日本路線だけにアサインされることになっていたはずが間違えて付いたバンコク便でしたが、
今、日本路線だけの乗務を希望しているのは
日本ベースの日本人乗務員が乗務できないでいるから(=日本人のお客様に日本語での対応ができないから)
であって
他の国へ乗務したくないから
ではないので
(せっかく乗務するなら日本路線の方がお役に立てるのに…と思うと残念でしたが)
バンコク便もいつもとは全然違って大変興味深かったです。
ビジネスクラス担当だったのですが
20名の乗客は全員DeadHeadingCrewで、一般のお客様は 0(ゼロ)…
DeadHeadingCrewは
バンコクからクアラルンプールやジャカルタ、香港、台北、マニラへ往復乗務する同僚達でした。
コロナ以前は直行便だったクアラルンプール、香港、台北、マニラへのフライト、
それから
コロナ以前はクアラルンプール経由だったジャカルタ便が全てバンコク経由になっていてビックリしました。

人気のないバンコク・スワンナプーム国際空港

バンコクでは上海や成田・大阪同様、
出発前(@クルーセンター)着陸前(@機内)到着後(@空港)に検温がありました。
37.5℃以上だと検温機に赤いランプが点くらしく
(平熱が36℃前後のわたしは余裕でしたが)
平熱が37℃前後のオランダ人の同僚達は 37.3℃とか37.4℃でギリギリセーフ…ε-(^、^;
という人が多かったです。
クルーホテルの入り口でも検温があり、
チェックイン後に使い捨てシューズカバーを渡され、それをはめてから部屋へ。
バンコクも上海同様、出発までホテルの部屋から出られません。

クルー以外誰もいない?

食事は好きな時間にルームサービスを頼みます。

お食事を置く為のものだったのですね…




(ゴキブリ対策だそうです)
バンコク便は
1日目アムステルダム出発
2日目バンコク到着
3日目ジャカルタ往復乗務
4日目バンコク出発
5日目アムステルダム到着
というスケジュールで
ホテルのベッドできちんと休めたのは2日目の夜と3日目の夜の2晩だけでした。
バンコクからアムステルダムへ戻る便に
なんとお一人日本人のお客様がいらっしゃいました。
在マレーシア オランダ大使の奥様でした。
Aart Jacobi在マレーシア オランダ大使は、京都大学で法学、ライデン大学で日本学を学ばれ、
2001~2005年に在日オランダ大使館経済部長として
そして
2015〜2019年には(つい最近!)在日オランダ大使として日本にお住まいでした。
アムステルダムに翌朝到着する夜間フライトでしたから
ほとんどお話しできませんでしたが
とても穏やかで可愛らしい感じのオランダ大使ご夫妻でした(*⌒―⌒*)

サラダもフルーツも美味しかったです
《おまけ》
今回、アムステルダム出発前にクルーセンターでプレゼントをいただきました♪

↓

2ヶ月に一度しか乗務が入らなかった4〜6月に参加したボランティア活動へのお礼だそうです(*⌒―⌒*)
つづく…