フライト日記(Hong Kong)

2006年7月
(HKG)
 
アムステルダム・スキポール空港内にある、クルー・センター
乗務の前には、ここの1階(オランダでは0階)でリポーティングをし(パスポートをコンピューターに読み込ませて、各便に乗務する乗務員のデータを作ります)、スーツケースを預け、メールボックスをチェックし、アローワンス(滞在先での食費など)を引き出し(専用のATMがあります)、2階(オランダでは1階)へ上がります。
時間がない時は、そのままブリーフィング・ルームへ直行。 時間があれば、ここでお茶したり(コーヒー・紅茶・ジュース・お菓子・スープなどが売っています)、クルー用の免税店でお買い物をしたり、コンピューターでスケジュール・チェックしたりします。
ブリーフィング・ルームの手前に、パーサー用のブリーフィング・ルームがあって、パーサー達はCAよりも30分早くリポーティングして、それぞれの便のテーブルに分かれて打ち合わせをし、CAML(誰がどこで働くかなどが指示されたプリント)を作成します。 
私は大抵少し早めに空港に入るようにしているので、1階でのリポーティングなどを済ませた後、2階のパーサー用のブリーフィング・ルームへ行って、ブリーフィング前にパーサー達(シニア・パーサーと、パーサー又はアシスタント・パーサー)に挨拶し、簡単に事情(日本人だけれどオランダベースで乗務していることなど)を説明しておきます。
 
今回も、そんな訳で、ブリーフィング前にパーサーに挨拶に行くと、丁度、中国人の同僚達も挨拶に来ていました。 (日本人・中国人・韓国人等、外国ベースの外国人乗務員は、ブリーフィング前に必ず挨拶に行くことになっています。)
「あら? 3人目の中国人??」と顔を見合わせるパーサー達と、「誰?!」と驚いている中国人の同僚達に挨拶(=握手をしてお互いの名前を伝える)し、「オランダベースの日本人CAで、中国語は話せない」旨、オランダ人にはオランダ語、中国人には英語で説明。
他のオランダ人の同僚達へは、ブリーフィングの最初に、パーサーが事情を説明してくれました。
 
機種はボーイング747-400。
担当は、Aゾーン(1階席の最前部)。
ここは、その昔、ロイヤル・クラス(=ファースト・クラス)だったエリアで、現在はビジネス・クラスになっているのですが、その日はエコノミー・クラスがオーバーブックだった(=予約数が座席数を超えていた)為、エコノミー・クラスになっていました・・・と言っても、サービス内容がエコノミー・クラスになるだけで、座席はビジネス・クラスのままですので、Aゾーンにお席をゲットしたお客様は"ラッキー"な訳です。
 
ほとんどのお客様がご搭乗された頃、Bゾーン(1階席、Aゾーンのすぐ後ろの、一番前のドアと二番目のドアの間のエリア)にお掛けのオランダ人男性客が「自分はゴールド・エリート(=フリークエント・フライヤー・プログラムの会員/獲得マイル数によって、ブルー→シルバー→ゴールド→プラチナの順に昇格)なのに、どうしてビジネス・クラスのシートのエリアに席をもらえないのか」と聞いていらっしゃいました。 続いてもう一人、オランダ在住らしき中国人男性も「自分はプラチナ・エリートだが、マイルのポイントで、ビジネス・クラスのシートのエリアに席を替えてもらえないだろうか」とおっしゃる・・・
地上職員は、チェック・インの時、フリークエント・フライヤー・プログラムの会員(しかもゴールドやプラチナの)であるような大切な顧客を優先してAゾーンにするなど、考慮しないのか(?!)・・・ちょっと驚いてしまいました。
パーサーに伝えると、彼も(当然、会員優先だと思っていたので)驚いて、地上職員に連絡。
地上職員からは次のような返答がありました。
「Aゾーンがエコノミー・クラスになった場合、コンピューター上は、Aゾーンを他のエコノミー・クラスと同じ扱いにするように設定されている為、特に会員優先とはならない。
通常(=Aゾーンがビジネス・クラスの場合)は、Bゾーンが(エコノミー・クラスで予約した)会員優先エリアとなっている為、Aゾーンがエコノミー・クラスに変更された場合でも、(エコノミー・クラスで予約した)会員はBゾーンに優先されてしまう。」
とのことでした・・・知らなかった。 
 
Aゾーンのビジネス・クラスのシートに感激していらっしゃる(会員でない)お客様に今更「席を替わって下さい」なんて言えませんので、Bゾーンの会員のお客様お二人にその旨説明して今回は諦めていただきましたが・・・コンピューターの設定を変えればいいだけのことなのに・・・
そのお二人のお客様も苦情の手紙を書いていらっしゃいましたが、パーサーも会社にサービス・リマークス(機内で発生した問題を報告する書類)を書いていました。
早期改善を願うばかりです。
 
今回の香港滞在のメイン・イベントは、元同僚のM君との再会。
クルードリンクからジョインしてもらって、美味しい四川料理のお店に連れて行ってもらいました。
オランダ人も大喜びでした。 
M君、ありがとう~!!
 
日本での強行軍の後、オランダで2泊しかしないで香港便に乗務したせいか、香港では変な夢を沢山見ました。 特に面白かったのは、2泊目の夜に見たUFO試乗の夢・・・お友達の宇宙人が「乗っていいヨ」というので彼のUFO(二人乗り)に同乗する、という夢です。 あまりの速さに驚きながらも、貴重な体験に感謝感激でした・・・?!
 
帰りの便は、Aゾーンはいつもどおりビジネス・クラスでした。 
ついにこの数週間の疲れが出たらしく、この日は変な失敗ばかりしていました・・・
ワインとお水を頼まれて、トレイの上に普通のグラスとワイン・グラスをのせたところまではよかったのですが、ワインを普通のグラスの方に注いでしまったり・・・コーヒーとコーラを頼まれて、トレイの上に普通のグラスとコーヒー・カップをのせたところまではよかったのですが、氷をコーヒー・カップの方に入れてしまったり・・・
Aゾーンは客室の中央辺りで一人でサービスするので、↑のような失敗をしては、回りを見渡し(幸いお客様は誰も見ていらっしゃらなかったようなのですが)、一人で赤くなっておりましたxxx
 
これから9月まで夏休み。
次のフライトまでは、自宅でのプライベート・スチュワーデス(=ソファーに寝そべった夫からの食べ物や飲み物の注文を承る仕事)に忙しくなりそうです・・・実は家の方が機内よりも忙しかったりして(!?)

雨音を聴きながら・・・

日本の雨は風情があっていいですねぇ~♡

梅雨空を楽しんでおります。

雨音を聴きながら、
さっきまでピアノを弾いていました。
 

昔と変わらぬ実家のピアノの音・・・
心が落ち着きます。
 
日曜日に、
心待ちにしていた
「クラシックピアノ・連弾オフ会」
があり、
本当に楽しい一時を過ごしました。
出席者は19名。
プログラムもきちんと作ってあって
「連弾 第1部」 (10曲)
「ソロ 第1部」 (5曲)
「くじびき初見連弾」 (11曲)
「ソロ 第2部」 (5曲)
「連弾 第2部」 (10曲)
というふうになっていました。

(プログラムは当日発表されました)

 
私が演奏したのは
エルガー 「愛の挨拶」
ドヴォルザーク 「スラブ舞曲 第10番」
ブラームス 「ハンガリー舞曲 第1番」
ブラームス 「ハンガリー舞曲 第6番」
 
愛の挨拶
「連弾 第1部」の最初の曲。
ほぼ初見(リハーサルで1度弾いただけ)でしたが
なんとか上手くごまかせて(?)
なかなか美しく仕上がったと思います。
大好きな曲なので
弾かせていただけて嬉しかったです。
 
スラブ舞曲 第10番
ハンガリー舞曲 第1番・第6番」は、
パートナーを引き受けて下さった方々3名に
前日、家に来ていただいて
こっそり&しっかり練習してあったので
皆様とてもお上手な方々だったので
かなり良い出来だったのではないかと思われます。
 
全てセコンド・パート(=低音部を担当=主に伴奏)
を担当したのですが、
「ご自身のパートを演奏されながらも、
プリモ(=高音部を担当=主に旋律)
の方の素晴らしい面を、
スッと引き出されるような演奏で、
素晴らしかったです」
というコメントをいただき、 
まさに、それが、
私が
連弾のセコンドでいつも心がけている点
だったので、とっても嬉しかったです。
 
 「くじびき初見連弾」
(=くじびきで曲とパートナーを決め、
受け取った楽譜を練習なしですぐ演奏する)
で当たったのは
ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」の
アメリカ」という曲。
譜面を見てサーッと血の気が引きました・・・
8分の6拍子4分の3拍子
混ざっている上、
しかもそれが不規則に出てくる
難しい曲だったのです・・・
なんとか弾くことはできましたが、
初見の練習ももっとしないといけないなぁ
と反省しました。
(高校時代は友人達と初見で連弾
よくやっていたので割りと得意だったのですが・・・)
 
「ソロ」の部では
ショパンの「ノクターンOp.9-2」を弾きました。
この曲は、大好きな叔母の好きだった曲で、
中学生の時、叔母に聞かせたい一心で
独学で練習しました。
単純なのに奥が深く、
弾ける人は多いけれど、
美しく弾ける人は少ない曲なのだそう。
それで私も改めて練習し直しているのですが、
今回の演奏後
「私もこの曲は好きでよく弾きますが、
こんなに優しい音は出せません」と
いろいろな方に褒めていただき
嬉しかったです。
(Tomokoさん、Hazuさんのアドバイス
のお陰です!
ありがとうございました!!)
この曲は、これからも研究を重ねて
いつか
本当に満足のいく演奏ができるように
なったらいいなぁ~と思っています。
 
 会場は
西新宿にある
「白龍館」
 
ここにはオーストリア製の
べーゼンドルファー・フルコンサートグランド
92鍵)
という素晴らしいグランド・ピアノがあります。
(フライト先の滞在ホテルなど、
いろいろな所でいろいろなピアノを弾いていますが、)
このベーゼンドルファーを弾いた時、
今まで弾いた数々のピアノからは感じられなかった、
ピアノからの愛情(?)
のようなものが感じられてドキドキしました。 
こんなに反応のいい
(=弾きたいと思った音がそのとおりに出て、
表現したいとおりに表現できる)
ピアノは初めてでした。
ベーゼンにしそうになっていると
「misaeさんのピアノの音は
ベーゼンに合ってますね」
とおっしゃって下さった方が何人かいらっしゃって
両想いになったようで嬉しかったです?! 
お食事も美味しかったし、
スタッフの皆さんもフレンドリーで、
本当に素敵なお店でしたヨ!
おすすめです スマイル
 
「白龍館」
このオフ会を通じて
同じようにピアノを愛する人達と知り合え、
日本での連弾の相棒を見付けることができました。
 
How happy I am !・・・  
 ますます練習に励まないと!!
 

フライト日記(Osaka)

2006年7月
(KIX)
1年3ヶ月ぶりに大阪便のリクエストが通りました!
今年初めての日本路線乗務 (*⌒―⌒*)
大阪で、美味しい好み焼をいただき、美味しい冷酒&梅酒を飲み、懐かしい友人に会い、本当に楽しいフライトだったのですが・・・行きの便に(オランダ人もビックリの)
ダイパー・マザー出没!
・・・大変でした(^^ゞ
大阪便の機種はボーイング777です。
担当は、エコノミークラス。 
ビジネスクラスにアサインされていた日本人乗務員の方(昨年3年契約で入社されたばかりの、大阪ベースの乗務員)が、「交代しましょうか?」と気を遣って下さいましたが、(東京便乗務時に、大先輩がエコノミークラス、私がビジネスクラスにアサインされてしまった時には、やっぱり私も先輩に交代を申し出ますが、そういう時には先輩は決まって「あなたはオランダ人として乗務しているのだから、気にしないでビジネスクラスにお入りなさい」とおっしゃって下さるので、それを真似して)「私はオランダ人として乗務しているのだから、気にしないでビジネスクラスを担当なさって下さいね」と申し上げました。
オランダ人の同僚の中には、「エコノミークラスの担当が嫌だから、はやくビジネスクラスの資格を取りたい」というEenBander(=1本線乗務員=制服の袖に白線が1本だけ付いている乗務員=エコノミークラスしか担当できない乗務員)や、たまたまエコノミークラス担当にアサインされてしまったTweeBander(=2本線乗務員=制服の袖に白線が2本付いている乗務員=エコノミークラスとビジネスクラスの両方を担当できる乗務員)がエコノミークラスの担当を嫌がったり・・・ということがありますが、私は、どちらのクラスも好きです。
ビジネスクラスにはビジネスクラス、エコノミークラスにはエコノミークラスのサービスがあって、どちらも異なった遣り甲斐があって楽しいです。
お客様方との会話を楽しみながら、いつものようにサービスをし、飛行機は順調に大阪へ向かっておりました。
時々コールボタンがなって客室へ出ると、お座席(12ab)から身を乗り出して大きく手を振る、お子様連れの女性客がいらして(・・・最後の方に飛行機に乗って来られて、怯えた目をした2歳くらいのお子さんを抱っこしながら、ひどく乱暴にベビーカーを手渡してきたお客様だったので印象に残っていました)、「一体何事?!」と思いましたが、ご用件は「ジュース下さい」といった普通のことだったので、それ程気にしていなかったのですが・・・
最初のミールサービスが終わって一息ついていましたら、例の女性客を担当している日本人同僚が、「ちょっと変なお客様がいらっしゃるんです」と・・・その”大手を振る“お客様のことでした。 
なんでも、そのお客様、サービス中お手洗いに行っていらしてお席にいらっしゃらなかったので、同僚がとりあえず次のお客様に先にミールトレイをお出ししていたら、お手洗いから戻っていらっしゃったそのお客様に
「トイレに行ってただけじゃないのよっ!! なんで私を抜かすのよっ!!」
と怒鳴られたとのこと・・・
変わったお客様がいらっしゃるのだなぁ~・・・(何年飛んでも、新しい発見があります)
それからしばらくは(相変わらず、お座席から身を乗り出して手を振っていらっしゃった以外は)何事もなかったのですが、到着前の朝食のサービス中、ギャレーに戻ると、先程の日本人の同僚から驚きの報告が・・・なんと先程のお客様、お子様のオムツを座席で替えた上、その汚れたオムツミールトレイの上にのっけて同僚に渡してきた、というのです。
そう言われてみれば、飛行中、あの辺りを通るとなんとなく臭くて・・・お手洗いから近いところでしたので、てっきりそのせいだと思っていたのですが・・・お座席でオムツ替えをしていたからだったのですね・・・
あ~それで、お隣のお席(12c)にお座りだったお客様が、いつの間にか別のお席に移っていらしたのか・・・
同じギャレーのオランダ人同僚とシニアパーサーに伝えたら、「えぇ~~~っ?!」と仰け反って驚いていました。
その時から、そのお客様には
ダイパー・マザー(オムツ・お母さん)
というニックネームが付けられました。
同僚は、「あまりの驚きに口も聞けぬままオムツを受け取り、処理した」とのことだったので、「他のお客様にもご迷惑なことですから、きちんと吐袋に入れてトイレのゴミ箱に捨てるよう、ご注意した方がいいですよ」と伝え、私は担当エリア(同僚の担当エリアよりもさらに後方のエリア)のサービスを続けていたのですが、担当エリアへ向かう途中、ふと目を降ろすと、
例のお客様=ダイパー・マザーお座席の下にまた“使用済み”のオムツが・・・!
「お客様、オムツは吐袋に入れて、お手洗い内のゴミ箱に捨てていただけますか?」
と拾ったオムツを差し出しながら申し上げましたら、
「ちょっと落っことしちゃっただけじゃないのよっ!」(そうくるか・・・)
とイキナリ逆ギレされてしまいました。 
「では、恐れ入りますが、吐袋に入れて、お手洗い内のゴミ箱に捨てていただけますか?」
とそのオムツを手渡すと、そのままシートポケット。 
「いえ、シートポケットではなくて、吐袋に入れて、お手洗い内のゴミ箱に捨てていただけますか?」
サービスの途中でしたので、それだけ申し上げて、私は自分のエリアでの仕事をし、ギャレーに戻るとまたコーリングボタンが・・・
ダイパー・マザーです。
「お呼びですか?」
と伺うと、
「オムツを吐袋に入れてトイレのゴミ箱に捨てなきゃいけないのなら、乗って来た時すぐにそう言って吐袋を渡してくれなきゃわからないじゃないっ!」
と怒鳴られました・・・
「吐袋は各お座席のシートポケットに入ってございますし、オムツの捨て方に関して、ご説明申し上げないといけないようなことは今迄なかったものですから・・・」
と申し上げましたら、
「失礼なんだよっ! 責任者呼んで来なさいよっ!」
とおっしゃるので、シニアパーサーのコビーに来てもらいました。  
ダイパー・マザーが果たして英語をお話になるのかわからなかったので、念の為同行しましたら、案の定、英語はおわかりにならず、
「日本語がわかる責任者を連れて来てよっ!」
とおっしゃるので、
「申し訳ございません。 オランダの航空会社ですので、パーサーは全員オランダ人でございます。」
「日本語がわかる責任者はいないのっ?」
「おりません」
それからは、日本語で機関銃のように捲り立て、
「他の赤ちゃん連れの乗客が、オムツをちゃんとトイレのゴミ箱に捨てているというのなら、証拠を見せろ!」
とか
「自分だって(注意されたオムツ以外は)全部トイレに捨てていた。 (ミールトレイにのせた分もありますので、これは嘘) トイレのゴミ箱を開けて見てみろ!」
とか
こちらが真剣にお話を伺おうという姿勢を見せても、訳のわからないことをおっしゃるばかりで埒があかなかったので、そばで「???」状態で立っていたコビーにダイパー・マザーの言い分をオランダ語に訳して伝え、「恐らく精神を病んでいる方なのではないか」と話すと、
「言ってることはわからなくても、を見れば、精神異常者であることはわかる。 話しても無駄だから、席に戻ってもらいなさい。」
との指示だったので
精神異常者かもしれないと思ったら少し気の毒になって、余計に優しい口調で)
「おっしゃりたいことはよくわかりました。 間もなく到着いたしますので、お座席にお戻り下さい。」
と申し上げると
「何笑ってんのよー!」
「これは地顔でございます」(本当に)
「さっきはスッゴイ怖い顔してたじゃないっ!(本当に?) 鏡で見てみなさいよっ! 失礼なんだよっ!」
「それは失礼いたしました」(かわらず笑顔で!)
お座席に向かう間ずっと、ヤクザのような言葉を吐き捨てながら歩くダイパー・マザーの後姿を見つめながら、
「・・・これでいいのだろうか・・・?」
と考えてしまいました。
大阪到着後、男性パーサーのヤン=ヤープに話しましたら、
「何があっても客を立てる日本人には難しいことなのかもしれないが、そういう場合、乗務員は、もっと強い態度にでないといけない。 知ってたら僕が対処したのに・・・残念!」
と言われてしまいました。
確かに、
周りのお客様に対する迷惑行為(座席でのオムツ替え+汚れたオムツの放置)をする
乗務員の指示(汚れたオムツをトイレのゴミ箱へ捨てる)に従わない
=(出発前なら)強制降機
=(飛行中なら)逮捕した上、到着後警察に引き渡し
となるはずなのです・・・通常(=パーサーが対処する)なら。
・・・日本路線では、言葉の関係で、日本人乗務員がパーサーの役割を果たさないといけなくなってしまうことも多いので、こういった事態を想定した(パーサーが受ける)訓練を、日本人乗務員も受けるべきなのではないか・・・と思いました。
ご機嫌の悪いお客様、怒りっぽいお客様・・・どんなに怒っていらっしゃっても、こちらが誠意を持ってお話を伺えば、必ずご機嫌は直り、到着時には気持ちよく飛行機をお降りいただける・・・そう信じています。
しかし、精神を病んだお客様(あるいは、泥酔状態のお客様)の場合は、優しくお話を伺うだけではダメな(だけでなく、かえってエスカレートさせてしまう)ケースもあり、そういう場合は対処方法を変えて、厳しい態度で臨まないといけない、ということを学んだフライトでした。
ダイパー・マザーが、一時帰国だったのか永久帰国だったのかわかりませんが、万が一またご一緒することがあって、また同じことが起こったら、今度は(心を鬼にして)
「おっしゃりたいことはよくわかりました、他のお客様に対する迷惑行為をなさったこと、また、乗務員の指示にお従いいただけなかったことは事実です。 これ以上、私共の指示にお従いいただけず、騒ぎを大きくするようでしたら、業務執行妨害となりますので、直ちに逮捕し、到着後警察に引き渡すことになりますが・・・よろしいですか?」
これでいこうと思います (*⌒―⌒*)

サイレン

正午、突然大きなサイレン音が・・・
毎月のことなのに、毎回飛び上がってビックリしてしまう。
 
オランダでは、毎月第一月曜日の正午に、このサイレンが鳴り響きます。
いわゆる空襲警報の類で、毎月、非常時に備えて常に訓練できるように、また、(本当に必要な時にちゃんと鳴るかチェックする)整備の為に鳴らしており、この警報が聞こえたら、家に入って窓を閉め(?)、テレビやラジオをつけて待機する、ということになっているらしい・・・
(実際に人々がそうしているのかどうかは知りませんが・・・)
 
このサイレンを聞く度に、「この国の人達にとっては、戦争の脅威は未だになくなっていないのか・・・?」と不安に思うと同時に、「この国は、こんなに平和そうなのにもかかわらず、きちんと備えているんだなぁ~」と感心し、「日本は(良くも悪くも)平和なんだなぁ~」とつくづく思います。