フライト日記(Cairo)

2006年5月

(CAI)

カイロへ行って参りました・・・

スケジュールは2泊4日。

 

リポーティングの時間が午後7時過ぎだったので、夫が子供達と一緒に車で空港まで送ってくれました。

不思議なもので、自宅で子供達に「じゃあ、ママ、お仕事行ってくるからネ!」と手を振って見送られる時は平気なのに、空港で、子供達を乗せた車が遠ざかって行くのを見送るのは、なぜか辛かったりします。

 

早めにブリーフィング・ルームへ行くと、先に来ていたスリナム系の同僚が私を見て「???」という顔を・・・アジア路線でなくても、(あれ? どうして日本人/アジア人クルーが? ブリーフィング・ルームを間違えた?)と思ってしまうようです。 

私が「カイロ便よね?」とオランダ語で聞くと、途端に安心した顔になります。

彼女と二人で待っていると、次々に他の同僚達が入ってくるのですが、皆、私達を見て「え? ここ、カイロ便のブリーフィング・ルームよね? パラマリボ便とか東京便じゃないわよね?」と入り口で一瞬立ち止まるのを、そのスリナム系の同僚と楽しんで(?)いました。

 

ブリーフィングの終わりに、現在のエジプト情勢の説明があり、「外出禁止ではないが(観光客襲撃事件があった頃は、クルーホテルから出てはいけないことになっていました)、人出の多い場所には行かないように」とのことでした。

 

同僚達からの「日本人なのに、どうしてオランダベースで飛んでいるのか」といういつもの質問に答えながら(これだけは、かなり上手にオランダ語で説明できます!)ゲートへ向かいます。

 

機種はボーイング777。 担当はエコノミー・クラス。 

担当ドアが、偶然にもこの前のフライト(デリー便)と同じドア22(=前から二つ目の左側のドア)だったので、プリ・フライト・チェック(=担当ドア付近に設置してある非常用設備の確認、並びに担当エリアのチェック)もし易かったです。

 

このドアポジションの時は、お客様の搭乗時、地上職員のお手伝いをすることもある為、機内でのボーディング・ポジション(=お客様をお迎えする際、立つ場所)がありません。 

しかし今回は地上職員のお手伝い不要とのことでしたので、ビジネス・クラスのお手伝いに。

お客様の上着をお預かりしたり、ウェルカム・ドリンクをお出ししたり、メニューをお配りしたりしていますと、日本人のお客様が3名乗っていらっしゃいました。 東京・大阪からのお乗り継ぎとのこと。 大阪からお乗り継ぎでいらしたイイダ様(乗客リストはアルファベット表示なので漢字は不明xxx)に「日本路線以外の路線にも、日本人乗務員が乗ってはるんですか?」と聞かれ、事情を説明しながら、心はもう日本へ飛んでいました。 

(そういえば日本路線、もう半年以上乗務してない・・・

 

夜遅い便だったことと、お客様の大半が別の国からのお乗り継ぎだったことから、皆様お疲れのご様子で、とても静かなフライトでした。

 

そしてカイロに到着してビックリ・・・

空港が、超近代的な新しいターミナルに変わっていました。

前回来た時はまだ、(1988年に初めてエジプトを訪れた時と同じ、)古めかしい、でも、とてもエジプトらしい空港だったのに・・・

新しい空港ターミナルは、まるでドバイの空港の様に美しく、まるでエジプトではない場所へ着いてしまった様で・・・なんだかちょっと淋しかったです。

 

クルー・ホテルは相変わらず、空港からバスで10分のモーヴェンピック・ホテル。

ホテルの入り口で、空港同様のセキュリティー・チェック(荷物をX線に通す)があって驚きました。

クルー・インフォメーションにも、いつ・どこで・どんな爆弾テロがあって・死者が何名出た・・・というリストが綴じ付けてあって驚きました。 まだかなり危ないらしい・・・残念なことです。

 

このホテル、お部屋にいつも、いろいろ置いてあるんですヨ。

お花が飾ってあるのはもちろん、フルーツ・クッキー、お茶の種類も豊富、スリッパもあります(日本のホテルでは普通ですが、アジア諸国以外の海外のホテルでは珍しいのです)。

今回目を引いたのは、ベッドの端にちょこっと置いてあったバラの花びら

(ベッドの隅にこれが・・・!)

それから、毎回「これ、いいなぁ~」と思うのが、バス・ルームのティッシュ・ペーパーとトイレット・ペーパーに押してある花のスタンプ! こうすれば、三角に折ったところがきちんととまるし、見た目もかわいい

(三角に折ったところに

マーガレットの花がスタンプされています)

さて、今回のカイロ・ステイ・・・本当はまたギザのピラミッドに行きたかったのです(何度行っても感動できるので!)が、機長の指示もあって、ギザほどは観光地化されていないサッカラのピラミッドを見に行くことに。 

翌朝9時に朝食を取り、10時ロビー集合。 現地ガイド付き貸切バスでメンフィスへ向かいました。 メンフィスの遺跡を見てから、サッカラへ。 

メンフィスサッカラのお話は後日改めて・・・

古代遺跡を満喫して、夕方ホテルへ。 

数時間ホテルのプール・サイドで過ごしてから、皆で食事に。

夕食は、ナイル川沿いにあるレストランで。

美しいナイル川の夜景を楽しみながら、エジプトのお料理を楽しみました。

 

翌日は、(本当はスークへ行ってみたかったのですが、市場も人出の多い場所ですので、断念して)一日プール・サイドでゆっくり過ごしました。

ホテルのレストランで夕食後、数時間仮眠を取って、帰りの便に乗務。 

 

真夜中発の便でしたので、離陸後は軽食だけお出ししてなるべく早くお客様にお休みいただき、到着前にご朝食をお出しする、というサービス・スケジュール

 

サービスがひと段落してから、ちょっとコックピットへ。 

夜明け前の星空見たかったのですが、残念ながらもうかなり明るくなってしまっていて、東の空に明けの明星・金星が見えるだけでした。 

でも、とってもきれいでした・・・

 

アムステルダム到着後、クルー・センターでスケジュールをチェックすると・・・

7月4日の大阪便のリクエスト(毎月毎月、東京便と大阪便をリクエストし続けて、ついにやっと!)とおっていました・・・昨年末東京便のリクエストがとおって以来、今年初めて 

7ヶ月振りの日本路線乗務・・・今から楽しみです

(その前にボネール便の乗務がありますが・・・こちらはなぜか最近よく乗務します・・・2月、4月、6月と、なんと2ヶ月毎に行ってます・・・もう日焼けしたくないのに~~~)

フライト日記(Cairo)」への3件のフィードバック

  1.  おかえりなさい、お疲れ様でした。
     
    お花のスタンプ、見た目も可愛いし、良いアイデアですね!行く先々で色々な発見ができて羨ましいです。勿論、お仕事は緊張の連続でしょうね。日本へのフライトのお話も又、楽しみにしています。
     私も明日から仕事、お金を扱う仕事をしているのですが、時々冷や汗をかいています(笑)

  2. スケールが大きいですね!
     
    いろいろな国にいき、実体験していらっしゃる
    misaeさん 本当にすばらしい仕事ですね
     
    国が違えば文化も違いますよね
    いろいろな発見は毎日刺激的ではないですか? フライト日記を通して、毎回たっぷり楽しませていただいて感謝感謝です♪

  3. >Manonさん
    そうなんです、とっても良いアイデアなんです、お花のスタンプ!
    どこかで売ってないかしら・・・今度一時帰国した時にでも、東急ハンズで探してみようかな・・・
    お金を扱うお仕事、大変そうですですが、頑張って下さいネ。
     
    >Reikaさん
    毎回、いろいろな発見、初めての体験、確かに刺激的。
    国によって人々の対応も食べ物の味も違うので、不慣れな物・事に対して難しくない性格(=何でも受け入れ、何でも食べられる、簡単な性格)でよかったなぁ~・・・とつくづく思います。
    今、今回行ったメンフィスとサッカラの遺跡の記事を書いています。 お楽しみに!
     

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