アクセス10000人

昨年の9月末に、
長男ミハーリと一緒にブログを開設して
はや8ヶ月・・・
今日、
アクセスが10000人に達しました。
 
遊びに来て下さった皆様
(ほとんどが私の家族・親戚・友達
かと思いますが)、
コメントを残して下さった皆様、
ありがとうございました。
 
最初は、こちらからの発信のみが目的でしたが、
このブログを通じて、
素敵なお友達ができました。 
開設当初からコメント下さっている、
がんぶぅさんBooパパさん、
それからmayitaさん、Reikaさん、Manonさん、
そして、しほりさん・・・ 
(実際に会えなくても)
友情の輪は広がっていくのですね。
 
これからもどうぞよろしくお願いします!
 
ちなみに、10000人目のアクセスは、
5月29日の午前8:45(オランダ時間)
       午後3:45(日本時間)に
mixi.jp経由で来て下さった方でした。
(どなたかなぁ~)
おめでとうございます!?

ピアノ履歴書

私の一番大切な、心の趣味・・・ピアノ・・・
先日、30年になるピアノ歴を振り返ってみました。
 

レッスン
 
3歳からオルガン (ピアノは5歳から)
5~18歳
(イギリス留学の為お休み)
20~25歳 (この間、エレクトーン、フルート、バイオリンも習う)
26~27歳
(子育ての為おやすみ)
昨年半年間 (ピアノ2台の連弾のレッスン)
今年2月~現在 
 

今までに弾いた曲

練習曲

・バイエル
・ブルグミュラー25の練習曲
・ツェルニー30番
・ツェルニー40番
・ツェルニー毎日の練習曲 Op.337
・ソナチネアルバム1
・ソナタ  ハイドン 第?(何番だったか忘れましたxxx)
      モーツァルト 第?(同上)
      ベートーヴェン 「悲愴」「月光」 

・バッハ 「インベンション」
・ショパン 「エチュード」 (Op.10-3 「別れの曲」)
              (Op.10-12 「革命」)
 
ソロ曲

・エルガー 「愛の挨拶」
・サティ   「ジムノペディ 第1番」 「グノシェンヌ 第1~6番」
・ショパン 「ワルツ集」(1、6、7、9、10、12、14番)
       「ノクターン集」(1、2、5、8、9、10、15、20番)
            「幻想即興曲」 「雨だれの前奏曲」 
・シモネッティ 「マドリガル」 
・シューベルト 「即興曲 Op.90-4」
・シューマン 「トロイメライ」
・チャイコフスキー 「(
胡桃割り人形より)金平糖の踊り」 「(白鳥の湖より)情景」 「四季」(3月、6月)
・ドビュッシー 「月の光」 「夢想」 「アラベスク 第1番」
・バッハ 「G線上のアリア」 「主よ、人の望みの喜びよ」
・フォーレ 「シシリエンヌ」
・メンデルスゾーン 「ベニスの舟歌」 「春の歌」 「無言歌集 第1~3番」 
・ランゲ 「ワルツ」
・リスト 「愛の夢 第3番」

連弾曲 (パートはセコンド)

 
・エルガー 「愛の挨拶」
・グリーグ 「ピアノ協奏曲 (Alfred版) 第1、2楽章」 「ペールギュントより オーゼの死」
・シモネッティ 「マドリガル」
・ドヴォルザーク 「スラブ舞曲 第10番」
・ドビュッシー 「小組曲」 
・バッハ 「管弦楽組曲 第2、3番」 「主よ、人の望みの喜びよ」
・フォーレ 「ドリー組曲より 子守唄」
・ブラームス 「ハンガリー舞曲 第1番、第6番」 
・モーツアルト 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「ピアノ協奏曲 第20番 第2楽章」 
・ラヴェル 「亡き王女の為のパヴァーヌ」 


ピアノ伴奏

 
・クライスラー 「愛の悲しみ」(フルート)
・ドヴォルザーク 「ユーモレスク」(バイオリン)
・バッハ 「G線上のアリア」(バイオリン) 「アヴェ・マリア」(バイオリン) 「シチリアーノ」(フルート)
・ビゼー 「アルルの女 間奏曲」(フルート)
・フォーレ 「子守唄 Op.16」(バイオリン・フルート) 「シシリエンヌ」(フルート) 

クラシック以外の曲

・中村由利子 「ウィスパリング・アイズ」 「ディア・グリーンフィールド」 「ウィンター・ロマンス」 「ファンタジア」 「哀しみのラプソディー」
・映画音楽 (ディズニーの曲などを結婚式で)
・洋楽 (ブライアン・アダムスetc.結婚式でリクエストのあった曲を)
・邦楽 (TVドラマ主題歌などを結婚式で)

 
これから弾きたい曲
連弾曲

・グリーグ 「ピアノ協奏曲」(Alfred)(連弾曲・セコンドの方)
・シューベルト 「ファンタジー D-940」(連弾曲・プリモの方)
・スメタナ スメタナ本人が編曲した 「モルダウ」(連弾曲・セコンドの方)
・ドヴォルザーク ドヴォルザーク本人が編曲した「交響曲第9番"新世界より"」(連弾曲・セコンドの方)
・モーツアルト 「ピアノ協奏曲第20番」(ピアノ2台の連弾曲でオーケストラ・パートの方)
・ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」(ピアノ2台の連弾曲でオーケストラ・パートの方)
 
ソロ曲
 
・ブラームス 「インテルメッツオ Op.117-2」(ソロ)
・過去に弾いたソロ曲(特にショパンとドビュッシー)のやり直し
 
以上

聴く人のに響く、私にしか出せない、私らしい音を求めて、もっともっと練習したいです・・・!

 

マリアの恋・ミハーリの夢

Maria(6歳)の初恋は、Mariaが5歳の時。
相手は、一つ年上のTom。
他の女の子からもモテモテだったTomが、ある女の子に
「君の事は好きだけど、君とは付き合えない」(Tomは当時6歳)と上手に断っている場面に遭遇したことがあります。 
Mariaとよく遊んでいたので、てっきり両思いなのかと思っていたら、Tomはまだ恋愛には興味がないのだそう・・・(と、Mariaが言っていました)。

間もなくしてMariaが恋に落ちたのは、Michali(11歳)の同級生Philip。
クラス1の優等生Philipは、ピアノやギターも弾け、絵も上手で、オランダ人には珍しくとても行儀が良い
Philipは今年の2月に私達と一緒に初来日もし、「こういう友達は大切にした方がいい」と私の両親も大絶賛。
しかし・・・Philipには他に好きな女の子(同級生)がxxx

「それでもいいの!」と言っていたMariaでしたが、先日急に

「私、Duncanが好きになった」(DuncanはMariaと同じクラスの男の子です。)

と、折り紙で作ったチューリップの花束をプレゼント。 なんと、ちゃんと告白もしたらしい・・・いつもながら積極的です。
「それで、Duncanの方は? あなたのこと好きなの?」と聞くと「知らな~い」・・・とてもクールなMaria。

そしたら翌日、キレイなピンクの箱に入った指輪を持って帰ってきました。 中には、ルビーとサファイアとピンクトルマリンの指輪(もちろん偽物)が!
「Duncanからもらったの。 Duncanも私のこと好きなんだって

両想いになって、幸せ真っ只中のMaria。
ママもなんだか嬉しい!
パパはびみょ~な心持ち・・・

今日からしばらく学校がお休み(昇天祭)なので、淋しそうです。
「明日Duncanと遊んでいい?」
「今Duncanに電話していい?」
「あ~~早くDuncanに会いたい
・・・一日中言ってました。
 
もう、Duncanのことで頭がいっぱいのMariaです。


一方Michaliは・・・

一昨日の夜、(夫がフライトに出ていていなかった為)私のベッドで眠っている(パパには内緒)子供達の寝顔を覗きに行くと、Michaliが、それはそれは幸せそうに"ニコ~"と笑っていました。
「どんな夢見てるのかな~?」と思いながらしばらく見つめていると、Michaliが目を覚まして起き上がったので、「Michaliくん、何の夢見てたの? すごく嬉しそうに笑ってたヨ~! 楽しい夢?」と聞くと、

ん・・・計算問題やってた・・・

とボソリと答え、また寝てしまいました・・・

算数が大好きなMichaliです。

バトン

Mayitaさんから受け取った

(随分前に・・・スミマセン

進化バトン

今日やってみます。


進化バトン歴代41代目 

<ルール>

もらったバトンに答えた後、

次にまわす時に、

古い質問3つ(8~10)を消して、

一番上に自分からの質問3つを

付け加える。

 
では、まずは、まわってきた質問にお答えしますネ・・・

1.最近外食したの、いつ

何たべたぁ

 

普段はほとんど外食しないのですが、

先月、友人がユトレヒトに遊びに来てくれた時に、

一緒にユトレヒトの旧運河沿いにある

De Winkel van Sinkel

でランチしました。

ほうれん草のサラダ

(胡桃入り、ヨーグルト・ドレッシング)

を食べました。 美味しかったです!

誰か遊びに来た時でないと外食できないので

皆さん遊びに来てください!!

2.ズバリ、この夏の予定は

 

夫と子供達が

(例年では3週間のところ)1ヶ月くらい

ギリシャの別荘へ行くそうなので、

私は1週間だけお供して、

あとはオランダで普段できないこと

友達と外食したり飲みに行ったり

(普段は門限が22時なのでできない)、

一日中ピアノを弾いたり

(夫が家にいる時は

テレビを見る為ピアノは弾いてはいけない)、

友達を呼んでカラオケしたり

(夫がいる時は

テレビを見る為できない)etc.

をしたり、

一人だけで一時帰国したり

したいなぁ・・・と思っていますが、

フライトのスケジュールにもよるので

(今年の夏の休暇は8月20日からなので

乗務も入るのです)

間近にならないとわかりません。

3.『一度だけタイムマシーンに乗っていいよ』って、

ドラえもんに言われたら、

貴方は『未来』へ行く

それとも~『過去』に行く

 

(自分自身の過去か未来か、だったら)

高校時代に戻って

別の進路を選んでみたい。

1.両親が望んでいた付属の女子大

(そしたら今頃玉の輿??)

2.ピアノの先生のアドバイスどおり音大

あるいは

3.思い切って宝塚!?

(・・・というのは冗談)

 

(自分自身の過去や未来でなくてもいいなら)

ショパンやリストが生きている時代

に行って

生演奏を聴き、

作曲しているところを見てみたい!

 

(・・・つまり私は

『過去』へ行きたい、ということかぁ・・・

知らなかった・・・)

 

4.最近の「うわっ!やっちゃった!」

という出来事は何ですか?

ありません

・・・いえ、失敗はよくするのですが、

あまり動揺しないタイプなので

「うわっ!やっちゃった!」

と思わないのです。

「あぁ~・・・やっちゃった・・・」

という感じならあるかも

・・・・・でも

思い出せない・・・

すぐに「ま、なんとかなるか・・・」

と思ってしまうので、覚えていませんxxx

5.一番のストレス発散方法は?

 

ピアノを弾くこと。

落ち込んでいる時は

あえて暗~い悲しい曲を選んで

感情を込めて弾くと

(よく弾くのはショパンの短調の曲)

落ち込んだ気持ちが

曲に吸い取られたかのように

元気になります。

オランダに住むようになってからは

カラオケ

(日本に住んでいた頃は

苦手だったのですが・・・)

ストレス発散になってます。

(本当は穏やかな曲の方が好きなのですが

あえて安室奈美恵やMAX、

あとは子供達と一緒にアニメのテーマソング

なんかを歌ってスッキリします)

6.最近、旅行された場所はどこですか?

 

乗務でならデリー

プライベートでは一時帰国先の日本

ちゃんと旅行として行ったのは、

去年両親と行ったスペイン

最後に一人旅したのは、

モロッコチュニジア

(チュニジア、よかったですヨ~!!)


7.もし100万円を

1週間で使い切れと言われたら?

 

女友達

モナコリゾートホテル

優雅に過ごす。

8.最近、幸せを感じた瞬間は?

 

(ほぼ毎晩)夜中に

子供達

私のベッドにこっそり潜り込んで来て、

二人に挟まれて眠る時・・・

幸せだなぁ~

と思います。

9.このバトンを書き終えたら、

何をしますか?

 

(今日は夫がいないので)

ピアノの練習をします。

10.一番お気に入りの場所は

どんなところ?

 

お気に入りの場所・・・

 

日本では、

北海道の登別・小樽、石川県の金沢

京都府の銀閣寺、奈良県の薬師寺

それから実家のある綾瀬

 

海外では、

イタリアのフィレンツェ、チェコのプラハ

イギリスのオックスフォード

 

この中で一番お気に入りの場所といったら

やっぱり

実家に残っている自分の部屋

ピアノの前かな・・・

11.このバトンを5人にどうぞ。

 

みずかっちぇさん

アナスターシャさん

Manonx4さん

恭子さん

happyさん

 


(3つの新しい質問を加えた) 

新しいバトンは以下の通りです。


進化バトン歴代42代目 
 

1.あなたの理想の人物と

その理由は?

 

2.「これだけは許せない」

ということはありますか?

あるとしたら

それは何ですか?

 

3.記憶喪失で

自分の名前も

連絡先もわからない時、

あなたならどうしますか?

 

4.最近外食したの、いつ

何たべたぁ

 

5.ズバリ、この夏の予定は

 

6.『一度だけタイムマシーンに乗っていいよ』って、

ドラえもんに言われたら、

貴方は『未来』へ行く

それとも~『過去』に行く

 

7.最近の「うわっ!やっちゃった!」

という出来事は何ですか?

 

8.一番のストレス発散方法は?

 

9.最近、旅行された場所は

どこですか?

10.もし100万円を

1週間で使い切れと言われたら?

 

11.このバトンを5人にどうぞ。


よろしくお願いします・・・!

ユトレヒト・ツアー・ガイド

先日、ユトレヒトのツアーガイドをしました

その前の週に、大先輩(オランダ在住27年)のガイドのお供をして勉強させていただき、初仕事に望みました。

 

1.朝10時15分にユトレヒト中央駅の裏手にある大型バス停留所に到着する観光バスに同乗。 

「国立オルゴール博物館」に近いマリアプラーツへ。

 

オランダでは、時間通りになどバスは到着しませんから、冷たい風に吹かれながら待つこと15分。 
そのうちに、10台程あった停留所の停車スペースが他の観光バスでいっぱいに・・・
仕方なく、道路に出て待っていると、やっとバス到着。
まずはツアーコンダクター(以下ツアコン)と運転手に(日本人のツアコンにはお辞儀、オランダ人の運転手には握手で)挨拶。 
運転手に駅の反対側の大通りに出て欲しいと指示すると、「あぁ、カタライネ・シンゲルね。」とわかっている様子だったので安心して、マリア・プラーツ到着まで、
ユトレヒトの歴史、人口、観光名所など(ちゃんと勉強しました!)をお話していると、良く見たら運転手が道を間違えてる・・・

運転手の方、ユトレヒト到着までの交通渋滞でイライラしていた上に道を間違えて、ご機嫌斜めのご様子だったので

「大丈夫、大丈夫、時間はたっぷりあるから(本当はあまり無かったけれど)、心配ないですヨ。 もう一度最初の停留所に戻ってみましょう。」

となだめ、再出発。
予定よりも乗車時間が長くなってしまった為、用意していた観光案内も言い尽くしてしまい困っていると、お客様から「カラオケ歌って!」とのリクエスト。 そこで、お客様の年齢層に合わせて「ブルーライト・ヨコハマ」を歌いました・・・というのは嘘で、"オランダ質問コーナー"に切り替えて、なんとか乗り切りました。

 

2.マリア・プラーツから徒歩で「国立オルゴール博物館」へ。

 

バスから全員(大人37人+ツアーコンダクター1人)降りたことを確認後、(「ブラームスもここで演奏したんですヨ~」などとご案内しながら)ユトレヒト音大前を通って「国立オルゴール博物館」へ。
これは順調に行って10時50分過ぎに到着。 
11時からの「館内ツアー」に予約を入れてあったので、先にお手洗いに行っていただきました。
博物館の中に、別の日本人団体客がもう1組・・・ユトレヒトへの到着が遅れて、予約していた「館内ツアー」に間に合わなかったとのことで、私が担当しているグループと一緒の「館内ツアー」を取ることに。 このグループは、現地ガイドが付いていなかったので、私がまとめて日本語でのご案内をすることになりました。

 

3.「国立オルゴール博物館」館内ツアーの日本語訳

 

私が担当しているグループ38人+別のグループ約70名=約100名を引き連れて、館内の特別展示会場へ。

ユトレヒトの「国立オルゴール博物館」では、現在、7月30日まで、設立50周年を記念して、史上初の「世界の王室のオルゴール」の特別展示会をしています。

ユトレヒトに13年も住んでいますから、ここにも何度か来た事はあったのですが、今回は通常の展示物とは違って、私も初めてお目にかかるオルゴールばかり。 ど~しよう・・・と思っていたのですが、先日、たまたま日本人の友人一家がユトレヒトに遊びにいらして、一緒に訪れたばかりだったので、(その時の館内ガイドさんとはまた別のガイドさんで、説明内容も全く違ってはいたのですが、)なんとか上手く通訳することができました。 (丁度良いタイミングで遊びに来てくれた友人に、改めて感謝!?)

 

ニューヨークのメトロポリタン美術館、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館、パリのルーブル美術館、北京の紫禁城などから集められた、滅多にお目にかかれない、王室のオルゴールの数々・・・先日見たばっかりでしたが、何度見ても素晴らしい!!

 

(北京の紫禁城から:黄金のサイのオルゴール時計)

(イギリス王室から中国皇帝に送られたもので、

イギリス側は「中国人はきっとこういうのが好みであろう」

と想像して送り、

受け取った中国側は「イギリス人はこういうのが好みなのだな」

と思ったそう・・・

つまり、どっちもハズレxxx)

他に・・・

"博物館から盗まれていたお陰で、その博物館が火災で全焼した際、唯一焼け残った(?)"というナポレオンのオルゴール時計

"尊敬していたアレキサンダー1世が亡くなったことを悲しみ、毎日、アレキサンダー1世の崩御時間に悲しいメロディーを奏でる"というオルゴール時計、

いつも展示されているエルミタージュ美術館では"修理工がいない為、演奏不可能だけれど、ここには修理工がいるので特別に演奏を聴くことができる"というオルゴール時計、

・・・などなど裏話もまた面白かったです。

 

印象に残ったのは、"王室のおもちゃ"として作られた「卓上オルゴール戦艦」。 王族・貴族の晩餐会などで、食卓の上にその「オルゴール戦艦」を置いてスイッチを入れると、船上の兵士がラッパを吹いたり太鼓をたたいたりしながら、ゆっくりと船が前進し、止まった所で(ナント)大砲を撃つ(!)らしい。 (実弾を入れて撃ったこともあったそう・・・暗殺??)  

ちょっと危険な「王室のビックリ箱」(?!)です。 

(「王室のオルゴール展」開会式に訪れたオランダ女王)

(女王様が

上記の「卓上オルゴール戦艦」の大砲を撃って

開会宣言したそう・・・)

 

4.「オルゴール博物館」から徒歩で「ディック・ブルーナ・ハウス」へ。

 

「オルゴール博物館」の11時からの「館内ツアー」が終わったのが12時。 「ブルーナ・ハウス」の予約も12時。
本当は、旧運河沿いの道をご案内したかったのですが、なるべく早く到着する為に裏道を急ぎました。
25分遅れて到着。

「ブルーナ・ハウス」ミッフィー誕生50周年を記念して、作者のディック・ブルーナさん(今年79歳)が住んでいる、ここユトレヒトに建てられた、いわゆる"ミッフィー美術館"です。
先程の別のグループの他に、もう2組、日本からの団体客が入っていて、館内は150人以上の日本人でごったがえしていました。
ここは、館内全て、オランダ語と英語、そして日本語で説明書きがあるので、通訳は不要。 
私はお土産売り場前で待機し、見学を終えたお客様からの「ここでしか買えないグッズはどれ?」とか「ミッフィーの服は何色がオリジナルなのか?」などの質問をオランダ語で店員に聞き、答えを日本語でお伝えする、という仕事をしました。

 

5.「ブルーナ・ハウス」からカフェ・レストラン「ローフェン」へ。

 

昼食を取る予定のカフェ・レストラン「ローフェン」は、ドム塔のすぐ近く。 13世紀に火事で全焼した、もともとはドイツ皇帝の王宮だった建物を、1992年、カフェ・レストランに改装オープン。 ミッフィーの作者ディック・ブルーナさんもお茶しに来るというカフェ・レストランです。

どのレストランにお連れするかは、今朝初めて伺ったのですが、これまた偶然にも、先日、友人一家とお茶したカフェ・レストラン! (どおりであの時、店員さんが日本語で「ありがとう」なんて言ってた訳だ・・・!)
「ブルーナ・ハウス」見学を30分に切り上げ、少し時間が出来たので、景色の良い旧運河沿いを歩いてレストランへ向かいました。

 

6.レストランにお連れして、ガイドの仕事終了!

 

お客様とツアコン、バスの運転手はここで3コース・メニューの豪華ランチをいただくのですが、私の仕事は、お連れしたところで終わってしまうので、残念ながら豪華ランチにはありつけませんxxx 
「淋しく自腹でコーヒーでも飲むか・・・」と思ったら、店員さんが私のことを覚えて下さっていて、コーヒーとデザートのアイスクリームをご馳走して下さいました! 感激!! 

お礼に、「ありがとう」以外の"一言日本語"を書いてお渡ししました。

 

7.おまけ

 

仕事は終了していたのですが、お客様でお二人、デン・ハーグのホテルで空き巣に入られ、スーツケースを破壊されてしまった方がいらして、ここでスーツケースを購入しないといけない、とのことでしたので(3時の子供達のお迎えまで、まだ時間がありましたし)、レストランの近くにあるスーツケースのお店で通訳のお手伝いをしました。
お買い物後もまだ時間があったので、そこから皆様をバスの停留所までご案内して、そのまま学校のお迎えに向かいました。

 

お天気にも恵まれ、とっても楽しい一日でした!

オルゴール博物館お勧めです!

ご案内しますので、ユトレヒトへお越しの際には是非お知らせ下さいネ。

フライト日記(Delhi)

2006年5月
(DEL)
 
約1年ぶりのデリー便。
機種はボーイング777(今月末からMD-11に
なるらしい)です。
 
ブリーフィング前から、オランダ人同僚達は買い物
の話で持ち切りでした。
デリー便は、副業をしている同僚達に大人気の
路線なのです。
 
雑貨屋さんは、陶器製のドアノブ、
きらびやかなランプetc.
靴屋さんは、ビーズの飾り付きのサンダルetc.、
かばん屋さんは、象などの模様が型押しされた
皮製のバッグetc.、
装飾品屋さんは、パシュミナ、インド・ビーズ製の
アクセサリーetc.
・・・を買って帰るのだそう。 
そして一番多いのが、ビーズ・アクセサリーを自分
作って販売している人達。 
もちろん買うのはインド・ビーズです。
流石、商いに長けたオランダ人・・・!
(もちろん、乗務の時にあんまり大量に買い付け
をするのは法に反しますので、皆それを考慮して
お買い物ですが・・・)
ちなみに私の今回の買い物ターゲット(?)は、
Mayitaさん用のベリー・ダンスの衣装
残念ながら(私は踊れないので)自分の分は
買えませんが、と~ってもゴージャスで素敵な衣装
なので、いろいろ見て選べるだけでも、ものすごく
楽しみでした。
 
担当はエコノミー・クラス。
サービスの方はいつもどおりスムーズに終わり、
下降体勢に入った頃、ワールド・ビジネス・クラスの
片付けのお手伝い行くと、ビジネス・クラス担当の
オランダ人同僚の一人が、ジャンプ・シート(乗務員
離着陸時に座る席)に辛そうに座っています。 
両耳には紙コップが・・・航空中耳炎のようです。 
紙コップの中には、熱いおてふきが入っていて、
気圧の変化で耳が痛くなった時、この
"熱いおてふき入り紙コップ"
を両耳に当てると痛みが和らぐらしいのです。 
ただし、重症の風邪や鼻炎などで鼻が完全に
つまってしまっていたりして、耳管が開かず、中耳が
炎症を起してしまったり(=中耳炎)、副鼻腔の中
空気が膨張収縮して
副鼻腔炎(以前、一度だけ、風邪気味だったのに
無理して乗務して、下降体勢中に、この副鼻腔炎
なってしまったことがあるのですが、前頭部や目の
上下、目と目の間など、顔中の空洞がそれはそれは
もうひどく痛んで・・・本当に辛かったです・・・)に
なってしまったりした場合は、紙コップ程度じゃあ効果
はありません。
 
彼女も紙コップではもう駄目そうでした。 
飛行機が高度を下げるにつれ痛みが増してきている
様子。
 
霊気治療してみようか、どうしようかさんざん迷った
(・・・「先月のボネール便の時の様に、また悪いところ
をもらってしまったら怖い・・・」と思って・・・)のですが、
彼女があんまり辛そうだったので、先日霊気をお勉強
なさっていらっしゃる方からいただいたアドバイス
(=自分は単に仲介者となり、宇宙太陽をイメージ
するようにする)を思い浮かべながら、やってみました。 
彼女の額に手を翳し、(前回は"悪いエネルギー
自分側に吸い取る"ことだけをイメージしてやったの
ですが、今回は"星空に解き放つ"ことをイメージして
やってみましたら、悪いところをもらうことなく治療でき
ました。 
彼女も(半信半疑だったのでしょう)驚いていましたが、
私も内心(実はやっぱり半信半疑だったので)「・・・
またホントに治療できちゃった・・・」と驚いていました。
 
現地時間の午後8時過ぎ、デリーに到着。 
空には、蠍座の上、天秤座わきに、
木星が輝いていました・・・
 
クルーホテル到着後、クルー・ルーム(英国航空
ルフトハンザ航空エチオピア航空などと共同の
クルー・ルームです)でのクルー・ドリンクへ。
 
テレビでは丁度、サッカーのヨーロッパ・チャンピオン・
リーグ決勝戦をやっていました。 
スペインのチームとイギリスのチームの試合で、後半
あと20分程で終了という場面でした。  
スペインのチームに私の妹の旦那さんにそっくりな
選手がいて、昨年両親とスペイン旅行した際、
その選手のユニフォームをお土産に買って帰った
こともあって、私はなんとなくスペインの方を応援
していましたが、1対0でイギリスのチームがリード
していました。
 
皆が緊張した面持ちで試合に集中していた時
です。 
コーヒー・マシーン(クルー・ルームでは、コーヒーや
紅茶が自由に飲めるようになっています)の横に
あったゴミ箱のフタ(ステンレス製)が突然はずれ、
大きな音を立ててゴミ箱のわきに転がったのです。 
一同ビックリして(テレビとは反対側にある)ゴミ箱
の方を振り返った瞬間、スペインの選手がゴール
・・・みんなしてゴールの瞬間見逃してしまい
ました。 
「あんな重いフタがどうして・・・?」と不思議に
思いながらも、またテレビの方に・・・。
すると今度は、コーヒー・マシーンの上に置いて
あった紙ナプキン・ホルダー(銀製)が、突然落下。 
皆が振り返ると、またその瞬間にスペインの選手が
ゴール・・・
またもやゴールの瞬間を見逃してしまったのです。
・・・誰か(=目に見えない何か?)いる??? 
ゴミ箱のフタ紙ナプキン・ホルダーも、自然に落ちる
ような状況ではなかったので、ふとそんな気が・・・
みんな(口に出さなくとも)していたに違いない・・・
 
ちなみに、試合の方は、3対1でスペインのチームが
優勝。 
ヨーロッパ・チャンピオン・リーグの優勝チームって、
確かトヨタ・カップに出場する為に来日するのでは
なかったかしら・・・? 
(実は1995年に、トヨタ・カップに出場すべく東京へ
向かったオランダ・アムステルダムのサッカー・チーム
AJAX乗せた便に乗務したことがあるのです。 
アヤックスはブラジルのグレミオと対戦し、優勝。 
主将のダニー=ブリンドが最優秀選手賞を取ったか
思います。 
当時はサッカーはほとんど知らなかったのですが、
ちゃっかり選手の皆さんのサインをいただいてしまい
ました。 ミハーリ用に・・・と思っていたのに、今では
私の宝物?!)
今年のトヨタ・カップは、スペインのFCバルセロナ
来日ですヨ!
 
さて、翌日は同僚達とマーケットへ。 
外の気温は摂氏42度。 前回程暑くありません。
皆それぞれ目的の品をゲット。 
私も素敵なベリー・ダンスの衣装を購入。 
大満足でホテルに戻り、皆で食事をし(私は大好物
Dosaいただきました!)、乗務の前に数時間の
仮眠を取り、空港へ・・・。
 

  (Masala Dosa)

 

クルー・バスが空港の出発ロビーに近づくにつれ、
車窓から見える景色に唖然。 
何十台、何百台(?)もの車が、ぐっちゃぐちゃ
路上駐車され、バスがこれ以上出発ロビーに近づけ
ないのです。 
国際空港でこんなに混沌とした風景を目にしたのは
初めてでした。 
なんとか出発ロビー前に駐車し、ロビー内に入ると、
出発ロビーも負けず劣らずすごい混雑・・・
「これではお客様は飛行機に乗る前に疲れてしまう
だろうなぁ・・・」
(=「ご機嫌の悪いお客様がいらっしゃっても仕方ある
まい」)という覚悟で飛行機へ。
 
幸い、私が担当したエリアにはご機嫌の悪いお客様
いらっしゃいませんでしたが、その代わり(?)
「扁桃腺が腫れて息もできない」と言って激しく咳き
込みながら大泣きしている6歳くらいの男の子が。 
再び霊気治療を・・・泣きじゃくる男の子の喉にそっと
手を当てると途端に大人しくなって・・・
治療した後しばらく、両手から何か目に見えないもの
放出し続けているような感じで、両手の指先が
モワ~っしていました。
世の中には、目には見えなくても、科学で証明でき
なくても、不思議なことがあるものですね・・・
「絶対に存在しない」と証明されない限り、
いろいろな事を信じてみたい・・・と思う今日この頃。 

 
休憩時間には、
を見るべくコックピットへ。
その日の彗星の位置は、ペガサス座の辺り
丁度、東の空にペガサス座が昇ったところで、
一生懸命目を凝らして探したのですが、
飛行機はオランダに戻るべく西に向かって飛行中で
東側が非常に見づらかった上、明かりもあって、
ついに見つけることができませんでした・・・残念!
(1997年には、コックピットから、宇宙のかなたを
飛行機と並んで走る、美しいヘール・ボップ彗星
の姿を見ることができたのですが・・・) 

 

日光~日帰りの旅~ほか・・・

今日は、(遅ればせながら)今月初めの一時帰国中のお話を・・・


上海便乗務から戻った翌日から約一週間、一時帰国したのですが、今回は夫の姉の旦那さん(=義理の兄)とその娘(=姪っ子)も連れ、珍しく夫も同行・・・連日観光案内で忙しく過ごしました。

 

1日目 

KL861便で日本へ。

2日目 

成田到着。

3日目 

皇居明治神宮表参道を案内。 

皇居は、私も実は初めて行きました。  
江戸城跡で、マリアが、
(顔から血を流した)女の子の幽霊を見た
と言うので
「あ~本当~? 
戦(いくさ)で死んじゃった子が
いたのかもしれないね~
天国に行ける様にお祈りしてあげようね~」
な~んて言ってたのですが、
家に帰ってから
インターネットで皇居のサイトを見ていたら、
「江戸城内で行方不明になっていた女中が、
何者かに体中刃物で傷つけられて
城外に投げ落とされた」
という事件があった、という記載が・・・

4日目

 
早朝から日光へ。 
本当は一泊したかったのですが、夫が嫌だ
というので、
日帰りの強行軍。 
特急は満席で乗れず、
急行列車で約2時間かけて行きました。 
しかも最初の1時間半は立ったまま・・・。
 
東武日光駅到着後、案内所で
「日帰りなのですが、どういうルートで回ったら
一番効率が良いでしょう?」
と聞くと、
「今日は混んでいるので、日帰りなら、
駅に近い東照宮は後にして、
最初に遠いところから回った方がいいでしょう。」
とのことだったので、バスで中禅寺湖へ。 
「所要時間、通常45分のところ、
今日は90分かかります。」
とのアナウンスが入っていましたが、
結局2時間半かかって中禅寺湖に着きました・・・
しかも、これまた最初の1時間は座れなかった・・・
それでも、バスからの眺めが良かった
(日光では桜がこれからだったのです!)ので、
退屈することなく過ごせました。
中禅寺湖畔でお昼をいただき、華厳の滝を見学。 
昔のままでした・・・なつかしかった!
時計を見るともう午後4時・・・
東照宮は中にはもう入れないかもしれないけど、
行くだけ行ってみよう!
とバス停に戻ると、もちろん長蛇の列。 
予想では、3台目くらいのバスに
乗れるか乗れないか、というところ。 
その上、バスは30分に1台来るか来ないか・・・。 
前に並んでいたご夫婦(40~50代くらい?)
とお話しながら30分ほど待った頃、
ふと「このまま待っていても、
バスが来た時に列の最初の方でなかったら
また座れないのでは・・・?!」
ということに心配になり、
「・・・だったら、もしかしたら、
同じく30分おきに来る逆方向行きのバス
湯元温泉まで行って折り返して来た方が
確実に座れるのでは・・・?!」と思い、
その数分後に到着した
湯元温泉行きバスに乗りました。 
再びバスからの景色を楽しみながら
湯元温泉まで行き、
折り返して中禅寺湖に戻って来ると、
さっき私達の前に並んでいたご夫婦が、
私達と同じバスにぎりぎりで乗って来ました。 
=つまり、あのまま並んで待っていたら、
このバスにも乗れなかったわけです・・・ 
「misaeよくやった!」とみんな密かに大喜びです。 
不思議そうにしているそのご夫婦に
「待っている時間がもったいないと思って、
湯元まで行って来ました。 
湯ノ湖戦場ヶ原も見られてよかったです。」
と申し上げましたら、
「あんた達、頭いいねぇ! 
われわれは1時間半、立って待っとったよ~!」
と感心されました。
東照宮にたどり着いた時には
もう午後6時を回っていましたので、
当然中には入れませんでしたが、
夕闇のお寺というのも、なかなか趣がありました。 
暗くて写真には撮れませんでしたが、
五重塔と月・・・綺麗でした!

そのうち真っ暗になってしまったのですが、
東照宮を一通り外から見学した後、
歩いて日光駅へ。
 
結局、電車に往復約4時間半
バスに往復約4時間半・・・
「ゴールデン・ウィーク中は、
日帰りで日光には行かない方がいい」
ということを学んだ一日でした。

5日目

 
浅草銀座秋葉原を回りました。 
浅草寺もものすごい人出でした。 
義理兄は大喜びで
(人の頭で黒々とした仲見世通りなどの)写真
を撮りまくっていました。

6日目

 
お台場の大江戸温泉物語へ。 
夜は、弟夫婦と妹が来て、
皆で夕食&弟の誕生日会をしました。
 
7日目 
 
後ろ髪ひかれながら
オランダへ・・・
 
次は夏、帰れといいなぁ~


デリー便のフライト日記も、近日中に必ず・・・! 

どうぞお楽しみに

フライト日記(Shanghai)

2006年4月
(PVG)
 
4月27~30日、上海へ行って参りました。 
スケジュールは2泊4日。
初めての上海便・・・
 
まず楽しめる(?)のは、日本以外のアジア路線で毎回見られる、ブリーフィング・ルームでのオランダ人同僚達の混乱
上海便には上海ベース、北京便には北京ベース、香港便には香港ベースの中国人クルーがおり、韓国路線には韓国ベースの韓国人クルーが乗務するので、アジア路線に乗務する時は、毎回必ず、私も現地人クルーの一人だと思われ、英語で(現地人クルーはオランダ語の資格は必要ありませんので)現地の事情などを尋ねられる訳です。
「上海は初めてだから、あんまりわかんないのよ~」とオランダ語で答えると、「・・・? 上海に住んでるんじゃないの? オランダ語も話せるの?」と不審そうなオランダ人同僚達。 しばらくして"本物の"中国人クルーがブリーフィング・ルームに入ってくると、彼らも「あれ?」という表情で私に挨拶。 オランダ人同僚達も「おや? 一人多いのでは??」と顔を見合わせる。
「misaeは元日本人クルーで、今はオランダベースで飛んでるのよ。」とパーサーから説明があってやっと、一同納得。
 
機種はボーイング747-400。
担当はUD(アッパー・デッキ=2階)のビジネスクラスで、相棒は中国人クルーのマリリンです。
 
ただでさえややこしいのに、今回は相棒が中国人で、機内では余計にお客様が混乱なさっていました。 
普通に中国語で話しかけてくる中国人のお客様、片言の中国語で「謝謝」とおっしゃるオランダ人のお客様。 
「・・・実は私は中国語は話せないのです・・・」と申し上げると皆様「???」というお顔に・・・(中国語も勉強したいな・・・と思ってはいるのですが、なかなかxxx)
フライト半ばくらいまで「え~っと・・・どっちが中国人の方だっけ?」と皆様混乱されてました・・・。 
 
アジア路線では、中国・韓国・シンガポール・タイ、どこへ行っても現地人に間違われ、現地の言葉で話しかけられますが、私は特に中国人に見えるようなのです。 (なんでも、中国人女優の誰かに似てるとか。 誰でしょう・・・? どなたかご存知ですか?)
 
行きの便には、訓練を終えたばかりの上海ベースの新人クルーが7名乗っていました。 男性クルー1名と女性クルーが6名。 女の子達はなかなか美人ぞろいでしたヨ!
私の相棒も、まだ入社3ヶ月目とのことで初々しく、"若い頃の松田聖子"という感じでかわいらしかったです。 
そして嬉しかったのは、相棒はじめ新人中国人クルー達が、私も同世代(=27、28歳?)だと思ってくれたこと
すっかり気を良くして上海に到着しました。
 
他のアジア路線同様、早朝の到着でしたので、夕方まで一眠り・・・と思ったら、オランダ人同僚達は数時間の仮眠だけで、大はりきりでショッピングに出かけました。 私は夜、大切な約束がありましたので、ショッピングはパス。
 
夜の大切な約束とは・・・丁度ご出張で上海にいらっしゃったがんぶぅさんと、上海にお住まいのしほりさんにお会いすること。 
美味しいお食事、素敵な夜景、楽しいお話・・・
ありがとうございました
 
翌日は、朝食後、オランダ人同僚達と一緒にマーケットへショッピングへ。 子供達用に靴、日本のDVD(スタジオ・ジブリのDVD全集他)を買って大満足。 
一旦ホテルに戻って、今度はネイル・サロンへ。 
ペディキュアをやってもらうのに、オランダ人同僚2人と並んで座って待っていると、担当の女の子がやってきて、私に「ユー! リトルビット チャイニーズ!」・・・中国系オランダ人だと思った様子。
次に「ユー! ベリー ヤング!」と言うので、
「まぁ、ありがとう! ・・・で、何歳だと思う?」と聞くと・・・
なんと「25!」ですって! 25歳ですよ~ 
よく若く見られますが、これは新記録です。 (ちなみにサロンの女の子は26歳でした。)
オランダでは"アジア人だから"若く見られるんだと思っていましたが、アジアでも若く見られるんだ~嬉しい!・・・と、またまた気を良くして帰りの便に乗務しました。
 
帰りの便では、「オランダ女王の日」を祝ったチョコレートが搭載されていました。
 

 

(オランダ王室の色=オレンジに包装された
"女王の日"チョコレート
をいつものチョコレートに添えて)
(後ろのバラの花は
紙ナプキンで作りました!)
 
4月30日は「女王の日」(前オランダ女王の誕生日)。 
今年は日曜日にあたっていた為、オランダでは前日の29日にお祝いしたそう。
私は ("ゴールデンウィーク"=オランダの"チューリップ休み"中、一時帰国しているか、あるいは一時帰国できるようにフライトをリクエストしているので)「女王の日」にオランダにいたことはあんまりないのですが、街中にフリー・マーケットが開かれ、オレンジ色に着飾ったオランダ人達で賑わいます。
そして「女王の日」から5月5日の「終戦記念日」までが、"チューリップ休み"で学校がお休みになります。 丁度日本の"ゴールデンウィーク"と同じ時期なのです!
 
さて、オランダに戻って来て、不思議なことに気付きました。
「25歳に見える」と言われてから白髪が減った気がするのです・・・!
「病は気から」ではありませんが、「自分は若く見える」と思い込むことで、本当に若返ることがあったりして・・・?!
以前にも、「痩せるジェル」やら「デューク更家のウォーキング・ダイエット」で効果をあげていた私ですが、もしかしたらそれも「(これは効くに違いない!という)思い込み」が功を奏していたのかも・・・?!
 
 

オランダの電話局 -KPN-

 
こんな事が起こり得るのがオランダ・・・(;-_-)
 
4月25日の晩、1回だけ呼び出し音が鳴って電話に出たら何も聞こえなかった・・・ということがあり、イタズラ電話だとばかり思っていましたら、翌日、電話が不通になっていました。
 
KPN(オランダの電話局)に携帯電話で問い合わせると、「Bilthoven(ユトレヒト郊外)に引っ越したのでは?」と言われ、試しに自分ちの番号に電話をかけると、"Bilthovenに引っ越してきたばかり"だという全然知らない人が電話に出た・・・彼女が電話局に申請した電話番号は下3ケタが"516"、我が家の番号は"156"・・・電話局の人が入力ミスをしたのだな、ということはすぐに察しがつきました。
再びKPNに電話して事情を説明すると、「直すのには10日程かかる」とのこと。 
ミスは一瞬でできても、
それを元に直すのは一瞬ではできないらしい・・・
 
ここで(恐るべき?!)義理のお姉さまの登場です。
(彼女は言い方がとてもキツイのです・・・ニコニコしながら、非常に非情なことをおっしゃる・・・楽しく会話しているはずが、知らぬ間にグサグサと傷つけられます。 私がこの世で唯一恐れている女性ですxxx)
彼女のお陰で、3日後には電話は復旧。 (夫には一言も誤らなかったKPNも、義理姉には散々お詫びしたらしい。 流石・・・) 
それで安心して一時帰国していた訳ですが・・・
 
日本から戻ってみたら、インターネットがつながらない
郵便物をチェックしているうちに、KPNからのお手紙を発見。 なんとそこには「ADSL引越し手続き」のお知らせが・・・! 続いてプロバイダーからのお手紙も発見。 そこには「KPNからの依頼で引越し手続きを開始します」と・・・!
慌ててKPNに電話すると「え? 引越ししないのですか?」と驚かれ(=「引越し騒動」がKPNの手違いであった」ことが他の部署に報告されていなかった様子)、「ADSLの件は、プロバイダーに連絡してくれ」と言われ、今度はプロバイダーに電話すると、「KPNから依頼なので、KPNから取り消し依頼がない限り、引越し手続きは中止できない。」とのこと。 顧客であるはずの私達が「これは全てKPNの間違いで、引越ししていないし、引越しする予定もありません。」といくら説明しても、全然取り入ってもらえませんでした。
義理姉の協力を得ながら、何度もKPNプロバイダーの間を行ったり来たりして、ついに今朝(=引越し手続きの中止を申し出てから約3週間目にして)、やっと復旧しました
 
この話を日本人にすると皆「考えられない!」と驚きますが、オランダ人にすると「あぁ、私も前に同じようなことが~」とあんまり驚かない・・・視点を海外に置いたら、案外、どの国でもこんな事ちょくちょくあったりして・・・?という気もしてきました。 
こんな事が起こり得ないくらいサービスの良い日本が特別なのかも・・・? 
 
今日は朝から受信トレイの100通近いメールに目を通し、返信。
ブログも更新しなくては・・・上海のフライト日記、一時帰国中のこと、忘れないうちに・・・
 

 
ところで、日本から戻ってきたら、(一時帰国する前に満開だった)庭のの花も(帰国前に丁度咲き始めていた)洋梨の花もすっかり散ってしまっていて、代わりに林檎の花が満開になっていました。 の花が咲く前に咲き終わっていたには、もう青い実が・・・!
木々の緑も深みを増し、そよ風に初夏の気配が感じられるようになりました。
日も長くなり、これから数ヶ月は、オランダも過ごし易い季節になります。
是非遊びにいらして下さい!

帰国

昨日、上海から戻りました
 
いつものようにスーツケースから荷物を出し(オランダ語でuitpakkenアウト・パッケン)、
一時帰国用に新たに荷造り(オランダ語でinpakkenイン・パッケン)。
 
間もなくスキポール空港へ向かいます。
 
今回は、夫Maxも義理兄(彼の姉の旦那さん)とその娘(=姪)を連れて一緒に日本へ行きます。
前回に引き続き、日本滞在中は観光案内をすることになると思うので、友人達と会ったりはできないと思いますが・・・
それでも一時帰国は嬉しい・・・! 
元気な両親の顔を見られるのは嬉しい・・・!!
孫達との再会を喜ぶ両親、祖父母との再会を喜ぶ子供達の嬉しそうな顔を見られるのは嬉しい・・・!!!
 
上海便のフライト日記は、日本から・・・あるいはオランダに戻って来てから、書きますネ