2010年12月
(CPT)
約2年ぶりのケープタウン。
今回初めてフライト先に友人を連れて行きました。
リポーティングタイムは午前8時50分。
いつもは(マリアの学校の送り迎えの時間を考慮して)午前10時以降リポーティングのフライトをリクエストしているのですが、
12月25日に日本で予定されていたピアノ仲間のクリスマス会(=夜通しピアノを弾いて過ごします♪)に参加する為のスケジュール調整の為、
贅沢は言っていられません。
機種はボーイング777-200。
担当はエコノミークラス。 (←こちらも今回スケジュール調整でビジネスクラスでアサインされる便はなかった為)
社員割引制度の内容は会社によって異なり、私達の場合は、配偶者(オランダでは結婚していなくても同棲証明があれば配偶者と同じ扱いになります)と子供は自分達と同等の社員割引がきき、親兄弟はじめ他の親戚や友人には、コンパニオン・チケットというのを利用できることになっています。
このコンパニオン・チケットというのは、社員と往復共に同行する場合に限り、社員と同様の割引になるチケットで、1年に4枚まで購入できることになっています。
今年は、このチケットを使って、一時帰国時に、スペイン在住の友人を一緒に日本に連れて行ったり、また、10月に両親をオランダに連れて来たりした訳です。
社員と往復共に同行・・・というのは、私は乗務でも乗客として乗ってもどちらでも構わないのですが、
日本路線以外のフライトに誰かを連れて行ったのは初めてで、少しだけドキドキしました。
というのも、万が一満席の場合は乗れませんので、空港まで行って結局一緒に出発できなかったり、あるいは、帰りの便が満席だと、現地に置き去りにすることになってしまうからです。
オランダ在住の友人T子さんとは、午前8時にスキポール空港で待ち合わせをし、彼女のチェックインを済ませ、私はクルーセンターへ。
3泊5日のフライト、コンパニオンを連れていたのは私だけではありませんでした。
一人の同僚は彼氏を、もう一人は息子さんとその友人、連れて来ていました。
ブッキングは満席・・・スタンバイが4名・・・
どうなることかと心配しましたが、ノーショウ(=予約しているにもかかわらず、キャンセル通知もなく現れないお客様の こと)があり、T子さんはビジネスクラスにお席を頂くことができました。 私がビジネスクラス担当でなかったのは残念でしたが、美味しいお食事とワインを楽しんで頂けたようでよかったです。
行きの便には、Ferry Corsten(http://www.ferrycorsten.com/)というオランダの有名なDJが乗っていらして、ケープタウン到着後すぐにお仕事されるとのことで、
ご招待頂いた私達は、約11時間の乗務の後、クルーホテルで着替えてATMOSPHEER(http://www.atmospheer.com/)というクラブへ。
クラシック以外の曲はあまり聴かないのですが、どんな音楽も元はクラシック音楽だと思うと結構楽しめました。
ホテルに戻ったのは明け方。
翌日から観光!と思っていましたが、お昼まで休み、ランチはWaterfrontで。
食後はWaterfrontを散策し、お土産類を先に飼ってしまってから、ホテルに戻って最上階のプールとサウナへ。
ここの景色が本当に素晴らしいのです・・・!
夕方、パーサーからCamps BayのParanga(http://www.paranga.co.za/)というカフェレストランでこれから飲むという連絡が入り、T子さんとタクシーで向かうと、他の同僚達も丁度Camps Bayでお茶していたのでジョイン。
ホテルに戻り、ホテルのパーでクルードリンクの後、夕食は同僚お薦めのレストランAubergine(http://www.aubergine.co.za/)へ。
お食事もワインもとっても美味しかったのですが・・・かなり予算オーバーxxx
翌日はホテルの朝食ビュッフェからスタート。
大変ゴージャスなビュッフェで、ささやかながらお寿司やお味噌汁もあります。
朝食後、オランダ人の同僚のタマラも加わって、クルーホテルのすぐそばから出ている巡回観光バスHop On-Hop Off(http://www.citysightseeing.co.za/)に乗り、市内観光を楽しみながらテーブルマウンテンへ。
強風の為ケーブルカーが運行されておらず、頂上までは行かれませんでしたが、中腹からの景色も大変素晴らしかったです。
そのままバスでWaterfrontへ。 そこでランチした後、ロベン島へ渡りたかったのですが、こちらも強風の為、船が運行を見合わせてました。
諦めてホテルへ戻り、T子さんがお昼寝している間に私は再びサウナへ。 サウナ、本当はあんまり好きではないのですが、なんたって景色が良くって。
この日の夕食はホテルで。
夕食後はレストランのピアノを弾かせて頂きました♪
次の日は朝8時スタートのツアーに参加。
ペンギンが目的のツアーでしたが、アザラシにも会え、とんでもなく強風の喜望峰も素晴らしく、大満足。
ペンギンは予想以上にラブリーでした→http://www.youtube.com/watch?v=3_ZX8hbnxoI
ツアーの帰りにまたまたWaterfrontに寄り、ランチした後、私は夜の乗務に備えてホテルへ戻って仮眠を取りました。 T子さんはWaterfrontに残り、ロベン島渡航をトライするも今度は満席で乗れず、大西洋とインド洋の生き物を扱う水族館へ。
ホテルで夕食後、支度をして、出発までの時間、また30分くらいピアノを弾きました。
お食事中のお客様に
「心地の良い音で、すごくよかった、ありがとう」
とおっしゃって頂き、嬉しかったです(*^-^*)
空港へ向かう前に、ホテルのクリスマスツリー前で集合写真を撮りました。
空港に着くと、他にもスタンバイの人々が・・・
スタンバイのうち全員が乗れない場合、チケットの番号が良い順にお席を頂ける事になっていて、通常の社員割引チケットの番号は入社年+115、コンパニオン・チケットはそれに更に150加えた数字になり、数字が少ないほど番号が良い、ということになります。
結局、同僚の息子さんのお友達だけが乗れないことになり、一人残すのは可哀想だと息子さんも残ることに。
T子さんはラッキーにも帰りの便でもビジネスクラスのお席を頂いて、ゆっくり休んで帰られ、本当によかったです。
私のお薦めの街の一つケープタウンに友人を連れて行くことができて嬉しかったです。
他にもお薦めのフライト先があるのに、コンパニオン・チケットが1年に4枚しか使えないのが本当に残念・・・!