日本で新年を迎え、お正月(料理)を満喫し、富士山
に見送られて、先週末オランダに戻って来ました。

東京では連日とっても良いお天気
で、最高気温11度、最低気温も3度と過ごしやすかったのですが、

オランダに戻った日、雨模様
のアムステルダムの最高気温は1度、最低気温はマイナス7度・・・

このところ暖冬が続いていたのですが、今年は、久し振りに本格的な冬が訪れたようです。
久し振りの大寒波・・・
今週はもっと寒くて、2日前には最低気温がマイナス15度にもなり、
朝、マリアを自転車で学校まで送って行くのですが、自転車に霜が降りていて、乗る前にサドルの霜を削り落とさないといけません。
(↑ 半年前からオランダで自転車に乗り始めました
行動範囲が少しだけ広がりました♪)

日本でも北国では普通のことかもしれませんが、東京で生まれ育った私にとっては、朝、自転車に霜が付いていたり、道路(歩道や自転車道も)が凍っていたり、というのは経験がないので、
緊張します。
道路などが凍った状態をオランダ語ではijzelと言うらしいのですが、
「非情に薄く、透明で、張っていることが分かり辛い氷」
で、油断すると転ぶので要注意です。 オランダ人も自転車ごと転んだりしています・・・

自転車をこいでいるうちに冷気で顔が痛くなったり、鼻の中がかすかに凍ってくる感じがしたりするのにも、慣れない私はいちいち動揺しています(笑)
オランダで初めて寒波を体験したのは、確か、オランダに引っ越してきたばかりの頃。
丁度妹が遊びに来てくれていたのですが、観光案内するにも寒いのなんの・・・
最低気温はマイナス22度・・・駅で電車を待っていると鼻の中が凍ってきて大変でした。
オランダはあまり雪が降らない(←山がないから???)のですが、その年は10cm以上も積もる大雪になり、妹をパリへ連れて行こうと思ったら、パリも大雪で空港閉鎖xxx
散々でしたが、今ではそれも良い思い出です (*^-^*)
今年は、久し振りに運河も凍りました。
人々はマイ・スケート・シューズ
を持って運河や池・湖に集い、アイススケートを楽しんでいます。

小さい子供が、椅子に摑まって(椅子と一緒に滑って)練習している光景が微笑ましいです♡
久し振りの寒い冬に、オランダ人の間では
「もしかしたら今年は、11市周遊アイススケートマラソン大会(Elfstedentocht)が開催されるのではないか!?」
と期待が膨らんでいるようです。
Elfstedentochtは、オランダ北部のフリースランド地方(Friesland)の11の町や村を結ぶ運河200kmをスケートで滑るというオランダの歴史的なアイススケートのイベントで、最後に開催されたのは1997年・・・つまり、今年開催されることになったら、12年振りの開催となります。 そういえば、1997年に開催された時は、11年振りだったような・・・
全ての運河がしっかり凍らないとダメなので、なかなか開催されないこの大会、今年はどうでしょう・・・?!
近所の運河や池・湖でスケートを楽しむ人々の姿を新聞やニュースで見ながら、寒さに弱い私は、スケートには出かけずに、家でピアノを弾いてます・・・(^^ゞ
先程インターネットでニュースを読んでいたら、芸能関係のニュースに内田有紀のインタビュー記事があったのですが
「心が揺れないと出来ない。役へのアプローチの仕方が変わったと思います。本気で向き合うようになっているからこその悩みというか。死ぬ役が来たからって死ねない。表現がリアルならばいいかと言えば、そうではないし…。お客さんに伝わらなければ意味はないけれど、伝えるために分かりやすい表現ばかり考えてしまうのもどうかと思うし。だから全部がバランスなんだ、と考えましたね。技術だけでもだめ、魂と技術のバランスです。」
これって音楽にも言えることなんじゃないかな・・・と思いました。
技術だけでは感情は伝わらない・・・けれど、感情ばっかりで技術がないというのも騒がしいだけ・・・
魂と技術のバランスのとれた演奏に少しでも近づけるように頑張りたいです♪
休暇前のフライトから戻って1ヶ月・・・来週末に休暇が明けます。
今年の初仕事は、スタンバイがついているので、フライトに呼ばれてからのお楽しみ

そういえば・・・魂と技術のバランスって、接客の仕事にも言えることかもしれませんネ・・・(*^-^*)