「コーヒーは当然ホットで飲むもの」のようです。
(日本へ初めて来たオランダ人の同僚達も「アイスコーヒー」と聞くと最初は口々に「気持ち悪~い」と言いますから・・・) 
昼食が済むと外は再びどしゃぶり・・・。
一旦ホテルに帰り、雨でもOKのショッピング・センターへ。
母は暖かそうなピンクのカーディガン、父は(スペインに来てから探し続けていた)”スペインらしい(?)”シャツ(本来20代くらいの男性が着ると思われる黒いシャツ)を、(お店の人に「えっ!? お客様がお召しになるのですか・・・?!」という顔をされながら)購入。 
その後、夜10時5分発の夜行列車バルセロナへ向かいました。 (つづく・・・) 

スペイン旅行記 その2」への4件のフィードバック

  1. 相変わらず世界には肌の色が壁となっているんですよね。島国日本にいると幸か不幸か感じないのですが、真の意味でグローバルスタンダードができるといいのですが…。みさえさんの旅行記はとても面白いですね。スペイン旅行記も読み応えのある場面と文章表現ですから、近いうちにこのブログを書き溜めて旅行エッセイでも出版しそう♪。次回はドバイのフライトですかね、それともどこかの街の風景でしょうか、楽しみです。

  2. 初めまして。オランダをキーワードに辿り着きました。ワーキングママさん、凄いです。私は旦那の元で就職活動中です。ハーグに住んでいます。もしお時間あれば、、、私のページにも遊びに来てください。

  3. がんぶぅさん、ありがとうございます!
    学生時代、絵や文章で表現するのが好きで、趣味で小説やエッセイも書いていました。
    でも、今は・・・オランダでの生活が長くなって、美しい日本語に触れる機会も減り、日本語での表現力が落ちたなぁと日々感じています。

  4. Mayaさん!!
    コメント下さっていたのに気付いていなくてゴメンなさい!!
    また近いうちにお会いできますように!!

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