The first four words you see describe you…

Facebookの友人から面白いゲーム(心理テスト?)を教えてもらったのでご紹介します。

″最初に見つけた4つの単語が、あなたを表すキーワード″だそうです↓

子供達と一緒にやってみました(*^-^*)
ミハーリ・・・Witty Thoughtfull Secure Elegant
マリア・・・Dramatic Happy Dependent Talent
私は・・・Caring Serve Happy Sentimental
(いつか恋人ができたら、SentimentalがLoveに変わったりするかしら・・・??)

何年か後にまたやってみたら面白いかもしれませんネ(*^-^*)

皆さんもお試しあれ♪

ではこれから支度をして、
フライト(3泊5日のパナマ便)行ってきます(^-^)/

フライト日記 (Bonaire)

2011年10月
(BON)

何年ぶり?3年ぶりくらい?のボネール便。

ボネール便はリポーティング時間がとても遅く(もしかしたら一番遅い?)
午後10時10分。
朝、子供達のお弁当を用意して学校へ送り出した後、仮眠を取って(・・・結局よく眠れなくて1時間くらいで起きてしまったのですが)
夕食後、子供達を元夫に預けてから空港へ。

クルーセンターはもう人気も少なく、スーツケースを預けに行くと(←クルーセンター内に、クルー専用の荷物を預ける場所があります)
セキュリティーの人達も少しずつ帰宅して行っていました。
ブリーフィングルームのある2階へ上がると正面にクルー用の免税店があるのですが、
その免税店も丁度店じまいをしていました。

以前ボネール便に乗務した時には気付かなかった光景・・・あるいは、昔はもっと遅い便があったのかな・・・?

リポーティングをして、スーツケースを預けた後は、ブリーフィングの時間まで自由にしていていいのですが、
(クルーセンターのコンピューターでスケジュールをチェックしたり、免税店で買い物したり、コーヒーコーナーでお茶したり・・・)
大抵皆、ブリーフィング前にパーサーのブリーフィングエリア(←ブリーフィング開始前に、シニアパーサーとジュニアパーサーあるいはアシスタントパーサーが、ここで打ち合わせ等します)に行って、予めパーサーに挨拶しに行きます。
私も挨拶へ・・・すると他のCA達が既に揃っていて、
ブリーフィングは(ブリーフィングルームではなく)ここでするとのこと。
さてはブリーフィングルームもこの時間には閉鎖されているのか・・・???

機種はMD-11。
担当はビジネスクラス。

ボネールまでの飛行時間は、8時間50分、約9時間です。

Tweebander(=ビジネスクラスのサービスの訓練を受けた、制服の袖に2本の白線があるCA)でエコノミークラスにアサインされたカタライネが
(ビジネスクラスは、Tweebanderでないと担当できないのですが、ほとんどの便にはTweebanderが余分に乗務している為、Tweebanderでもエコノミークラスにアサインされることがあるのです)
「できたらビジネスクラスを担当したいのだけど・・・」
と言うので、代わりましょうか?と名乗り出たのですが、
ビジネスクラスの相棒のアランカが何かキツイことを(冗談だったらしいのですが)言ったらしく(←私は良く聞いていなかったのですが)
交代はしないことに。
(MD-11のエコノミークラスは、キャビンが長~いので、沢山歩いてダイエットによかったのですが・・・残念!)

満席。
ボネール便は1週間のスケジュールなので、同僚達が家族や友人を連れて来ていたのですが、ジャンプシートも含め、どうにか全員連れて出発。
ボネール便は(クアラルンプールとかバンコクもそうなのですが)本当に毎回満々席なので、私は(万が一帰りの便に乗れなくて取り残されてしまうと心配で)誰も連れて行こうとは思わないのですが、
でも、今回、恋人を連れて来ていた同僚達を見ていて、やっぱりいつか私も誰か(できれば恋人)を連れて来たいかも・・・と思いました(笑)

さて、
今月10月7日は、会社の誕生日です。
設立92周年を迎えました。
世界で最も歴史の古い航空会社です。

ビジネスクラスのお客様へのお土産として、Blue Houseと呼ばれるデルフト焼のミニチュアハウスがあるのですが、
(オランダの何処かの街に実際に建っている家をミニチュアにしたもので、中にはJenever:オランダ語読みでユネーファーという オランダのお酒が入っています)
毎年、誕生日に新しい家が加わります。
今年加わった、92番目のミニチュアハウスはこの家↓
http://www.youtube.com/user/CabinNews#p/u/0/YFoM_SaurNA
(YouTubeの動画の埋め込みが上手くいきません・・・埋め込み禁止になってたりするのかな・・・)

誕生日月だからか、今月は the KLM From Holland food & wine festival というのを開催しています↓
http://www.youtube.com/user/CabinNews#p/u/1/BVioXnU9Jnc
(こちらも同様・・・)

衣食住のうち、住にしか重きをおいていないんじゃないかとさえ思えるオランダですが、
機内食、毎回とても美味しいです(*^-^*)
オランダ産のワインも意外と美味しい・・・ですが、私のお勧めは、ニュージーランドに移住したオランダ人夫婦が作っているSauvignon blancです。

他に、Orange Babies(=アフリカのHIVに感染した母親と子供達を支援する為の財団)と提携した絵葉書が配られ、
お客様が飛行中にかかれた絵葉書は会社が無料で郵送・・・というキャンペーンも行っています↓

夜遅くに出発する便(定刻で23:40発)でしたので、最初のお食事のサービスはほとんどのお客様がお休みになられていて
あっという間に終わり、休憩時間中はコックピットに星を見に行ったり、『胡桃割り人形』の連弾譜(クリスマスまでに全曲弾けるようになるのが目標←かなり厳しい)を読んだりして過ごしました。

ボネール到着は、午前2時半過ぎ。
飛行機は引き続きエクアドルのグアヤキルとキトへ向かう為、ここで乗務員が交代します。

クルーバスでクルーホテルへ。
ボネール便は週7便、ボネール経由キト・グアヤキル行きが就航していて、
ステイも長い為(・・・飛行時間は日本便の方が長いのに、日本には長く滞在させてもらえず残念(T_T))
6クルーくらい?(←1クルー=CockpitとCabin合わせて13名)滞在している為、
クルーホテルもDivi ResortPlaza Resortの2つあって、(私はDiviの方がいろいろと便利なので好きなのですが)
今回はPlazaの方でした。
ちょっとがっかりしましたが、10月末の冬のスケジュールから、キトもグアヤキルも直行便が飛び始める為、
ボネールからのシャトル便はなくなり、滞在ホテルはDiviだけになるとのこと。
・・・最後にPlazaに泊まれてよかった!(*^-^*)(←単純)

Plazaはお部屋がものすごく広くて(↓)

 

(←入ってすぐその広さにビックリ)

・・・思い切りフラメンコの練習ができてよかったです(笑)

 
(↑ 部屋の外はテラスになっていて、その奥はホテルのプール、そのまた奥に海が見えます)
(↑ 時折降るスコールの水がテラスに溜まってマス)

ボネールは気候もいいし、食事も美味しいし、自然も素晴らしいし、人々も平和で明るく、
この世のパラダイスのような場所・・・
ピアノがないことだけが玉に瑕ですが・・・

ボネール滞在中は、毎度同じパターンなのですが、同僚達とほぼ毎日、Sorobonというビーチへ。
ここはWind Surfing(←クリックするとYouTubeの動画が開きます・・・多分)のメッカで、私も昔はやっていましたが、今は腰が心配で・・・(^^;;

ランチはJibe Cityのカニサラダ・・・本当はカニサンドの方が好きなのですが、ダイエット中につき炭水化物を我慢。

 

同僚達から新しいオランダ語を教えてもらいました・・・
”Brighten” 意味:Brightを飲む(Bright=ブライトというのは、ボネール島限定のAmstelビールだそうです)
(オランダ語では名詞に”en”を付けて動詞にすることがあります・・・例えばGolf→Golfen ゴルフ→ゴルフる、Ski→Skien スキー→スキーる)

ボネール島では、とりあえず皆”Brighten”
(普段はビールは飲まないのですが、私も郷に入っては郷に従って・・・スライスレモンまたはライムを入れて飲むので、普通のビールよりさっぱりしていて飲み易かったです♪)

↓ こちらはJibe Cityのビーチバー・レストランで働くFleur van Hövell tot Westerflierさん。

とっても陽気な、お店の”看板娘(?)”的存在。
日本にも行ったことがあって、3ヶ月間の滞在期間中、若い頃に留学先(?)で知り合った日本人の友人達と連絡を取ろうとしたのだけれど、全員引っ越してしまっていて誰にも会えなかったと、とても残念がっていました。
もしももしも偶然にもこのブログを読んで下さっている方々の中に、Fleurさんのお友達だったという方がいらっしゃったら、是非ご連絡下さいネ。

夕方皆でクルーホテルに戻り、シャワーを浴びた後、クルーホテルのビーチバーでクルードリンク後、夕食。


(↑ ホテルのビーチバーから眺める夕焼け)
波打ち際のレストランで、美味しいワインとお食事を頂きながら、海を眺めると、
夜の海がレストランの明かりに照らされて、かなり大きな魚もすぐ近くまで泳いで来ているのが見えます。
・・・やっぱりいつか恋人と来られたら素敵かもしれません(笑)

ボネール島は丁度Regattaという船のレースのお祭りの週で、
連日日中はウインドサーフィンフリースタイル競技会や漁船のレースが行われていました。
到着翌々日の夜、現地の友人Aminah(←以前Plazaで働いていたホテルスタッフです)にお祭りの会場を案内してもらいました。

 
(↑ 色々な物を売っている屋台がズラリと並んでいます)


(↑ 子供達に混ざって、記念にキラキラ・タトゥー・・・大人でやってもらっていたのは私だけでしたwww)

今回のボネール便は、(行きと帰りが機内泊になる為)5泊8日のスケジュール。
オランダに戻る前日に、早朝(というか真夜中)のキトとグアヤキルへの乗務が入ります。

Callingは午前2時10分・・・前日はクルードンリンクもノンアルコールで、早めの夕食をワイン抜きで頂き、長い乗務に備えて、午後19時過ぎにはベッドへ。
Pick Up Time 午前3時10分、Reporting Time 午前3時20分(←小さい島なので、ホテルから空港まで車で10分なのです)、出発時間は午前4時30分。

アムステルダムから到着した飛行機を引き継いで、ボネールからまずグアヤキルへ飛び、そこからキトへ。その後、再びボネールへ戻ります。
飛行時間は確か・・・グアヤキルまでが2時間半、グアヤキルからキトが1時間(?)、キトからボネールが2時間半、
グアヤキルとキトでそれぞれ1時間ほど停泊時間があって、その間に機内の清掃が入り、私達は次のフライトの準備をし、合間に食事を取ります。

飛行中の車窓ならぬ機窓の景色、すばらしかったです・・・!
 
(↑ グアヤキル到着前に夜が明けました)(↑ 富士山のように美しいコトパクシ山)

(↓ ボネール島のピンク色のフラミンゴ空港)
 
(↑ 到着後は徒歩でターミナルへ・・・) (↑ チャーミングで美しいフェムケと)

ボネール島はフラミンゴの生息地なのです。
ホテルのビーチにも時々やってきます↓

ボネール島滞在最後の一日も同僚達とBrightenしながら楽しく過ごし、
帰りの便ではアムステルダム到着前に、特に親しくしていた3人のアイデアで、ギャレーで記念撮影。
 
温和なパウリーン、冷静なフェムケ、情の厚いヒルデ・・・齢は一回り以上違う彼女達と過ごした1週間は、
(一緒に笑って一緒に考えた)特別な思い出です。

他にも沢山写真を撮ってくれたパーサーのピーターも、
「今まで出会った同僚達の中で君が一番愛らしい」なんて言ってくれたパトリックも、
みんなありがとう(*^-^*)

アムステルダム到着は午前5時半過ぎ・・・
まだ真っ暗なスキポール空港のクルーセンター前で別れを惜しんでもう1枚↓

彼女達に素敵な未来が待っていますように・・・!
そして、また近いうちに一緒に乗務できますように・・・!

フライト日記 (Tokyo)

2011年9月
(NRT)

震災から2ヶ月間、会社の配慮で東京便だけを乗務させて頂き、
6月の休暇(夏休み)後は2ヶ月間別の路線にアサインされていたのですが、
9月に入ってようやく久し振りに東京便のリクエストが通りました。

乗務の2週間程前に、日本ベースの先輩Oさんから
「日本で、日本人乗務員と会社との間で、ビジネスクラスの和食サービスに関するミーティングがあり、
和食サービスはまた2ステップ(=洋食同様、小鉢を前菜、ご飯とお味噌汁を主菜として、2回に分けてサービスする)に戻りました」
というお知らせメールが届きました。

以前にも書いたことがありましたが、
(→https://greetingsfromhollandwithlove.wordpress.com/2010/11/25/%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%80tokyo-8/
(オランダに住むようになってからは、CAとしてよりも乗客として日本路線に乗る機会の多い)私は、
主観を抜きにして、本当に本当に本当に客観的に
現在の和食のトレイは、(上のリンク先の日記にトレイの写真を掲載していますが)
どこからどう見ても
前菜・主菜に分けずに1度にお出しするようにデザインされている
と思うので、
(日本人乗務員の中に「前菜・主菜に分けずに1度にお出しすると、まるで安い定食のようだ」と仰る方もいらっしゃるそうですが、私はそんな風に思ったことはありませんし、素人がそんなことを言っては、お料理を考案して下さったミシュラン1星を持つホテルオークラアムステルダムの一流レストランの料理長様にも大変失礼で、それを聞いた時は、正直、同じ日本人の同僚として、本当に恥ずかしくなりました・・・)
現状のまま2ステップサービスに戻してしまうのは、非常に残念だな・・・と思いましたが、
この和食サービス導入時には日本人乗務員の意見を聞き入れてくれなかった会社が、今回、
Inflight Service Managerをわざわざ日本に遣して日本人乗務員との話し合いの場を持ったというのは、
とても画期的で、ありがたいことだと、心から嬉しく思いました。

この和食サービスに関しては、スタートした当初から、
どう見ても1ステップ用にしか見えないトレイで2ステップサービスをすることに疑問を感じていました。
先輩方にサービス方法のアドバイスを伺いながら自分なりにサービスしてきましたが、
先輩方の間でも、1ステップ派と2ステップ派に分かれており、
昨秋のKLM OPENで偶然お目にかかったオークラの料理長様も、ご意向通りにサービスされていないと嘆いていらして、
折角素晴らしいお料理なのに、料理長のご意向通りでなく、トレイのつくりとサービス方法も噛み合っておらず、
故にサービスする側(=CA)も混乱してしまっている・・・
(お料理は本当にとても美味しいので、1ステップで出しても2ステップで出しても、お味はお楽しみ頂けているとは思いますが・・・)

手順が1ステップか2ステップか、ということよりも先ず
お料理の考案者と会社がサービス内容に同意していて、かつ
トレイのつくりとサービス方法が一致していて(=2ステップでサービスするならトレイも2ステップ用にデザインされるべき)
乗務員も考案者も会社も、全員が内容に納得して自信を持ってサービスできるようにすることの方が
ずっとずっと重要なのではないかと思いつつ・・・

Oさんからのメールを受信した後すぐ、両親を日本へ送り届ける為、東京便を利用したのですが、
行きの便に乗務されていらした先輩が
「misaeさんに相談しないで2ステップに戻してしまうなんて酷いわよね」
とお声をおかけ下さって
(私は和食サービスの手順を変更できるような立場にないので、ご相談頂く必要などないのに・・・???)
更にお話を伺ってみると、
4月に急遽和食サービスが2ステップから1ステップに変更になったことに、私が関与していると誤解されてしまっているらしい・・・
(1ステップに変更になった時の日記→https://greetingsfromhollandwithlove.wordpress.com/2011/05/09/%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%80tokyoosaka-2/

確かに、3月末、ビジネスクラスの食器が新しくなり、
洋食用アンダープレートのサイズが小さくなり和食器をのせることができなくなった為、
(↑ 洋食用のアンダープレートは円形で、和食器は楕円形なので、サイズが大きかった頃も、のせると見た目が悪かったのですが、2ステップでサービスする為には、オーブンで温めたばかりの主菜をのせるアンダープレートが必要なのです)
「和食は1ステップにした方がいいのではないか?」
というサービスリマークス(=乗務中に気付いたこと等を会社に報告する用紙)は書きましたが、
その1週間後に会社がサービス手順を変更したのは、私(=一乗務員)が書いたリマークスだけが理由ではないはず。

が、その時、サービス手順の変更のお知らせがギャレーブリーフィング(=フライト中、各ギャレーに掲示される、その路線の特別なサービスに関するお手紙=日本路線なら、例えば、他の路線には搭載されない日本茶・ウーロン茶・日本酒・日本の雑誌etc.が搭載されていることや、他の路線ではドリンクサービスの後にお配りするHotTowelを日本路線ではドリンクサービスの前にお配りすること等が記載されています)にしか記載されないと聞いたので、
和食サービスのことなのに、日本人乗務員に前もって何も知らされないというのは、オランダ人の同僚達も???と思うだろうし、日本人の同僚達もびっくりするor恥ずかしい思いをするのではないかと心配して、つい
サービス手順が変更になっている旨私から先輩方にメールでお知らせしてしまい、
それがかえって仇となって、そういう誤解をされてしまったようです。
(思い起こせば、私は子供の頃から、そういう余計な気遣いをして自分で自分の首を絞めることが多い・・・(^^;;)

日本からオランダに戻る便では別の先輩から
「何故、日本ベースの先輩に相談せずに、和食サービスを2ステップから1ステップに変更したのか?」
「オランダベースなのに日本路線のサービスに関わり過ぎだ」
とご注意を受け、事情を説明しましたが、誤解はかなり深く浸透してしまっている様子でした・・・
なかなか直接会ってお話しできないので、誤解もうまれ易いでしょうし、一度うまれた誤解は事実と異なった方向に広まり易いもの。
日本ベースの先輩方は、私が「いつか私もこんなプロの客室乗務員になりたい」と憧れ、尊敬する方ばかりですから、
仮に私が日本路線のサービス内容の取り決めに関与できていたとしたら、間違いなく日本ベースの先輩方に相談していました・・・
が、そういう想いは、やはり口に出して伝えないと伝わらないものなのかもしれませんね。
また(当時は震災発生後間もなく、4月初めは、乗務時の支援活動、乗務の合間のチャリティーイベントやチャリティーコンサートのお手伝いで本当に忙しくしていた為)、サービス手順の変更のお知らせメール、いつものようにじっくり時間をかけて書けなかったので、言葉が足りなかったのだと思います。
今後は気を付けないと・・・(;>_<;)

前置きが長くなりましたが、
そんなことがあった後の東京便のフライト当日。
空港内クルーセンターにあるメールボックスにGroepscommissie(CA全体の意見をまとめて会社に提出したり、会社からの決定事項の詳細をCAに伝える、学校でいったらPTAのような存在?)からのお手紙が。
日付を見ると、日本ベースの先輩から
和食サービスが1ステップから2ステップに戻りました
というメールが届いたのとほぼ同じ時期に配信されたものだったのですが、
なんとそこには
和食サービスは1ステップでサービスします
という記載が・・・
オランダ人CAにとっては、ギャレーブリーフィング以外で初めての会社からの正式なお知らせ・・・
「和食サービスは2ステップに戻った」という日本人CAとぶつかってしまうのでは・・・

心配していたとおり、同じ便だった日本人の同僚達(全員まだ入社して然程経っていない新しい方々)は、
行きの便(←日本人乗務員にとっては日本発の便が”行きの便”で、私にとっての”行きの便”であるオランダ発の便は”帰りの便”になります)で
パーサーと揉めてしまったそうです。
日本人の先輩からのメールで「もう既に2ステップに変わった」と思って2ステップでサービスしていたところ、
Groepscommissieからの手紙を読んで「1ステップだ」と理解していたパーサーに
「1ステップでやるべきサービスをどうして勝手に2ステップでやっているのか」
と、厳しく怒られてしまい、非常にショックだったとのこと。
入社して間もなければ上からの指示に従う他なく、彼女達にとっての最新情報は先輩からのメールだった訳ですが、
オランダ人のパーサーに日本語のメールを見せてもわかってもらえるはずがなく・・・

その日の便では、パーサーには私から、
日本人CAはGroepscommissieからのオランダ語の手紙は受け取っておらず、また
日本人CAには「和食サービスは2ステップに戻った」という日本語のメールが廻っている旨伝え、
揉めることはありませんでしたが、
日本人の同僚達に早くこのGroepscommissieからの手紙のことを伝えないと・・・!
と思い、成田到着後、早速手紙を英語に訳してお知らせしました。

担当は、Aゾーン(=1階のビジネスクラス=18名のお客様を1人で担当)で、満席。
UD(=アッパーデッキ=2階のビジネスクラス=24名のお客様を日本人CAとオランダ人CAの2人で担当)は和食は2ステップでサービスするとのことでしたが、
私は、今回は、大先輩Sさんが「こんな風にサービスできたら・・・」と仰っていた方法を試みてみました。
それは、お酒を召し上がっているお客様には和食も2ステップで(→小鉢のお料理をおつまみとして先に召し上がって頂き、後からご飯とお味噌汁をお持ちする)、そうでないお客様には和食は1ステップで(ちなみに洋食は常に2ステップです)サービスするという方法。
お客様には喜んで頂けましたが・・・主菜をお出しするタイミングがバラバラ過ぎて、大変でした・・・これは機内でのサービスには向きませんwww

休憩時間には、(和食サービスの誤解のことも気になっていたので)OCR(=Overhead Crew Rest=客室の天井裏にベッドがあります)には行かず、
日本人の同僚といろいろ話をしました。
直接話せば誤解も解けるはず・・・!

成田到着後は、少しだけ仮眠を取って、実家へ。
初めて京成線で乗り過ごして上野まで行ってしまいました・・・(^^;;

翌日は、久し振りに青山のオフィス(東京支社)へ。
(日本ではNo.2のポジションにいらっしゃるという)旅客営業本部長のマーク=アークスフックさんにお目にかかり、
Japan Helpen Kan!(=私もお手伝いしているオランダの東日本大震災支援団体)主催のピアノとバイオリンのコンサートのスポンサーを快く引き受けて下さったことを
(なんと在蘭日本人ピアニストとバイオリニスト2人分の日本への往復航空券を用意して下さったのです・・・!)
(メールでは既にお礼申し上げてありましたが)直接お会いしてお礼申し上げたかったのです。

夜は、クルードリンクに間に合うように成田のクルーホテルへ戻り、
オランダ人の同僚達と夕食後、皆でカラオケへ。
オランダ人の同僚達は皆、最初は歌わないというけれど最後はマイク離さなくなります(笑)

翌朝はCallingの後、レストランで和朝食を。
やっぱりパンよりご飯だな・・・私は(*^-^*)

前日にお会いした旅客営業本部長のマークさんが、偶然にも私が乗務する便でオランダへいらっしゃるとのことで、
パーサーに座席番号(UD=2階ビジネスクラス)を伝えたら、
「折角だからあなたがサービスしなさい」
とおっしゃって下さり、
UD担当だったオランダ人の同僚と担当エリアを交換し、
帰りの便は、日本人の同僚(ご縁があるのか、新しい方なのにもう何度もご一緒している)Mさんと乗務。
相棒と日本語で話せると本当に楽ですねぇ!
二人で協力し合って、洋食2ステップx和食1ステップ(←今回は先輩のHさんから教えて頂いた方法)でサービス。
大変スムーズでした♪
このHさんの方法を和食の1ステップミールのサービス方法として会社に提案したら、オランダ人の同僚達にとってもわかりやすいのではないかしら・・・

どちらにしても、
オランダ側は1ステップとしているのに、日本側は2ステップでサービスしたい、
というのは、混乱ばかりか、乗務員同士の揉め事を招くかもしれないので、やはりここは統一すべきではないかと思っていたところ、
再び、日本人乗務員と会社との話し合いがもたれ、
楕円形の和食器がのり、見た目も和風のアンダープレートが見つかるまでは、
1ステップでサービスする、ということに決まったとのこと。
ホッとしました・・・(*´-`*) ホッ

しかしながら本当は、会社は、日本人乗務員と話し合うより先に、(トレイのデザインやアンダープレイトに関してなど)お料理の考案者の方と話し合った方がいいのでは・・・

・・・と、思うところは他にもまだまだ沢山あるのですが、
暫くの間は、これ以上誤解されぬよう、慎んで行動しないといけませんね・・・(〃⌒ー⌒〃)ゞ

性格ブスの25か条

(約2ヶ月遅れのフライト日記を少しずつ書き進めているところなのですが、その前に・・・)

友人から教えてもらった『性格ブスの25か条』というのをここでもご紹介したいと思います。

1条  ブスには笑顔がない。

2条  ブスはお礼を言わない。

3条  ブスは『美味しい』と言わない。

4条  ブスには精気がない。

5条  ブスは自信がない。

6条  ブスは愚痴をこぼす。

7条  ブスは希望や信念を持っていない。

8条  ブスはいつも周囲が悪いと思っている。

9条  ブスは声が小さくいじけている。

10条 ブスは自分がブスであることを知らない。

11条 ブスは何でもない事にすぐ傷つく。

12条 ブスは他人を嫉妬する。

13条 ブスの目は輝いていない。

14条 ブスの口はいつもへの字の形をしている。

15条 ブスは責任転嫁がうまい。

16条 ブスは他人を恨む。

17条 ブスは悲観的に物事を考える。

18条 ブスは問題意識を持っていない。

19条 ブスは他人に尽くさない。

20条 ブスは他人を信じない。

21条 ブスは人生においても仕事においても意欲が無い。

22条 ブスには謙虚さが無く放漫である。

23条 ブスは人生のアドバイスや忠告を受け入れない。

24条 ブスは自分が最も正しいと思い込んでいる。

25条 ブスは存在自体が周囲を暗くする。

もとになったのはこの本だそうです↓
宝塚式「美人」養成講座-伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン [単行本]
貴城 けい (著)  講談社http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E5%BC%8F%E3%80%8C%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E3%80%8D%E9%A4%8A%E6%88%90%E8%AC%9B%E5%BA%A7%EF%BC%8D%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%83%96%E3%82%B9%E3%81%AE25%E7%AE%87%E6%9D%A1%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%80%8C%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3-%E8%B2%B4%E5%9F%8E-%E3%81%91%E3%81%84/dp/4062147181/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1318478642&sr=8-1

これ、偶然にも、9割がた、CAになることを本気で目指した高校生の頃から、いつも気を付けてきたことなので、
今後も引き続きこれらに注意して、心の美しい人間を目指したいと思います(*^-^*)

フライト日記 (Lima) その2

リマ到着翌日から、急遽
1泊2日でMachu Picchu(マチュピチュ)へ・・・

8月18日(木)
3:00 起床。
4:00 ピックアップ。Limaの空港へ。
6:00 Peruvian Airlines(ペルビアン航空)(※)でCuscoへ。

7:30 Cuscoの空港ピックアップ。Hostal Monarcaへ。
 
(↑ホテルのロビーから) (↑応接間?)
高山病予防になるというMate de Coca(インカティ・コカ茶)を頂いて1時間休憩。
 
(↑ポットの中にお湯とコカの葉が入っています)


(↑最上階にある部屋の前はテラスになっています)


(↑部屋の中からテラスを眺めるとこんな感じ)

9:30 ホテルピックアップ。乗り合いタクシーでOllantaytambo駅へ。(所要時間約1時間)


(↑ここも有名な遺跡のある村らしい・・・奥に見えているのが遺跡)

10:32 Peru railでMachu Picchu(Aguas Calientes)駅へ。(所要時間約2時間)

(↑日本語ペラペラのスタッフがいました!(◎_◎;))

12:30 駅ピックアップ。バスでMachu Picchu遺跡入り口へ。(所要時間約30分)
(ガードレールなしの絶壁を車窓に急カーブをこなしながらのバスはスリル満点でした・・・(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル )
(いくつか動画があります→https://skydrive.live.com/?sc=photos&cid=945b0bc82ee67d38#!/?cid=945b0bc82ee67d38&sc=photos&id=945B0BC82EE67D38%218358)

13:00 観光

(↑まさに写真で見たとおりの空中都市!!)

(←マチュピチュ行きを全く考慮していなかった服装)

(周りの方々は皆さん登山の格好でした・・・ハイヒールの革のブーツを履いてたのは私一人・・・歩くの大変でした・・・登山靴がお勧め)

(いたる所にラマが・・・可愛い・・・)

でもやっぱり今回のマチュピチュ観光で何より印象に残ったのは・・・

世界遺産でこっそり(あるいはもしかしたら堂々と?)ピクニックをする一家・・・トランプしてます・・・(^^;;
まさか、もしや・・・と思いながら近付いたら
やっぱりオランダ人でした(笑)
フロリアードの会場の噴水でも、至って普通に子供に水浴びをさせてしまう(しかもちゃんと水着を着せて!)国民ですから・・・
驚きを通り越して感心してしまう・・・

15:00  バスでAguas Calientesへ。

Cusco到着時間が遅くなりそうだったので、早めの夕食。
Cusco名物Chupe de Trucha(マスのスープ・・・だけれど他のお魚もお野菜もご飯も入った具沢山のスープ)

とっても美味しかったです!ライムを搾って、ウェイターさんお勧めのピリ辛ペーストを入れたら更に美味しくなりました!

ここのコカ茶はコカの葉がたっぷり。

(寝不足で体調が万全ではなかったのに高山病にならなかったのはコカ茶のお陰?)

17:30 かなり早いけれど他にやることもなくMachu Picchu駅へ。
(iPadで時間を潰す。)
19:00 Peru railでOllantaytambo駅へ。
21:00 バスでCuscoへ。そこからタクシーでホテルへ。
23:00 ホテル到着

8月19日(金)
4:00 起床
5:30 朝食
6:00 ホテルピックアップ。 Cuscoの空港へ。

クスコのガイドJusto Oviedo Huamanさん。
(ガイドといっても今回は空港とホテルの送迎のみでしたが)

(クスコでのガイドのご用命は・・・E-mail: jusovihu@hotmail.com

7:15 LAN Airlines(ラン航空)でLimaへ。
(←Peruvianもそうでしたが、ペルーの搭乗券はスーパーのレシート風)

(↑Pervianではドリンク・サービスだけでしたが、LANではお菓子が出ました♪)
(箱にマチュピチュの写真を入れてアピールするのは良いアイデアだと思いました)

8:45 空港ピックアップ。クルーホテルへ。
9:50 クルーホテル到着。

今回のツアーをコーディネートしてくれたFernando Salasさん。

(リマからのツアーのご用命は・・・E-mail: hotelesenperu@hotmail.com

同僚達がまだ朝食をとっていたのでジョイン。
「たった一人で行ってくるなんてスゴイ!」
「私も3泊あったら行きたかった・・・!」
と羨ましがられました。
アニータは
「実は私、マチュピチュがそんなに有名な場所だとは知らなくて・・・やっぱり一緒に行けばよかったわ・・・」
と残念がっていました・・・もっと熱心に誘ってあげればよかった・・・ごめんね、アニータ・・・

朝食後は部屋で子供達とスカイプした後、
同期のMikiちゃんとクルーホテルのお向かいにあるスターバックスへ。
Mikiちゃんはじめ、アニータと私以外の同僚達は、その日の夜の便でオランダへ。

アニータと私は、翌日一緒にフライトするクルーと一緒に夕食へ。
Pescados Capitales

ペルー名物セビチェと、マチュピチュで食べてすごく美味しかったチュぺを頂きました。
 
(↑セビチェは前菜として同僚と半分こ)(↑マチュピチュと違ってなんだか高級感あふれるチュぺ)

食後はクルーホテルの地下にあるバーへ。
幻想的なブルーの空間。

(↑以前は水槽にイルカが何頭かいたのですが、
動物愛護団体の反対?で今は水槽は空っぽです。)

帰りの便も満席。
ミールサービスが終わる頃、パーサーに、機長が呼んでるからコックピットへ行くよう言われ、行ってみると・・・

美しい日の出・・・!
ありがとう・・・!

念願のマチュピチュへ行くことができた、感激のリマ便でした。
”555のゾロ目”はマチュピチュだったのかな・・・?

(※)翌8月19日、ペルビアン航空が安全上の理由で、政府により90日間のフライト禁止の措置を取られたという記事発見・・・
http://death-in-cusco.blogspot.com/2011/08/peruvian-airlines.html
それで帰りの便はLAN に変更になってたのですね(^^;;

フライト日記 (Lima) その1

2011年8月
(LIM)

(相変わらず2ヶ月遅れの日記です・・・スミマセンm(_ _)m)

ニューヨークから戻った翌日から両親を連れて(元夫と子供達のいる)ギリシャへ行き、
1週間滞在してオランダに戻り、
その翌々日から2週間のRT(=Reserve Thuis=スタンバイ=自宅待機)が付いていました。

オランダ人クルーは、年に数回スタンバイのスケジュールが付くのですが、
以前は5日間だったのが、何年か前から2週間に。

丁度両親が来ている時にスタンバイが付いてしまい、先の予定が全く立てられなくなってしまったのは残念でしたが、
このスタンバイだけは変更不可能ということになっていて(他のフライトスケジュールは、2回まで変更希望が出せます・・・変更してもらえるとは限りませんが)諦める他ありませんでした。

でもまぁその代わり、スタンバイの後の2週間が丸々フライトリーブになるので、
両親を日本に連れ帰るには、余裕を持って日程を組めることになりよかったです。

スタンバイの間の自宅待機時間は、
最初の1週間は、1日、昼間なら8時間半、夜なら(確か)4~5時間、を5日間(呼ばれなかったら2日お休み)、
次の1週間は、1日3時間を5日間(呼ばれなかったら2日お休み)となっていますが、
最初の週にどこかに呼ばれると、大抵次の週のフライトもほぼ同時に決まることが多いです。

今回は、最初の5日間が朝6時から午後2時半までの8時間待機だったので、
朝5時に起きて支度をして制服のまま待機していました。
両親も必然的に一緒に待機状態となり、
1時間経つごとに「大変な仕事だなぁ・・・」と感心されました(笑)
結局1日目は呼ばれず、
「朝から制服着て待機してたのに・・・呼ばれないこともあるのか・・・本当に大変だなぁ・・・」
とまた感心されましたが、
実際、連日早起きはキツイので、できればすぐに呼ばれたかった・・・(^^;)

翌日も5時おきで6時から待機。

二日連続で5:55を見て、思わず”5のゾロ目”の意味を調べてしまいました(笑)
ゾロ目は天使からのメッセージと言われているそうなので・・・

【555】
シートベルトをしっかり締めてください。大きな人生の変化がやってくるからです。この変化は「肯定的」「否定的」というふうに見るべきではありません。なぜならすべての変化は人生の流れの自然の一部に過ぎないのです。この変化はあなたの祈りへの応えかもしれません。ですから心を静かにして自分自身を見つめ、感じ続けてください。

何が起こるのでしょう・・・???

8時半頃電話がきて、リマ便に呼ばれました。
リポーティングは10時半。

3泊5日のスケジュール・・・ちょっと長い。
スーツケースには、夏物と秋物の両方用意してあって、
1泊3日の短い便だったら、半分置いて行ったのですが、
とりあえずそのまま全部持って行くことに。

スタンバイ中は、最短で1時間後にリポーティング、という便に呼ばれることもあって、
ユトレヒトから電車だとギリギリ1時間で空港に着けるか着けないか・・・なので、
リポーティングまで2時間あってホッとしました。

空港にはリポーティング30分前に到着。
パスポート、忘れてません(笑)

乗務員リストを見てビックリ・・・同期で同じくオランダベースに移ったMikiちゃんの名前が!
同じオランダベースでも、彼女はアメリカ人と結婚し、普段はアメリカに住んでいるので、なかなか会えないので、
偶然にもスタンバイで呼ばれた便で一緒に乗務することになって嬉しかったです♪

機種はB777-300。
担当はエコノミークラス。

ギャレーは、B777-300が働きにくいと言われる原因の一つとなっている7a/bギャレー。
(7a/bギャレーは、まるで離れ小島のようなギャレーで、サービス中に何かが不足した際などに不便なのですxxx)
相棒のアニータも私と同じTweebander(=2本線=制服に2本白線が入っているCA=本来はビジネスクラスを担当するCA)で、私と同様にスタンバイで呼ばれ、私達2人だけが3泊5日のスケジュール(他は全員2泊4日)なので、
恐らく急遽機種がB777-200からB777-300に変更になって、普通ならEenbander(=1本線=制服に1本白線が入っているCA=エコノミークラスを担当するCA)が2人呼ばれるところ、Eenbanderのスタンバイ要員が足りなかったのか、Tweebanderである私達2人が呼ばれたのかもしれません。

途中、アンデス山脈上空を飛行・・・

雲海に浮かび上がる山々・・・!
素晴らしい景色に感動・・・!

サービスの合間に、お客様から可愛いラマのブローチを頂きました♪

リマ到着後、私の担当エリアにいらした赤ちゃん連れのお客様に頼まれて、赤ちゃんを抱っこしての写真を撮って頂きました。
とっても人なつこい赤ちゃん(生後8ヶ月くらい?)で本当に可愛かったです(*^-^*)
赤ちゃんにとって今回が初めての飛行機旅行だと伺ったので、
だったら記念に機長とも一緒に写真を撮られては?とお勧めして、他のお客様がほぼ皆様お降りになってから、前方のドアのところでお見送りをしている機長のところまでご案内し、機長に事情を話すと、「折角だからコックピットで写真を撮りましょう!」
と機長がコックピットに案内してくれました。
操縦席に座って写真を撮って、お客様にものすごく喜んで頂けて、私もものすごく嬉しかったです。
機長に感謝!

クルーホテルにチェックイン後(午後9時くらい?)、ロビーのラウンジに用意されていたサンドウィッチ等を頂ながら、
翌日のツアーをアレンジ。

スタンバイで呼ばれた時は、
(8月中はフライトの合間に両親を連れての旅行が入り、疲れもたまっていたので)
リマではのんびり休もうと思っていたのですが、
同期のMikiちゃんに
「3泊あったらマチュピチュ行けるんじゃない??? 3泊のスケジュールなんて、Tweebanderの私達は普通ならもらえない(←本来はEenbander用のスケジュールなので)のだから、行ってきたら???」
と言われて、急遽(いつか行ってみたいと思っていた)マチュピチュへ行くことにしたのです。

相棒のアニータも誘ったのですが、現地の航空会社を利用するのは怖い・・・と言うので(実は私もちょっと怖かったけれど)、私一人で行くことに。

飛行機代(リマ~クスコの往復)+クスコでの宿泊代(1泊)+クスコからマチュピチュへの交通費(相乗りタクシー+列車+バス)+マチュピチュの入場料、全部込みで約800USドル。
恐らくちょっと割高でしたが、オランダから個人で来ようと思ったらもっとかかるでしょうし、全てアレンジしてもらえるのはやはり楽・・・
8月は(前のニューヨーク便で余計なタクシー代もかかり、iPadも買ってしまっていたので)赤字になりそうでしたが、
マチュピチュへ行かれるチャンスが今度またいつ訪れるかわかりませんから、一人でもなんでも、もう思い切って・・・!

クルードリンクにもちゃんと出席し、


(↑ペルー名物Pisco Sour

午前0時就寝。

(つづく・・・)

フライト日記 (New York)

2011年8月
(JFK)

(こちらは2ヶ月前のフライト・・・思い出せるかなwww)

8月1日に両親を連れて日本からオランダに戻り、翌日はフライトセイフティーの試験勉強、その翌日が試験・・・
の翌日からニューヨークへ。

夕方のリポーティングだったので、午後、両親と一緒に家を出て、
両親は街へ散策に、私は空港へ。

空港で出発前にしなければならないことが色々あって(今となっては何だったかすっかり忘れてしまいましたが・・・(^^;;)
リポーティング・タイムの1時間半前に空港到着。
用事を済ませて、まだ1時間あるけれど、とりあえずリポーティング(リポーティング用のコンピューターにパスポートをスキャンして出社を報告します)しておくかな・・・と思ったら、
Σ( ̄ロ ̄lll) ガーーーン・・・パスポートがない!?

乗務に出る際、忘れてはならないのがパスポートとIDカード(社員証)。
他の物は何とかなるが、いやIDもパスポート用の写真があれば仮IDをそのフライトの間だけ発行してもらえるが、
パスポートだけは本物がないと乗務できません。

両親を迎えに日本へ行った時のバッグの中だ・・・
日本へ行く時に、IDカードとパスポートを一緒に、乗務用のバッグからプライベートのバッグに移して、
フライトセイフティーの試験の時に、IDカードだけ必要だったので、それだけまた移動させて、
そのまま・・・

家を出る前に確認した時、パスポートも入ってると見違えたのは、
期限がまだ切れていないアメリカのVISAがまだ付いている為、今も持ち歩いている昔のパスポートだった・・・(>_<)

どうする?
もし元夫が家にいたら、車で届けてくれただろう・・・けれど、彼は子供達とギリシャへ行ってる・・・
試しにユトレヒトを散策中の父の携帯に電話してみたけれど出ない・・・出たとしても、英語もオランダ語も話さない両親にタクシーで空港までパスポートを届けてもらうというのも心配・・・

ブリーフィングの時間まであと約1時間・・・ニューヨーク便の出発時間まではあと約1時間30分・・・
ユトレヒトまで電車ではもう往復していられないけれど、車なら、急げば1時間で往復できるかも・・・

Crew Controle (=病欠する時など緊急時に連絡を取ったり、スケジュールの変更があった場合などに連絡がくる部署)に電話を入れて事情を説明し、Auto Dienst (=空港近辺に住んでいるCAの送り迎えをする部署・有料ですが公共交通機関より安い)に相談。
残念ながらユトレヒトはAuto Dienstを利用できる距離よりも遠い場所なので社員割引は使えないけれど、クルーセンターと自宅を往復してもらえるとのこと。会社の車で運転手さんも事情をわかってくれているから一般のタクシーを利用するより安心だろうと判断し、即手配してクルーセンターの外で待機。

時折、前に一緒に飛んだことのあるオランダ人の同僚が通りかかり、世間話をした後に状況を説明すると
「えぇーーーっ!!!??? 大変じゃない|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||  なんでそんなに落ち着いてるの???!!!」
と私より焦って取り乱してました(笑)

確かに、どんな事情であれフライトをミスったら大変なことになるのだけれど、
特にアメリカ路線は、セキュリティーが厳しく、前もって乗務員のパスポートの情報等を送ってあるはずなので、きっと非常にまずいことになるのだけれど、
慌てたところで状況は変わらないし、今はできることをやるしかないと思うと変に落ち着くというか・・・

心の中のBGMもhttp://www.youtube.com/watch?v=ipzR9bhei_o&feature=BFa&list=PL8B3A3306DB3048E6&lf=BFa
というよりhttp://www.youtube.com/watch?v=E2j-frfK-yg&feature=BFa&list=PL8B3A3306DB3048E6&lf=BFp
という感じでした・・・

そして(途中Crew Controleに度々連絡をして経過を報告しながら)無事ユトレヒトを往復し(タクシー代は往復で152ユーロ)、パスポートをゲットしてゲートへ直行。
搭乗中のお客様に混ざって機内へ。
パーサーに挨拶し、CAML(Cabin Crew、Cockpit Crew全員の名前と、Cabin Crewの担当ドアやギャレーなどが記載されたリスト)を受け取って、担当ギャレーへ。

ビジネスクラス、満席。
機種はB777-200。

私の代わりにギャレーの準備をしてくれていた同僚達にお礼を言ってTake Over。
何事もなかったかのようにお客様をお迎えし、あとは普通に乗務。
最初のミールサービスが終わってから各ギャレーを周って同僚達に挨拶。

今回もまた日本人のお客様が乗っていらっしゃいました。
何年かオランダでの駐在を終えて、ニューヨークへご転任とのこと。

ニューヨークでは、いつもは楽譜屋さんにしか行かないのですが、
今回は別の目的地がありました。
Apple Storeです。
フライト前日のフライトセイフティー試験の時に、試験官が持っていたiPad・・・前から気になってはいたのですが、見れば見る程やっぱりとっても便利そうで、
「乗務でアメリカへ行くなら、そこで買った方がいい=安い」
という試験官の言葉に、
「ニューヨークで買う!」
と心に決めていたのです。
出発前に予定外の痛い出費(=タクシー代)がありましたが、
めげずに買いに行きました。
満足(*^-^*)

ニューヨーク便は、パスポート事件があまりに印象的過ぎて、他は思い出せず・・・スミマセン(^_^;)

いや、もう一つ衝撃的なことがありました!
味にうるさくない=なんでも美味しいと感じる私がビックリ仰天したジュース・・・
驚きの不味さでした・・・↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッケージは美味しそうに見えるので、間違ってまた買ったりしないようにしないと・・・((((;゚Д゚)))))))

フライト日記 (Paramaribo)

2011年7月
(PBM)

(もうすぐ3ヶ月経ってしまいます・・・頑張って思い出しますxxx)

久し振りのパラマリボ便。 (  数年振りだと思っていたけれど、どうやら10年振りくらいらしい)
パラマリボというと・・・
以前は麻薬をソーセージのように袋詰めにして腸内に隠し密輸しようとして飛行中に袋が破けて急性麻薬中毒になる乗客や、機内で暴力を振るう乗客がいて、空港警察の私服警官が乗っていたりしたような記憶があったのですが、
今はそういうことはない模様。

機種はMD11。
担当はビジネスクラス。

乗務は、毎回異なったメンバーで(=たま~に以前一緒に乗務したことのある同僚と再会することもありますが)、全員初顔合わせの者同士であることの方が多いのに、
ブリーフィングが終わった時には、いつもガッチリ一致団結できている(◎_◎)!
・・・というのが、この会社のいいところの一つなのですが、
今回は、パラマリボ便のブリーフィングが予定されていたブリーフィングルームが、他の便のブリーフィングがまだ終わっていなくて中に入れず、
ブリーフィングルーム前で集っておしゃべりしている内にすっかり意気投合、
ブリーフィングが始まる頃にはもうまるで昔から良く知っている仲の良い友達同士であるかのような雰囲気になっていて、本当に気持ちの良い仕事始めでした(^-^)

10時間の長いフライトでしたが、本当に和気あいあいと楽しく乗務できました。
そしていつも思うのですが、乗務員が和気あいあいと楽しそうにサービスしていれば、
(もちろんお客様を蔑ろにして自分達だけが楽しんでいては駄目ですがxxx)
お客様もそれを感じ取って、客室全体の雰囲気も良くなるんじゃないかな…(*^-^*)

そうそう、珍しいことに、日本人のお客様が乗っていらっしゃいました。
スリナムに駐在されるとのこと。
日本路線以外に日本人のお客様が乗っていらっしゃることは、ヨーロッパ路線以外、特に南北アメリカへの路線では(日本から飛んだ方が近い為)まず滅多にありませんし、
同様に、日本人の乗務員が日本路線に乗務することも(オランダベースの日本人は3人しかいませんので)まず滅多にない、
ということを思うと、これもご縁なのでしょうネ。

パラマリボ到着後、クルーバスでクルーホテルへ。
途中、屋台のような所に停まり、機長と副操縦士が降りて何か買って来ました…こういうのは昔(=10年くらい前)はなかったはず。
ビールとバナナチップス\(^o^)/

←スリナムのバナナチップスは、
縦に長~く薄切りにしたバナナを
揚げて塩をからめてあります。

沖縄の甘いバナナチップスとはまた違う味わいで、とっても美味しいです。

クルーホテル到着後は、(10時間のフライトの後でオランダはもう真夜中でしたが、)
どんなに疲れていても、やはりクルードリンクは外せません!
…というか、私の感覚では、クルードリンクも乗務の内(^_−)−☆

スリナム出身のスチュワード、クインシーお勧めの地元スリナムのラム酒Borgoe(ボルグー)と同じくスリナムのフルーツMarkoesa(マルクーサ)ジュースのカクテルを頂きました。ジュースのようにゴクゴク飲めてしまうカクテル♪

↓ スリナムのラム酒

 ←マルクーサ

翌日は、朝食後、皆でボートツアーへ。
クルーホテルの目の前は川なのです。
以前(=10年くらい前)、ウミガメの産卵を見に行くツアーに参加したことがあったのですが、
今回は、イルカを見に行くツアー。

↓ 船の中で食べたPompelmoes

ポンペルムース、スリナムにしかない巨大なグレープフルーツかと思ったら、
日本でいうボンタンでした。

←途中時々下船して散策。


↑『もののけ姫』に出てくる木霊がいそうな木。
こういう、他の植物が寄生した木が沢山ありました。

植物の寄生は、木だけではなくて
なんと電線にも・・・!↓

見えるかな・・・電線の上にのっかっているのは
鳥ではなくて植物なのです。
鳥の分によって運ばれた種が電線の上で芽を出し、
雨だけで育っているのだそうです。

途中スコールに遭いましたが、折り畳み傘を持参していた(←オランダ人に感心されました)ので大丈夫(*^-^*)

ランチは念願のSaoto Soep(サオトスープ)・・・大好物なのです(^-^)/

 

←このままでも美味しいのですが、
ここにご飯を入れて、
この甘辛ソースをかけると・・・


さらに美味しいのデス↓

昼食後、いよいよイルカ見学スポットに到着!したのですが、同僚の一人が具合が悪くなり、早めに切り上げることに。
でも、見ましたよ、イルカ♪ (夕刻で、カメラがiPhoneだったので、写真は上手く撮れなかったのですが、可愛かったです)

ホテルに戻って部屋で少しピアノの練習(ロールアップピアノ)をし、
クルードリンクの後、夕食は美味しいと話題だという地元のレストランへ。
再びスリナム出身のクインシーお勧めのPissang Goreng (ピサンゴレン)(バナナを揚げたものにピリ辛のピーナツソースをかけて食べます。)とBami Putih(バミプティ)というのを頼んでみました。

 
↑ ピサンゴレン              ↑ 盛り沢山のバミプティ

翌日は朝食後、皆でマーケットへ。

私はピンダサンバル
(ピリ辛のピーナツソース・ペースト:お湯で溶いてソースにします)
とバナナチップスを購入♪

仮眠を取って帰りの乗務・・・の前にも、途中テイクアウトのお店に寄って、

←スリナム名物のロティを購入。

皆でバスの中で食べながら空港へ・・・
なんだか遠足のようでした(笑)

空港までの道・・・クルーバスの車窓から↓

なんだか写真だらけの日記になってしまいました(*^-^*)