今年は
冬は割りと過ごし易かったにもかかわらず
春の訪れが遅かった~
3月に入ってから
連日の大雪・・・
それでもすいせんの花は
(凍えるように?)開いていたので
「あぁ春が来たのだなぁ」
・・・と思っていたのに
いつまでたっても
悪天候&気温は氷点下・・・
先日開園した
キューケンホフ公園の花々も
まだ芽が出たばかりで
花が咲くのは
まだまだ先になりそうとのこと・・・
春分の日は
久し振りに暖かい一日で
沢山の渡り鳥が
南の国から群れを成して戻って来たりして
危うく
「もしかして春・・・!」
と浮かれそうになる気持ちを
「ここで喜んではいけない・・・
また寒くなってガッカリしたくない・・・
油断禁物」

と抑えていたのですが
(裏切られる=急にまた寒くなる
ことも多いのでつい慎重になってしまう?!)
でも
今日の
雲一つない青空!
+
冬のそれとは違う暖かい日差し!
=
多分大丈夫


「春がくるとなぜか異様に嬉しい」
というのは
オランダに来てから味わうようになった
特別な感情です
・・・冬が暗くて長~い、北ヨーロッパ・・・
春を待ちわびる人々が持つ
特別な喜び・・・
(渡り鳥の群れ)
(空一面、黒いブツブツでいっぱいで
圧倒されます)
運河沿いを散歩すると
例年なら
2月の半ばの"クロッカス休み"
(という学校のお休みがある頃)
に咲くはずの
クロッカスの花が
今頃になって咲き始めていました。
(今年は"クロッカス休み"中に一時帰国
していたので
てっきりもう咲き終わったものと
思っていたのです)
日本で
2月に梅、3月に桃、
4月に桜が咲いて
春が訪れるように、
オランダでは
2月にクロッカス、3月にすいせん
(今年は順番が逆でしたがxxx)
そして
4月にチューリップが咲き始め
花の国オランダが"世界一美しい国"となる
春がやってくるのです

なるほど、クロッカス、すいせん、ですか。
お国柄によって違うのですね。でも、春はいいですね、暖かくってほのぼのとしていて、冷たい冬の後だから、よけいに清清しさをかんじるのでしょうか。
>がんぶぅさん
"暖かくってほのぼのとしていて"という日本の春・・・和みますよねぇ。
オランダの春は、ちっとも暖かくないんです。 ほのぼの・・・ともしてないなぁ。 色の無かった世界に、急に色とりどりの花が咲いて、一気に、ワッ!と明るくなる、という感じです。 思いっきり視覚の世界です。 春~夏~秋~冬は、知らぬ間に季節が移っていくのに対して、春だけは「春だ!」とはっきり感じます。 日本だときっと夏の到来がそんな感じなのでは? 梅雨が明けて、急に日差しが強くなって、「夏だ!」と(他の季節よりも)はっきり感じる、あんな感じだと思います。
オランダの「喜びの春」もいいけれど、私はやっぱり日本の「ほのぼのとした春」が好きだなぁ・・・
なるほど、『わっ』と咲くのですね。仰られる例えのように、夏のヒマワリでしょう。華道においても、あるいはブーケのような造形生花でも、かすみ草はとても大切な花だと思うのです。あの可憐さ、楚々とした佇まいの風情を持つ花が支える薔薇の大輪だと。そして、そんな囁きのある春の訪れ、日本人ならではでしょうか、好きですよね。
>がんぶぅさん
かすみ草、星屑のようで綺麗ですよね。 陰の引き立て役は大切です。
囁くような春の訪れ・・・いいですねぇ~「いとをかし」という言葉が似合います。