(毎日一生懸命練習していた)ミハーリのピアノ弾き語りが上手くいくか心配で、
それ以上に
(練習で一度もノーミスで弾けたことがなかった)卒業生が歌う時の私のピアノ伴奏が上手くいくか不安で、
結局号泣しているどころではありませんでした・・・

「田原先生も天国できっと喜んでいらっしゃるでしょう」
(↑ 田原先生は、ミハーリが小学部5年の時の担任の先生。 本当に心のきれいな先生で、普通の学校では学ばないようなことを沢山教えて頂き、深く心に残った良い先生だったのですが、数年前にご病気で天に召されたのです・・・この先生の下で行われた『ガイア・ハート・プロジェクト』は本当に素晴らしかった

という言葉に、思わずウルっときてしまいました・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるる
(なんだか田原先生が卒業式会場に来ていらっしゃるような気がしました・・・)
で、ミハーリのピアノ弾き語りですが・・・
ピアノの前奏に続いて、ミハーリが歌い始めて間もなく、
ナレーションが(曲が終わるまでずっと)入ってしまい、
一応録画はしたのですが、聞こえるのはナレーターの声ばかり・・・
ミハーリの姿も(会場は真っ暗で、ライトも当たっていなかったので)ほとんど見えず・・・
「暗くて鍵盤が見えなかったから、僕、絶対間違えると思った。
急に声(←ナレーション)が聞こえてきてビックリした。」
と言いながらも、完璧に演奏したミハーリのピアノ弾き語りでしたが、
そんな訳で卒業式での演奏は、動画に残すことができませんでした・・・(T_T)
ちなみにミハーリが歌ったのはイルカの『なごり雪』。
「東京で見る雪はこれが 最後ねと~」
というところを
「補習校で見る雪はこれが 最後ねと~」
と、クラスメート(=女の子4人)宛てに歌詞も工夫して、毎日(本当に毎日)真面目にコツコツと練習を重ねてきました。
演奏の途中でナレーションが入ったのが、
ナレーターのミスだったのか、
最初からそういうことになっていたのか(・・・だとしたら担任の先生の連絡ミス?)、
わかりませんが、ミハーリ、ちょっと可哀そうでした。
(本人は気にしていないような素振りをしていますが、毎日一生懸命練習する姿を見ていた身としては、いたたまれませんでした)
もう終わってしまったので悔やんでも仕方がないのですが・・・
人生そういうことも多い、という勉強にはなったのかなxxx
で、私のピアノ伴奏ですが、
やっぱりちょこちょこミスってしまいましたが、どうやら上手く誤魔化せたようでホッとしています。
子供達が歌ったのは、キロロの『未来へ』という歌。
知らない歌でしたが、いい歌でした。 子供達の二部合唱もとてもきれいでした♪
当日は着物を着ました。
(ピアノも着物で・・・"草履でペダル"がちょっと踏み辛かったですが、"下駄でペダル"よりは踏みやすいかな)
オランダには安くて洗濯機で洗える着物だけを持って来ていたのですが、
流石に卒業式でそれらは着られないので、
先月、ちゃんとした訪問着を実家から持って帰って来ました。
行きは電車で(雨も降っていたし)家から着物を着ていくわけにはいかず、
保健室をお借りして補習校で着替え。
子供達の歌のリハーサルでの伴奏があり、
大急ぎ(=40分)で着替えた為、衿の合わせがイマイチ&帯の締めが緩いままになってしまい、歩いたりお辞儀をしたりする度に帯が下がって大変でした・・・(^^;)
が、着物を着る人はあまりいないので、
(↑昨日は、着物を着ていたのは、私を入れて3人だけでした)
いろいろな方に
「やっぱり着物はいいですねぇ」
とおっしゃっていただけたのが嬉しかったです。
そして、その日初めて補習校の行事に参加した元夫が、私の着物姿をお母さんとお姉さんにも見せたいと言ってくれたのも、なんだか嬉しかったです。

