落雷

美味しいギリシャ料理をご紹介しようと思っていた矢先、
落雷でコンピューターが壊れてしまいました・・・
 
このところ、オランダは天候が不安定で、毎日のようにが鳴っているのですが、先日、家の前の大通りの街路樹と、ご近所のの大木(我が家とは庭同士が隣合っています)、それからお隣さんの家の屋根同時にが落ち、我が家では、私の(日本製)ノートブック・コンピューターADSLのルータ、寝室のテレビ、それから防犯システム(日本のセコムのようなもの)がバチッッッッッという大きな音(と焦臭いニオイと共に)感電死してしまいました・・・

そんな訳でまた1週間程インターネットなしの生活をしておりました。  
 ギリシャで"何もしない"日々を過ごしてきたばかりでしたので、それ程苦には感じなかったのですが、ADSLが復旧してインターネットできるようになると、日本語表示も入力もできない夫のコンピューターが不便で不便で・・・(貸してもらっている身分なので文句を入ってはいけないのですがxxx)
あれこれ試みて、何とか日本語の表示はできるようになったのですが、日本語IMEがどうしてもダウンロードできず(・・・義理兄が改造したコンピューターだからでしょうか・・・)、Ajax IME: Web-based Japanese Input MethodというWebベースの日本語入力サービスを使って、コピー&ペーストを繰り返しながら日本語入力しています。 (大変デス・・・)
 
 オランダに引っ越してきてからずーっと気になっていたのですが・・・この国には避雷針がない。 
夫曰く「重要な建築物にはちゃんと避雷針を付けてある」そうですが、"建物"を守る避雷針はあっても、人間を守る為の避雷針はない=街路樹や庭の木に落ち放題状態な訳です。
数日前には、教会での葬儀の参列者に落雷して、二人(うち一人は14歳の少女でした)亡くなりました。
避雷針を付けて欲しい・・・と真剣に思いました。
 
コンピューターと共に、保存してあった写真も消滅してしまった訳ですが、(1年前に買ったコンピューターだったので、1年経ったところでバックアップを取っておこうと思っていた矢先にやられてしまい、データは全滅なのデス・・・)このブログにアップしてあった分は助かったので、沢山アップしておいて(特に今回のギリシャ旅行の写真は「ちょっとアップし過ぎたかしら・・・」と思ったくらい沢山アップしてありましたから・・・)良かった!
 

ギリシャから戻りました

すっかりご無沙汰してしまい、失礼しました・・・
昨晩、休暇先のギリシャから戻りました。
別荘のあるPaliouri(パリウリ)という村は、未だに時々水や電気が止まる長閑な(?)所で、
当然インターネットなどなく(隣村までは来てるらしいのですが・・・)、
一週間、ビーチで波の音を聞きながら、子供達の笑顔と美味しいギリシャ料理を楽しむ以外は”
何もせず”に過ごして参りました。
飛行機でギリシャ第2の都市Thessaloniki(テサロニキ)(=ギリシャ北部にある、その昔マケドニア王国があった場所で、海辺にアレキサンダー大王の銅像が建っています)へ飛び、
そこから車でHalkidiki(ハルキディキ)地方(=「海神ネプチューンの三叉鉾」の鉾先のような形の半島で、先端がカッサンドラ、シトニア、アトスの3つの半島に分かれています)へ向かいます。 
その3つの半島の一つ、Kassandra(カッサンドラ)半島の先端辺りにある村がPaliouri(パリウリ)です。
以前はカッサンドラ半島一の大きな村だったそうですが、今は隣村のPefkohori(ペフコホリ)の方が(ドイツや東欧諸国からの)観光客で賑わっているとのことです。


(テサロニキの斜め右下にあるのがハルキディキ半島)
(ハルキディキ半島の3つに別れた先っぽの一番左側にあるのがカッサンドラ半島です)

初めて訪れた1992年の夏から1999年までは、テサロニキの空港(マケドニア空港)での入国審査の度に
日本人は初めてだ
と毎年(!))言われ
ていましたが、
シェンゲン協定が実施された2000年以降は、オランダからギリシャへ入る際の入国審査がなくなった為、珍しがられることもなくなってしまいました。
空港も、オリンピックとサッカーのヨーロッパ・カップ開催を機に、随分キレイになって・・・目に見えて開発が進んでいます。
そんな中で、14年前とほとんど変わらないパリウリの村・・・
人口400人にも満たないこの村の村人達は、親戚同士の人達も多く、
み~んな知り合いです。
ギリシャでは、子供に祖父母の名前を付ける“しきたり”がある(=長男には父親方の祖父、長女には父親方の祖母、次男には母親方の祖父、次女には母親方の祖母の名前を付けることになっています)ので、
同じ名前の人がうじゃうじゃいて、ややこしい反面、覚え易くて便利です(?!)。
ちなみにMichali(ミハーリ)とMaria(マリア)も、ギリシャのしきたりに従って、夫の両親と同じ名前になっています。
もしも、次男、次女が生まれていたら、私の両親と同じ名前(MitsuoとSadako)になることになっていたので、「そうなっていたら面白かっただろうなぁ・・・」と思う一方、「そうなっていたらやっぱり変な気分だっただろうなぁ・・・」とも思う(^^ゞ
驚いたことに、Mitsuoという名前はギリシャ名にもあって、Dimitoriという名前の略称らしいのですが、
「父の名前はミツオです」と言うと「君のお父さんはギリシャ人なのか??」とよく聞かれます(笑)
別荘では今年も巨大ムカデ(長さ20cm、太さ1.5cmくらい)が出たり(シャワーを浴びている時に排水溝から這い出てきた)、毎年スリル満点・・・!?
(台所にサソリが出たこともありマス・・・)
後日改めて、美味しいギリシャ料理の紹介をしますネ・・・お楽しみに♪