Wibi Soerjadi のビデオ

先日のパーティーで
私の連弾のお相手をして下さった
憧れのオランダ人ピアニスト Wibi Soerjadi
のビデオをご紹介しますMuzieknoot
↓ シューベルト 『アヴェ・マリア』
     
↓ リスト『ラ・カンパネラ』
     
↓ ディズニー映画 『パイレーツ・オブ・カリビアン』から

(↑ 海賊の仮装で!=右手にはフック、左手だけで演奏)
     

ピアニスト Wibi Soerjadi と連弾

ニューヨーク便から戻った翌日、Inflight Services部(←客室乗務員が所属する部署)のパーティーがありました。

オランダのテレビで有名な歌手&コメディアンのPaul de Leeuwという方を司会にお招きした、かなり盛大なパーティー。
先月から社内でも大々的に宣伝をしていて、
ブリーフィングの時に毎回全員で見ることになっているキャビン・ジャーナル(=機内サービスのニュースなどを放映する短いビデオ)でも、
Paul de Leeuw本人が登場するこのパーティーの宣伝が流れていました。
Paulは男性ですが、CAのユニフォームを着て女装していました・・・笑)
パーティーに出席する人は「Wens(=Wish=希望)」を一つすることができます。
先月初めにアクラ便で一緒だったオランダ人同僚達のアイデアで、私も
Wibi Soerjadiと連弾がしたい」
というWensをしてみました。

Wibi Soerjadi
は、インドネシア系オランダ人のピアニストです。
1989年にオランダで開催された国際フランツ・リスト・ピアノコンクールで3位になり、
1996年にニューヨークのカーネギー・ホールでデビュー・リサイタルを開いています。
コンセルト・ヘボー(←世界三大コンサート・ホールの一つ)でのクリスマス・コンサートのチケットが毎年早々売切れる、
オランダではとっても有名なピアニストなのです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Wibi_Soerjadi (ウィキペディア・英語)
http://www.soerjadi.com/index2.php (本人のサイト・英語とオランダ語)
パーティーは今日9月17日と10月1日の二日間(→恐らく、フライトのスケジュールが合わない人もいるので、それで二日間に分けたと思われます)。
私は9月は14~18日がスタンバイ(=自宅待機)になっていたので、10月1日の方に出席希望を出していました。それが、先週、急にクルー・コントロールから電話があり(→スタンバイの時や急なスケジュール・チェンジの時にここから電話がきます)、
「会社から、9月17日のパーティーに出られるようにスケジュールを組んで欲しいという要請があったので、スタンバイを解除しました。」
と言われ、それでニューヨーク便に乗務したのですが・・・これって、もしかして、Wibiと連弾できるってこと??

クルー・コントロールからの電話の後すぐに会社から
「10月1日出席希望となっていますが、9月17日にも来て下さい。」
という電話があったので、
Wibiと連弾できるのですか??」
と試しに聞いてみましたが、未定とのこと。
でも
「連弾の楽譜は持ってきて下さい。」
と言われたので、かなり期待して出席しました (*⌒―⌒*)
パーティー会場は、何千人ものオランダ人同僚達でいっぱい。

結構みんなジーンズ姿で、全然着飾っていなくて、オランダ人らしい(笑)

受付には空港と同じセキュリティーのお兄さん達が立っていて、会社のIDをチェック。 IDを忘れた人は入れません。
クロークに上着を預け、会場の中へ入ると、そこは、広々としたカクテル・ラウンジ。
ウェルカム・ドリンクがサービスされ、私はワイン(ロゼ)をいただきました。

白を基調としたモダン&シンプルなインテリアのラウンジには、あちらこちらに(白と緑のシンプルなアレンジの)花とキャンドルが飾られ、ゴージャスな雰囲気。
しばらくお酒と歓談を楽しんだ後、アナウンスが入り、会場の奥に開設された特別スタジオへ。主催者であるInflight Services部の新部長の挨拶の後、司会者のPaul de Leeuw機長のユニフォームを着て登場。
(でもよく見ると、機長のユニフォームはジャケットだけで、したはジーパン)
ユーモアたっぷりの挨拶の後、希望を出した同僚達が一人一人舞台の上に呼ばれては、それぞれの希望が叶う Ster
・・・のですが、結構おふざけものが多く、例えば、

「フランス語を習得したい。」というスチュワードに対しては・・・

Beau (Noël) van Erven Dorens (=『Deal or no deal』という人気番組の司会者)が
(名前がフランス語だからという理由だけで)フランス語教師として(こちらも機長のユニフォーム姿で)登場し、
Paulと二人でめちゃくちゃなフランス語を話した後、そのスチュワードと一緒に舞台裏へ行って、
スチュワードを(ボーダー柄のシャツにベレー帽、黒ぶちメガネに口髭、背中にしょったリュックにはフランスパン、という)フランス人風に変装させ、
フランス語で『ミスター・サマータイム』をカラオケで歌わせたり・・・Muzieknoot
入社して1年半、「未だに社内メールが来ない。」と嘆く同僚には・・・
彼女の部署と名前が宛名に既に印刷されたハガキを500枚、会場にいる人に配り、
会場内に設置されたポストに投函するように頼んで、2日後に彼女の元に500通のハガキが届くようにしたり・・・E-mail
「彼氏が欲しい。」という50代(!)のパーサーには・・・
即席ブラインド・デートと称して、舞台の脇に飛行機の客室を模倣したセットを作り、
パイロットのユニフォームを着た30~60代の男性を10名座らせ、
その中から好みの男性を選ばせたり・・・
そんな中で、唯一真面目だったのが私の
Wibi Soerjadiと連弾がしたい ♪」
という希望。
名前を呼ばれて舞台に上がると、
「何歳からピアノを弾いてるの?」とPaul(以下P)
私「5歳からです。」
P「え~っと今13歳だから8年間(笑)」と会場を笑わし、
(他にもいろいろギャクを言っていたようなのですが、早口でわからず・・・愛想笑いしてました・・・(^^ゞ)

P「Wibiとピアノを弾きたいという希望だよね。 残念ながら今日はWibiは忙しくて来られなかったんだけど・・・
なんちゃって~! 来てますヨ~! Wibi Soerjadi!!」

Wibi(いつものスーツ姿で)登場!!
本当に来てもらえたら感動して泣く予定だったのですが(笑)、時差ボケで(いつにも増して)ボ~っとしてたせいか涙は出ず・・・(^_^;)
P「じゃ、まずは最初に何か弾いてみて。 Wibiもmisaeの演奏を聞いてみたいでしょ?」
頷くWibi

ぎゃぼ~~~~~( ̄_ ̄|||) (←心の中の声)

これは予定外・・・(滝汗)
てっきり連弾だけするのかと思っていたので、Wibiにどの曲を指定されても大丈夫なように、
先週から、
ブラームスの『ハンガリー舞曲』、ドヴォルザークの『スラブ舞曲』、バッハの『主よ人の望みの喜びよ』、ドビュッシーの『小組曲』、ラヴェルの『亡き王女の為のパヴァーヌ』、モーツアルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』、シューベルトの『ファンタジー』
などなど、過去に弾いた連弾曲ほぼ全曲=その日持参した連弾譜全曲を練習するのに手一杯で、
ソロの曲は全く練習していなかったのに・・・
私「・・・で、では、日本の作曲家の曲を弾きマス!」
会場の誰も知らない曲を弾いて誤魔化すことに・・・(笑)

中村由利子の曲の中から、暗譜で弾ける『Whispering Eyes』・・・最初の1音を出した瞬間、あまりに大きな音にビックリ。
ピアノの真横にもスピーカーがあって、そこからガンガン大きな音が聞こえてくるのですxxx
気にしない、気にしない、と暗示をかけても、ちょこっとしたトチリも隣のスピーカーからバーンと大音量で聞こえてくるので、どうしても気になって、気になると集中力が欠け、集中力が欠けるとトチリ・・・の悪循環で、かなりボロボロでした・・・(T_T)

私「いっぱい間違えちゃいました。 すみませんxxx」
P「憧れのWibiが傍で聞いてるんだから緊張して当たり前だよ。 で、Wibi(以下W)、どうだった?」
W「心がこもっていて、音楽への愛情が感じられたよ。それが一番大事だからね!」

(無理に褒めてくれたんだろうなぁ・・・ありがとネ、Wibi♡)

いえ、マジでボロボロだったのです・・・ちゃんとソロ曲も練習しとけばよかった・・・(>_<。。。
・・・でも、後からいろいろな人に

「最初に弾いた日本の曲がすごくよかった! もう一度、作曲家の名前を教えて!」
と言われたので、どうやら会場の人々には間違いはそれ程目立たなかったらしい・・・ε-(^-^;)ホッ
そしていよいよ連弾。
Wibiが選んだのは、エルガーの『愛の挨拶』
P「すぐ弾ける?」
W「じゃ、ちょっとだけ目を通させて」
10分ほど時間を貰って(別のオランダ人同僚の希望が叶えられている間に)
最初から最後まで(少し音を落として)通してみました。
セコンド(ピアノの左側に座り、低音部を演奏する=私)の前奏に続いて、Wibiがメロディーを弾き始めると・・・
はぁ~ぴかぴか(新しい)素敵ぴかぴか(新しい) やっぱりプロのピアノの音は違う・・・目がハート
彼のピアノの音に聞き惚れながら弾いていると、時々
「いいね!」
とか
「そうそう!」
とか褒めて下さって・・・感激・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるる
弾き終えてから
W「普通、初めて連弾するとバラバラになりがちだけど、
  君はとてもよく僕の音を聞いて、
  すごくよく合わせてくれてるから、これで良さそうだよ。
  ピアノのレッスンは受けてるの?」
私「はい。 連弾のレッスンを。」
W「いつからピアノ弾いてるの?」
私「3歳でオルガンを始めて、ピアノは5歳からです。」
W「どんな曲を弾いてるの?」
私「ショパンが好きです。
  あとはフォーレやドビュッシーなどのフランスの作曲家が好きです。
  (弾けるかどうかは別としてxxx)」
W「さっき弾いた日本の曲もドビュッシーっぽかったよね!」
私「本当はリストも好きなのですが、強い音を出すのが苦手で・・・」
W「強い音を出すのは簡単なんだよ。
  弱い音をきれいに出せるんだから大丈夫。
  反対に、強い音でガンガン弾いている人には、
  なかなか弱い音をきれいに出せないんだよ。
  リストはどんな曲を弾いたの?」
私「え~と・・・日本語の曲名はわかるのだけど・・・
  フランス語の曲名が思い出せない・・・(^^ゞ」
W「弾いてみて」
私(初めの部分を弾く)
W「あぁ『愛の夢』だね!
  この曲は、左手と右手でこんな風にきれいにメロディーをつなげて・・・
  (弾きながら解説)
  中間部のここ(サラリと弾きながら)も美しいよね!」
私「おぉぉぉ~~~ぴかぴか(新しい)
プロの演奏を真横で見られて感動~ぴかぴか(新しい)

W「力は抜けてる?」
おもむろに右腕を取られ(彼は私の右側に座ってましたので)、
持ち上げては離す、というのをくり返される・・・

左腕は脱力できているのに右腕はできてないらしい・・・
痺れのせい・・・?
あるいはWibiが右側に座っていたせい・・・?W「手首の力は抜けてる? さっきの日本の曲弾いてみて」
私(さっき弾いた中村由利子の曲の最初の部分を弾く)
W「そうそう。 いいね。 力が抜けていると、音楽の中に入っていきやすいよ。
音楽の中に溶け込んで音楽と一体になれると気持ちいいよね!
じゃあ、もう1回、連弾合わせてみようか♪」

いろいろアドバイスをいただきながら、もう一度練習して、本番。
シーンと静まり返る会場。
とにかく彼の弾くプリモの音色が美しくて・・・目がハート
聞き惚れて(←弾いてる最中に聞き惚れてちゃいけなかったのですがxxx)
気が散ったせいでミスった私の音でさえ、
彼の美しい音色のお陰で完全にカバーされた・・・という感じでした。
盛大な拍手の中、楽譜を譜面台から取ったら
後ろに置いてあった別の楽譜(Paul専属のピアニストの楽譜)を床に落としてしまい、
それを拾ったりしてもたもたしている私の左手を持つWibi・・・
一緒にピアノの前に進み、つないだ手をあげては一緒にお辞儀、手をあげてはお辞儀、
という、コンサートでよく見かける光景をあのWibiと一緒に!!ぴかぴか(新しい)最後にWibiと握手をして深くお礼をし、
(オランダ風に抱きついて頬に Rode lippen してしまっても、きっと全く構わなかったんだと思いますが、
夫の手前、やっぱりできませんでしたw)
私は客席へ。
Wibiは(翌日コンサートがあった為)帰宅。

パーティーの第1部が終わり、カクテル・ラウンジに戻ると、飲み物と軽食が出されました。
スタジオを後にする時、Wibiから預かったというCDを、スタッフが持って来てくれました。

『All-Time Classics』というCDです。
バッハ、モーツアルト、シューベルト、ショパン、リスト、ラヴェルの名曲と、
彼自身が作曲した曲が数曲収録されている、とても素敵なCD・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるるラウンジでは、通りかかる同僚達に次々
「素晴らしかったわ!」
と声をかけられ嬉し恥ずかしでした。
Wibiと連弾できるなんて、さぞかし緊張したでしょう???」
と聞かれ
「ええ、それはもう、すごく緊張しました!!!」
と答えてましたが、実は全く緊張していませんでしたxxx

アメリカ路線から戻った翌日はいつも丸一日脳が思考機能を停止しているので、
あの日も実は一日ボケ~~~っとしていて・・・zzz
舞台に上がった時も全然ドキドキせず、あのかの有名なPaul de Leeuwともまるで友達のように接し、
(何を言われていたかはほとんどわかっていませんでしたがw)
Wibiが登場した時も(いつもブリーフィングで同僚とするみたいに)普通に握手して挨拶して、
急にソロ曲を弾けと言われて中村由利子の曲を弾いた時も手も足も全く震えていなくて・・・
(散々ミスりましたが(^_^;)
時差ボケと疲れで、最初から夢ののようだったので、
Wibiと競演したあののような出来事も、
夢の中の夢(?)のような感じでした。

彼の音を隣で聴いて、彼の弾き方を隣で見て、
本当にものすごく勉強になりました。

いろいろアドバイスもいただいて・・・(>_<。。。 (←嬉し泣き)
一生の思い出です・・・!!!Rode roos

フライト日記 (New York)

2007年9月
(JFK)  

14日からのスタンバイが急に解除になって付いたニューヨーク便
久し振りのNAD(北大西洋路線=アメリカ路線)です。 
最後にアメリカへ乗務したのはいつだったかしら・・・思い出せない(汗)
去年の1月のサンフランシスコが最後?? 
(前のブログをチェックすればいいのか・・・と思いつき確認してみたら)
2006年の11月に行ってました、ニューヨーク。 だから10ヶ月振りのアメリカ・ニューヨークです。
 
行きはボーイング777。 
担当はエコノミークラスだったのですが、その日はエコノミークラスは70席ほど空席があり、ビジネスクラスが満席・・・
「misaeは離陸後すぐにビジネスクラスの手伝いに行くように。」
とパーサーから指示が出ました。
 
(ビジネスクラス担当の二人がドリンク・サービスに出ている間に、ミール・サービスのトローリーの用意をして、お手拭の準備をして・・・)
などと考えつつ、前に行って「お手伝いにきました!」と言うと、ビジネスクラス担当者の一人ナタリーが、
「じゃあ、あなたとミランダ(=もう一人のビジネスクラス担当者)がドリンク・サービス行って! 私はギャレーで準備してるから!」
(・・・お手伝いに来たのは私なのですがxxx)
と思いましたが、
「接客できた方が楽しいし、ま、いいか」・・・とドリンク・サービス開始。
 
2度目のドリンク・サービス(=おかわりを伺います)から戻ると、ナタリーが一人コーラを飲みながら、
「お手拭準備できてるから、配って来て!」
(・・・ミランダと私もちょっと一息入れたいのにxxx)
と思いましたが、
「お休みになりたいお客様も多そうだし、なるべく早くサービスが終わるようにした方がいいか」・・・とお手拭の配布に出発。 
ギャレーに戻ってすぐ、使用済みのお手拭と空いたグラスをさげに、ミランダと再びキャビンへ。
ナタリーはコックピットでパイロットとおしゃべり・・・(;-_-)
 
満席のビジネスクラスも3人でかかれば、当然早くサービスが終わります。
サービスが終わると、早速食事を始めたナタリー・・・(;-_-)
仕事はテキパキよくするようなのだけれど・・・ちょっと自分本位過ぎです、ナタリー・・・(;-_-)
「エコノミークラスはまだ終わってないみたいだから、私はちょっと後ろを手伝ってくるわネ」
と、私はもともとアサインされていたエコノミークラスのギャレーに戻り、エコノミークラスのお手伝い。
 
向かい風で飛行時間が7時間45分といつもより長かったので、到着前のサービスはのんびりスタート。
・・・とはいえ、そろそろ準備を始めないと!という時間になってもコックピットに遊びに行ったきり戻らないナタリー・・・(;-_-)
ミランダと二人でセカンド・ミール・サービスのトローリーを用意。
用意ができたところでナタリーがコックピットから戻ったので、思い余って
「ナタリー、一度くらいキャビンに出て、あなたの担当エリアのお客様にサービスしてみない? サービスの間、ギャレーではやることない(←セカンド・サービスはトローリーは1台しか使用しないので、ギャレーでの準備は必要ないのデス)でしょ?」
と言ってみた。
「ん~・・・じゃ、ルーハウス(=ビジネスクラスのお客様だけに差し上げる、デルフト焼きのミニチュア・ハウス)の用意してるわ!」
とニッコリ(✿ฺ^-^✿ฺ)
キャビンには出たくないのね(笑)・・・でも、ブルーハウスの用意をするようだし、まぁいいか・・・(^_^;)
 
ニューヨーク到着後、空港からクルーバスで約1時間。 最近変わったばかりのクルーホテルは、『Macy*s』というデパートのすぐそばで、オランダ人同僚達から好評です。 
オランダ時間では既に午前3時をまわっていたので、クルー・ドリンクはなく、チェック・イン後はすぐに解散。
 
ホテルの部屋に入ってまず最初にするのは、(ドアの内側にあるホテルの見取り図を見ながら)非常口の確認。


(非常時の非難経路と注意事項がかかれた見取り図)
(廊下の消火器の位置なども確認しておきます)

次にエアコンのスイッチを切ります。 
必ずと言っていいほど、エアコンで喉をやられてしまうので、夏はどんなに暑くても、(マラリア地域でない限り)部屋にいる間は冷房を切りますし、冬はどんなに寒くても、部屋にいる間は暖房を切ります。 
しかし、このホテルの部屋のエアコンは、温度調整はできても、電源スイッチがない・・・しかも涼しいのに何故か冷房が入ってるし・・・(^_^;)
エアコンの電源スイッチを求めて、しばらく部屋のあちらこちらを捜し歩いたのですが、諦めてフロントに電話を入れました。
「○○号室のエアコンを切るのですね。 かしこまりました。」
と言われたので、てっきり
「フロントで調整しているのか・・・」
と思っていたら、5分ほどしてエンジニアが尋ねて来てビックリ・・・Verrast
こちらはシャワーを浴びようと、たった今、服を脱いだところ・・・慌ててバスタオルを体に巻いて
(こんな格好のまま、部屋のドアを開けて知らない男性を入れてしまっていいのだろうか・・・)
と思いつつ、フライトの疲れで頭が回らない・・・でもエアコンは切って欲しいし・・・
ドアを開けると
「おっ! エアコンのスイッチ切るんじゃなくて、マッサージの方がいいかい?」
とエンジニアのおじさん。
「・・・いえ、エアコンのスイッチを切って下さい・・・m(_ _)m」
と私。
スイッチは、窓の下に設置された大型エアコン本体の裏側にあって、おじさん、エアコンを壁からずらすようにして(翌日自分で動かそうとしたら、びくともしなかった・・・おじさん、すごい力持ちデス)スイッチを切ってくれました。
お陰でよく眠れました・・・zzz
 
翌朝は、同僚達と一緒にホテルのレストランで朝食後、彼女達と一緒に街へお買い物へ。


(手前左手がMACY*S)
(後ろに見えているのがエンパイア・ステート・ビルディング)


(MACY*Sのエスカレーターが木製でビックリ)

なんだかいろいろと買ってしまった・・・普段買い物しなれてない者がたまに買い物に出ると、余計なものまで買ってしまうんですよね・・・(^^ゞ
でも、フライトから戻った翌日、会社のパーティーに出席予定だったので、そのパーティー用のワンピース+ショール+チョーカーを購入できたのはよかったデス♪


(ワンピース+ショール)


(チョーカー)

本当はピアノの練習をしたかったのですが、サンフランシスコにあったような練習室付き楽器店はなく・・・残念ε=(-_-;)
 
帰りの便はボーイング747。
担当は1階のビジネスクラス。 満席です。
北アメリカ路線セキュリティー・チェックが他路線より厳しく、キャビンだけでなくギャレーも、全てのトローリーとコンテイナーを開けて、不審物がないかチェックします。 
 
間もなく搭乗開始。
やはり最初が大事・・・!
搭乗していらして初めて目が合った、その瞬間にハートを射止める・・・とでも申しましょうか・・・
会った瞬間にお客様の心をつかめるように心がけています。
そして何か訳あってご機嫌がよくないお客様も、目的地到着までには心を通わすことができるように、最善を尽くします。
最強の武器(?)は、笑顔です。 
(口は笑っていても目が笑っていない)作り物の笑顔ではなく、(目にRood hartが浮かんでいそうな)本物の笑顔
相手もついつられて笑顔になってしまうような、そんな笑顔です。 これは、顔だけでなく心から笑わないとダメです。 
どうしたら心から笑えるか・・・
『嬉しい! 楽しい! 大好き!(←こんなタイトルの歌がありませんでしたっけ?)と心から思うことです。
この仕事ができて嬉しい! 
仕事が楽しい! 
同僚もお客様も(←一癖ある人も時々いますが)みんな大好き!
そう思っていると、どんなに疲れていても"自然と"笑顔になります。
 
入社してから18年・・・定年まで入社当時と同じ気持ちで、心からの笑顔で、この仕事を続けられたらいいなぁ・・・と思っています。
 
次のフライトも北アメリカ路線ワシントン便です。
 
~ Vliegtuig ~ Vliegtuig ~ Vliegtuig ~ 
 
  こんなのを見つけました。


create your own visited country map or check our Venice travel guide

赤い部分は私がこれまでに行った国・・・72カ国で全体の31%だそうデス。

誕生日

         

9月9日の日曜日、朝、起きたら、子供達が居間に飾り付けをしてくれていました。
 
「ママ、お誕生日おめでとう Rood hart
と子供達。
 
ありがと~~~ミハーリ 
ありがと~~~マリア 
(>_<。。。 (←嬉し泣き)
 
オランダに来てから、
大人になっても、誕生日は、家族・友人を招いて盛大に祝う
というオランダの習慣に倣い、毎年パーティーを開いていましたが、
今年は久し振りに(・・・というかオランダでは初めて)日本風に(?)家族4人だけでお祝いしました Verjaardagstaart
 
その日、ユトレヒトの市街地は、車は進入禁止、バスは無料、街のあちこちで屋外コンサートが開かれ、華やいでいました。
 
「ママの誕生日だから♪」
という夫の冗談を真に受けて、子供達は
「すご~~~い Verrast
と驚いていましたが・・・(^^ゞ
 
車の進入禁止&バスの無料乗車&あちこちでコンサート・・・というのは、毎年9月に行われているユトレヒト市の
Uitfeest という催し物があった為です。
今年で10年目を迎える Utrecht Uitfeest
今年はたまたま私の誕生日と重なり、風に乗って僅かに聞こえてくるコンサートを楽しみながら、庭でお祝いしました。
 
夕食は、家族4人で外食・・・家のお向かいにある多国籍料理レストラン Het Licht に行きました。
夫は家族での外出を嫌がって、家族で外食♪というのも滅多にないので、嬉しかったデス。
 

↑ "スシ"
(真ん中がくり抜かれた)キュウリの輪切りの上に、カチカチににぎったご飯、その上にマグロのたたき(モドキ)がのっていて、コリアンダーオイル醤油が添えてあり、お好みでわさびをつけていただく・・・という代物。
非常に独特な味でしたが、なかなかイケます♪ 
これでご飯が炊きたてで、こんなにカタ~~~くにぎってなかったら、なお良し。
 

↑ "ほうれん草サラダ"
これは普通に、とっても美味しかったです。 上にのっているのはポーチド・エッグ。
 

↑ "ほうれん草とキノコのリゾット"
上にのっているサンドライ・トマトピーカンナッツが、これまたとっても美味しかったのですが・・・
写真撮影に失敗・・・最近こういう色合いの写真が撮れることが増えてきましたxxx
(↑ そろそろ新しいデジカメを買わないといけないのかな・・・)
 
今年もやっぱり夫からのプレゼントはありませんでしたが、
今年は家族水入らずの誕生日・・・夫と子供達のお陰で、嬉しく、楽しく、過ごすことができました・・・ありがとう!Rode roos
 

新学期

 
今週から、子供達の学校の新学期が始まり、
ミハーリは中学校へ進学、 
マリアはGroep5(=グループ5=日本でいう小学校3年生)に進級しました。
 
習い事も少し変更・・・月曜日 ミハーリ : 柔道  マリア : バイオリン
              火曜日 マリア : バレエ
              水曜日 ミハーリ&マリア : 合気道
              土曜日 ミハーリ&マリア : 日本語補習校
 
ミハーリの柔道とマリアのバイオリンは、近所の教室に変更。 (二人ともこれから一人でも通えます♪)
マリアは(水泳の資格を取るために)1年間休んでいたクラシック・バレエを再開。
日本語補習校は今までどおり。
合気道は、私の希望で始めさせました。 実は日本に住んでいた頃習っていたので、本当は私も一緒に始めたかったのですが、予算が足りず・・・(T_T)
 
他の習い事との兼ね合いで、長年続けさせていた子供合唱団を退団させることになったのは残念でしたが、これはカラオケでカバー(・・・できるのか?!)
 
私も今月末から『ピアノ2台連弾』のレッスンを再開します。 
12月の墨田トリフォニーホールでのコンサートで演奏するモーツアルトの『ピアノ協奏曲第20番』をみていただく予定です。
 
欧米の9月は、日本の4月にあたる"新学期"の月。
爽やかな秋風に吹かれると、心の中もすっきり一掃された気分になります。
 
頑張ろう!!ウインク
                    

フライト日記 (Accra)

 
(9月になってしまいましたが、先月のアクラ便のフライト日記、やっと書き上げましたのでアップします。)
 
2007年8月
(ACC) 
 
今月2度目のアクラ便・・・(日本路線は別として)同じ路線が2度続くのはあんまり嬉しくないのですが、アクラでは好きなだけピアノが弾けるので、ピアノ弾く気満々で(楽譜をドッサリ持って)出かけました。
 
いつものように早めに空港に行き、シニア・パーサーとジュニア・パーサー(←パーサーは私達よりも30分リポーティングが早い)に挨拶に行くと
「あなたmisaeね! 社内誌、見たわよ!」
ブリーフィング・ルームでも
「あなたmisaeね! 社内誌、見たわよ!」
と同僚達。
今月は社内誌に、"音楽は共通語"というタイトルで私のインタビュー記事(趣味でピアノを続けているというお話)が載っているのデス。
 
ブリーフィングでは、クルーの紹介、(乗客数や飛行時間などの)フライト情報、フライト・セイフティーの確認をし、最後に大抵(緊急事態などの)体験談の交換をするのですが、今回の体験談で印象的だったのは、トイレに閉じ込められたお客様の話。 
トイレのドアが壊れてしまった為、トイレに30分近く閉じ込められてしまったお客様がいらしたそう。 機内に設置してある斧(←機内火災で壁の裏側の消火時などに使用するのに各機2箇所に設置されています)でドアを破壊してこじ開け、救出したそうです。 
そういうこともあるんですねぇ・・・こういう体験談は勉強になります。
 
機種は前回同様MD-11
担当はビジネスクラスです。
 
前回同様、皆様ごゆ~っくりご搭乗されます。
「娘の隣に座ってもいいですか?」
と遠慮がちに聞いていらしたガーナ人のご婦人。
ビジネスクラスは珍しく満席ではなかったので了解したのですが、お客様がお揃いになり、ドアが閉まって、ビジネスクラス乗客リストを確認すると、一人多い・・・
なんと先程のご婦人、本当はエコノミークラスなのに、赤の他人を「娘」と偽って、勝手にビジネスクラスにお座りになっていらしたのでした・・・(;-_-)
エコノミークラスのお席に戻っていただきましたが、ビジネスクラスアメニティーキットはしっかりお持ちになって行かれました(笑)
そういう方もいらっしゃるんですねぇ・・・ちょっと感心してしまいました。
 
今回も離陸時にコックピットに座らせていただきました。
離陸後、分厚い雲の中に突入していく景色に圧倒されていると、俄かに操縦士達が何やら忙しそうに地上と交信しています。
航路上に雷雲が発生したので、回避する為、航路を変更しているとのこと。
モニターを見ると、レーダー上に赤く表示されている部分があり、それを避けるように旋回しているようでした。


(コックピットのモニター)
(航路を変更しているところが映し出されている)

シートベルト着用のサインが消え、キャビンに戻ります。
相棒のスチュワード(ショーン=ペン似の)ヘルマンは、
「彼女はいるけど、結婚はしないよ。 フライト先での情事を楽しみたいからねウインク
などと冗談(・・・?)を言いながらも、仕事は(コーヒーや紅茶のポットをきちんと予め温めるなど)非常に丁寧。


(相棒のヘルマン) 

ビジネス、エコノミー、両クラスのミールサービスが終わると、機内販売です。
ラゴス便もでしたが、アクラ便も、お買い物をされるお客様が大変多く、機内販売にとても時間がかかります。 そして、その売り上げ額の多さにビックリ・・・私が日本ベースで乗務していた頃の日本路線のようです。 
日本でのバブル崩壊以降、日本路線に代わって、この頃は、アフリカ路線機内販売での売り上げ1位なのだそうです・・・Verrast
 
機内販売が終わると、お楽しみの(♡)お食事タイム。
今回は、満席ではないのにミールトレイが満席の人数分搭載されていたので、クルー用のミールではなく、ビジネスクラスのミールをいただいてみました。
前菜は、オランダ発は全路線同じ(=日本路線とも同じ)です。
主菜はお魚料理をいただきました。 ティラピア(イズミ鯛)です。 ピリカラで美味しかったデス。
デザートのチーズ、クランベリーのバヴァロワも美味しかった♡
到着前のミールサービスのメニューはラゴス便と同じ。 
お気に入りのライムとジンジャーのバヴァロワも試食(←もちろんサービスの後にですヨ)できてHappy!


(これがさっぱりしていて美味し~~~のデス!!)
(も~何個でも食べられマス♡)

アクラ到着後は前回同様、シャワーを浴びて(マラリア蚊に刺されないように虫除けをしっかり塗って)からクルー・ドリンクへ。
プールサイドで飲んでから、前回同様ピアノバーにピアノを弾きに・・・
前回よりも時間が早かったのか、バーではホテルの専属ピアニストがまだ演奏中でした。
 
「彼の演奏が終わるまで待ちましょう」
と言ったのですが、同僚達がピアニスト
「彼女のピアノを聴いてからベッドに行きたいので、少しだけ彼女に弾いてもらっていいですか?」
と交渉。
「どうぞ、どうぞ!」
と快く(ピアノの)席を譲ってくれたピアニスト
 (↑・・・今までの経験では、腕の良いピアニストは大抵快く譲ってくれます。 あんまり上手でないピアニストは、途中で別の人に弾かれるのを嫌がります。)
 
(今回はりきって沢山持ってきていた)楽譜は全部部屋に置いてきてしまっていたので、暗譜で弾ける曲を何曲か弾くと、ピアニスト
「10年くらい前、ゴールデン・チューリップ・ホテルで仕事をしていた時、一度、やっぱりKLMのアジア人のスチュワーデスが、ホテルを出発する前に、素晴らしいショパンの『ノクターン』を演奏して行ったんだけれど・・・もしかして、あなたですか??」
 
ゴールデン・チューリップ・ホテルは、その当時のクルー・ホテルです。
そのホテルでも、滞在中はいつもピアノを弾かせていただいていました。 夜は専属のピアニストが演奏していたので、私は大抵、朝食後から夕方まで弾かせていただいていたのですが、一度だけ、同僚達からのリクエストで、ピアニストにお願いして、ホテルを出発する前に制服姿で、ショパンの『ノクターン(Op.9 No.2)』を弾いたことがありました。
その時のピアニストとこの新しいクルーホテルで再会するとは・・・!
 
「是非もう一度、あの『ノクターン』を聴きたい。」
とおっしゃって下さったので、最後にショパンの『ノクターン(Op.9 No.2)』を弾かせていただきました。
「明日も好きなだけ弾いていって下さい。 聴きに来ます。」
と去って行ったピアニスト・・・10年も前のことを覚えていて下さったなんて感激でした。
 
翌日も、前回同様、朝食後すぐにピアノ・バーへ。
バーの従業員さん達も私のことを覚えていて下さって(←10日前に滞在したばかりでしたから)、すぐに演奏させていただけました。


(ピアノバーのとても気さくな従業員)

今回は楽譜もいろいろ持って来ていましたので、演奏できる曲目も増え、1時間半演奏しては休憩し、また1時間半演奏・・・というのを夕方4時くらいまで繰り返していました。
 
一通りクラシックを弾いた後、中村由利子の曲を数曲弾いたのですが、ガーナ人のお客様方には『ウィスパリング・アイズ』という曲が好評なようでした。 イスラエル人のビジネスマンは、サティの『ジムノペディ』が好きだとおっしゃっていました。 また、バーの奥でコンピューターを開いて、ずっとお仕事されていた英国人ビジネスマンは、ショパンの『ノクターン』がお好きなのか、『ノクターン』を演奏する度に嬉しそうに拍手下さいました。
そう、今回は、ピアノ・バー、結構混んでいたのです。
 
朝食後の最初の演奏から夕方まで、ず~っとバーにいらしたお客様も何名かいらっしゃいました。 
ホテルのピアニスト、(先述の)『ノクターン』がお好きなイギリス人ビジネスマンと、それから、どことなく気品をただよわせるガーナ人男性2人。 
 
バーの従業員に
「これから同僚たちと昼食をとるのですが、食後にまた弾かせていただいてもいいですか?」
と尋ねていると、そのガーナ人男性2人の内の1人に
「是非また聴かせて頂きたいから、お食事が済んで、また演奏する時には、部屋番号○○まで電話で知らせてください。」
と頼まれました。 なんと光栄なことでしょう!
 
昼食後、ピアノ・バーに戻ると、『ノクターン』がお好きなイギリス人ビジネスマンが、バーの奥で相変わらずお仕事なさっていました。
従業員に
「先程あちらにお掛けだった男性(=ガーナ人男性)に、またピアノを弾く時に電話で知らせて欲しいと頼まれたのですが・・・」
と伝えると、こちらが部屋番号を伝える前にちゃんと○○号室に電話をかけて下さいました。 ホテルの常連さんなのかしら・・・?
 
早速お部屋から降りて来て下さり、数曲(イギリス人ビジネスマンの為にもちろん『ノクターン』も)演奏しました。 
演奏後、そのガーナ人男性が紅茶をご馳走して下さり(←お酒を勧められたのですが、乗務前10時間をきっていましたので、丁重にお断りしました)、お話を伺うと、その方は、在フランスガーナ大使でした。 
(↑だからホテルの従業員は彼の部屋番号を知っていたのですね・・・)
「是非パリに来て、ピアノを演奏してもらいたい。」
とおっしゃって下さったのですが、ヨーロッパ路線はもう乗務していませんし、乗務と関係なくパリへ行くとなると子供達のこともあってとても無理そうです・・・残念!
そうお話しすると
「お子さん達も是非ご一緒にパリへいらして下さい。」
と名刺を下さいました。 本当になんて光栄なこと!
 
「お見送りに降りますから、ご出発前にまたご連絡下さい。」
とおっしゃるガーナ大使に深くお礼申し上げ、
ピアニストには
「出発前にご挨拶に伺います」
と申し上げて、仮眠を取る為に部屋に戻りました。
 
出発前、演奏中のピアニスト
「またお会いできますように!」
とご挨拶すると、それまで弾いていたジャズを、クラシック曲のジャズ・アレンジにかえて弾いて下さいました。
エルガーの『愛の挨拶』・・・とても好きな曲です♡
ガーナ大使も見送りに降りて来て下さいました。
 
それだけで感動でしたのに、クルー・バスに乗り込む直前に、ピアニストがホテルの外まで走って来て
「今度いらっしゃった時には、是非、私のコンサートを聴きにいらして下さい。 
あなたはコンサート・ピアニストになるべきです。 
いろいろな人の演奏を聴いてきましたが、アマチュアであなた程印象的な音を出す人に会ったことがありません。 
またあなたの演奏を聴けるのを楽しみにしています。」
と・・・! そしてバスが出るまで手を振ってお見送りして下さいました。
 
(もちろん私の演奏技術では、コンサート・ピアニストになどなれないことはわかっていますが)プロのピアニストの方からそんな風におっしゃっていただけるなんて、本当に本当に光栄なことです・・・(>_<。。。(←うれし涙)
あぁ、もっともっと練習に励まなければ!!
 
フライト日記がすっかりピアノ日記になってしまいました・・・(^^ゞ)
 
次のフライトは、未定です・・・9月13日まで夏の休暇、そして休暇明けは、14~18日の5日間、スタンバイがついています。
どの便に呼ばれるのか楽しみです・・・日本路線であることを密かに祈りつつ・・・(笑) 


(パイロットのお食事に
紙ナプキンのバラを添えてみましたバラ


(お食事を下げに行ったら、
紙ナプキンのバラが、ちゃんと飾ってありましたバラ