(引き続き、昨年のフライト日記から・・・)
2012年10月
(AUA-BON)
9月末のソウル便の後は、本当は、7日間の台北便が付いていました。
食べ物も美味しそうだし(←重要)
すごく行ってみたかったのですが・・・
ソウルのホテルでTVをつけた時、
(NHKはもちろんのこと)現地韓国のテレビ局も、尖閣諸島/竹島を巡っての日中日韓問題を一日中扱っていて
9月25日に発生した、日本海上保安庁の巡視船12隻と台湾の(!)漁船約40隻が尖閣諸島海上で水合戦している(=高圧ホースで放水し合っている)シーンが何度も放映され・・・
台湾ももしかしたら今は行かない方がいいかもしれないと感じました。
ソウル便は1泊3日のスケジュールだったのでホテルに篭っているのも苦になりませんでしたが、
台北便は5泊7日・・・ずっとホテルに篭っている訳にもいかないでしょうし・・・
ユニットマネージャー(=客室乗務員部のマネージャー)と相談し、
上海便同様、
(尖閣諸島問題で、万が一、反日感情をお持ちのお客様がいらした場合、本来日本人CAは乗務していないはずの便に日本人CAが乗務していることで不快に思われるお客様がいらっしゃるかもしれないという可能性と、台湾でも反日デモが行われているかもしれないという可能性を考慮して)
スケジュールを変更して頂きました。
代わりにアサインされたのが、アルーバ経由のボネール便です。
機種はMD-11。
担当はビジネスクラス。 満席。
ボネール便は(10月末にスタートする)冬のスケジュールからは機種がエアバスに変わってしまう為、
この10月半ばのボネール便は、MD-11がボネールに飛ぶOne of The Last Flight・・・
10月末からは、エアバスのFlight Safety の資格を持っていない私は乗務できなくなってしまうので、
もしかしたら私にとっては最後のボネール便・・・
大自然のエネルギーに満ちた島ボネール・・・最後に呼んでもらったような、そんな気がました(*^-^*)
ブリーフィングで印象に残っているのは・・・
その1:
お手洗いに設置されている煙感知器がカバーされていた為に火災の発見が遅れたという同僚の体験談。
機内全面禁煙になってもう大分経ちますが(・・・どれくらい経ったでしょう?)、
未だにお化粧室でこっそり吸ってしまうお客様がいらっしゃって・・・(´・_・`)
ご存知でしたか?
機内で喫煙できた頃、機内火災の一番の原因はタバコの火だったということ。
機内はとても乾燥しているので、(何かこぼした時はすぐに乾いて便利ですが・笑)
火事になった時は地上よりもずっと火の回りが早くなるので非常に危険なのです。
お化粧室でのタバコの不始末が原因と思われる機内火災による墜落事故も起きていますから、
おタバコは機内では我慢して下さいねー(*^-^*)
その2:
新しく導入された軽量のトローリーは倒れ易いので注意するように、というアドバイス。
確かに新しいトローリーは軽くて、押したり引いたりするのは楽になったのですが、
方向転換する時に、
トローリーの上にはビールやワイン、ジュースなど、重い物を乗っけていますから、
本当に注意しないとバランスを崩して、さも簡単に倒れてしまうのです。
→ エコノミークラスで、ギャレーでの方向転換時に倒れそうになったミールトローリーを支えようとしたところ足の上に倒れてきてしまい、負傷してしまった同僚がいました(>_<)
要注意です・・・(というか改良して頂きたい・・・)
ボネールには夕方到着。
(↑ ボネールのフラミンゴ空港・・・ターミナルがピンク色♪)
(↑ ヨーロッパからは、オランダからしか直行便がありません)
ボネール到着後は、私達から飛行機をtake over してアムステルダムへ戻る同僚達が到着するのを機内で待ちます。
(↑ 同僚達を待っているうちにすっかり日が暮れてしまいました)
翌日は、朝食後、いつものように同僚達と一緒にホテルのシャトルバスでSorobon Beachへ。
Sorobonは、ウィンドサーフィンで有名なビーチです。
若い頃は私も何度かやりましたが、最近は腰が心配で・・・苦笑
バランスを取るのは難しくないのですが、セイルを持ち上げるのが大変なのです・・・(^^;
(↑ ソロボンでのランチはいつもこれ・・・カニサラダ(*^-^*))
(↑ イグアナがいました・・・ホテルにもいます)
(↑ ホテルに住んでいる猫ちゃん)
(↑ 夕方はホテルのビーチバーでクルードリンク)(↑ 水面にナイトダイビングの青い光が・・・)
美しいボネールの自然・・・
(↑ 色鮮やかなお花・・・)
(↑ 美しく穏やかな海・・・)
(↑ 可愛い鳥達・・・) (↑ 可愛いカニ・・・)
(↑ 再びスコール)
今回のボネール滞在中、やたらと目にしたのが『444』の数字・・・
(↑ 2日目の夕方 ) (↑ 出発の日のCalling 1時間前に目が覚めて・・・)
(↑ 機内でも・・・同僚の腕時計=オランダ時間)
(↑ アムステルダム到着後=ボネール時間のままのiPhone)
同僚達もビックリしていました(◎-◎;)!!
『444』は「今、天使があなたを囲んでいて、その愛と助力があることを保障しています。 天使の助けがそばにあるので心配しないこと。」という意味だそうです(*˘▿˘人)
(↑ 数字のメッセージ 「エンジェル・ヒーリング」ドリーン・バーチュー著(ダイヤモンド社)より)
(↑ フラミンゴ空港にて出発前に・・・)
(↑ 今はこのMD-11の代わりにエアバスが飛んでいます)
エネルギーに満ちた島ボネール・・・(天使もいるのかも・・・?)
最後に呼んでくれて、ありがとう・・・!
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