地球と木星47年ぶり大接近

先週末無事ニューヨークから戻りました 飛行機
今、ニューヨーク便のフライト日記を書いている途中なのですが、こんなニュースを発見↓
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地球と木星が20日、
3億6800万マイル(約5億9200キロ)まで“大接近”する。
AP通信が伝えた。
地球と木星は約12年周期で接近するが、
ここまで近づくのは1963年以来という。

木星は現在、
夕暮れ時には東の空の低い位置に見え、
午前零時ごろには頭上にある。
明るさは地球上から見える最も明るい恒星、
おおいぬ座のシリウスの3倍という。
また、この日は見かけ上、
木星と天王星が最接近し、
50倍程度の望遠鏡でも
木星とガリレオ衛星、天王星が一緒に観察
できる。
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昨夜も、寝室の窓から、満月に近い月のそばでもあせることなく輝く木星をしばし眺めていました。
今、-2.9等星だそうです星
(↑ニュース記事にも記載がありましたが、地球から見える恒星の中で太陽の次に明るいとされる1等星シリウスの3倍の明るさです)

今年は水瓶座と魚座の境目辺りに見えている木星
水瓶座も魚座も明るい星がない為、なかなか見つけられないと思うのですが、
魚座のすぐそばにある、『秋の大四角形』と呼ばれるペガスス座の大きな正方形ならきっと見つけやすいと思います。

太陽に続いて『宵の明星金星(←金星は、9月24日に木星よりも更に明るい-4.6等星の最大高度になります・・・これは昼間でも肉眼で見える明るさです←太陽の東約40°の辺り)が西の空に傾く頃、
木星が東の空から昇ってきます。

西に沈みゆく太陽と金星、東に月&木星(&天王星)・・・西の空と東の空、両方が楽しめます♪

23日に牡羊座で満月になる月とペガスス座の正方形を目印に、”幸運の星“と呼ばれる木星ジュピターを探してみて下さいネ(*^-^*)

追伸 便利なサイト発見!→ http://contents.kids.yahoo.co.jp/hoshizora/

しし座流星群

11月19日といえば・・・
しし座流星群
・・・毎年11月19日未明に、
東の空に昇ったばかりのししの頭の部分
を中心にして
沢山の流星が見られます。 

時間が時間ですので、
実際にしし座流星群を見たのは
過去1回(過去最大規模と期待された2001年)
だけですが
(実家近くの公園で、義理の弟ふっきーと
凍えながら見ました。
ふっきー、寒いのに付き合ってくれて
ありがとう!)
きれいでしたヨ~! 
今年は、16日が満月だったので明かり
(ふたご座の辺り)があったと思いますが、
しし座の隣のかに座には土星
しし座に続いて昇ってくるおとめ座木星
があり、
さぞかし美しい星空だったことでしょう・・・
見たかったなぁ~ 
プラネタリウムの操作がしたくて
中学時代に天文部に所属
(プラネタリウム天文台もある学校だったのです
して以来、星空に魅せられています。
乗務の時も、夜の便の時は、
休憩中にコックピットに星を見に行きます。 
雲の上から眺める星空も格別です! 
 
今月は、夕方には西の空低く”宵の明星金星
が見え、
また、10月30日に地球最接近となった火星
-2.3等の明るさで
ぺガスス座(ペガスス座は”ぺガススの大四辺形“と
呼ばれるように
ほぼ正方形をしているので見つけ易いです。 
20時頃に天頂辺りに見えるはずです。)
おうし座の間くらいに赤く輝いています。
しし座流星群
(出現が極大になるのは19日ですが)
もうしばらくは見ることができると思うので、
眠れぬ夜には是非
星空を見上げてみてください。