フライト日記 (Tokyo/Osaka)

2011年3月
(NRT-KIX)

(すみません、1ヶ月半前のフライトのお話です・・・(^^;;)

休暇明けのフライト(3月15日)を(トロント便から)東京便に変えてもらい(ステイは大阪でしたが)、
戻った当日、再び会社がアレンジしてくれて、
最短のフライリーブで再び日本へ。

東京便でしたが、当時はまだ原発事故の詳細が明らかでなかったこともあり、
成田は経由するだけで、乗務員のステイ先は大阪でした。
成田が危険だから、という理由ではなく、
(危険だったら経由もしない、とのこと)
地震の危険性も考え、万が一の時に、乗務員が日本国内の1ヶ所、同じ場所にステイしていた方が便利だから、とのこと。
(↑ 注意: 4月6日より成田ステイに戻っています)

前回は出発直前に急遽大阪へ直行することになってしまったこともあり、
成田空港に着陸した時は、ちょっと感無量でした。
折角成田に着陸したのに、飛行機を降りられなかったのはやはり悲しかったです・・・(;_;)

成田では、お客様が降りられた後に、東京ベースの日本人乗務員の交代があり、
給油後、大阪へ。
成田~関空間で富士山が見られるかと楽しみにしていたのですが、残念ながら雲が厚く、拝めませんでした。
でも、関空到着前の景色は素晴らしかったです。

午後2時くらいだったでしょうか、クルーホテルに着くと、
会社とのコンタクトパーソンとして長期滞在している機長が出迎え、
チェックイン前に、地震や原発の現状と、滞在中の注意事項などをブリーフィング。

ブリーフィング後チェックイン。
通常は成田までで乗務が終わり、とっくにホテルで休んでいる時間でしたので、
成田での停泊後、更に関空まで乗務があり、お飲み物とおつまみのサービスをきちんとしましたから、
オランダ人の同僚達はもうクタクタの様子でした。
私も、今回は、いつもならまだフライトリーブ中のところ飛んできましたし、
短いフライトリーブ中も、オランダでのチャリティーイベントのお手伝い等あったので、
疲れていたと思うのですが、
気が張っているせいか全く眠くありませんでした。

オランダ人の同僚達が皆部屋に上がってしまってから、
オランダから持ってきた救援物資の発送手続きをし、
それから夕方まで2時間ほど仮眠を取りました。

夕方、母から電話。
前回に続き、今回も大阪ステイとなり、両親と妹と甥っ子が大阪まで会いに来てくれました。
・・・というか、本当のところは、私が原発と地震を心配して、
詳細がはっきりするまでは念の為東京からも離れていた方がいいのではないかと思って、
せめて私が大阪に滞在している間だけでも大阪に会いに来てもらいたいと頼んだのです。

今回の東京便(ステイは大阪ですが便名は東京便のまま)は、
冬のスケジュール最後の成田3泊5日のスケジュール、
3月末からの夏のスケジュールにはないロングステイ・フライトで、
リクエストしたけれど頂けなかった便だったのですが、
結局その便に乗務できることになった廻り合わせに、これもまた運命なんだろうな・・・としみじみ感じました。

夕食は、両親と妹と甥っ子、そしてオランダ人同僚達と、
大人数でわいわいとお好み焼きを頂き、
夕食後は両親が宿泊している部屋で家族で梅酒を飲みました。
(甥っ子は小学生なので牛乳)

翌日は、前回同様、オランダ人の同僚達を連れて京都へ。
1週間前に訪れたばかりでしたので、道案内はバッチリ(^-^)/
桜がぎりぎり咲いていなかったのだけが残念でしたが、
日本行きを怖がっていた同僚達の心も、
(前の晩のお好み焼きと、穏やかな京都の町並みで)和んだ様子・・・よかったです。

京都では、着物で散策しているカップルを何組か見かけました。
素敵でした・・・私もいつか・・・

もう何度も訪れている京都でしたが、
「本物の芸者を見てみたい」
という同僚のリクエストで、
今回初めて祇園・花街を観光ルートに取り入れてみました。
清水寺近辺で見られるのは、観光客が扮した舞妓さんですのでネ(*^-^*)

以前、前世を見て頂いたお話をしましたが(→ https://greetingsfromhollandwithlove.wordpress.com/2010/05/19/%E5%89%8D%E4%B8%96%E3%81%A8%E5%AE%88%E8%AD%B7%E9%9C%8A/
私の前世の一つに花街が出てきます。
初めて通った道なのに、初めて見た建物なのに、なんだか知っているような気がしてドキドキしたのは、
そのせいなのか・・・???

京都からホテルに戻り、同僚達は疲れて休んでしまい、私は
(私達が京都へ行っている間、甥っ子を連れて水族館へ行っていた)両親&妹、甥っ子と合流し、夕食。
4人は翌日東京へ・・・
原発問題が収まるまで暫くオランダに連れて行くことも考えていましたが、
仕事を休んだり、学校を休んだり・・・というのは、やはり難しいですね、日本人には。
家族の誰か一人でも残っていたら、その人を置いて自分だけ避難する・・・というのも辛いですしね。

家族を見送った後、
(オランダ人同僚達も、出発前日なのでホテルでゆっくりしているとのことだったので)
急遽、(神戸のNOTAMさんというエアライングッズを主に扱う雑貨屋さんの店長さんの計らいで)
会社の大阪支社で働く友人達に会いに行くことにしました。
(Oさん、本当にありがとうございました!)
(NOTAMさんのホームページです→ http://notamkobe.com/
私が日本ベースで乗務していた頃はバブル絶頂期だったので、
毎年社員旅行なるものがあり(懐かしい・・・!)、
普段お話することのない日本支社の色々な部署の方々と知り合うことができたのです。
同じ会社でも、他の部署の方々からお話を伺う機会なんて滅多にありませんから、本当に貴重な、有意義な時間でした。
オランダにベースを移してからも、時々大阪に遊びに行かせて頂いたり、
関空に就航してからは大阪便が付く度にオフィスに寄らせて頂いたりしていたのですが、
いつからか大阪ステイが1泊になり、フライトが付いても
(朝到着して、仮眠を取り、夕食を食べて寝て、翌朝出発・・・と)時間がなく、
長らくお会いできずにいた大阪支社の皆さま・・・
久し振りにお会いできて嬉しかったです。・°°・(>_<)・°°・。
震災後、当然大きな打撃を受け、皆さま大変そうでしたが、
日本とオランダと遠く離れていても心は一つ、皆で一緒に頑張ろう!
という気持ちが伝わってきて、心底感動しました・・・!(←チームワークに弱い私)

夕食は、NOTAMさんが企画されていた
間もなくオランダに引っ越されるTさんのお別れ会にジョインさせて頂きました。
Tさんには以前ユトレヒトでお目にかかったことがあるのですが、
スケジュールが変わったことによって彼女の日本でのお別れ会に出席できることになるなんて・・・
ご縁があるのですねぇ・・・(*^-^*)
(オランダでの生活を満喫されているTさんのTwitter→ http://twitter.com/#!/bebepowder

京都から戻った日も、この日も、
ホテルの部屋に戻るとメッセージランプが点いていて、確認すると
他の便で到着したオランダ人の同僚達が救援物資を持って来てくれているとの連絡。

「私の日本滞在中に日本へのフライトが付いている同僚で、
救援物資(=救援物資受付窓口で受け付けている物資に限定)を
持って来られる人は、ホテル到着後、私に連絡下さい。
ダンボール箱の手配、梱包、発送は私が全て引き受けます。」

というメッセージを、今回出発前にFacebookの会社のグループに流しておいたのです。
予想以上に協力してくれる同僚が大勢いて、感動しました・・・(T_T)

乗務の時に救援物資を運ぶ・・・それくらいしか今の私にはできないxxx
そう思って始めた活動に、
同僚達が次々協力してくれ、いつしかそれが会社の耳に入って、会社から連絡があり、
現在は、箱代と送料を会社が持ってくれています。
感謝!!

帰りの便では、3月26日の夏のスケジュールの開始と同時に新しくなったビジネスクラスの食器の実物を初めて見ました。
マーセル・ワンダースというオランダ人デザイナーによる作品。
ゴージャスな感じでなかなか素敵・・・(*^-^*)

ただ・・・洋食用のアンダープレートのサイズが小さくなって(←以前のアンダープレートが、お皿に比べてかなり大きかったのが、ほぼピッタリのサイズになり)
(最初から無理があったと思うのですが)
(楕円形をした)和食のホットミールが、(円形の)洋食のアンダープレートにいよいよ乗らなくなり、
和食の主菜(?)を出す時に困ることになりました。

実は私は、(以前 https://greetingsfromhollandwithlove.wordpress.com/2010/11/25/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%80%80tokyo-8/ にも書きましたが、)
ホテルオークラの和食サービスが始まった当初から、
これを前菜・主菜に分けて出すのはおかしい・・・
(それより何より、楕円形の和食器を円形の洋食器に乗せて出すのは、見た目も悪過ぎる・・・)
と思っていたので、
私が日本路線に乗務し、Aゾーン(=CA1人で担当する、1階のビジネスクラス)にアサインされた時は、自分で工夫をして、
洋食は前菜ー主菜と分けて、和食は分けずに一度に、お出ししていました。
和食トレイの食器の形や配置を見たら、そのように(前菜・主菜に分けずに出すように)デザインされているのが一目瞭然だったからです。

昨秋KLM OPENではオークラの総料理長様にお目にかかる機会があり、やはり沢山のクレームがきているというお話を伺い、
度々サービスリマークスを書きましたが、
「洋食と和食で別の手順でサービスすることはできない」
と会社には聞き入れてもらえずにいました。

が、今回、実際問題として、前菜ー主菜に分けてサービスすることが不可能となり、
また、たまたまプライベートで乗っていた同僚のYさんが、
PVS(=パーソナル・ビデオ・システム)に和食サービスの紹介ページがあり、
そこに、ホットミールも一緒にセットされた、美しい和食トレイの写真が掲載されているのを発見、教えて下さり、

(↑ これです・・・この写真を見た後に、ホットミールが乗っていない和食トレイを見ると、本当にみすぼらしく見え、また、ホットミールだけが乗ったトレイも然り)
そのことも追記し、自分で撮った写真やイラスト、(実際に自分が試してみた)サービス手順例も加えて
改めてサービスリマークスを書いたところ、
ようやく聞き入れてもらえ、
現在は(オランダ人の同僚達が混乱せずにサービスできていれば・・・ですが)
和食は前菜・主菜に分けずにお出ししているはずです・・・よかった(*^-^*)
なんだか盛り沢山の長~いフライト日記になってしまいましたxxx
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日からまた東京便乗務なのですが、4月の東京便のフライト日記もできるだけ早くアップできるように頑張ります・・・(^^;;

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フライト日記 (Tokyo/Osaka)」への2件のフィードバック

  1. 今晩!今日は!おはようさん!さて、どれでしょうね?
    ”パスカルが独身で私の好みのタイプとかだったら”運命の人・・・”とありましたが、”パスカルさんの陰謀”かもよ(笑)
    相変わらず忙しそうですね(その上震災まで)体調崩しないように・・・

  2. 翡翠さん、こんばんは!
    パスカルの陰謀・・・(笑)
    外見は、”陰謀”という言葉が似合いそうな、強面の方です(笑)
    体調崩さないように気を付けながら頑張ります(^-^)/
    ありがとうございます(*^-^*)

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