Wibi Soerjadi サロン・コンサート

9月にあった会社のパーティー(詳しくは→http://fromholland-withlove.spaces.live.com/blog/cns!945B0BC82EE67D38!2748.entry)で、私のピアノ連弾の相手をして下さった、
オランダで恐らく最も有名で人気のあるピアニスト
サロン・コンサートに行って来ました♪
お忙しい中わざわざ私の連弾相手をする為だけにパーティーに来て下さったことへのお礼をきちんと申し上げたい・・・と思いつつ、
(急な全身関節痛に見舞われたりしていたもので)クリスマスカードも送りそびれ、お年賀状も送りそびれ、どうしましょう・・・と思っていたところ、
Exclusieve Nieuwjaarssalonconcert
van Wibi Soerjadi
ヴィビ=スルヤーディ
高級ニューイヤー・サロン・コンサート
op zondag 20 januari 2008
(2008年1月20日 日曜日)
aanvang 15:00 uur
(午後3時より)
のお知らせメールが♪
Wibiが自宅でサロン・コンサートを開いているのは知っていて、
(↑ショパンやリストを真似て・・・と聞いています)
「いつか行ってみたいなぁ・・・ハート達(複数ハート)
と思っていましたので、これはいい機会!と早速チケットを購入しました。
大人:95ユーロ(=約1万5千円)
子供:47.50ユーロ(=約7千5百円)
→子供達と3人で行くと 合計:190ユーロ(=約3万円)
高っ・・・( ̄_ ̄|||)
しかし! プロの演奏を間近で見聞きすることができるサロン・コンサート
子供達にとっても素晴らしい体験になるはずぴかぴか(新しい)
Wibiにお礼のカードを書いたり、会社のパーティーで私が弾いた曲(=中村由利子の『Whispering Eyes』が入ったCD(→中村由利子のベストアルバム)をコピーしたりして準備を整え、
当日は、子供達にも正装させて、勇んで出かけました。
外は(午前中までパラついていた雨は止んでいましたが)どんよりとした曇り空。 時折突風の吹く、肌寒い日でした。
コンサート会場であるWibiのお宅(→彼のHPに写真が載っていますが、豪邸です)は、私の家から最寄のバス停まで乗り換え無しで約20分。
意外と近い。
WibiのHPには
「最寄のバス停から徒歩5~10分」(←5分と10分ではエライ違いだと思いませんか???)
としか説明がなかったので、バス停についたら看板でも出てるのかと思いきや、そんなものはなく・・・しおれたバラ
なぜかバスの運転手さんが「あっち、あっち!」と教えてくれたのでとりあえず言われた方へ行ってみるとただの住宅街だし・・・(^_^;)
どこへ行かせようとしたのだろう・・・運転手さん・・・(謎) 仕方なく、たまたま通りかかった、犬の散歩中のお姉さんに尋ねてみたら 「ここから歩いていくの?! マジ? 20分はかかるわよ!」
・・・( ̄_ ̄|||) 突風に吹かれながら子供達と20分。 豪邸の入り口の大きな門の前に辿り着く頃には、3人とも髪の毛ボウボウでした・・・(;-_-)
でも、時間はまだ14時20分。
開場14時30分ですから・・・間に合ってよかった・・・ε-(^。^;)ホッ
門がまだ開かないので、広~い敷地の奥に見える豪邸を眺めながら、子供達と時間を潰していました。
ふとよく見ると、敷地内に羊が20頭くらい(?)いて、
「羊も飼ってるんだねぇ~羊(←かわいい♡)」
と感心していると、時間を持て余した子供達が
「めぇ~~~、めぇ~~~」
と鳴き真似を始めました。
するとどうでしょう!
集まってくる、集まってくる!ゾロゾロと・・・遠~くの方にいた羊さんまで!
・・・羊・・・羊・・・羊羊・・・羊・・・羊羊羊
柵もありましたし、間を小川も流れていたので、私達が立っている所までは来られないとはいえ、正直ちょっと怖かったデス(笑)
そうこうしているうちに、他のお客様方もお車で到着され(普通やっぱり歩いては来ないらしいxxx)、14時30分丁度に門が開きました。
赤いカーペットが敷かれた白い大理石の階段を上がり、受付の男性(←20代くらいのかっこいいお兄さん)に名前を告げ、待合室(?)へ。
シャンパンのサービス(子供達は水)があり、美味しくてつい3杯も飲んでしまいました。
Wibiは大のディズニー・ファンなので、家のあちらこちらにディズニー・グッズが。
子供達が大喜びでした。

(コンサートのブログラムと Wibiのプロフィールがここに・・・!)

開演5分前にコンサート会場に通されました。
ベヒシュタインのグランドピアノの横に椅子が30脚(10脚x3列)ほど並べられています。
ギリギリまで待合室で飲み食い(美味しいチョコレート菓子もあったものですから)していたので、座席指定がなかったことを思い出した時には
「しまった!」
と思いましたが、ラッキーなことに、最前列に2席空席がぴかぴか(新しい)
子供達をそこに座らせて、私はその後ろの列に座りました。
間もなくWibiが登場。 
挨拶をし、曲目の説明をしてから演奏を始めました。
プログラムは以下の通り↓
“The Art of Transcription”
 
Cesar Franck/Harald Bauer                      
Prelude, Fugue et Variation extrait des pieces d’orgue opus 118
 
Johann Sebastian Bach/Ferruccio Busoni    
Toccata und Fuge in D-moll BWV 565
 
Franz Liszt/Vincenzo Bellini                      
Reminiscences de Norma, Grande Fantaisie
 
Pauze
 
Alan Menken/Wibi Soerjadi                       
 ‘Grande Fantaisie de Concert’ sur des themes de La Belle et la Bete (Walt Disney)
– Prelude
– Belle
– La Chasse
– La Belle et la Bete
 
Hans Zimmer/Wibi Soerjadi                       
‘Gladiator’ Naar de gelijknamige film van Ridley Scott
– Victory
– Solitude
– The Battle
 
(↑アクセント記号の付け方がわからず、アクセント記号なしの記載になってますあせあせ(飛び散る汗)
1曲1曲、弾き始める前に自分で曲の解説をし、弾き終わる度に立って挨拶して・・・
とってもアット・ホームなコンサートでした♡
休憩時間には、コーヒー・紅茶と、10種類のケーキ、クッキーなどのお菓子のサービスもあり、地下の『リスト・ミュージアム』も自由に見学できました。

(時間があったら ケーキ全部味見がしたかった・・・!?)

「Wibiはリストが持っていたベーゼンドルファーを所有している」
と聞いていたので、是非見せていただきたいと思って係の方に聞いてみたのですが、
別室にあるのでお見せできません。」
とのこと。 残念(T_T)
プロの演奏を目の前で見、聴くことができて、子供達も
「すごかった・・・!」
と感動していました。 よかった!
アンコールで、
ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲を自分でアレンジしたものを、左手だけで演奏♪
(↑以前はYouTubeで動画を見ることができたのですがxxx)
素晴らしかったです。
そして最後に、サイン会。
パーティーでのお礼を言ったり、カードを渡したりしたかったので、他のお客様が皆様サイン&写真撮影を済まされてから、最後に子供達と一緒にWibiのところに行くと、
「あぁ~! 君は!」
(髪型が変わっていたのにもかかわらず)ちゃんと覚えていて下さって・・・感激!(>_<。。。
子供達がWibiのCDにサインをいただいた後、会社のパーティーで連弾した曲(=エルガーの『愛の挨拶』)の楽譜にサインをお願いしたら
「Voor Misae, Dank je voor het mooie samenspel! Veel groetjes, Wibi (For Misae, Thank you for the beautiful teamwork! Many greetings, Wibi)」
(↑ ”samenspel”(”samen”=”together”と”spel”=”play”)は、恐らく一緒に演奏したことを指していると思うのですが、蘭英辞書を引いたら”チームワーク”となっていたので、そうしてみました) と短いメッセージまで書いて下さいました・・・ハート達(複数ハート)

コートを着て外に出る直前に、私が休憩中に紙ナプキンで作ったバラの花を子供達がWibiにあげたところ、 「すごい! これ紙ナプキンで作ったの?! 綺麗!!」 と異様に喜んで、是非作り方を見たい!とのこと。 (→受付をしていた男性がすぐさま紙ナプキンを持って来る) 紙ナプキンを2枚いただいたので、1枚をWibiに渡し 「一緒に作りましょう!」 (紙ナプキンのバラの作り方は→http://fromholland-withlove.spaces.live.com/blog/cns!945B0BC82EE67D38!1995.entry

(↑これデス)

出来上がった時、Wibiが飛び跳ねて喜んでいたので、ちょっと引きましたが(笑)
それくらい、今も子供の心を持ち続けているような、純粋な方なのだろうなぁ・・・と思いました。
第一作目としては、かなりお上手でしたヨ。 さすがです。 指先が器用なんでしょうネ。
「作り方忘れたら電話するよ!」
とおっしゃってましたが・・・いつか本当にお電話いただくようなことがあったらご報告します(笑)
本当に楽しい一日でした!

フライト日記 (Dar Es Salaam)

2008年1月
(DAR)
 
今年の初仕事です♪
2ヶ月前、全身関節痛で病欠を取った為に乗務できなかったダル・エス・サラーム(タンザニア)便が付きました。
 
病欠を取った時のブログにも書きましたが、ダル・エス・サラームは、オランダベースに移って間もない頃に乗務して、ステイ先で唯一寂しい思いをした、しょっぱい(←涙の味)思い出の場所・・・10年以上経った今、どんなにか変わっていることでしょう。
 
ダル・エス・サラーム便は、以前はリロングエ(マラウイ)便の経由地でしたが、現在は、アムステルダムキリマンジャロダル・エス・サラームアムステルダムというスケジュール。
私達はキリマンジャロでは降機せず、ダル・エス・サラームで乗務員交代をします。
 
ボーディングが始まり、リュックサックや登山靴を持ったお客様方(=バックパッカー?)が続々と乗っていらっしゃいます。 
今日は満席です。
接客のお仕事では、第一印象が肝心ですので、最高の笑顔でお迎えします。
お客様がついつられて笑顔になってしまうような、そんな笑顔・・・(✿ฺ^-^✿ฺ)
 
離陸時、ジャンプシート(=クルーが座るシート)に座って離着陸時の姿勢(=進行方向と反対向きに座っている場合は、背もたれに頭を付けて顎を上げる)をとった時、
「あ・・・頭のお団子が邪魔じゃない・・・!」
と思いました。 
新鮮でした。 
実は、1月2日に腰まであった髪をバッサリ切ったのです。 こんなに短くしたのは小学生以来? 
切った髪を計ってみたら51cmありました。 (←計ってるし)
そしてこれが髪を切ってからの初フライト。
人生の半分以上はロング・ヘアーだったので、短い髪に悪戦苦闘しています。 ワックスを付けて形を整えることの難しいこと!
でも、ジャンプシートに座った時に、頭の後ろがゴロゴロしないのは気持ちがいいです(笑)
 
機種はMD-11
担当はエコノミークラス前方エリア。
 
ダイエットに最適のワーキングエリアが、この、MD-11のエコノミークラスの前方エリア・・・というのも、MD-11は、エコノミークラスのギャレーが機体の一番後ろに一つしかないからです。
エコノミークラスの前方エリア担当者は、最後部のギャレーから最前列まで、100m以上ある長~い通路を、重~いトローリーをひっぱって行き、そこからサービスをスタート。 担当エリアのサービス終了後は、再び長~い通路を最後部のギャレーまで戻る・・・というのを何度も繰り返すので、歩く量が違うのデス。
丁度、一時帰国中に(また)5kg程太ってしまっていたので、はりきって前方エリアを担当させていただきました。 折角なので、お食事のサービスの後などには、全エリアにパンのおかわりをお持ちしたり、フライトの合間にもなるべく頻繁にキャビンに出て、空いたグラスなどをさげてまわりました。 
(↑機内で沢山歩くと、本当に痩せるんですヨ♪)
 
今回、10年ぶりに再会した同僚が二人いました。
二人とも、10年前に札幌便で一緒だったクルーで、一人はスチュワードのBert。 当時、ガールフレンドだった女性と結婚して、3児のパパになっていました。
もう一人は機長のErik。 10年前はボーイング747-400の機長でした。 
ボーイング747-400は一番大きな機種。 
その747-400の機長になったら、普通は定年まで機種を変更しないものだと思っていたので、どうしてMD-11に移ったのか聞いてみましたら、
「35歳から10年間747の機長をやったので、この先も同じ機種じゃつまらないからMD-11の機長になってみた」
・・・のだそうです。 
若干45歳の超ベテランキャプテン・・・なんと彼、最初はスチュワードとして乗務していたのだそうです・・・びっくり
 
アムステルダムを出発して約8時間後に到着したダル・エス・サラームの空港・・・天井は10数年前と変わっていません。
入国手続きを待っていると、私の反対側のエリアを担当していた同僚が
「私のエリアにいたアメリカ人のご夫婦が、あのスチュワーデスはフライトの最初から最後まで常に笑顔だった、最高の笑顔だった、って・・・あなたのことよ!」
と伝えてくれ、嬉しかったです。
 
クルーバスでホテルへ。 今のクルーホテルは、他の都市と変わらぬ、街中の高級ホテル。 
高床式で石の壁(←隙間に虫が徘徊する)+椰子の葉の屋根のバンガロー・ホテルは今、どうなっているのでしょう・・・?
(火事で焼けてなくなってしまったという噂も・・・)
 
ホテル到着後はいつものようにクルー・ドリンクへ。 
マラリア地域ですので、虫除けを全身に塗って!
ホテル到着が既に(現地時間で)午前0時頃でしたからホテルのバーも間もなく閉まってしまったのですが、余分に飲み物を頼んでテラスで引き続き飲んでいました。
2時間ほどして、ナイロビ便のクルーが到着。 ケニアでの暴動が収まるまで、ナイロビ便のクルーも、ここダル・エス・サラームにステイすることになっているのだそう・・・ナイロビからわざわざダル・エス・サラームまで・・・大変そうです
 
翌日は、プールサイドでタンザニア風お魚料理(←スパイスが効いた白身魚で、とても美味しかったデス)とタンザニア風ピッツァ(←茄子や人参などのお野菜ものっていて美味しかったデス)をいただき(→フライト先ではなるべく現地のお料理をいただくようにしています)、夕方からCalling (=ホテルを出発する時間の1時間前にあるウェイクアップ・コール) Timeまで仮眠を取りました。
 
ダル・エス・サラームCalling Timeは21時10分。 
夜の9時に目覚ましをかけて、外が明るいうちからベッドに入る・・・ 
すっかり普通のことになっていましたが、よく考えると可笑しな生活ですよネ。
 
そういえば先日、子供達が通っているアムステルダムの日本語補習校で、保護者の茶話会があったのですが、お母様方が

「冬の間は真夜中のように暗いうちに起きなければならないので、朝がつらい。」
(↑ オランダは冬至の頃などには、朝の8時でもまだ真っ暗だったりするので)
と皆様おっしゃっているのを聞いて、
(そうなんだ・・・私はそんな風に感じたことないなぁ・・・)と興味深く思いました。
私達にとっては、フライト先によってはCallingの時間が朝とは限りませんから、"暗いうちに起きる"ことは特別なことではなくなっているのでしょうネ。
 
帰りの便もほぼ満席です。
アムステルダムから到着したクルーとの引継ぎ(→ご病気のお客様や何か問題のあるお客様等がいらした場合、それを同僚に伝えます)をしていると、
「つい最近、一緒に乗務しなかった?」
と全然知らない同僚が聞いてきます。
「つい最近、会社のパーティーのDVDを見たんじゃない?」
「あ~! あなた、Wibiとピアノ弾いた人? 髪型が違うからわからなかったわ!」
 
先月、昨秋の会社のパーティー(→詳しくはhttp://fromholland-withlove.spaces.live.com/blog/cns!945B0BC82EE67D38!2748.entry)でのDVDが配布されて、パーティーに出席していなかった同僚達からもよく声を掛けられるようになりました。
私が出ている部分だけ抜き出せたら、ここでお見せできるのですが・・・どうやったらいいのかわからなくて・・・(^^ゞ
(どなたかご存知でしたら、是非教えて下さい!・・・m(_ _)m)
 
ボーディングの最中、お隣で話しかけてきたお客様がいらっしゃいました。
元警察官だったというおじいちゃま。
「君は何年この仕事をしているのかね?」
「今年で丸19年です。」
「随分長いことやってるんだねぇ!」
「ええ! でも、今でも入社当時と変わらず、仕事は楽しいですよ!」
「仕事が楽しいと思えるのは素晴らしいことだね! ワシも仕事は楽しかった! 今は自由時間を楽しんでるよ!」
 
このおじいちゃまは私の担当エリアにお掛けではなかったのですが、私が通りかかる度に
「お! ワシのお気に入りのスチュワーデスさん!」
と声を掛けて下さって(笑)
「ワシは、楽しんで仕事をしている人を二人知っとるよ! 君と、ワシのお隣にお座りのシスター!」
おじいちゃまのお隣では、カトリック教会のマスールがにっこり微笑んでいらっしゃいました。
 
夜のフライトだったので、ビジネスクラスのお客様のほとんどがお食事を召し上がらずにお休みになってしまったとのこと=ビジネスクラスのお食事が沢山余っていたので、サービスの後、味見してみました。 どの路線も、アムステルダム発はほぼ同じメニューですが、帰りの便には大抵現地のお料理が搭載されるので、いつも(見るだけでも)楽しみなのです。
アフリカのお料理は、(暑い国だからでしょうか)スパイスが効いていてピリカラのものが多い気がします。
ビーフもチキンも、どちらもとっても美味しかったです♪
(↑はい、両方頂きました・・・ダイエット中だったはずなのにあせあせ(飛び散る汗)
 
アムステルダム到着後、今回私はDisembarking担当だった(CAML=Crew Assignment Movement List=担当ドアポジションや担当エリアなどが書かれているシートに追加事項として記載があります)ので、お客様より先に降機し、ゲート前に立って、乗り継ぎに関する質問に答えたりしながらお客様をお見送りしました。
 
全身関節痛になって動けなかった時には
「もう乗務できないのではないか・・・」
と思っていたので、復帰できて本当に嬉しいです・・・!!(>_<。。。
年末年始に実家に帰っていた時、父に
「なんだか妙に嬉しそうだなぁ~・・・恋人でもできたか?!」
と言われ、
「恋人なんていないのに(←いたら不倫ですってxxxたらーっ(汗))どうして???」
と思いましたが、今思えば、病欠明けのフライト(ケープタウン便)の直後の帰国でしたので、きっと、乗務に復帰できたことが(まるで恋人でもできたかのように見えるくらい)ものすごく嬉しかったのだと思います(笑)
 
次のフライトは、2月1日からデリー便です。 
 
追伸 機内であんなに食べたのに、
    フライトから戻ったら3kg痩せていました♪ 
    "MD-11エコノミークラス前方エリア担当ダイエット"
    (↑長っ)
    効果有り!ですぴかぴか(新しい)指でOKぴかぴか(新しい)
 

ジンジャークッキーの作り方

ジンジャークッキー
(Gember koek) 

今日は、私のオリジナル・レシピ
ジンジャークッキー
 の作り方をご紹介します。
毎年、子供達の
オランダの学校のクリスマス・ディナーの時と
補習校の運動会の時に
父兄への差し入れに作っているのですが、
日本人からもオランダ人からも大人気のクッキーです(*⌒―⌒*)
材料

シロップ漬けジンジャー 1瓶 (※1)
バター 100g
砂糖 70g
卵(Lサイズ) 1個
小麦粉 200g
バニラエッセンス 少々 (入れ忘れることも多い=入れなくても美味しい)
作り方
① ジンジャーは細かく刻み
  (シロップ漬けのジンジャーは軟らかいので普通のナイフで切れます)
  (⚠️現在は既に細かく刻まれたジンジャーのシロップ漬けが売っています)
   バターは電子レンジで加熱して軟らかくしておく
② 軟らかくなったバターに、砂糖小麦粉
   バニラエッセンス、刻んだジンジャーを順に入れ、
  ジンジャーが浸かっていたシロップを香り付けに少し入れても良い)
   よく混ぜた後、30分くらい冷蔵庫で寝かす(※2)
③ クッキングシートを敷いたオーブンの鉄板の上に、
   生地を5mm~1cmくらいの厚さに均等にのばし
④ オーブンのグリルで、焼き色が付くまで(←10分ほど)焼く(※3)
⑤ 焼きあがったら冷めないうちに切り分ける(※4)
⑥ できあがり♪
生姜の香りが香ばしい、お勧めのクッキーです✨
(※1) ジンジャーのシロップ漬け
クオカ(=有名な菓子材料ネットショップ)で手に入るそうです。
http://www.cuoca.com/item/16133.html
  
 
(※2) 冷蔵庫で冷やすと生地が手に付きづらくなって、のばし易くなり
     ます。
(※3) トースターの『ピザ設定』でも作れます。
     オーブンほど鉄板のスペースがないので、生地を2~3回に分けて
     焼くといいでしょう。
(※4) 暖かいうちならクッキーがまだ軟らかいので、切っている時に欠けて
     しまうこともなく、きれいに切り分けられます。
     (冷めてから切り分けると割れやすいので注意。)
     ピザ用カッター(?)で切ると簡単デス。

泣いてしまいました・・・(>_<。。。

・・・笑い過ぎて💦
結婚式でのスピーチを頼まれた友人が、『結婚披露宴でのスピーチ』をインターネットで検索していて出逢ったのがコレ。

タイトルは『中村屋』

(職場では見ない方がいいかもしれません)
(BGMが流れていると聞き辛いかと思いますので、ご覧になる前にWMPの音楽を止めて下さいネ♪)
夫がソファで寝ていたので、音を小さ~くして、こ~っそり見ていたのですが、途中から堪え切れずに大笑いしてしまいましたヾ(@^∇^@)ノ

笑いは健康の元。
是非皆様にも笑っていただきたくてご紹介させていただきました。

追伸
『中村屋』忌辞バージョンなるものも発見してしまいました・・・再泣

謹賀新年

 
遅ればせながら・・・
新年あけましておめでとうございます!
 
今年も子供達と一緒に日本で新年を迎えることができました。
やっぱりお正月は日本がいいですねぇ・・・(しみじみ)
両親、妹夫婦、弟夫婦と、母が作ったおせち料理をいただきながら、のんびりと、日本のお正月を満喫してきました。
 
オランダに戻る前日には、同じく丁度一時国中だったSailさんご夫妻と一緒に、成田山へ初詣に。 
子供達にとっては初めての初詣。 
(Sailさん、ありがとうございました!)
 
父(←プロテスタント信者)に
「クリスチャンなのに(→私はカトリック信者)お寺にお参りに行くのか?」
と咎められましたが、お正月初詣に行くのは日本の慣わし。
日本人として大切にしたいし、子供達にもその伝統を伝えていきたいと思ったのです。
反対に、クリスマスに、クリスチャンでない人が教会のミサに行ったって、全然構わないと思っています。
素敵なことではありませんか!
 
思ったのですが、日本とオランダ、クリスマスお正月の過ごし方が
正反対のようです。
 
日本では・・・(最近は違ったりするのかもしれませんが、)
クリスマス=恋人や友人達とパーティー
お正月=家族と共に厳かに+お寺や神社にお参りに
 
オランダでは・・・
クリスマス=家族と共に厳かに+教会のミサへ
お正月=友人達とパーティー
 
その国の伝統や文化は宗教に基づいていることが多いと思います。
その国ならではの行事を楽しみたいとしたら、
クリスマスはオランダで、お正月は日本で過ごすのがいいのかもしれませんネ。
 
オランダで年越しした友人達の話を聞くと、今年も相変わらず花火の事故が相次いだそう・・・
オランダでは、年越しの時以外は法律で(!)
花火は禁じられている~
ので、皆さん(特に大人が)それはそれは大興奮で花火をするのです・・・(苦笑)
 
最近は(放映しなくなったのか)見なくなりましたが、昔は12月に入ると
花火による事故に気を付けよう!』
というTVコマーシャルが流れていたものです。
かなりリアルな映像でしたが、工夫を凝らした、非常に興味深いコマーシャルでした。
 
例えば・・・
ある年は、美しいクラシック音楽に合わせて人の両手で作った白鳥や犬やウサギなどの影絵を映した後、
最後に、
花火の事故指を全部失った人の両手(←影絵でも十分生々しい)が映し出されたり・・・げっそり
またある年は、
「10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1! 0!」
というカウントダウンと共に
(↑サンダーバードの音楽がBGM)
10=全ての指が揃っている
 9=左手の親指がない
 8=左手の親指と人差し指がない
 7=左手の親指、人差し指、中指がない
 6=左手の親指、人差し指、中指、薬指がない
 5=左手の指が全てない
 4=左手の指が全てない上、右手の小指もない
 3=左手の指が全てない上、右手の小指と薬指もない
 2=左手の指が全てない上、右手の小指、薬指、中指もない
 1=左手の指が全てない上、右手も親指しかない
 0=両手の指が全てない
人間の両手が映し出される・・・というものでした。
新年早々花火で指を吹き飛ばしてしまったなんて・・・げっそり
 
いつだったか、オランダに来て間もない頃、降り積もる雪の中、夫の友人宅で新年を迎えたことがありましたが、その時も
30歳を過ぎた大の大人の男性達が、
花火だ~! 花火だ~!」
と、それはもう小学生のような大騒ぎで・・・(^^ゞ
地面に置いて引火しないといけない花火も手に持って火を点けるし、ロケット花火も手に持って人のいる方に向けて引火するし・・・
毎年怪我人がでるのは当然だと思いました・・・(^_^;)
 
そういえば、夫が初めて日本で年越しした時(13年前)、ヨーロッパ風にシャンパンを飲んだのですが、
シャンパンを開ける時に夫が
「フランスで、目を潰してしまう事故原因の第1位は、シャンパンのコルクなんだって・・・」
と話していたのも印象的でした・・・(^_^;)
 
最後になりましたが、
本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
ぴかぴか(新しい) 2008年も皆様にとって健やかで幸せな一年となりますように・・・ぴかぴか(新しい)