フライト日記 (Cairo)

2009年2月
(CAI)
 
割と最近行ってきたばかり・・・と思っていたカイロ
前回は昨秋10月・・・4ヶ月ぶりでした。
 
一週間前の一時帰国中に増えた体重を戻しきれず、制服がキツイxxx
 
前回は出発時にディレイがありましたが、今回はお客様の搭乗完了が早かった為、定刻前に出発(・・・したのは多分初めてです)。
 
機種はボーイング747-400
担当はBゾーン(=1階エコノミークラスの最前エリア)。
自分のエリアをサービスしながら、Aゾーン(=1階ビジネスクラス)とエコノミークラス後方のアシストもする、やりがいのあるワーク・エリアです。
 
シニアパーサーもジュニアパーサーもPeter→二人とも"P"
UD(=アッパーデッキ=2階ビジネスクラス)担当はSuzanneとSaskia→二人とも"S"
エコノミークラス担当は、私MisaeとMirjam,Marlene,Marjorie→全員"M"
 ・・・と、名前の頭文字が偶然揃っていて面白いクルー・メンバーでした。
 
行きの便で印象に残っているのは、Bゾーンの最前列(座席番号9A)のエジプト人男性客。
 
このお客様が、度々、前方のビジネスクラスのお化粧室をご使用になるので、Bゾーン後部(座席番号17DEの後ろ)にあるお化粧室をご利用下さる様お願い(←確かに、Bゾーンの前の方におかけのお客様方にとっては、前方ビジネスクラスのお化粧室が"最寄のお化粧室"ではあるのですが、エコノミークラスのお客様お一人にご使用を許可してしまうと、他のエコノミークラスのお客様方をお断りできなくなってしまい、それによってビジネスクラスのお客様をお待たせすることになってしまってはいけませんので、後方のエコノミーラスのお化粧室へご案内するようにしているのです)していたのですが、
このお客様、お飲み物のサービス時、まずシャンペンをご注文。
「大変申し訳ございません。 シャンペンは、ビジネスクラスのみのサービスとなっております。」
とお断りし、次にご希望された白ワインをお出ししたところ、
「美味しくないので、別の白ワインを。」
とおっしゃるので
「エコノミークラスでは、赤ワインと白ワイン、1種類ずつしか搭載しておりません。 こちらの白ワインはチリ産で、お客様方から大変好評でございますが、お口に合いませんでしたでしょうか・・・?」
と申し上げると
「貴社を頻繁に利用しているが、いつもはエコノミークラスでも白ワインが何種類かあった! もう何度もいろいろな種類の白ワインをエコノミークラスで飲んでる。 本当は他にもあるんだろ?」
と繰り返しおっしゃるのを聞きながら、記憶の網目をたぐって(・・・最近記憶力が更に悪くなってきているので)よ~~~く考えました・・・
(果たして過去約20年、エコノミークラスで白ワインを何種類も搭載していたことがあっただろうか???
・・・無いです←後でパーサーにも確認しました)
そして、お客様の言い方が、ど~も
(キミ、新米でよくわかってないんじゃないの??がく~(落胆した顔)
という口調だったので、
「お客様・・・わたくし、もしかしたら若く見えるかもしれませんが あせあせ、 今年で乗務20年になります。 
エコノミークラスでは、赤ワインと白ワイン、1種類ずつしか搭載しておりません・・・少なくともこの20年間は ウインク
と、にこやかにお答えしましたら、今度はすぐに納得して下さいました。 
それ以降、お化粧室も、ちゃんと後方のエコノミークラス用のお化粧室をご利用下さる様になりました 指でOK
 
しばらくして、後方のお化粧室前で、例の9Aのお客様が呼んでいらっしゃったので行ってみると、お化粧室のドア(←内側に押して開けるタイプ)が開かない・・・ちょっと開くと何かにぶつかってしまう・・・
隙間から覗いてみると、洗面台の下の扉が開いて、中のゴミ箱が飛び出してしまっていました。
9Aのお客様にお礼を申し上げ、別のお化粧室にご案内した後、パーサーに連絡。
パーサーと一緒に、お化粧室のドアの蝶番を外し、ドアの取り外しを試みましたが、やっぱり中のゴミ箱にぶつかってしまって外せず・・・何度か角度を変えて試みてみたけれど、やっぱりゴミ箱に当たってしまう・・・まずはなんとかゴミ箱を洗面台の下の元の位置に収めないと無理だと判断し、ドアの隙間からお化粧室に入り込む作戦に変更。
普段は(それはもちろん)巨乳に憧れている私ですが(笑)、
この時ばかりは、
上半身がスリムでよかった・・・ε-(^。^*)
と思いました(笑)
何とかドアの隙間をすり抜けてお化粧室内に入り、ゴミ箱を元の位置に戻し、洗面台の下の扉をしっかり閉めて、お化粧室のドアの蝶番を再び取り付けて、修理完了♪
後からパーサーが皆に、いかに狭い隙間を私がすり抜けてお化粧室内に入ったかを誇らしげに説明すると、
「そんな狭い所、胸が閊えて、絶対通り抜けられな~い!! misae、すごいわ~!!」
と称えられ、なんともビミョーな気分でした・・・(^^ゞ
 
お食事のサービス中、エコノミークラスの後方エリアのお手伝いに行くと、日本人のお客様が何十人と乗っていらして驚きました。
アムステルダムでお客様がご搭乗されていた時、私は前方ビジネスクラスのお手伝いをしていた為、こんなに沢山の日本人のお客様が乗っていらしたのに、全然気が付かなかったのです。
わかっていたら、Welcomeのアナウンスや、コックピットからのアナウンスを日本語でお入れすることもできたのに・・・と悔やまれました。
パーサーに事情を話し、到着後のアナウンスだけ、オランダ語と英語に続き、
「日本よりお乗り継ぎの皆様、長らくお疲れ様でございました。 
当機は只今、カイロ空港に到着いたしました。 
只今のエジプトのお時間は、2月9日月曜日、午前2時でございます。 
オランダエジプトの間にはプラス1時間の時差がございますので、日本エジプトの間の時差はマイナス7時間となります。 
(略)
エジプトでの滞在が楽しいものとなります様、乗務員一同お祈り申し上げております。 
本日のご搭乗、誠にありがとうございました。
それでは皆様、ごきげんよう、さようなら。」
と、日本語で入れさせていただき、降機の際は、ドアのところで日本語でご挨拶させていただきました。
 
でも、どうしたのでしょう??? 
オランダにベースを移したばかりの頃、カイロ便が付く度に日本人団体客が乗っていらして、
「昔はエジプトへは南回りで行くのが一番早かったのが、日本からヨーロッパへの直行便ができてからは、エジプトへもヨーロッパ経由で行くのが早いのか~!電球
と感心したものでしたが、
何年か前から、カイロ便に日本人客の姿を見なくなり、たまたまカイロクルーホテルのエレベーターで偶然一緒になったエジプト航空の乗務員から
日本からカイロへの直行便が就航した」
という話を聞いて、
「それでカイロ便に日本人客が乗らなくなったのか~!電球
と納得していたのですが・・・
エジプト航空の直行便がなくなっちゃったのかな???
私としては、日本路線以外で日本人のお客様にお目にかかれるのは、本当に嬉しいことなのですが、
お客様にとっては、直行便があればそれにこしたことはないでしょうから・・・ネ。
 
カイロでは、クルーホテル到着後、24時間営業のホテルのバーでクルー・ドリンク(←乗務の後は大抵いつも同僚達と一杯飲みます)。
 
翌朝は、(本当は一人で食事をするのはあまり好きではないのですが)同僚達が皆ルームサービスを頼むというので、私も。
いつもドバイクルーホテルで朝食にいただくfoul medammes という本来エジプト料理であるソラマメのお料理が、ルームサービスの朝食メニューにあったので、それにしてみました。
本場なのに、付け合せが間違っていてビックリ・・・たまねぎ、トマト、レモンの代わりに、レバノン料理のペーストが3種類付いてきました。
やっぱり付け合わせがないとイマイチでした・・・ちょっとガッカリε-(-_-;)
 
食後は、ダイエットの為、ホテル内のフィットネス・センターへ。
フライト先で運動をするのは何年ぶりでしょう・・・
トレイナーがいたので、指導してもらい、20年以上ぶりに(←学生時代、CAになるには体力も必要だろうと、毎週ジムに通っていたのです)マシーンでのトレーニングもしてみました。
当然のことながら筋力がめっきり落ちていて、非常にキツかったですが、でも、とても気持ちよかったです。
 
2時間程トレーニングした後、ホテルのプールへ。 
広大な敷地内3~4ヶ所にプールがあるので、同僚達を探すのが大変でしたxxx
彼らがいたのは、人工ビーチ風波のプール。
水が冷たいとのことで(→オランダ人でも冷たいという場合、日本人には超~冷たいはず・・・オランダの温水プール、相当冷たいですからたらーっ(汗))、誰も泳いでいませんでしたが、
プールに入らずとも、かなり涼しい・・・エジプトは暑いイメージですが、冬の間は肌寒いのです。
で、早々に退散。
 
部屋で温かいシャワーを浴びて、夕方6時からのクルー・ドリンク(場所は、前日と同じホテルのバー)に出かけようかと思った時、電話が・・・
出ると機長のレオ。
「機長の部屋はとても大きくてスペシャルだから、見に来ませんか?」
とのこと・・・
 
え・・・これって・・・どうなんだろう? 
行ったら危ないのだろうか? 
考え過ぎ?
 
こんな風に悩んでいる時、必ず頭に流れるのが
♪ 信じ~られぬと~嘆く~よりも~ 
  人を~信じて~傷つく~方がいい~ ♪
(海援隊『贈る言葉』より)
というメロディー。
 
同僚を信用できないなんて、悲しいではありませんか!
「・・・わかりました、今から伺います。」
と、レオの部屋へ向かいました。
 
(つづく・・・)
 
 
 

フライト日記 (Cairo)」への2件のフィードバック

  1. ピラミッド等の写真うっとりと拝見いたしました。らくだに乗っておられるmisaeさんもとってもかわいらしい!わたしもエジプトはバカンスで7,8回ほど行きましたが、カイロに滞在したのはは9年前の1度きりです。フライト日記を読んで、今年あたり、またピラミッド行ってみたい気分になりました。。。 まり

  2. >まりさんコメントありがとうございます! いかがお過ごしですか?バカンスでエジプトに7,8回もいらしているのですネ。 私はプライベートで行ったのは1回だけです。 カイロの市内はきっと一度滞在すれば十分ではないかと思いますが、ピラミッドは何度見に行っても飽きません。 ラクダも、大人しいのに当たれば、風情もありますし、乗りながら写真を撮ったりできて、お勧めです。もし、私が参加したツアーと同じものでよければ、ガイドのアフメッドの連絡先をお教えしますので、お知らせ下さいネ。 ホテル送迎の一日観光は、ピラミッド入場料とラクダの乗馬(乗ラクダ?)料も入れて、確か一人40~50USドルだったと思います。

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