実はこの東京便の乗務の後すぐに3日間だけ、ピアノを弾く為に帰国していました。
オランダに戻った日の夜中、急に、左わきの背中側に激痛が・・・
(>_<。。。
(←立っていられず、でも横になっても痛くて、ジタバタしてました・・・ジタバタしながら「これを"のたうちまわる"というんだろうな」なんて考えてたのですが)
病院へ行ったところ、腎臓結石とのこと。 来週エコーをとることになりました。
鎮痛剤で痛みを押さえながら、先週は、
来月卒業式を迎える補習校中学部の子供達へのお祝いメッセージを集めた文集の原稿作りと、
補習校の保護者会会長の引き継ぎ準備(今期も来期も役員ではないのですが、今回、2009年度前期会長から2010年度前期会長への引き継ぎというのがあったので)と、
(補習校はとても楽しいのですが、日本人社会の嫌な面も目にすることがあり、時々憂鬱になります・・・時間があったら、そんなお話もいつか・・・)
日曜日の寺子屋の授業の準備をしていました。
今週は、金曜日からのフライトまで、ちょっぴり余裕があります (*^-^*)
(毎度のことながら)すっかり遅くなってしまいましたが、1月末の東京便のフライト日記です♪
2010年1月
(NRT)
今月2回目の東京便。
50%の乗務だと大抵一ヶ月に2本しか乗務が入らないので、今月は東京便のみの乗務。
12月から3連続東京便で、なんだか日本ベースの頃に戻ったみたいです(嬉)
今回は木曜日から日曜日までの2泊4日のスケジュールだったのですが、
出発の4日前の日曜日、
(毎週ではありませんが、日曜日にアムステルダムの寺子屋という小さい子供向けの日本語学校で講師をしています)
授業中に、うっかり長時間中腰の体勢をとり続けたせいで、ぎっくり腰をしてしまい、日曜日の午後はもう歩けないor座れない状態で、
乗務は無理かもしれない・・・と覚悟したのですが、母のアドバイスで冷湿布をし安静にして、なんとか回復。
(普段から腰痛予防に腹筋をしていたのも良かったのかもしれません・・・?)
家から空港への通勤途中、久し振りのハイヒール+久し振りの重い荷物で、空港到着時に腰に鈍痛が甦り、
「やっぱり休むべきか・・・」
とちょっと不安になりましたが、ブリーフィングを終え、機内で搭乗準備を始めた頃にはすっかり痛みも消えてしまいました。
アドレナリン・パワー(?)なのかな・・・。
(子供達も将来は同じ職場で働きたいと言ってくれているので)65歳の定年まで飛びたいと思うと、
体を痛めてはいけませんから、普段から変なor無理な体勢をとらないように(重いものを持ち上げる時は、いちいち腰を落とすetc.)気を付けていましたが、
今回は一層注意して乗務しました。
機種はボーイング747-400型機。
担当は2階のビジネスクラス。
大先輩のT子さんと、日本人二人での担当だったのですが、
日本の航空会社から移ってこられたT子さんのサービスは、機内でのサービスだけでなく、ギャレーの準備でも学ぶところがたくさんあって、
本当に勉強になりました。
仕事のことだけでなく、長らくダンスを本格的にやっていらっしゃるT子さんから、美しい(=正しい)立ち姿も教えていただきました。
重心は(つま先ではなく)かかとに。
(↑ 卓球をやっていたせいか、ついつい前傾姿勢=重心がつま先になってしまっていたこと、全然気付いていませんでした。)
横から見て、背中がきれいなS字型にそるように。
これからは腰の為にも、そして、いつまでも若く見られる為にも(笑)、いつでもこの立ち方ができるように練習したいと思います
成田到着後は、仮眠を取るつもりでしたが、結局そのまま実家へ。
夕食には妹と甥っ子もジョインして、食後は甥っ子のリクエストで皆でトランプ(←「ばばぬき」と「しちならべ」)をしました。
翌朝は、表参道のカワイで楽譜を買った後、高校時代の友人とデート(女性ですが)。
ハレノヒという有機野菜がたっぷりたべられる蒸し鍋料理のお店に連れて行ってもらいました。
看板メニューの『ムシケン(蒸して健康!)』を頂いたのですが、と~っても美味しかったです!!
また、このお店にはナント20種類もの梅酒が!!
今回はランチだったので3種類しか飲みませんでしたが、いつか全種類飲んでみたいです。
さぶ、美味しかった&楽しかったです・・・ありがとう♡
夕食は、成田のクルーホテルに戻って同僚達と和食。
鉄板焼きには飽きたというので、普通の日本料理屋さんへ。
でも、結局(鉄板焼き屋さんと同様に)ギョウザと照り焼きチキンを頼んでました(笑)
そういう私も(鉄板焼き屋さんで頼むのと同じ)豚の生姜焼き定食でしたが(笑)
食後は、ホテルの近くに新しく出来たカラオケに。
オーナーは、在日20年のペルー人男性。 日本語とスペイン語しか話せないので、オランダ人同僚達はスペイン語で話していました。
こういう時に、普通にスペイン語を話せてしまうのは、さすが語学教育世界一の国オランダの人達だなぁ・・・と感心。
お店には他にも大勢お客様が来ていて(何故か男性ばかり)、日本語の歌も歌っていたので日本人なのかと思ったら、
皆さん、在日ペルー人、ブラジル人、中国人だそうで、オーナーとはスペイン語と日本語でお話ししていました。
ちょっと不思議な光景でしたが、日本語の歌(しかも演歌)も本当に上手に歌っていらして感心しました。
・・・なんだか感心しっぱなしの夜でした。
翌日・・・Calling Timeはお昼の12時なのですが、10時に目が覚めて、メッセージランプが点いていたのでフロントに電話をすると
「31分のディレイです。 Callingは12時31分、Pick Upは13時31分です。」
30分じゃなくて31分・・・というところ、日本だなぁと思いました(笑)
13時頃ロビーに降りると、オランダ人の同僚達も
「はい、じゃあ、Callingが12時半になるんですね、って言ったら、半ではなく31分ですって直された。」
と笑っていました。
帰りの便では、大先輩Mさんと同じギャレーで働かせて頂きました。
行きも帰りも、先輩と同じギャレーで勉強させていただきながら仕事ができて、本当に光栄でした。
12月の東京へのフライトでお目にかかった、オランダにお住まいのオルガン奏者の方が乗っていらっしゃいました。
同僚もそうですが、ご縁のある方には何度もお会いできるものですネ・・・(*^-^*)
次のフライトは、モントリオール便です
