フライト日記 (Osaka)

2008年4月
(KIX)
 
2回続けての大阪便
機種はボーイング777。 担当は久し振りのビジネスクラス(←エコノミークラス担当月が終わったのかナ・・・?)。
通常はオランダ人CA日本人CAが一人ずつ入るビジネスクラス。 私は"オランダ人CA"として入った為、日本人二人での担当になりました。
 
日本ベース日本人CAと組んでの仕事は、日本語で会話できること&文化・習慣の違いにお互い驚くことがないことetc.から、本当にスムーズ・・・(*^-^*)
 
ビジネスクラスのお食事は、和食のチョイスが、
ホテルオークラ・アムステルダムの和食レストラン『山里』
(↑オランダで本物の和食を食べたいならココ!と言われる高級レストラン)
のお料理・・・!
前回(大阪便)も前々回(東京便)もエコノミークラス担当だった為(+予想通り大人気でトレイが残らなかった為)、まだきちんと拝んだことがなかったオークラの和食ミール
ゴージャスでした・・・!!


(と~~~っても美味しい
本格和食メニュー)

東京便に乗務した際、先輩方から
「何も言わないでいると、オランダ人の相棒が、お味噌汁前菜として先に出してしまうので要注意・・・(^^;)」
とアドバイスを受けていましたが、今回は日本人が相棒ですから何の心配もありません(^-^)

お味噌汁は問題ないとして・・・あとは、和食では普通全部一緒にお出しするはずのおかずものが、(洋食に合わせて)前菜主菜に分けられてしまっていること。
洋食では、前菜をお下げしてから主菜(=ホットミール)をお出ししますが、和食はやはり、おかずだけで(横にご飯お味噌汁がないので)は、やっぱり変なので、
和食前菜主菜を同時にお出しできるように=前菜のトレイをお配りした直後に和食のホットミール(=ご飯と温かいおかず)をお出しできるように、ホットミールのオーブンのスイッチを入れるタイミングを調整しました ウインク
・・・というのは嘘で、実は、ドリンクサービスに時間がかかり、ミールサービスに入るのが遅れた為、通常なら前菜をお下げする頃にできあがるはずのホットミールが、たまたま丁度ピッタリ前菜をお配りし終わった時に温まったのです・・・(^^ゞ
 
丁度良いタイミングでホットミールが温まったので、和食のホットミールを直ちにお持ちし(→洋食のホットミールの方は、いつも通り、前菜を召し上がり終わるまでお待ちして)、同時にパーサーにお味噌汁(フリーズドライ)を作っていただきました。 
お味噌汁初挑戦(?)のパーサー、お湯の量が少なすぎたらしく、かなりしょっぱいお味噌汁だったそうです・・・外国人のお客様は(濃い味付けに慣れているのか)皆様全部お飲みになっていらっしゃいましたが、日本人のお客様は半分くらいお残しになっていらっしゃる方が多く、反省・・・(^_^;)
 
デザートは、ケーキ、フレッシュ・フルーツ・サラダ、チーズの盛り合わせからのチョイスなのですが、ケーキが・・・
以前大人気だった『蜂蜜といちじくのケーキ』復活!
感激(>_<。。。
ほんと~~~うに美味しかったです!!
(↑ケーキはいつも余分に搭載されているので必ず余るのです)
皆様もお試しあれ!
(次のフライトにも搭載されていますように・・・!!!)

 
(涙が出るほど美味しい
『蜂蜜といちじくのケーキ』)
 

最初のミールサービス終了後、エコノミークラスに乗っているはずの友人の旦那様を探しに行きました。
空港でチョコレートを買って、機内でお渡しすることになっていたので・・・照明が落ちて薄暗い、満席のエコノミークラスの中、必死に探しました(笑)
よかった、旦那様発見・・・ε-(^。^*)ホッ♪
パーサーに紹介すると
コックピットにご案内しては?」
とおっしゃっていただけたので、機長の許可を得てコックピットにお連れしました。
911のテロ以降、乗務員以外はコックピットには入れないことになっていますが、機長に事情を話して、機長からの入室許可がおりれば、お客様をお連れすることも可能です。
担当エリアが違った為それくらいしかできませんでしたが、旦那様、喜んでいただけていたら嬉しいです・・・(✿ฺ^-^✿ฺ)
 
到着前のミールサービスでは、メニューに間違いがあって(出発前に気が付いたのでお客様にきちんと訂正することができましたが)大変でした。
以前は、ビジネスクラスのメニューの校正をさせて頂いていた為、(時々手違いで校正なしで搭載されてしまったこともありましたがxxx)大抵の場合搭載前に訂正することができていたのですが、昨年末に翻訳会社がイギリスの会社からアメリカの会社に変わり、今度の翻訳会社は「校正不要!」とのことで、そのまま搭載されてしまっているのです。
2月に、日本人乗務員用に日本語のアナウンス・ブックが配布されたのですが、こちらも間違いだらけ・・・残念ですしおれたバラ
 
関空到着後、1時間クルーバスに揺られてクルーホテルへ。
もう散ってしまったと思っていたがまだ少し残っていて、ホテル前を流れる川沿いの並木がとても美しく、感動♪
 
今回は午後6時30分にホテルのロビーに集合後、貨物便のコックピット・クルー2人も加わって、クルードリンク(=夕食前に皆で飲むこと)は抜きで、いつものUSHINABE(←前の日記にリンク貼ってあります)に直行。
オランダ人の同僚達も喜んでくれて、お食事も梅酒も美味しくて、デザートのじゃんけんにも勝って(←グループの代表者が店員とじゃんけんして勝つと全員無料でデザート=バニラアイスor抹茶アイスor柚子シャーベットがいただけます♪)(→負けると全員デザートを注文しないといけなくなりますorz)、大満足 v(^-^)


(デザートじゃんけんに勝った瞬間)

梅酒がすっかり気に入った貨物便の副操縦士、レストランのお向かいのスーパーで早速購入していました(笑)
一方、"デザートじゃんけん"で見事に勝って一躍ヒーローとなったセカンド・オフィサー、明治のアーモンドチョコレートを10箱以上買占めしてました・・・大好物なんですって!
(私も高校時代、大好物で、毎日1箱食べてました・・・懐かしい)


(アーモンドチョコレート買占め)

食後は30分だけカラオケに。
オランダ人で唯一ついてきた貨物便の機長(←他の同僚達は眠気に襲われホテルへ戻りました)は、10年くらい前に札幌便で一緒にスキーに行って以来の友人で、その時に教えた日本語のコックピット・アナウンスを今でも日本路線でアナウンスしているとのこと。 最年少機長の一人で、まだ若く、ハンサム、真面目そうなのにさりげなくジョークを飛ばす、面白い人です。 そして歌もものすごく上手い!! ビックリしました。 


(真ん中に写っているのが
歌の上手な機長)

翌朝は6時起き晴れ
本当は7時に起きるつもりだったのですが、なんということでしょう・・・(-_-|||)、時差の計算を間違えてしまってxxx(恥)
大阪便に出発した日(3月30日)、オランダでは冬時間から夏時間に変わったのですが、日本時間からの逆算で間違えてしまったようなのです(←フライト先ではオランダの携帯電話を目覚まし代わりにしているもので)。

 
そんな訳で1時間余分に時間ができてしまったので、ゆっくりのんびりシャワーを浴びて、テレビのニュースもしっかり見てから、朝食に降りました。
朝食は軽めの(=果物や菓子パンくらいしか食べない)オランダ人の同僚達は、朝からご飯&お味噌汁&おかずを(しかも2回おかわりして)食べる私を見て
「・・・( ̄□ ̄;)!! 昨日あんなに食べたのに、また朝からこんなに食べるの?!」
と驚いていましたが、"睡眠よりも食事"なのです、私の場合(笑) 
 
帰りの便もほぼ満席・・・でしたが、相棒が日本人ですので断然楽です♪
 
今回は、到着後に仮眠を取り過ぎて夜眠れなくなってしまった・・・というオランダ人同僚はいなかったのですが、それでも日本路線乗務の後現地で1泊しかできないというのは当然疲れます。
最初のミールサービスが終わって、クルーミールを取りに来たオランダ人同僚の一人が、
「やっぱり1泊はキツイ・・・2泊あった頃はまだ体が楽だったのに・・・ε-(-_-;)」
とため息混じりに言うので
「あなた達(オランダ人)は皆、疲れてもいいから1泊でオランダに戻って、その分フライト・リーブ(=フライトの後のお休み)が長くなる方がいいと思ってるのでは・・・?」
と聞くと、そういう人も多いけれど、そうでない人も多いと思うとのこと・・・ひらめき
 
今までずっと躊躇していたのですが、オランダ人の同僚の中にも同意見の人がいると知って
日本路線を現地1泊でこなすのは、帰りの便での体力が万全でなく、万が一緊急事態が発生した場合に、思うように頭が働かない可能性がある。 現地での休息時間より、フライト・リーブの長さが大事だというオランダ人クルーも多いのかもしれないが、フライト・リーブよりもフライト・セイフティーの方が大切なはず。 日本路線は少なくとも2泊のスケジュールにして頂きたい。」
というリマークス(=機内で問題があった時などにかく報告書/質問書)を、思い切って書いてみました。
聞き入れて頂けるでしょうか・・・
 
アムステルダム到着後、Farewellの日本語のアナウンスを入れさせていただきました。
先月から、花の国オランダが誇る世界一の花の公園『キューケンホフ公園』が開園しているので、そのインフォメーションを日本語で加えた後、
「日本での滞在が素晴らしいものでありましたように・・・次回の日本へのご旅行でも、機上でお目にかかれますように・・・」
というメッセージをオランダ人のお客様宛てにオランダ語で入れました。
 
お客様からも、同僚達からも好評なアナウンスですが、日本人の大先輩の中には、
アナウンス・ブックにない余計な文章は入れるべきではない。 オランダ語のアナウンスはオランダ人がすればよい。」
とおっしゃる方もいらっしゃるので、毎回は入れないのですが、私は、その季節季節に合ったアナウンスを加えるのはとても素敵なことだと思っています。
日本ベースで乗務していた頃、いつも季節毎にご自身で美しい文章を付け加えてアナウンスされる先輩がいらして、当時から私も先輩の真似をして追加文章を作るように試みていました。
オランダ語のアナウンスに関しては、時々
「日本人のお客様の為に少しだけ日本語でアナウンスしてみたいからローマ字で書いてもらえる?」
と、Wellcomeのアナウンスの一部だけ、頑張って日本語でのアナウンスに挑戦するパーサーや機長がいらっしゃるのですが、そんな時はもちろん日本人のお客様に(もしかしたら外国人のお客様にも)大変喜んでいただけるので、
オランダ人のお客様も同様に、日本人CAが頑張ってオランダ語でご挨拶したら、きっと喜んでいただけるのではないかと思って・・・
 
お客様に限らず、同僚達に対しても、どんなプラスαなことができるか?を常に考える・・・これも仕事の楽しさの一つだと思います。
 
次はソウル便です。
どなたかソウルに詳しい方がいらっしゃいましたら、是非いろいろ教えて下さい・・・m(_ _)m
 

フライト日記 (Osaka)」への7件のフィードバック

  1. MISAEさん 
     先日ミクシィではありがとうございました・・情けないことに私あんまりよくわかっていない・・・徐々に使いこなせるようがんばります!私の住んでいるスキーダムにはあんまり日本の方が住んでらっしゃらない??かも。友人を求めてミクシィに。。私事ですが今月、23日に里帰りします。帰りは来月16日、、ちょっと急ですね、、MISAEさん関空乗務だったらなぁ~~~と。 でも、近々オランダでも会えますよね!!wako

  2. >Shuさん(Wakoさん)
     
    mixiは、私も最初はどうしていいのかさっぱりわかりませんでしたヨ(笑)
    今では、(私のマイミクは実際の友人ばかりなので)連絡がいっぺんに取れて便利だなぁ~と感謝しながら使っています。
    今月23日は、私はソウルから戻って来ます。 来月は半ばに東京便が付きました(✿ฺ^-^✿ฺ) 
    いつか機内でお会いできたらいいですネ。
    でも、その前にきっとオランダでお会いできると思います。 楽しみにしています!
    一時帰国、楽しんでいらして下さい! (ゴールデンウィーク中は、私も東京の実家に帰る予定です♪)

  3. Hi, misaeさん
     
    ステキな大阪乗務のお話、楽しく読ませていただきました。
    ますます、私の訪蘭の際に機上していただけないのが残念に思いました。
    着陸前のアナウンスについて、そのようアナウンスを聞けたら本当に
    楽しい滞在に期待が増しますし、また帰国でしたら、楽しかったたびの締めくくり
    再度無事の帰国を喜べるのではないでしょうか。
    本当にすばらしいお仕事ぶりで、何時かみさえさんのフライトで機上を楽しみたいです。
     
    ところで、お会いできればの件ですが、7日が帰国日なので5/6日だけあいているのですが…….
    いかがでしょうか?良ければUtrecht訪問をその日にします。
     
        Hisako

  4. >Hisakoさん
     
    本当にいつか機内でお目にかかれるといいですネ!
    5月6日、大丈夫ですヨ。 もしかしたらまだ時差ボケてるかもしれませんが・・・(^^ゞ
    もしかしたら中学高校時代の友人も一緒かもしれません。 いいでしょうか。 
    お天気が良かったら、旧運河沿いのカフェでランチしましょう!
    楽しみにしています♪
     

  5. おはようございまーす。
    機内食おいしそうー!
    素朴な疑問なんですが、機内食って、けっこうあったかく出てきますよね?
    あれって、レンジとかでひとつずつあっためているわけではなく、どこかあっためる場所が
    飛行機の中にそなわっているんですか?
    ちょっと気になって。。。ああ、それにしても、このケーキもなんておいしそうなんでしょう!!
    胃が刺激されまーす。(^-^)

  6. 季節季節に合ったアナウンスを加えるって素敵です♪
    その人の人柄や感性が感じられるだけでなく、これから訪れる国の
    情報が得られることは嬉しいはずですもの(^^)
    そういったプラスワンのサービスが出来るかどうか?ってことは
    やはりCAの資質で大きく左右されるのでしょうね(微笑)
    出来ない人が「必要ない」と言われているのかしら?
    もしかしたら必須事項にすると「とんでもないコメント」をする
    心配のあるスタッフがいるのかも知れませんが・・・
     
     

  7. >ショコラ果歩さん
     

    >機内食おいしそうー!
     
    本当に美味しいのですヨ、これが! 
     
    >素朴な疑問なんですが、機内食って、けっこうあったかく出てきますよね?
    >あれって、レンジとかでひとつずつあっためているわけではなく、どこかあっためる場所が
    >飛行機の中にそなわっているんですか?
     
    ギャレーにオーブンがあって、ホットミールはオーブンで温めてからトローリー内のトレイに一つ一つセットし、それからお客様にお配りします。
    洋食用トレイには洋食のホットミール、和食のトレイには和食のホットミールをのせないといけないので、注意しないといけません。 結構大変なのデス・・・(^^;)
    ビジネスクラスでは、オーブンでホットミール(=主菜)を温めている間に前菜を先にお配りして、前菜をお下げしてからホットミールをお出しします。
    会社によっては、オーブンではなく、トローリー内でホットミールだけを温めるシステムになっているところもあります。 これなら一つ一つトレイにセットする手間が省けて楽そうデスよね←ちょっと羨ましい(笑)
     
    >ああ、それにしても、このケーキもなんておいしそうなんでしょう!!
     
    このケーキがまた超おいしいのです!! できることなら、世界中の皆さんに召し上がっていただきたいです!!
     
     
    >アヌークさん
     
    >出来ない人が「必要ない」と言われているのかしら?
     
    「必要ない」とおっしゃっているのは大先輩ですので、出来ない訳ではないと思います。
    先輩なりのお考えがあってのことだと思うので、そのご意見を尊重して、その先輩とご一緒の時はアナウンス・ブックに載っているとおりにしかアナウンスしないようにしています。
     
    >もしかしたら必須事項にすると「とんでもないコメント」をする心配のあるスタッフがいるのかも知れませんが・・・
     
    それはあるかもしれません(笑)
    例えば、コックピットからのアナウンスは毎回少しずつ異なるので、(大まかなラインはアナウンス・ブックに載っていますが、)各自で臨機応変に日本語訳してアナウンスすることになっています。 そんな時、どうしても翻訳能力や日本語の作文能力の差が出てしまいますよネ・・・(^^ゞ 
    他の人のアナウンスにも耳を傾け、自分ならどう訳すだろう・・・?と常に考えて、訓練することが大切なのだと思います。

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