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ミハーリが日本語補習校のプリクラスに通っていた頃のお話。
ひらがなの「に」を使った言葉を書いて来て下さい
・・・という宿題が出ました。
ミハーリは
「にんぎょ」
と書いて提出しました。
ところが翌週、
「にんぎょ」
にバツが付けられ、
「にんぎょう」
と直されて返されて来ました・・・

「にんぎょであってるヨ (*⌒―⌒*)」
と、家でマルを付けてあげました。
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昨年の11月、マリアが補習校で学習発表会の感想を書きました。
「かごめかごめ が たのしかったです。
うまくいったとおもうのです。
わたしは、きもちいいとおもって うたうのわすれて。
わらって で また うたったよ。」
翌週、保護者あてのお便りに、子供達全員分の作文が載ったのですが、
マリアの分の最後の部分が
「わらって ごまた(ごまかして) うたったよ。」
という風に直されていました。
マリアは見ないお便りだったので、放っておこうか・・・とも思ったのですが、
(他の生徒さんに、あるいはマリアに対して)同じ間違いを繰り返して欲しくないと思って、
連絡帳に・・・
「お便りに載せてあった作文ですが、
『わらって ごまた(ごまかして) うたったよ。』
とあって、おかしいなと思い、本人の作文を見直しましたら、
『わらって で (それで) また うたったよ。』
でした。
『ごまかす』という言葉はまだ知らないと思います。
大したことではないのですが、
『ごまかす』というのがあまり良い言葉ではないので、
それを使っていないのに、使ったかのように書かれてしまって
ちょっとかわいそうに思いました。」
・・・と記入しました。
「今後気を付けます。」
と先生からお返事をいただきました。
大人の目線で見ていては、誤解してしまうことの多い
子供の心・・・
子供と接する時は、
子供と同じ目線になって接しなければいけないな・・・
と、つくづく思う今日この頃です。
きちんと気にしていないと、気付かぬうちに
子供を傷つけることがあります。
きちんと気にしていると、自分が子供だった頃どうして傷ついたのか、今になってわかることも。
これからも、子供達と一緒に学んでいけたらいいな・・・
と思います
子供を傷つけることがあります。
きちんと気にしていると、自分が子供だった頃どうして傷ついたのか、今になってわかることも。
これからも、子供達と一緒に学んでいけたらいいな・・・
と思います

人魚、ですよね。合ってますよ。不思議だ…。
それに子供が正直に描いた詩や感想文に、大人の視点だけで変更を加えるのは私も同意できません。
というのは私も子供の頃、似たような経験があるからです。
私は小学校のとき、区の文集に詩が掲載されました。最後のパートは先生が変更を加えました。
周りの人は褒めてくれました。「すごいね、区の文集に載るなんて」と。
しかし書いた本人としては、先生の変更に納得出来なかったのを今でもよく覚えています。
子供達と一緒に自分も成長していこうというmisaeさんの姿勢、素晴らしいと思います。
>ミツフィさん
コメントありがとうございます!
やっかいなのは、訂正したり変更を加える先生方に、(当然のことながら)悪気が全くない、ということ。
目線が違っていることに気付かない為に見落としてしまっているだけなんですよね。
耳をすまして小さな音を聞き取ろうとするように、心をすまして子供の気持ちを汲み取ろうとすれば、
自然と、大人の視点では見えないものが見えて来るんだなぁ・・・と気が付きました。
心に余裕を持って、必要な時にちゃんと子供と同じ目線で対話できるようにしたいです。
でも、ミツフィさん、区の文集はホントにすごい!! 詩人でもあるんですネ♪