ジェラルド・G・ジャンポルスキー

(フライト日記をなかなか更新できなくてゴメンナサイ!)


(↑ これは先月ブレーメンで撮った写真)

ジェラルド・G・ジャンポルスキー博士(Gerald G. Jampolsky)をご存知ですか?
沢山の著書があり
多くの名言を残されています。

http://earth-words.org/archives/16723
http://www.meigennavi.net/kw/g/gerald-g-jampolsky.htm

ジャンポルスキー博士の言葉から…

*・゜゚・*:.。..。.:*・’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ゆるすことは、幸せになるための処方箋
ゆるさないことは、苦しむための処方箋

苦しみの原因が何であれ
苦しみにはすべて「ゆるさない」という種が
宿っていないだろうか?

復讐の念を燃やしつづけ
愛や共感を出し惜しみすれば
健康を害し、
免疫が低下することはまちがいない

当然だと思われるような怒りでも
こだわりつづけていれば
神の安らぎを味わえなくなる

ゆるしとは
その行為をよしとすることではない
残虐な行動を見逃すことではない

ゆるしとは
怖れに満ちた過去に
こだわり続けるのをやめること

ゆるしとは
古傷を引っかいて
血を流し続けるのをやめること

ゆるしとは
過去の影に惑わされることなく
今この瞬間に
百パーセント生き、百パーセント愛すること

ゆるしとは
怒りからの開放であり
攻撃的な思いにさよならすること

ゆるしとは
誰に対しても愛を拒まないこと

ゆるしとは
許さないという思いから生じた、
心の空洞を癒すこと

ゆるしとは
過去に何をした人でも
すべての人の中に神の光を見ること

ゆるしとは
相手のためだけでなく
自分自身のためであり
自分が犯した間違いのためであり
くすぶりつづけている罪悪感と
自分を恥じる気持ちのためである

もっとも深い意味でのゆるしとは
愛に満ちた神から自らを
切り離してしまった自分を、ゆるすこと

ゆるしとは
神をゆるすことであり
神は自分を見捨てたという
おそらくは間違っている考えを、ゆるすこと

いまこの瞬間にゆるすということは
もう先延ばしせずに、ただゆるすこと

ゆるしは心の扉を開け
感情をスピリットと一体にし
すべての人を神と一体にする

ゆるすのに
早すぎることはない、遅すぎることもない

ゆるすにはどれだけの時間が必要だろうか?
それはあなたの価値観しだい

絶対に無理だと信じるなら、
絶対に起こらない

半年かかると信じるなら、半年かかる
一秒ですむと信じるなら、一秒ですむ

私は心から信じている
一人ひとりが
自分も含めてすべての人を
完全にゆるせるようになったとき
世界は本当に平和になるということを

ジェラルド・G・ジャンポルスキー

*・゜゚・*:.。..。.:*・’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

わたしはクリスチャン(カトリック)ですが
世界の
どの宗教もスピリチュアルな考え方も
”神様”の名称が異なるだけで
人々が
”心穏やかにより良く生きる為”
にあるのだと感じているので
他の宗教を否定したり
皆がキリスト教を信じるべきだと思ったりしません。

でも、わたしが
”愛”と”ゆるし”と”感謝”
を学ぶことができたのは
キリスト教との出逢い
聖書との出逢い
がきっかけなので
とても感謝しています(*⌒―⌒*)

「全ては愛、愛が全て」
「愛は感謝とゆるし」

いつからか(恐らく小学校にあがる前には既に?)わたしは
腹を立てなくなっていました。
友人達に
どうやったら腹を立てずにいられるのか
よく聞かれ、
「”腹を立てるには、喜ぶ以上にエネルギーを必要とする(←ただし、喜びのエネルギーが”ポジティブなエネルギー”であるのに対して、怒りのエネルギーは”ネガティヴなエネルギー”ですが)…わたしはエネルギー不足なのでしょう、嫌だな…と感じることがあっても、怒りに達する前に、身体の横からプシューッと空氣が抜けるみたいになって、腹を立てるに至らないのです」
と答えていましたが、
ジャンポルスキー博士の言葉を読んで
もっと簡単なことだったと氣付きました。

「ゆるすから腹が立たない」

わたしは
どんな相手でも
その相手のことはゆるしていました。

その相手に
されたことや言われたこと
が嫌だったら
それはきちんと伝えますが、
(嫌だと伝えるのは腹を立ててなくてもできることです)
「罪を憎んで人を憎まず」
その相手のことはゆるす…だから
腹が立たないのです。

本当はゆるしたくないのに
無理をしているわけではありません。

ほぼ即時に
ごく自然に
ゆるしてしまっている
…というより
ゆるすもなにも
ゆるさない/ゆるせない
という状態になっていることがない感じ?

わたしが怒らないことを知っている人達にそれを逆手に取られて悪用されることも時々ありますが(そういう時は、それは酷い…と残念に思いますが、腹を立てることはありません)

一番勘違いされやすいのは
「ゆるしとは
その行為をよしとすることではない
残虐な行動を見逃すことではない」
という部分ではないかしら…?

そこに氣が付いて
「一人ひとりが
自分も含めてすべての人を
完全にゆるせるようになったとき
世界は本当に平和になる」
…わたしもそう信じています.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

フライト日記(Tokyo)&誕生日の週末.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))  

(昨年のフライト日記も途中になっていて、順番が滅茶苦茶なのですが、どうぞご了承ください (^^ゞ)

2016年9月
(NRT)

久し振りの東京便.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

エコノミークラスに今日お誕生日のお客様がいらしたので、
旦那さまとお二人分、
ビジネスクラスからシャンパンと苺に紙ナプキンの薔薇を添えてお持ちしたら、
涙を浮かべて喜んでくださって、わたしまでウルウルしてしまいました…。゚(゚ノД`゚)゚。



私が日本ベースで飛んでいた頃は、1機に5名乗務していた日本人乗務員、
今は2名しか乗っていないのですね・・・驚きました。
B777-200型機にはギャレーが3つありますから、私を入れて3人、
それぞれ別のギャレーに入れたら丁度いいのかな・・・?
日本人の同僚は、恐らく1人がビジネスクラス、もう1人がエコノミークラスのギャレーに入るでしょうから、
わたしはもう一つのエコノミークラスのギャレーに入ったらいいのかな・・・?
と思っていたのですが、
ビジネスクラスのお客様の大半が日本人であることから、
パーサーの配慮で、わたしは日本人の同僚と一緒にビジネスクラス担当に。

ギャレーで日本語を話せるのはとっても楽な上、
パーサーが本当によく手伝ってくれて、
時間の無駄なく、とてもスムーズにサービスすることができました (*⌒―⌒*)


(↑ 和食の前菜が余ったので、いただきました・・・美味しかった(˘ᵕ ˘人)ஐ:*)


(↑ 丁度この週から新しいワインのセレクションが搭載され、リストに南アフリカのPinotageがあって感激・・・赤ワインではこの葡萄が一番好き♡(˘ᵕ ˘人)


(↑ デザートのサービス後、コーヒー&紅茶と一緒にお持ちするチョコレートも、実はとっても美味しい♡(˘ᵕ ˘人)ஐ:*)


(↑ 「よかったらコーヒーと一緒に・・・」とノルウェー人のお客様からいただいたノルウェーのソフトクッキー?・・・シナモン風味で美味しかったです♡(˘ᵕ ˘人)ஐ:*)


(↑ 久し振りの成田のクルーホテル…今回は珍しくツインルーム)

成田到着の翌日9月9日は、わたしの誕生日でした。
(9月9日午後9時9分生まれです)

誕生日のクルードリンク時に
オランダ式に誕生日本人のわたしが皆にお酒を振舞おうと思っていたのですが、
都内に観光に出かける予定の同僚もいて、
夕方のクルードリンクに全員揃わなそうだったので、
一日早いですが、到着日のクルードリンク時に、
ホテルのバーにある生酒を皆にご馳走・・・
しようと思っていたのですが、
生酒はもう置いていないとのことだったので(残念!)、
クルードリンクの後の夕食時にご馳走することに。

「一日早いけど今夜みんなにお酒をご馳走するから、クルードリンクに来てね」
と伝えた際に
「今回はスーツケースを持って来ていないから、プレゼントは絶対に買わないでね!」
と何度も念を押したにもかかわらず、
素敵な贈り物(茶碗蒸しの器とブレスレット)とカードを用意してくれていました♡


(↑ ブレスレットはこれから乗務の時にいつも着けようと思っています♪)

夕食@クルーホテルのお向かいにある日本料理店『やまと』さん

(↑ 生酒を皆にご馳走しました)
テーブルの上にごろごろ転がっているのは、お手拭きで作る人形・・・作り方を教えて欲しいと言うので皆で作ったらこんな大勢に↓

翌朝は9時に成田空港へ専門学校時代の恩師のお見送りへ。
21歳、新卒で夢を叶えられたのは、この方のお陰です。

帰りの便も日本人の同僚と組んでビジネスクラスを担当。
満席でしたが、お食事は召し上がらずにお休みになるというお客様がいらして、
和食の前菜が余ったので味見・・・とっても美味しかったです♡(˘ᵕ ˘人)ஐ:*

ビジネスクラス担当CAはコックピットクルーのケアもすることになっているのですが、
コックピットに入ったら、操縦士が無線で交信しながら、皆さん右手を見て手を振っているので、
どうしたのかしらと見てみると
青空に、1機だけ、青い飛行機が・・・

関空からアムステルダムへ向かっているKL868便だそうです (*⌒―⌒*)

オランダに戻ってからいただいたプレゼント・・・この手のチョコレート、とても好きです♪ (*⌒―⌒*)

それから、とっても素敵なクリスタルのピアス
天然石、特にクリスタルとかムーンストーンとかホワイトラブラドライト(別名レインボームーンストーン)とか
すごく好きなのです♡(˘ᵕ ˘人)ஐ:*

オランダに戻った翌日、
アムステルダムのBos公園で、
三五八屋さん主宰の芋煮会があったのですが、
サプライズでお祝いしていただき、
とても嬉しかったです.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

これはマリアからの誕生日プレゼント
マリアがアルバイトしている中華レストランに行った時にいつも注文する、とっても美味しい甘口白ワイン…
包装紙の薔薇のイラストもマリアの手書きです

 ↓

そして何より嬉しかったのは
わからない漢字は調べながら、一生懸命丁寧に、心を込めて書いてくれた日本語の長文メッセージ…
読み返してはジーンと感動しています

わたしがつい数年前ようやく氣付くことができた
自分を大切にすること』の大切さに、
子ども達はもう氣付いている…

暴力癖があったとはいえ彼なりに愛してくれていた元夫を悲しませたくない、
子ども達を悲しませたくない、
両親を心配させたくない、
・・・と周りの人のことばかり考えて、
「自分は幸せだ」
と言い聞かせて(実際、決して不幸ではなかったし)
自分の心を、自分の想いを誤魔化して
我慢と諦めを重ねていた結婚時代。
ストレスで体調を崩し(多発性硬化症とリュウマチの症状が出ました)
脳神経外科で3年間検査していただいた後の診断結果が
「zielepijn(魂の痛み)」

頭で考えて取り繕うのをやめ、心(魂)の声に耳を傾け、
勇気を出して自分の幸せを優先し、離婚して早8年…
元夫には新しい彼女ができ(12月には子どもも生まれる予定で)幸せそうです
子ども達も幸せそうです
わたしも幸せです

自分の幸せを優先しても
=わたしが周りの人の幸せを優先しなくても
ちゃんとみんな自分自身で幸せになるものなのですよね (*⌒―⌒*)
だからわたしも安心して自分自身の幸せを優先していいのですよね (*⌒―⌒*)

「50歳前に結婚」
は、(わたし自身がもう特にそれを強く望んでいないので)実現しないかもしれませんが、
「今いっぱい楽しむ」
は、どんどん実現させたいと思っています.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

子ども達をはじめ、
わたしのことを本当に愛してくれている人達、心配して(=心を配って)くれている人達の為にも、
わたしはわたしの幸せ嬉しい楽しい大好きを優先していこうと思います。

わたしは今、本当に幸せです
(ご縁があって出逢い、色々なことに氣付くきっかけをくださった)
皆さんのお陰です♡(˘ᵕ ˘人)ஐ:*
ありがとうございます
感謝しています

見返りを求めない愛=「Give & Give」の愛

昨日(大天使さま御一行を連れての)
ソウル便乗務から戻りました♪
沢山素敵なことがありましたヨ.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

大天使さま達は昨晩お帰りになり、
今日の便で子ども達と一緒に一時帰国します。

乗務の荷解き&一時帰国の荷作りが済んだので、
今日は《愛》について
この一年で氣付いたことを綴りたいと思います (*⌒―⌒*)

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今年の1月の更新記事
『今年の抱負』としてこんなことを書きました・・・

【自分を大切にする】

実は昨年末、とても大きな氣付きがありました。
ネットで偶然(←それは結局は“必然”なのですが)目にした
『自分を大切にしていないと  あなたを大切にしない人を 引き寄せてしまう』
という一文に、ハッとさせられたのです。

昔から、友人達から(初めて一緒に乗務した同僚達からさえも)
「misaeは他人を優先し過ぎる、もっと自分を大切にしないと…」
と度々言われ、でも、
他の人を優先するというのは私にとってはごく自然な、ごく当たり前の思考だったので、
「自分のことは構わない、他の人がそれで喜ぶ(嬉しい)なら」
と、笑顔で答えていました。

小学生の頃から『汝の敵を愛せよ』が座右の銘だった私は、
「愛は与えるもの、見返りは求めず、ただただ与えるもの」
だと思っていたからです。

ただし、「愛はただただ与えるもの」というのは間違いで、
本当は「愛は、求めるだけでも、与えるだけでも、いけない」ということには、
(暴力を振るわれながらも13年間連れ添った)元夫と離婚した7年前に氣が付いたのですが、
それでもまだ、
自分を大切にする必要はないと、本氣で思っていました。

マリアに
「パンが2個あったら、私は1個はママにあげて、もう1個は自分のものにするのに、
ママは2つとも私にくれる…
1個は自分のものにしていいのに両方くれる…自分も欲しければもらったらいいのに」
と言われて氣が付いたこと
→ 私はいつもほぼ自動的に
「自分がどうしたいか」を考える前に「どうしたら相手が喜ぶか」を考えていたので、
(相手に聞かれない限り)「自分がどうしたいか」を考えたことがなかった…

私が他の人から後回しにされる状況に遭遇しやすいのは、
私がそれで構わないと思っていたからだったんですね …
元夫から暴力を受けながら
「自分はどうしてこんな目に遭うのだろう…?」
とふと思うことがありましたが、
それも自分が、それでもいい、それでも彼を許し、彼を愛したいと思っていたから…
実にシンプルなことなのに、
この歳になってようやく氣付くことができました。

・・・これの続きです (*⌒―⌒*)

小学生の時に
「自分に嫌なことをしてくる相手でさえも好きになれれば、
どんな人でも全員好きになれる!」
と思って以来、
汝の敵を愛せよ』という聖書の言葉を胸に
見返りを求めない愛」を志してきた訳ですが

慣れてしまえば
見返りを求めない
のは決して難しいことではなくて

ただただ相手が喜ぶことを考えて実行に移せばいいので
実はかえって
見返りは求めない
と決めてしまった方が簡単なのです

どんな時でも
迷うことなく
すっきり氣持ち良く
すんなり相手に与え
喜んでもらうことができるのですから (*⌒―⌒*)

そのうちに
相手の喜びが自分の喜びと感じられる
ようになってきて

自分が嬉しい時も幸せ
相手が嬉しい時も幸せ
幸せがダブルになりました (*⌒―⌒*)

時々そこに”つけこまれる”こともありますが
それをゆるし
そんな相手でも、喜ばせることができたことに感謝して
心穏やかに一日を終える・・・

そのせいで更に”つけこまれる”こともありますが
それも笑顔でゆるす・・・

そう!
愛は、感謝ゆるし
愛がなければ感謝できないし
そして何より
愛がなければゆるせませんから・・・ (*⌒―⌒*)

見返りを求めない愛」に欠点があるとしたら、
それは、
(相手のことばかり考えて)
自分のことを考えるのを忘れてしまうこと。
(相手ばかり優先して)
自分を後回しにすることに慣れてしまうこと。

これに氣付いて反省し、
ちゃんと自分を大切にしよう!
と決めたのが今年の初めでした。

ここで少し時間を戻して・・・

21年前の結婚式当日に、
求めるだけでも 与えるだけでも いけないよ、愛は
というメッセージを
尊敬する叔父から贈っていただいた時、
求めるだけではいけないのは理解できるけれど
与えるだけはいいのでは???」
とその意味を理解できずにいたのですが、
離婚した時にようやくわかりました。

パートナー(恋人でも結婚相手でもお友達でも同僚でも)とは
求めるだけ」ではもちろんいけませんが、
与えるだけ」でも(「求めるだけ」と)同様に、
愛が一方通行になってしまって、バランスが取れない・・・
愛が循環しない=一つになれないのです。

それで実は、しばらくの間、
Give&Takeの愛」の相手とでもバランスが取れるようにと、
試しに
Give & Takeの愛」=「見返りを求める愛
を試みてみたのですが・・・
これが意外と難しい!

見返りを求めない」場合は、与えたい時に与えたいだけ与えられたのが
見返りを求める」場合は、見返りがない時は与えたくても与えないようにしなくてはならない?
という変なジレンマに陥りました(^^ゞ

やっぱりわたしにとって
Give & Give
なのです .:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

では、
Give & Give
のままバランスを取るにはどうしたらいいか・・・?

そう!
同じ「Give & Give」の相手と一緒にいればいいのです (*⌒―⌒*)

お互いに「Give & Give」で与え合えば、
こちらが求めなくても相手が与えてくれる・・・
こちらが自分のことをうっかり後回しにしてしまっても、相手が自分のことを優先してくれる・・・
相手が自分のことをうっかり後回しにしてしまっても、既にわたしが相手のことを優先してる・・・
自然に愛が循環し、一つになれる・・・

そういう方と再婚するのが、今のわたしの”将来の夢”
(どんなに好きでも、「Give & Give」でない相手とは一緒にならないことが、
つまり「自分を大切にすること」)

そして、夢は、
諦めさえしなければ必ず叶う・・・うふふ♡ 楽しみ(˘ᵕ ˘人)ஐ:*

*•.•*¨*•.¸¸♬*•.•*¨*•.¸¸♬*•.•*¨*•.¸¸♬*•.•*¨*•.¸¸♬*•.•*¨*•.¸¸♬*•.•*¨*•.¸¸♬

皆さまの2015年はどんな一年だったでしょうか・・・?

わたしの2015年は、素敵な出逢いと氣付きの多い一年でした・・・感謝.:♪

乗務のパーセンテージを上げてからもうすぐ2年・・・
今年に入って更にフライト・リーブ(=乗務の後のお休み)が短くなり、
乗務と乗務の合間に、
家事をしながら、
ピアノとティンパニーとフラメンコの練習や、
会社や友人からの頼まれ事(主に翻訳やイベントのお手伝い、観光案内)などをしていると、
あっという間にまた次の乗務に出る日になってしまって・・・
このままでは全然フライト日記の更新ができないので、
来年は時間の使い方を見直してみます!

今年はクリスマスはお休みで、年末年始が乗務の年。
2年前の就航便に乗務させていただいた福岡便が来年から運休することになり、
最終便(12月30日アムステルダム発~1月4日福岡発)をリクエストしていたのですが通らず・・・
でも!
大阪便をいただくことができました♪
お正月にはやはりお着物で、神社に初詣に行きたいと思っていたので、とても嬉しいです。
きっと、行き先が福岡ではなく大阪になったのにも、何か訳があるのでしょう・・・!
一体どんな訳があるのか楽しみに、
大阪で、オランダ人の同僚達を連れて、
神さまに感謝しに行って来ようと思っています (*⌒―⌒*)

今日は冬至・・・
明日からまた、
日が一日一日長くなりますね♪
今のうちに北ヨーロッパの冬の長~い夜と美しい朝焼けを楽しんでおかなくては!

それでは皆さま、
どうぞ素敵なクリスマス&幸せな新年をお迎えください.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

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(ソウル便の同僚達とクルーホテルにて)

愛と光と感謝を込めて・・・!

ありがとうございます・・・!!

今朝、目が覚めたらFacebookにこんなメッセージが・・・
本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました・・・!!

*+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+*

FBからで大変恐縮ですが、ブログ拝見させて頂きました。
和食サービスの手順の件、オランダ語でのアナウンスの件、大変素晴らしいことじゃないですか!!
「マニュアルもCASE by CASE」(※)私もほんとそう思ってます。
『お客様の側に立ったサービスこそ「サービス業」の基本』まさにそうですよね:)
会社の同僚の方(今回は先輩の方でしたが)にどう言われようと、お客様に喜んでいただけて、次回も利用したいな~って思ってもらう、利用していただければいいですものね。
私がKLMを大好きになったのも、初めて乗った時の東京-アムス往復とアムス-バルセロナ往復がすごーく良かったからです:) 綺麗な機体もかっこいいですしね(笑)
misaeさんの言っていること、考え方、やっていることは、本当に素晴らしいことですし、すごく尊敬しております。
お会いしたこともないのにここまで言うのもなんですが、すごく伝わってきますよ。
勉強になります。
いつか直接お会いしたときに伺いたかったんですが、同僚の方がされてた質問
「こんなに日本人的なのに何故日本の航空会社ではなく外資系を選んだのですか?」の答えは、そうだったんですね(笑)
私は、自分の信念を持った人が大好きだし、とても魅力を感じますし、応援したくなります。
misaeさん、自分を信じていきましょう!
いつもありがとうございます!!;)

*+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+*

こちらこそ、ありがとうございます・・・!!
・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・・・・

私も日本人、
規則は厳守、上司&先輩の指示には従うべき・・・という考え方が根底にあるので、
そうしないことに対する葛藤も非常に大きいです・・・が、
接客という、人間相手の仕事においては、もっとフレキシブルに、頭で考えるのではなく、心で感じて、
常に最善を尽くしたい・・・

想いが伝わって、それを理解して頂けるというのは、本当に嬉しいものですネ。
ものすごく励まされました。 ありがとうございました・・・!!

(※) 「マニュアルもCASE by CASE」=Facebookで紹介した、ディズニーランドでの美談です。

Facebookの登録をされていらっしゃらない方の為に書き出しますネ .:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
是非読んで下さい! ↓

(池上季実子さんからの投稿)

見つけましたディズニーランドでの「いい話」
サービス業と言うのはとっても難しいですよね。だから、それぞれのマニュアルも大事なんですけれど・・・
そのマニュアルもCASE by CASE だと思っている今日この頃。
こんなイイお話しをみつけました。
マニュアルも大事ですが、お客様の側に立ったサービスこそ「サービス業」の基本ではないかと、ペルーの旅から帰ってきた私は強く思うのですが・・・

※ ※ ※シェアさせて頂きました ※ ※ ※

あるご夫婦がレストランを訪れ、食事のオーダーをしました。
「Aセット一つと、Bセット一つ。」ウェイトレスが注文を聞きその場を離れようとしたその時、夫婦はしばし顔を見合わせ、「それとお子様ランチを一つ頂けますか?」と言いました。

ウェイトレスはテーブルを見渡し、
「お客様、誠に申し訳ございませんが、お子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので、ご注文は頂けないのですが・・・。」
するとそのご夫婦はにっこり微笑んで、
「それなら結構です。」と言われたそうです。

どうしても気になったウェイトレスは勇気を出してマニュアルから一歩踏み出し尋ねてみました。
「失礼ですが、お子様ランチはどなたが食べられるのですか?」
その夫婦はしばらく顔を見合わせ、沈黙した後、話し出しました。

「実は、私どもには以前子供がおりました。しかし、幼くして亡くなってしまって、一度もディズニーランドに連れて くることが出来なかったのです。子供を亡くしてからは、しばらく何もする気力も起きずただ呆然と毎日を過ごしていたのですが、ようやく最近落ちついてきたので・・・

今日は、亡くなった子供の誕生日だったものですから・・・。
親子三人で一日思いきり楽しもうと、ディズニーランドにお邪魔したのです。思い出に三人で一緒に食事をしようと思ってお子様ランチを頼んだのですが・・・。
ただ、今日はもう十分に楽しませて頂きましたので・・・。」
そう言うと二人はにっこりウェイトレスに微笑みました。

ウェイトレスはその場でご夫婦に頭を下げ、その足でマネージャーに報告に行き、全てを話しました。聞き終えたマネージャーはすぐさま、厨房のシェフに向かって「お子様ランチひとつ!」とオーダーをし、ウェイトレスに「お子様用のイスを用意して!」と指示を出しました。
その数分後・・・運ばれてきたのは夫婦のオーダーした料理と『お誕生日おめでとう』のプレートが立ったお子様ランチでした。

「お客様、大変お待たせいたしました。
ご注文のお子様ランチをお持ちいたしました。
お子様のイスは、お父さんとお母さんの間でよろしいですか?
では、ゆっくりと食事をお楽しみください。」
ウェイトレスはそう言ってその場を去りました。

後日、この夫婦から手紙が届いたそうです。
「あの日、食事を戴きながら涙が止まりませんでした。
まるで娘が生きているような家族の団らんを味あわせて戴きました。
あのような優しい思い出を頂けるとは、夢にも思いませんでした。
今度はあの子の妹か弟かを連れてきっとまた遊びに行きます。」と。

『水からの伝言』

昨日書いた

『水からの伝言』の著者として有名な江本勝氏より
”世界のみなさまへお願い
愛と感謝の祈りを福島原発の水たちに送ってください!!
http://ameblo.jp/emotopeaceproject/day-20110327.html

というTwitterのツイート、
日本時間ではもう正午をまわってしまっていたので無駄だったかもしれませんが、
オランダでは多くの友人・同僚達から
「私も祈りましたよ!」
というメールを頂きました。

「ばかばかしい」
と思った人も当然多かったと思います。
科学では証明できないこと、仕方ありません。

でも、
科学では証明できないこと=スピリチュアルなこと
私は結構信じるタチなのです。

『水からの伝言』・・・ミハーリが補習校の小学部5年生の時の担任の先生が
『ガイア・ハート・プロジェクト』として授業に取り入れて下さって、私は知っていました。
当時のブログにも書いたのですが、
https://greetingsfromhollandwithlove.wordpress.com/2005/11/27/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/

>湧き水に「ありがとう」という言葉を何度も聞かせたり美しい音楽を聞かせると、
>美しい形の結晶ができるのに対して、
>同じ湧き水に「ばかやろう」などネガティブな言葉を聞かせると、
>驚いたことに醜い形の結晶になってしまう上、腐る速度が速まる

という実験ビデオを見ました。

>人間の体の約70%は水分
>・・・ということは、私達の体内の水も、
>優しい言葉や美しい音楽を聞くと浄化され、
>ネガティブな言葉を聞くと腐る?
>・・・他の人に対して
>醜い言葉ばかり発している人の体内の水を凍らせたら、
>醜い結晶ができる?

改めて『言霊』について考えさせられたことを思い出しました。

昨日の正午、全世界でどれくらいの人が福島の水に対して祈りの言葉を投げかけてくれたのかわかりませんが、
祈りが届くことを心から願っています。
_____________________________________

一昨日の夜、オランダに戻りました。
久し振りに100%のスケジュール(=最短のフライトリーブ)で、しかも2本連続で現在勤務時間最長路線となっている東京/大阪便だったせいか、
(機内や大阪ステイ中は元気だったのですが、)今日になってぐったりしています。
でも、子供達の学校や習い事は普通にあるので、あんまりダラダラしてはいられません。
フライトに出ている間に溜まった洗濯物(洗い物は最近マリアがやってくれるので助かってます)だけは今日やらねば・・・

次のフライトも、最短リーブで来週早々また東京/大阪便に乗務予定でしたが、
私が頻繁にフライトに出る=元夫が子供達の面倒を見る
→彼から苦情が出た為、
通常の50%のリーブ(※)を消化した後、 4月20日からの東京/大阪便(原発騒動が治まっていたら成田ステイ)に乗務することになりました。
救援物資を送るのにオランダ人の同僚達がとても協力的だったので、私がいないと(宛て先を日本語で記入するなどの)発送のお手伝いができなくて心苦しいのですが、
来週はマリアの小学校でチャリティーバザーを企画することになり、
また4月10日のアムステルダムでのチャリティーコンサートのピアノの練習もしないといけないので、
これでよかった(=元夫に感謝すべきな)のかもしれません。

私もですが、皆さんも、精神的にも肉体的にも疲れが出始める頃だと思うので、
ご自愛下さいネ。

フライト日記と写真もこれから少しずつ書こうと思っていますので、もうしばらくお待ち下さいxxx

(※) 各フライト、トリップサイクルというのがあって、
今回の東京/大阪便は乗務3泊5日でリーブ7日間のトリップサイクル12日間のフライト。
100%で乗務している場合は、7日間お休みした後4月7日からまた次のフライトに出ますが、
50%で乗務している場合は、トリップサイクルが2倍となって(=トリップサイクル24日間)、
フライトリーブは19日間となり(そこに前回の東京/大阪便の遅延の時に頂いたエクストラリーブ1日が付いて)
20日からのフライトとなっています。

偶然は存在しない

 
月曜日に無事クアラルンプールから戻りました 飛行機 

夜間の乗務の疲れと時差ボケがなかなかとれず、
必須事項(家事と子供達の世話)以外は
いつもに増してスローテンポになっています・・・(-_ ゞゴシゴシ

でもこういう時に限って、普段滅多に来ない会社からのメールetc.、
返信が必要なメールが沢山入るものなんですよね・・・
(特にオランダ語や英語で返信しないといけないメールは、頭がボ~ッとしている時には辛いxxx)
今週末の寺子屋の授業の準備もあり、只今少々焦っております(汗)
(↑ あーでもない、こーでもない、あーしよう、こーしようetc. いろいろ考えて、毎回大抵丸々1週間かけて準備してます←時間掛け過ぎ?)
(今週末は講師のミーティングもあって、各自CEFRを読んでくるようにとのこと・・・早く乗務の疲れを取らねば)

フライト日記は来週になってしまいそう・・・
もうしばらくお待ち下さいね。

でもとりあえず、写真だけアップしました。
相変わらず食べ物の写真が多くてスミマセン・・・(^^ゞ
クアラルンプールはお食事が美味しくて・・・ダイエット中には不向きな路線でしたxxx
オレンジ色の写真は、W杯観戦時のものです。
日本vsオランダ・・・フライト日記にも改めて書きますが、非常に微妙な心境で観戦しました(笑)

(ところで、昨日の日本vsデンマークの試合は素晴らしかったですねぇ!!)

で、タイトルのお話。
先月、前世をみて頂いた時のことを書きましたが、
その占い師さんのところへ先日行ってきたという小学校時代の友人が、
丁度タイミングよく『前世療法』という本を読んでいたそうで、
実は私も一時帰国時にたまたま行ったブックオフでたまたま目にとまって購入した『過去世セラピー』という本を
丁度読んでいた頃にその占い師さんのところへ行ったので、
友人の話を聞いてびっくりしたのですが、
実はもう一つびっくりしたことがありまして・・・。

先月、オランダに戻って間もなく、スーパーで買い物中に、
ミハーリの小学校時代のお友達のお母さんにバッタリ会ったのですが、
小学校卒業前に、そのお母さんも含め、何人かのお母さん友達同士で、タロット占いに行ったことがあって、
だからほぼ3年ぶりの再会だったのですが、
「この間、日本に帰った時に、
前世を見てもらったのよ」
と話したら、
「実は私も
前世が見えるのよ」
って・・・(O.O;)
前世が見える人達のサークルが、我が家のすぐ近くにあることも教えてもらいました。

「わぁ~偶然ねぇ!」
と言った瞬間、いや違うな・・・と感じました。
このタイミングですから。

この世に起こってることは全て決して偶然なんかじゃない・・・
若い頃からうすうす感じていましたが、今回
確信しました。

人との出会いも。
会うべき時に会って、その人から学ぶべきことを学んでいる・・・
同時に相手も自分から、学ぶべきことを学んでいる・・・
全ては必然・・・

物事には何か訳があるに違いない・・・
と、
注意を向けながら毎日を過ごせば、
今まで気付かないでいた、ささやかな、でも実は重要な何かを発見できる・・・
自分がどこへ導かれていっているのかわかってくる・・・

そんな風に考えると、
平凡な毎日の生活も、興味深くなって、人生をますます楽しめる・・・?? 

新ユニフォーム

一昨日、無事テヘランへの乗務から戻りました 飛行機
創立90周年(←世界一古い航空会社です♪)を記念して
女性のユニフォームが新しくなることを昨年末に書きましたが、
(→http://fromholland-withlove.spaces.live.com/default.aspx?_c01_BlogPart=blogentry&_c=BlogPart&handle=cns!945B0BC82EE67D38!5661)
いよいよ、
(2010年の夏のスケジュールが始まる)今日、3月29日から、
新ユニフォームの着用が始まります。
男性のユニフォームは2000年に新しくなったのですが、
女性のユニフォームが変わるのは、なんと20年ぶりです。
ユニフォームが新しくなると、古いユニフォームは会社に返却しなければなりません。
それで、昨日、ユニフォーム姿での記念写真を撮ってきました。
ユニフォームを一式持って行って撮影前に着替えるのは面倒だったので、家から着て行っってしまったのですが、
それができるのも今日までなんだなぁ・・・と思うと感慨深かったです。
駅ではいつものように人々が
「おっ、KLMのCAだ (*^-^*)」
とヒソヒソ話す声が聞こえてきましたが、
このユニフォームを目にするのが今日までだと知っていた人は、どれくらいいたでしょう・・・?
誰も気にしていなかったのではないかしら・・・
スキポール空港も経由したのですが、同じユニフォーム姿の同僚達を見ながら、
(これも見納めか・・・)
と一人物思いに耽ってしまいました。
1990年から20年間お世話になったこの制服。
やっぱりなんだか名残惜しい・・・(T_T)
1989年から1年間だけ着た前の制服には全く未練なかったんですけどネ(笑)
家に戻って制服を脱ぐ前に、最後にもう1枚、マリアが制服姿の写真を撮ってくれました 写真

着替えた後に、

ジャケットからウィングとネームプレートを外し、
ポケットを空にして、
全部まとめて大きな紙袋に入れ、返却の準備をしました。
新ユニフォームでの乗務は、4月5日からのバンクーバー便。
それまでに、もうちょっと体重を戻しておかないと・・・
昨夏に採寸した時は、20年前と同じサイズだったと喜んでいましたが、
お正月に7kgも太ってしまい、(2kgは戻したものの)まだぱつぱつでxxx

『贈る言葉』

 
来週ミハーリが、
プリクラス~小学部~中学部と9年半通った
アムステルダム日本語補習授業校
を卒業します。
 
ミハーリと一緒に、ユトレヒトから
バス&電車&メトロを乗り継いでアムステルダムまで通うのも、
来週が最後なのかと思うと、
まだ来週があるのに、なんだかウルウルしてしまいました
・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるる
(来週は絶対ウォータープルーフのマスカラにせねばxxx)
 
毎年、卒業生の父兄が、卒業生の為に、"卒業祝いのメッセージを集めた文集"を作るのがしきたりだそうで、
年末から先月まで、その原稿作りと編集作業におわれていました。
 
『贈る言葉』は、その文集のタイトルです。
 


(↑ 表紙のイラストを担当させて頂きました)
(↑ タイトル文字は担任のM先生の直筆です)  

お察しの通り、恐らく、海援隊の『贈る言葉』からとったタイトルなのだと思います。
私にとっては、小学校の謝恩会で歌った思い出の歌です。
以来、心に刻まれている歌詞があります。
 
信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい
 
昨年、5年ぶりに補習校の保護者会会長を勤めた際に、
(5年前はそういうことはなかったのですが)
知らないところである事ない事噂され、いつの間にやら大きく誤解されていたという
(日本人が少ないユトレヒトでは経験したことがなかった)
"日本人社会の怖い一面"を初めて体験しました。

オランダ人は良くも悪くも無遠慮(笑)なので、何かあれば大抵本人に直接話してきてくれ、
そういう意味では非常に分かり易く付き合いやすい人々だと改めて思いました。
 

巡り巡って、今頃になって耳に入ってくる事実無根の噂話もあり、これは暫く続きそうです・・・(T_T)

直接私に確認してくれたら、すぐに解けるような誤解ばかりなのに・・・でも、週1回の補習校、しかも(乗務があったりして)毎週行ける訳ではないので、補習校で会っても話しづらかったりしたのかな。
(そんな中、こんな噂があるようだけれど・・・と心配して伝えてきてくれる友人達には感謝の気持ちで一杯ですぴかぴか(新しい)
 
誰が何の為にそういう噂を流しているのか・・・
でも、悪意はないのだと信じたい。
(もしかしたら、私が何か失礼をしたせいかもしれないし・・・)
それでまた、傷つくことになるのかもしれないけれど、その人の、またその周りの人々の、
良心を信じたい。
 
そう思うようになったきっかけが、30年前に耳にしたこの歌でした。
 
信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい
 
人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから~  
 
傷付けられた時も、
嬉しかった時と同様にしっかりと心に留めて、
自分は(自分を傷付けた相手も含めて)他の人を傷付けないように、
自分も(自分を喜ばせてくれた相手はもちろん)周りの人を喜ばすことができるように、
いつも優しくありたいです。
 
海援隊 『贈る言葉』
(WMPが再生されている場合は、
音楽を止めてから動画を再生して下さいネ)
 ↓
                 
 

“荷作り帰国”からオランダに戻る時に・・・

前の日記で日本の歌を紹介して、
そういえば下書きを書いたまま忘れていた記事があったことを思い出しました・・・(^^ゞ
昨年の5月末から6月初めにかけての、両親の引越しの手伝いの為に実家に帰った”荷作り帰国” 飛行機
平均2時間睡眠の1週間だったので、帰りの便では映画も見ずに寝ることにしたのですが、
音楽でも聴きながら眠ろうかと、パーソナルビデオの音楽リストを見ていたら、
いつもはクラシック(→コンセルトヘボーの素晴らしい録音が沢山紹介されているので♪)しか聴かないのですが、
『世界の音楽』の『日本の音楽』のコーナーに、
槇原敬之のアルバム
(↑ オランダ在住17年の私はもちろんまだ聴いた事のなかったアルバム)
の初回限定盤
(↑ 『遠く遠く~’06ヴァージョン』が特別に収録されている盤)

を発見。

    
(WMPが再生されている場合は止めてから動画を再生して下さいネ)
・・・私自身も故郷から遠く離れているけれど、
京都出身の義理弟や北海道出身の母のこと、
同じオランダに住む日本人の友人達とその家族のこと
いろいろ想いながら聴いていたら(疲れていたからか)なんだかジ~ンときて涙が出てしまった (>_<。。。
(窓際の席でよかった・・・)
 どんなに高いタワーからも 見えない僕のふるさと
  失くしちゃだめなことをいつでも 胸に抱きしめているから
  遠く遠く離れた街で 元気に暮らせているんだ
  大事なのは “変わってくこと” “変わらずにいること”

  同窓会の案内状  欠席に丸をつけた
  だれよりも今はみんなの顔 見たい気持ちでいるけど


  遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を この街で迎えたい
  僕の夢をかなえる場所は  この街と決めたから

 

故郷を離れ、故郷を想いながら暮らしている人が、世界中に大勢いることでしょう・・・
みんな頑張れ! ふっきーも頑張れ! 私も頑張れ!

フィギュアスケート選手達の声とラフマニノフの『鐘』

 
今日(日本時間だともう昨日ですが)閉会したバンクーバー五輪
 
冬季オリンピックで私が一番楽しみにしているのはフィギュアスケートです。
素晴らしい演技と美しい音楽、そして素敵な衣装を一度に楽しめるので スマイル
 
今大会で一番印象に残っている女子シングル・・・
これに関して多くのフィギュア選手からのコメントが掲載されていました。 
いろいろ考えさせられるコメント。 皆さんにもお伝えしたくて・・・↓
スキーキャンデロロ (仏)  ’94リレハンメル’98長野銅メダリスト

「あの点差は誰も理解できない。真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?」

スキーストイコ (加)  ’94リレハンメル’98長野銀メダリスト

「ヨナの滑りは素晴らしかった。だが得点が異常に高い。 ヨナがあんなに上なのは同意しない」

スキーブッテルスカヤ (露)  ’99世界選手権優勝 長野・ソルトレイク代表

「審判は真央を正当に評価するべきだ。 なぜこれほどの大差がつくのか理解できない」

スキーハミルトン (米)  ’84サラエボ金メダリスト

「(ヨナが)リンク上で見せる挙措動作全てに加点されている。 呼吸をする度に得点を得ているようにさえ見える。」

スキーコーエン (米)  トリノ銀メダリスト

「ヨナはスピードがあってパワフルだけどマオほど難しいプログラムはやってない」

スキープルシェンコ (露) ソルトレイク銀・トリノ金・バンクーバー銀メダリスト

「アサダのレベルは人類史上最高だよ。俺が女だったら勝てないだろうね。  キムは4回転を2回跳んだのか?」

 
スキーロシェット (加) バンクーバー銅メダリスト

「マオ(浅田)にも感謝したい。果敢にトリプルアクセルに挑んだ姿を見て、私は悲しいことなんか忘れて正直、燃えたわ。ありがとう」

スキークワン (米)

「3アクセルの後に2ジャンプを付けるなんて、考えられない、すご過ぎる!」

真央ちゃん、惜しくも金メダルを逃してしまいましたが、
彼女の演技を高く評価してくれる同僚が大勢いて、なんだか私も嬉しくなりました。
 
彼女の敗因はコーチの選曲&演出指導のミス・・・という声もあるようですが、
ピアニストの山形リサさんのブログに、大変興味深いお話が掲載されていましたのでご紹介します↓
~~~~~~チャペル~~~~~~チャペル~~~~~~チャペル~~~~~~

ラフマニノフの『鐘』。

正確には『前奏曲 Op.3-2』というピアノ曲で、

実は私の十八番だったりする。
そして、私の修士論文のテーマは
『ラフマーニノフの音楽における「鐘」のモティーフについて
~幻想小曲集Op.3を中心に~』
というもので、この前奏曲『鐘』は、幻想小曲集の中の第二曲目であり、
ロシアにまで行って研究、勉強した思い入れのある曲だ。

なのに、このオリンピックに関連してテレビで本当~にいい加減な曲の解説がされていて、

今日、とある番組で
「もともとは女性の愛をテーマにした曲だそうです」
という解説を聞いたときには、顎がはずれそうになってしまった。

正直、オリンピックで真央ちゃんがこの曲を使うと知ったときは

「なぜわざわざこの曲を・・・!?」
と、心配に感じた。

理由は後述するが、ガーシュウィンのピアノ協奏曲とは違って、

確実にスケートを滑るには難しい曲だからだ。
↑昨日のテレビではガーシュウィンについて
「全く知られていない曲をオーサーコーチが見つけ出した」
という解説がされていて、これまた顎がはずれそうになった(泣)
全然、無名の曲じゃないですから…。

でも、今日の真央ちゃんの演技を見て、音楽家としての私は

「よくぞこの曲をここまで…」
と驚嘆してしまった。
まずはじめに、赤い衣装を着ると金メダルを取れない
というジンクスがあって、
青い衣装にしないのかという話題があったが、
この曲で演技をするなら絶対に「青」は考えられない。
なぜなら、この曲の鐘のテーマは「警鐘」なのだ。
具体的には火事の。
(中身については戦争だったり、災害だったり
いろいろな原因があると思われるが)
彼女の演技は、炎のような強さ、逃げ惑う人々の苦悩、怒り、恐怖、
そしてそれらを乗り越えていく人間のたくましさを表現していた。

この曲は人々に危険が迫っていることを知らせる

「警鐘」
をモチーフにした曲なので、
聴く人に緊張、不安、焦りのような感情を引き起こす効果がある。

演者(選手)にしてみれば、普通の曲を使用するよりもはるかに

緊張度が高まるはずなので、
この曲でジャンプが飛びにくい理由は容易に想像ができてしまう。

オリジナルのピアノ演奏では、

今回のオーケストラ編曲版よりもリズムがはっきりしていて
音の流れや勢いを感じやすいのだが、
あえてオーケストラ版を使ったのは、
その’緊張感’をより一層引き出す効果を狙ってのことなんだと思う。

聴衆も曲から緊張感をあおられているので、

演技が成功したときの効果がより高まる
という計算だったと思われるが、
競技者のほうが聴衆よりも繊細なはずなので、
受ける影響も大変なものだったと思う。

タラソワコーチが

「鐘は誰にでも滑れる曲ではない。」
と発言しているが、まさにその通りだろう。

今回の選曲についての是非は置いておくとして、

私はこの曲を与えられた真央ちゃんに
尊敬と賞賛の気持ちを贈りたい。

ロシア人にとっての「鐘」という存在(曲のことではない)は、

我々外国人が想像するよりも
はるかに深く民族に根付いた歴史の一部である。

もしコーチ陣が

この曲の持つ音楽的効果を知らなかったとしても、
ロシア人である以上は
この曲の音楽的背景について絶対的に理解しており、
まさにロシアそのものといえる壮大なテーマを
真央ちゃんに与えているのだ。

上手な例えが見つからないが、

日本人コーチが外国人選手に「君が代」や「さくらさくら」を選曲した
と想定すると、
その裏にあるさまざまな感情を想像することができるのではないだろうか。

ロシア音楽を研究してきた私には、

タラソワコーチが真央ちゃんに託した情熱、信頼、誇り、
金メダルへの並々ならぬ思い入れが感じられ、
本当に本気の唯一無二のプログラムだったのだ
と思えてならない。

ただ、構成点において今回のように

「振り付け・構成」や「音楽の解釈」について採点されるのは、
いかがなものかと思ってしまう。

そもそも、どの選手も

オリジナルの音楽をそのまま使用しているわけではない。

時間制限があるので、

その選手の演技内容に合わせて上手に編曲がなされている。

何曲かある候補の中から選手が選んだと言っても、

どういう編曲がなされるのか、
またはなされた状態であることを知っている選手は
ほぼ皆無なのではないだろうか。

誰かが選手のために作ったサンプル音源の中からチョイスしている

だけの話で、
これは選手の技術や芸術性ではない。

今回の審判の中で、私のように

「鐘」のテーマを知っている、感じられる人
はどのくらいいるのだろうか。

現在の採点方法が継続するのであれば、

全員同じ曲、同じ衣装で滑ったほうが公平だろうと思う。

追記:

この曲にはもともと「鐘」という題名は付けられていません。
ロシア人にとっては、
この曲の鐘のモティーフがすぐに理解できるゆえに
「鐘」という通称がついているのです。

http://blog.goo.ne.jp/risapiano/e/9d0ab0a13b2f6a905304bba839406502

・・・というお話を聞いた後にもう一度改めて彼女の演技を見ると、
印象がまた違ってきますぴかぴか(新しい)
 (オリンピックの映像ではありませんがxxx) ↓
 
     
(ホームから再生する場合は、WMPの音楽を停止させてから
再生して下さいネ♪)