『将来の夢』 オランダの小学校の課外授業にて

 
先日、マリアの学年(Groep 6=小学校4年生)2クラス合同の課外授業の引率のお手伝いをしてきました。

場所は、学校から歩いて5分くらいの所にある小さな劇場。

担任の先生二人が子供達の列の前後に付き、私は列の中程をガードして子供達が列を乱さないように注意し、道路を渡る時は車や自転車(←オランダでは、道路の横に自転車専用道があって、自転車もガンガン飛ばして走っているので結構危ないのデスげっそり)を止める(←ちょっと"緑のおばさん"クローバーのよう?)・・・という役目。

劇場に到着すると、学校で予め一人一人作ってあった"パスポート"を提示しながら中へ・・・
パスポートの表紙には、氏名・年齢・学校名などを記入する欄があり、写真を貼り付ける場所にはそれぞれ自分の似顔絵が描かれてあって、中には『将来の夢』が書けるようになっていました。

チェックイン・カウンターでパスポートを見せ、ダンボール箱で作られた小さなスーツケースが受け取ります。
それを持って、まずは『夢を叶える為のワークショップ』へ・・・

ワークショップでは、最初に、各自が、自分の『夢』と、『夢の実現に必要だと思うもの』を、絵に描きます。

次に、『夢を実現する為に必要な"資質"は何か』を各自考え、ビニール袋の上にそれをマジックで書き、その"資質"を表していると思う物質を(綿、小石、貝殻など100種類!から)選んでビニール袋に入れます。 (例えば・・・"優しさ"が必要な仕事が夢の子供は、柔らかい綿や優しい色合いの布切れなどをビニール袋に入れていました。)

最後に、『夢を実現させる為のお守り』を、鳥の羽やビーズなどで自由に作って、オシマイ♪
(作ったものは全て、最初にもらったダンボールの小型スーツケースに入れて、各自持って帰れるようになっていました)

 
ちなみに、マリアのスーツケースの中を見てみると・・・
 *絵=ベッドの絵(・・・何故(^^???)
 *ビニール袋の中身=ビーズ
                (↑色はピンク、黄色、黄緑、オレンジ、青)、
                 ビー玉
                (↑色は赤、青、淡い緑、透明に黄色の模様)、
                 半透明な石
                (↑ガラスが波で洗われた丸くなったもの?)、
                                 綿
                 (↑直径3cmくらいの丸い綿の塊)
 *ビニール袋にマジックで書かれている"夢の実現に必要な資質"
               =明るさ、幸運、冒険、情緒の4つ
・・・でした。

その後、(場所が劇場ですからウッシッシ)劇を見ました。
世界で初めてニューヨークからパリまで無着陸で飛行したチャールズ・リンドバーグの物語でした。
「実際に夢を叶えた人がいるんだヨ!」というお話。
男性3人による劇で、(飛行機のプロペラの音や雨の音など)効果音も全てライブ演奏(?) 面白かったです指でOK

小さいうちから自分の将来のことを考えるのって、子供にとってものすごく大事なことだと思うので、本当に素晴らしい課外授業だったなぁぴかぴか(新しい)と思いました。

数年前、ミハーリのお友達のお父さんに、彼が教師として勤めている小学校に招かれて、6年生(=groep 8)を対象に、乗務の仕事の話をしたことがあります。
その小学校では、いろいろな職業の人を招いて、6年生の子供達にそれぞれ仕事の話をしてもらい、子供達の疑問に答えてもらって、子供達が「自分は将来どんな仕事をしたいのか」を考えるきっかけを作るようにしている・・・とのことでした。

日本ではどうなんでしょう・・・?
小さい頃から受験勉強におわれ、「良い学校へ行く」ことが夢になってしまっている子供が多いのでは・・・??

日本は、入試があまりにも大変なので、
入学=ゴールぴかぴか(新しい) という人(・・・ばかりではないと思いますが)、
「良い学校へ行く」ことが夢・・・将来自分が何をしたいのかわからない・・・という人が多いのでは・・・

習い事も・・・
日本だったら、女の子ならピアノ(?)、男の子ならサッカー(?)・・・というように、子供に才能があろうがなかろうが、(他の子供達もみんな習ってるから)とりあえずこれを習わせておかないとあせあせ(飛び散る汗)
・・・みたいなのがありませんか?

オランダに来て、
「日本と違う・・・?」
と思ったことの一つが、
「趣味でピアノを続けている人が非常に少ない・・・?」
ということ。
連弾をしたくとも、オランダ人のパートナーを見つけようとすると、
初心者か音大生・音大卒のどちらか・・・私のような中間レベルがあまりいないといいますか・・・

「子供のうちから自分の将来を考えること」に対する真剣度が、オランダはとても高いのかもしれないなぁ・・・と、改めて思いました。

月の光

 
大切な友人が「好き」だと言っていた曲
ドビュッシーの『月の光』 やや欠け月
に、BGMを変えてみました。
 
聴きながら(あるいは弾きながら)目を閉じると、いろいろなイメージが瞼の裏に浮かんできます。
例えば・・・
森の中を月の光を頼りに歩いていくと、突然、森が開けて、目の前に広大な草原が現われる
心地よい風が吹き、その風に草原が月の光に照らされながら波打つように揺れる・・・
とか・・・
曲の最後の方は、だんだんと空が白んできて、が空に吸い込まれるように消え行く・・・
というような・・・
 
気持ちよく感情移入できるので、私も大好きな曲の一つです。
 
ところで・・・聴きながら(あるいは弾きながら)よく思うのですが、この曲の""ってどんな""なんでしょう???
三日月 (三日月)? 半月 (半月)? 満月 (満月)?
私のイメージでは、どういう訳か "二十六夜月"(←夜明けが近付いて、夜の色がだんだんと青紫色になってくる頃に上ってくる、三日月とは反対側が欠けた薄~い)なんですが・・・
皆さんはいかがですか???
 

オランダの都市伝説?

 
先日インターネットで、『白バイ追跡で転倒 少女が死亡』というニュースを読んで、子供達に
「日本で、ヘルメットをかぶらないで2人乗りしていたオートバイが倒れて、後に乗ってた女の子が投げ飛ばされて、後ろから来たトラック(←大型タンクローリーというのは多分まだわからないので)に轢かれて死んじゃったんだって・・・大きくなってオートバイに乗る時はちゃんとヘルメットかぶらないとダメだよ」

と話したら、ミハーリが、オランダでも、2人乗りのオートバイの事故があったんだよ・・・と、こんな話をしてくれました。

18歳くらいの男の子と女の子がオートバイに2人乗りしていて、
男の子はヘルメットしてたんだけど、女の子はしてなくて、
時速180kmくらい出してたので、女の子が怖くなって、
男の子に「もっとゆっくり走って」って頼んだんだけど、
男の子は「できない」と言う。

(↑ え??なんでたらーっ(汗)・・・とちょっとムカつく私)
そして女の子に「僕のこと好きだって言って」と頼む男の子。
「好きよ」と答える女の子。
相変わらず時速180kmで走りながら「僕にキスして」と頼む男の子。
男の子にキスする女の子。
(↑ よそ見しているうちに事故に遭うのか?とハラハラしながら聞いている私げっそり
「じゃあ、僕のヘルメットを取って、君がかぶって」と男の子。
女の子が彼のヘルメットをかぶった後にオートバイが転倒。
男の子は亡くなり、女の子は命を取りとめた・・・
警察の調べで、オートバイのブレーキが故障していたことが判明。
男の子は走行中にそれに気付き、女の子を助ける為に自分のヘルメットを彼女に譲ったと思われる・・・

というお話。 

最初から2人ともヘルメットをしていたらよかった・・・ということではあるのですが、
もし本当に男の子が女の子を助ける為に自分のヘルメットを譲ったのだとしたら、
最後に「好きだと言って」とか「キスして」とか頼んでいる時、どんなに切なかったでしょう・・・
そう考えたら、ちょっとウルッ・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)としてしまいました。

 
久しぶりに感動したので、是非他の方々にもこの感動を伝えたい!と思って、mixiというSNSに書いてみたら、
「感動したぴかぴか(新しい)」というコメントと、
「(バイクで走行中に話などできないし、バイクのブレーキの構造上)こんな話はあり得ないちっ(怒った顔)」というコメントの、
全く異なる2種類のコメントが寄せられて・・・
同じ話を聞いて(読んで)も、人によって注目する箇所が違い、
注目箇所が違うと、人によっては不信感/反感が先立ってしまって感動できないのですね・・・
(ちょっぴり残念でしたが)勉強になりました。

ミハーリも、学校で人伝に聞いた話のようなので、手元にそのニュースの記事がある訳でもなく、100%実話だとは申し上げられないのですが、
ミハーリが伝えたかったのは、 "事故"のことよりも(男の子の「女の子を助けたい」という)"想い"。

「男の子は自分だけヘルメットをかぶって、女の子にはかぶらせないで、それでバイクに乗ってスピードを出したりしたのは悪かったけど、
ブレーキが効かないとわかった時に、ヘルメットを女の子に譲ってあげたのはスゴイことだ」
ということだったはず。

聖書(ヨハネによる福音書)に
人がその友のために自分の命を捨てること、

これよりも大きな愛はない
という言葉があります。
ミハーリが通っている中学校はカトリックの学校。 彼の学校の友人達がこの話を聞いて素直に感動できたのは、そういうバックグラウンドも関係しているのかもしれません。
 
例えニュースが事実でなかったとしても、"男の子が女の子を助けようとした"という部分に素直に感動できるということは "子供の心の成長"にものすごく大切なんじゃないかと思うので、
オランダの中学生の子供達の間で、こういう話がされていること、素晴らしいな・・・と思いました。

フライト日記 (Osaka)

2008年9月
(KIX)
北京便のスケジュールは1泊3日で往復した後5日間のオフ。
50%で乗務している私の場合は、トリップ・サイクル(=フライトに出ている日数+フライト・リーブの日数)が2倍になる為、
(3+5)x2=16・・・つまり、3日乗務に出た後のお休みが16日間あるはずだったのですが・・・
北京から戻って5日目、会社から電話が入り、フライト・リーブ中でしたが
急遽、大阪便に乗務することに。
日本人乗務員の人数が足りないから、とのこと。
(北京便のフライト日記にも書きましたが)日本人乗務員の人数が不足していることは聞いていたので、北京に乗務に出る前に、スケジューラー
日本人乗務員が必要なら、リーブ中でも呼んで構いません」
と伝えたばかりでしたが、人数が不足しているのは東京便だけだとばかり思っていました。
空港に到着すると、丁度日本人の同僚達が到着したところでした。
大阪便の同僚はたった一人だけ・・・機内通訳として乗務するとのこと。
まさか大阪便日本人乗務員が足りていなかったとは・・・(-_-;)
機種はボーイング777
(ビジネスクラスとエコノミークラスの両クラスを臨機応変に手伝えるよう)機体の真ん中にあるエコノミークラス前方のギャレーアサインされました。
幸い満席ではなく、また、たまたまヨーロッパ人のお客さんが多かった為なんとかなりましたが、もし私が乗務していなくて、日本人同僚が一人で乗務していたとしたら・・・
きっとものすごく大変だったと思います・・・(-_-|||)
大阪滞在中はいつも通りのスケジュールで、仮眠後、オランダ人同僚達と一緒に買い物、クルードリンク、夕食(=いつもの牛鍋)、カラオケを楽しみました。
翌朝もいつも通り、Callingの1時間前起床、Callingを受けてすぐチェックアウトし、朝食をいただきました。
日本のホテルでは(当然のことながら)和食がいただけるので嬉しいです。
3回もおかわりしてしまいました←食べ過ぎ(^^ゞ
「( ̄□ ̄;)!! ・・・コーラにミルク入れてるの???」
とお向かいに座っていたシニア・パーサーに驚かれながらアイスコーヒーを飲んでいると
ジュニア・パーサーのジェラルド(←オランダ人とイギリス人のハーフで、英語がとても美しい)が
「おめでとう!」
と言って頬に3回キスキス
(↑他のヨーロッパの国々では”挨拶のキス”大抵2回だけなのですが、オランダでは3回します)
「misae! あなた今日、誕生日なの?」
と他の同僚達も次々キスしに来てくれました。
ホテルのレストランの中だったので、ちょっと恥ずかしかったですが、とても嬉しかったです。
オランダで迎えるはずだった今年の誕生日、急に大阪便に乗務することになったお陰で日本で迎えることができました誕生日
まるで会社からのプレゼントのよう???
誕生日だから・・・ということで、離着陸時にコックピットに座らせていただきました。
(オランダでは誕生日の本人が友人達にいろいろご馳走したりすることになっているので、)ミールサービスの後、用意しておいたシフォンケーキを切り分けて、同僚達に配りました。
帰りの便には日本人乗務員が通常通り3名(←私を入れたら4名)乗務していたので、サービスはスムーズだったのですが・・・
ビジネスクラス担当の日本人の同僚(大先輩のHさん)が休憩中、ビジネスクラスのギャレーに一人残っていたオランダ人の同僚が思いもよらぬことを報告しに来ました。
なんでも、彼女がちょっと目を離している隙に、ビジネスクラスの日本人客(男性)が、カバンを持ってギャレーにやって来て、ビジネスクラスのお客様全員用に用意してあったスナック菓子を、ごっそりそのカバンに詰め込んでいるところを目撃してしまった・・・( ̄□ ̄|||)!!!
というのです。
目撃されたそのお客様、お菓子がごっそり入ったカバンを抱えて、何食わぬ顔で座席に戻って行かれたとのこと・・・
「日本人がそんなことするなんて思わなかった。 ホント驚いた。」
と、そのオランダ人同僚・・・私もビックリしましたよ~(;-_-)
エコノミークラスの後方のギャレーでも
「なんだかお菓子(←エコノミークラスのギャレーにもお客様全員用にお菓子が用意してあります)が異様な減り方をしてるんだけど・・・(- -?)」
とオランダ人の同僚から言われたばかりxxx
イギリスに留学していた頃、日本の文化を説明する機会があって、確か
『遠慮すること』『恥じること』が、私が誇りに思う日本の文化です」
・・・と話したような気がします。
自分以外の人のことを気遣って『遠慮すること』
自己中心的な行いを『恥じること』
これらはもう日本の文化ではなくなってしまったのでしょうか・・・
なんだかとても恥ずかしかったです。
アムステルダム到着後、お客様がお降りになった後のビジネスクラスで、荷物を整理(=エプロンやキャビンシューズを片付けたり・・・)していると
いつの間にか同僚達全員がビジネスクラスに集合してる??
そして間もなく歌が始まりました・・・
Er is er één jarig, hoera!, hoera!,
dat kun je wel zien: dat is zij.
Dat vinden wij allen zo prettig ja!, ja!
,
en daarom zingen wij blij.
オランダの誕生日の歌です♪
プレゼントも頂きました=機内に搭載してあるミッフィーのよだれかけ(←カード代わりに同僚達みんなの名前とメッセージが書かれていました(笑))とかわいいパンダのぬいぐるみ・・・大切にします!
幸せなスケジュール・チェンジと、素敵な同僚達に、心から感謝♡ 

フライト日記 (Peking)

2008年8月
(PEK)
 
北京便リポーティング(=出社時間)は16時55分だったのですが、前日に会社から
リポーティングが15分早まりました」
との電話が・・・
オリンピックも閉会したのに、一体どうしたのかしら・・・
と不思議に思いながら、少し早めに空港に向かいました。
 
16時にはクルーセンターに到着。
ブリーフィングまで時間があったので、日本人CAスケジューラー(=スケジュールを作成する人)のオフィスへ。
どうしてかと言いますと・・・
7月に東京便に乗務した際、帰りの便に(通常3人乗務しているはずの)日本人CAが2人しか乗務しておらず、夏休み中に一時帰国した際には
日本人CAの人数が足りず、日本人が一人も乗務しない便もある」
と聞いてビックリ。
北京便の前日にあった、会社の客室乗務員の意見交流会で
「機内サービスを改良する為には、まず、"普通のことをきちんとこなす"ことが大切だ」
と話す上司に
東京路線で、日本人CAが足りない為に、日本人が一人も乗務しない便があると聞きました。 日本路線日本人CAが乗務して、日本語でアナウンスを入れたり、英語をお話にならない日本人のお客様とオランダ人の同僚との橋渡しの役目をしたりするのは、日本路線では"普通のこと"のはず。 それができていないのは問題なのでは? 東京ベースの日本人CAが足りないのなら、どうしてオランダベースの日本人CAを登用しないのですか?」
と質問したところ
「全くだ。 是非、日本人CAスケジューラーに、その旨伝えてみて欲しい。」
・・・と言われたからです。
 
日本人CAスケジューラー
日本人CAが足りない便があったら、リーブ(=フライトの後のお休み)中でも構わないので、フライトを付けて下さい。」
と頼んだ後、パーサーに挨拶に。
リポーティングが早まった理由を聞いてみると・・・この日、パラリンピックの選手団がお乗りになる為、車椅子の数が多く、搭乗に時間がかかりそうだったから
とのこと。
 
ブリーフィングでは、パーサーが、過去に起こった航空機事故の新聞の切り抜きを見せながらフライト・セイフティーについて話し合いました。
何十年もの間、新聞の切り抜きをファイルしているパーサーにも感心しましたが、過去からつい最近の事故まで、写真を見ただけで事故が起こった場所と航空会社名を次々当てていたオランダ人同僚が一人いて、彼女にもいたく感心しました。
 
機種は、ボーイング747-400
担当は、ビジネスクラスの2階席。
相棒は、中国人CAのクリスティーナ。
 
エコノミークラスは、ヨーロッパ各地からのパラリンピックの選手団とそのコーチ陣で混んでいましたが、
ビジネスクラスは、特に2階席は車椅子では上がれないこともあり、乗客数は24席中11席とさほど混んでいませんでしたので、
クリスティーナと相談し、一人がドリンク・サービスをしている間に、もう一人がお食事のチョイスを伺ってオーブンとミール・トローリーの準備をすることに。
ミール・サービスの主菜をお出ししたところまでは、大変スムーズにいっていたのですが・・・
何を思ったかクリスティーナが急に
「到着前のサービスのミール・トローリーを上に上げておくね!」
と言って1階に降りて行ってしまった・・・( ̄□ ̄|||)
1階もまだミール・サービスの途中だというのに、こんな時にトローリーの入れ替え作業などしたら、他の同僚達の迷惑になるばかり・・・
(↑次のサービス用のミール・トローリーは1階ビジネスクラスのギャレーにあり、トローリー用のエレベーターは2階ビジネスクラスへの階段の下にあるギャレーにあって、エコノミークラスのサービスが終わっていない時にトローリーを移動させたりエレベーターを使用するのは、1階で乗務している同僚達にとって非常に迷惑なことなのデス)
それに、ビジネスクラスだってまだミール・サービスの途中ですxxx
お客様がお食事を終えられたら、トレイをお下げしないとならないし、それまでにデザート・トローリーの準備もしなければならないし。
早く帰ってきて~~~(^_^;)
と思っていると、クリスティーナが内線で
エレベーターが壊れていてトローリーを上げられないから、トレイだけ持って上がるね!」
「そんなことより先に、まずは主菜をお出ししたところで中断しているミール・サービスを終わらせちゃいましょうよ・・・」
と言う前に電話を切られてしまい、間もなく、次のサービスのトレイを数枚持ったクリスティーナに続いて、パーサーもトレイを持って登場。
ギャレーのワーク・トップの上に無造作にトレイを置いてあっという間にまた下に降りて行ってしまったクリスティーナ。
パーサーに
「実は、私達、まだミール・サービスの途中なの・・・(^^ゞ
これからまだ、主菜をお下げして、デザートをお出ししないといけないのに、デザート・トローリーの用意もできてないxxx
お願いだから、戻って来て、まずはミール・サービスを最後まで終わらせて、それから、私も手伝うので、一緒に次のミールトレイ運びをするように、
クリスティーナに伝えてくれる?」
と頼みました。
クリスティーナにしてみたら、満席ではないから手が空いた時にできることをやってしまおう!と思ったのだと思いますが、タイミング悪すぎ・・・(^^ゞ
お客様を随分お待たせしてしまいました。
 
サービスが全て終わり、クリスティーナは1時間の休憩へ。
待っている間に、到着前のサービス=朝食のサービスの準備、デルフト焼きのミニチュア・ハウスの準備をしておきました。
 
クリスティーナが休憩から戻り、私の番だったのですが、なんだかお腹が空いてしまって・・・休憩には行かずに、ビジネスクラスで余ったミールを頂きました。
中国路線では、洋食のチョイスが2つと中華のチョイスが1つあります。 
中華は「スパイシー・ポーク」。 食べてみると超~激辛( ̄□ ̄;)!!
クリスティーナは、一口ごとにパンで口直ししながら必死に(?)食べていました。 私は辛いお料理大好きなので、パンがなくても大丈夫でしたが、普通のお客様にとっては、
「ここまで辛かったら味もわからないのでは・・・?」
というくらいの辛さデス。
こんな激辛ミールをお出しして大丈夫なのかしら・・・と疑問に思いながら、試しに洋食のチョイスの一つの「鶏肉料理」も頂いてみると・・・こちらは超~しょっぱい。 
もしかしたら・・・と思って、クリスティーナに、中国人は味の濃い料理が好きなのか尋ねてみると、
「中国の北の方は、濃い味が好き。 香港は薄味。」
とのこと。 
そう言われてみれば、香港便の帰りのフライト(=香港発)のミールが、期待に反して、全く美味しくなかった(=全然味がしなかった)ことを思い出しました。
 
北京にはほぼ定刻に到着。
機長とパーサーから、パラリンピックの選手団への激励のアナウンスが入りました。
 
空港からクルーバスで約1時間でクルーホテル到着。
前回(=3年くらい前?)に来た時とはうってかわって、街がきれい(=清潔)になった印象を受けました。
オリンピックの効果でしょうか?
 
仮眠を取った後、同僚達とPearl Marketへ。 
「○○いかがですかー?」
と英語で声を掛けられまくっているオランダ人の同僚達の後ろを歩く私には、青いカラーコンタクトの効果で、誰も声をかけてきません・・・以前は、中国語で話しかけまくられては「ごめんなさい、中国語は話せません。」と謝りまくらなくてはならなかったので、よかったです・・・ε-(^。^*)
 
夕食は、機長お勧めの場所、Houhaiへ。 漢字では後海と書くようですが、海ではなく湖。
でも、日本語のガイドブック(←Mさん、ありがとうございました!)を見てみたら、お食事したのは、Shi Cha Hai 什刹海 という地区に当たる場所にあるレストランでした。
途中、急に土砂降りの雨に降られ、たまたま前を歩いていたレストランに入った私達。
テーブルに案内されたまま30分以上放っておかれ、最初は「きっと忙しいんだね」なんて言っていた私達も、「すみません!」と声を掛けても何度も無視され、だんだん不安に・・・
ようやくウェイトレスの一人が私達のテーブルに来てくれたと思ったら、私達よりも後にレストランに入って奥のテーブルに座った中国人の男性が中国語で何やら言うと、私達のテーブルにいたウェイトレス、なんとプイッとそのままその中国人男性のところへ行ってしまった・・・(-_-|||)
中国では遠慮せず、もっと強引にいかないとダメ???
ものすごく時間がかかりましたが、なんとか注文もできて、お料理も美味しくて、まぁ満足してレストランを出ました。
折角なので湖畔を散歩しよう、ということになり、歩いていくと、レストランの他にカフェやクラブが沢山あって、呼び込みのスタッフがオランダ人の同僚達に英語で声を掛けてきます。 今度は私にも中国語で・・・カラーコンタクトは暗い場所では威力を発揮しないのでしたxxx
 
ホテルに戻ると、ロビーで、ホテルの専属ピアニストがピアノを弾いていました。
機長が、ピアノを弾かせてもらえるか聞いてくれ、専属ピアニストの演奏が終わったら、弾いても良いことに!
15分ほど待って、弾かせていただきました♪
ヤマハのグランドピアノでした。
 
翌朝は午前8時5分Calling(=ウェイクアップ・コール)。
Callingの1時間前に起きて支度をし、Callingの後、チェックアウトして、朝食を頂きました。
朝食はビュッフェ・スタイル。
折角なので、中国のお粥のお朝食を頂きました。 美味しかったので、2杯。
その後、折角なので、チャーハンと焼きそばも頂きました。
朝・昼は軽くしか食べないオランダ人と違って、私は朝は(も)しっかり食べるので、驚かれましたxxx
 
帰りの便は、故障箇所があった為、出発が遅れましたが、無事にアムステルダム到着。
満席ではありませんでしたが、ビジネスクラスの客室内を大きな声を出しながら歩き回る2歳の赤ちゃんがいて・・・とっても人懐こくってかわいい女の子なのですが・・・
北京のオランダ大使館にご夫婦でお勤めだというご両親は、赤ちゃんにはほとんど構わず・・・でも注文は多くて・・・忙しいフライトでした。
 
7月からの日本3往復+ペルー1往復の後だったこともあり、北京も(東京大阪同様)現地で1泊しかしないでの帰りの乗務で、その疲れもあったのか
アムステルダム・スキポール空港からユトレヒトに帰る際、電車を間違えてしまいました・・・( ̄_ ̄|||)
ユトレヒト行きの電車だと思って安心して熟睡・・・目を覚ましてみたら、Lelystadという(ユトレヒトとは全然別方向にある)知らない街にいてビックリ(恥)
スキポール空港駅を16時55分に出て(intercityに乗っていれば32分で到着するはずだった)ユトレヒトに辿り着いたのは19時30分。 
・・・でも、(北京でも機内でもたっぷり食べてたせいか)案外元気でした(笑)
 
次のフライトは、約2週間後にカイロ便に乗務の予定だったのですが、
会社から電話が入って、日本人CAが足りない為、急遽、今日の大阪便に乗務することになりました。
多分、北京へ行く前に日本人CAスケジューラーにお願いしたからだとは思うのですが・・・でも・・・
日本人CAが足りないのは、大阪便ではなく東京便のはずでは・・・???
ちょっと謎ですが、行ってきます!
 
~~~ 飛行機 ~~~
 
大阪便の次は、恐らくブロック・リザーブ(=5日間連続の自宅待機)が付くことになりそうです。
 

Aura-Soma Reading オーラソーマ カラーリーディング

オーラソーマ カラーリーディング 

Aura-Soma Reading 

・・・というのをやってみました。

100種類以上あるカラーボトルから、好きな色のボトルを4本選ぶ・・・

ただそれだけなのですが、

何だか案外とってもよく当たっているような・・・

興味がおありの方は、是非お試し下さい♪

http://www.voice-inc.co.jp/aurasoma/reading.html

(↑日本語)

http://www.aurasoma-sedona.com/AS_Reading/asr.html 

(↑English)

~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~

↓ 私のカラーリーディングの結果です。

  

1本目 

The first Equilibrium Bottle

「ソウル・ボトル」 

Your True Aura Bottle

(人生の目的と可能性)

(It’s the representation of the Soul

as far as the present consciousness

of the person can perceive it.

It shows the potential, the life purpose and the life lesson.

Usually the color in the lower fraction indicates your Master Ray.)

 

ボトル番号 : 043

カラー : Turquoise on Turquoise (ターコイズ/ターコイズ)

ボトル名 : Creativity  (創造性)

 

もともとあなたは、とてもしなやかなハートの持ち主で、

新しいことや未体験のものであっても、抵抗なく受け入れることが

できる人です。

「人生はレット・イット・ビー」という楽観的な精神で、うまく流れに

乗っていきます。

特に星が大好きで、占星術、天文学などを学ぶ傾向にあります。

また、言葉以外のコミュニケーション能力に優れていて、

例えばダンスや絵画、 音楽などで創造性を発揮します。

作品を通じて、多くの人に自らの想いや考えを伝えることができる

でしょう。

直感力や感受性を磨いていくと、天使や精霊とつながる可能性が

あります。

A searcher of truth who constantly examines herself,

but feels in harmony anyway.

Exhibits “elasticity of the mind” –

meaning that she is very flexible and open to new things.

Has an affinity for the stars, directly and abstractly –

for example, concerning astrology, astronomy,

and the experience of the night sky.

Possesses communication abilities beyond the verbal level

(dance, painting, music, etc.)

Has a good spiritual connection. Is in contact with angels

and devas.

 

 

2本目 

The second Equilibrium Bottle

「チャレンジ・ボトル」 

Your Challenge/Gift Bottle

(あなたの人生の課題やチャレンジ)

(It indicates problems that have had to be overcome

and generally shows the process of evolvement.

It speaks to what obstacles or energies stand in our pathway

of living our mission

as shown in the top of the first bottle.

It is the challenge we must face to fulfill our life mission.)

ボトル番号 : 062

カラー : Pale Turquoise on Pale Turquoise

       (ペールターコイズ/ペールターコイズ)

ボトル名 : Maha Chohan  (マハ・コハン)

あなたは時々、感情を表現することに恐れを感じることがある
でしょう。
恋愛に関して、なぜかフィーリングの合わない人を好きになって
しまう傾向があります。
相手の前では、本当の自分を抑えているのではありませんか?
過去に孤立や別れを経験し、その痛手からまだ立ち直ることが
できず、神経過敏な状態にあるようです。
感情を抑圧すればするほど、ますます本音が言えず、自分を表現
できなくなってしまいます。
あまり心配しすぎないで、思ったこと、感じたことを素直に心から
表すようにしましょう。

Tendency to punish and condemn herself for all kinds of
reasons.
Is afraid to express feelings, which leads to physical complaints.
Loves the wrong people. Probably, this person?
Heart has been broken and has never healed.

 

3本目 

The third Equilibrium Bottle

「ヒア&ナウ・ボトル」 

Your Here and Now Bottle

(あなたの今現在の状態)

(This is the outcome of the second bottle –

how we have dealt with the challenges.

It is the “here and now” in relation to the potential

of one’s soul purpose,

or how the present energies are expressing.

It is an appraisal of both the conscious (upper fraction)

and unconscious (lower fraction),

so their appraisal comes from a super-conscious level.)

ボトル番号 : 056

カラー : Pale Violet on Pale Violet

       (ペールヴァイオレット/ペールヴァイオレット)

ボトル名 : Saint Germain  (セント・ジャーメイン)

深いヒーリングと変容の時が訪れました。

何年もの間、堂々巡りを繰り返してきた思考の輪を断ち切り、

否定的な思考のパターンを解放していくチャンスです。

心の奥に存在するあなたにとっての真実、“良心”の声に耳を傾け、

それを信頼していきましょう。

そうすれば、これまで以上に強烈な直感力が働き始め、さらには、

サイキックな力が開かれる可能性もあります。

直感の導きに従っていくと、必要なものや情報が手に入りやすく
なります。

仕事のパートナーや恋人など大切な出会いも訪れるでしょう。

Interrupts thoughts that move in circles.

Stimulates intuition.

Helps release self-denial tendencies and patterns from the past.

Clears negative emotional patterns, especially in relation to
criticism.

Gives clarity with respect to conflicts.

Supports the search for higher truth.

Frees the user from the difficulties that can arise

if she is too occupied with the suffering of the world.

Establishes a link with self-love and inner peace.

Helps one live with less self-torment and to find sense in
meditation practices.

Awakens psychic abilities.

 

4本目 

The fourth Equilibrium Bottle

「フューチャー・ボトル」 

Your Future Bottle

(あなたの未来の可能性)

(It reveals the energies we are drawing

towards up from the future.

This is a confirmation of the third and first bottles,

an indication of where we are going.

What energies are we attracting?)

ボトル番号 : 002

カラー : Blue on Blue (ブルー/ブルー)

ボトル名 : Peace Bottle (ピースボトル)

つねに穏やかで平和な心の状態を大切にしているあなたは、

感じるままに自己表現し、周囲の人々に安らぎや寛ぎ、

リラックスを与えています。

社会に対してもつねに「平和でありますように…」と願っていて、

そのために最善を尽くそうとします。

また、誰に対しても信頼感や安心感を与えることができるあなたは、

話すこと…例えばカウンセリングや人前で講演することなどを通じて、

人の役に立つ機会を得る可能性が大いにあります。

新たな分野への挑戦を恐れず、

自信を持って未知なる扉を開いていきましょう。

Is peace loving and in harmony with herself.

Is committed to peace.

Utilizes creativity, which is linked to the throat chakra

(for example, in relation to public speaking).

Supports other people.

Possesses strong female (“anima”) qualities

and a close link with the archetypes Eve and Isis,

regardless of whether the person occupies a male or
female body.

Is able to become a channel for information from other
dimensions.

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只今、北京便のフライト日記を執筆中です。 

いつも、何度も何度も書き直しながら書くので、UPするのが遅くなってしまいます・・・恥ずかしい

もう少しお待ち下さいネ。