2006年9月
(BON)
(ホテルのビーチから眺める
幻想的な夕焼け)
2月、4月、6月に続いて今年4回目のボネール便。
1年の内に同じ国へのフライトが4回も付いたのは初めてです。 ( 路線の多いアメリカでさえ、1年に4度は行きません。)
ボネール便は、7泊9日/4泊6日と長い(・・・現在は、日本路線も含めて、ほとんどの便が1泊3日の短いスケジュールとなっています)ので、夫も渋い顔

「ボネール便ばかり4回も付いているから違う便を付けて欲しい、とスケジューラーにメールしたら?」
と言うので、(仕事なのに、行き先に文句付けていいのかナ・・・)と困惑しながらメールすると、
「了解。 ボネール便はこれで最後です。 今度アップルドールン便 (注 : そんな便はありません)はいかがですか?」
という返信。 アップルドールン ??? (あぁオランダ王室の宮殿がある場所・・・日本の皇太子ご一家がいらしていたから・・・!)
と言うので、(仕事なのに、行き先に文句付けていいのかナ・・・)と困惑しながらメールすると、
「了解。 ボネール便はこれで最後です。 今度アップルドールン便 (注 : そんな便はありません)はいかがですか?」
という返信。 アップルドールン ??? (あぁオランダ王室の宮殿がある場所・・・日本の皇太子ご一家がいらしていたから・・・!)
こんな返信がくるとは・・・地上職も募集要項に"ユーモアのある人"という項目があるのかしら・・・?!(ちなみにキャビンアテンダントの募集要項には、昔も今も本当にそう書いてあります)。
4度目のボネール便乗務でしたが、今までは午前中に出発する"ボネール経由リマ(ペルー)行き"の便だったのが、今回は初めて深夜出発の"ボネール経由キト&グアヤキル(エクアドル)行き"。
リポーティングは午後10時過ぎです。
スーツケースを預けに行くと、もう私達の便のカートしか残っていない・・・最終便・・・
いつもなら、各便のフライトナンバーが付けられたカートがズラリと並び、"間違ったカートにのせてしまって到着地に自分のスーツケースだけ届かない"という事態に見舞われる(例えば597便と579便・・・私も一度やってしまいましたxxx)ので、十分に気を付けないといけないのですが、今回はその必要はありません。
スーツケースを預けに行くと、もう私達の便のカートしか残っていない・・・最終便・・・
いつもなら、各便のフライトナンバーが付けられたカートがズラリと並び、"間違ったカートにのせてしまって到着地に自分のスーツケースだけ届かない"という事態に見舞われる(例えば597便と579便・・・私も一度やってしまいましたxxx)ので、十分に気を付けないといけないのですが、今回はその必要はありません。
いつものようにブリーフィングルームへ先に行って、楽譜(今回持って行ったのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の連弾譜)を読みながら待っていると、続々と同僚たちが集まってきます。
他の時間帯だったら、部屋に入ってきた途端、私を見て(アジア路線かと思い)
他の時間帯だったら、部屋に入ってきた途端、私を見て(アジア路線かと思い)
「部屋を間違えた・・・
」
と出て行ってしまう人が多いのですが、こんな時間にブリーフィングがあるのは私達の便だけだったので、今回はそれはありませんでした。

と出て行ってしまう人が多いのですが、こんな時間にブリーフィングがあるのは私達の便だけだったので、今回はそれはありませんでした。
最後に入ってきたジュニア・パーサーのジョンが、楽譜を広げていた私に
「おぉ~~~! misaeは,もうフライトの準備をしてるよ~」
と冗談を言ってブリーフィングが始まりました。
「おぉ~~~! misaeは,もうフライトの準備をしてるよ~」
と冗談を言ってブリーフィングが始まりました。
機種は、MD-11。
(今年の3月に、私のファーストフライトから約17年振りにサンパウロ便で再会した)アネケと一緒にビジネスクラスを担当。
(今年の3月に、私のファーストフライトから約17年振りにサンパウロ便で再会した)アネケと一緒にビジネスクラスを担当。
相棒のアネケをはじめ、ジュニアパーサーのジョンは、何年か前にヒューストン便を一緒に乗務して知っていたし、機長のパトリックも、私が日本人乗務員として飛んでいたころ(=彼が副操縦士だった頃)よく一緒に乗務して、よく知っていたので、いつもに増して楽しく仕事ができました♪
ボネールに到着したのは現地時間で午前2時頃。
クルーホテルは、今までいつも泊まっていたホテルの並びにある別のホテルです。
クルーホテルは、今までいつも泊まっていたホテルの並びにある別のホテルです。
以前ボネール便のフライト日記にも書きましたが、ボネールには、
1) "ボネール経由リマ行き"の便でアムステルダムから到着するクルー
2) "ボネール経由キト&グアヤキル行き"の便でアムステルダムから到着するクルー
3) ボネールからリマへの往復乗務をするクルー
4) ボネールからキト&グアヤキルへの往復乗務をするクルー
5) リマから戻ってきた便を引き継いでアムステルダムへ戻るクルー
6) キト&グアヤキルから戻ってきた便を引き継いでアムステルダムへ戻るクルー
2) "ボネール経由キト&グアヤキル行き"の便でアムステルダムから到着するクルー
3) ボネールからリマへの往復乗務をするクルー
4) ボネールからキト&グアヤキルへの往復乗務をするクルー
5) リマから戻ってきた便を引き継いでアムステルダムへ戻るクルー
6) キト&グアヤキルから戻ってきた便を引き継いでアムステルダムへ戻るクルー
が(一日につき6組)いますので、すごい人数になりますから
1) 最初に "リマ行き"で到着したクルー
2) 最初に"キト&グアヤキル(エクアドル)行き"で到着したクルー
2) 最初に"キト&グアヤキル(エクアドル)行き"で到着したクルー
の2組に分かれて、別々のホテルに滞在しているのです。
私も今回は今までと違う便で到着したので、ホテルも別のホテル。 一度泊まってみたいと思っていたので、嬉しかったデス。
ホテル到着後はいつものようにクルードリンク。
ホテルのビーチに集まって、満点の星空の下、皆でワインをいただきました。
気が付くと、空が白み始め、海に面したレストランでは朝食のサービスが始まった様子。 (乗務の後、朝まで飲んでしまったxxx)
ホテルのビーチに集まって、満点の星空の下、皆でワインをいただきました。
気が付くと、空が白み始め、海に面したレストランでは朝食のサービスが始まった様子。 (乗務の後、朝まで飲んでしまったxxx)
折角なので朝食をいただいて、午前8時半頃ベッドに入りました。
(ここで朝食をいただきます)
(時折、海鳥が来て、お砂糖の袋をつついて穴を開け、
中のお砂糖を上手に食べていました)
(奥に見えている、一番左端のパラソルの下
・・・ここで朝まで皆で飲んでました)
(6~7時間眠ると、お腹が空いて目が覚めてしまうので)もともとあんまり睡眠は取らないタチですが、12時半(=床についてから4時間後)に部屋をノックされて起きた時は流石にまだ眠かったxxx
ドアの覗き窓(?)から外を見ると、ジョギングウェア姿のパトリックが・・・あ、そう言えば、昨日、一緒にホテルのスポーツジムへ行くって約束してたっけxxx
ドアを開けようとして、ふとわれに返る ・・・あ、そう言えば、何も着てなかったxxx
「先に行ってて!」
と、ドア越しに伝え、急いで支度をしてジムへ。
「先に行ってて!」
と、ドア越しに伝え、急いで支度をしてジムへ。
オランダ人の同僚には、フライト先で毎日ジムへ通う人が多いのですが、私は初体験。
パトリックにやり方を教えてもらって、自転車を30分こぎ、それから1時間ベルトコンベアーのようなもの(器具の名称がオランダ語でしかわかりませんxxx)の上を走りました。
パトリックにやり方を教えてもらって、自転車を30分こぎ、それから1時間ベルトコンベアーのようなもの(器具の名称がオランダ語でしかわかりませんxxx)の上を走りました。
ホテルのスポーツジムは、クーラーも効いていて気持ち良く、テレビもあるし、何だかとても居心地がよかったので、決めました
・・・今回のボネール滞在中のテーマは

"スポーツ&美白"
常夏のカリブの島で美白?!
と思われたかもしれませんが、もう今年4回目なのです、ボネール・・・2月に来た時に既に真っ黒に焼けて、4月、6月にも焼いて、ボネール以外でも、カイロやデリーで焼いてましたから・・・今年は本当に一気にシミが増えましたxxx
それで、今回は、夕方まではなるべく外に出ないようにして、持参した美白用化粧品(ホワイトニング・パックやら何やら)で真面目にお手入れすることにしたのです。
それで、今回は、夕方まではなるべく外に出ないようにして、持参した美白用化粧品(ホワイトニング・パックやら何やら)で真面目にお手入れすることにしたのです。
(ちゃ~んと行きよりも白くなって帰ってきましたヨ!)
御篭り(?)ついでに手足の爪にも、シールを貼ったりしてみました。
乗務したらほとんど取れてしまいましたがxxx
乗務したらほとんど取れてしまいましたがxxx
(左手の小指&右手の親指)
途中一日だけ、リマへの往復乗務が入りましたが、それ以外は、毎日ジムへ行って、自転車こいで&走りました。
(誰もいない時には、デューク更家のウォーキング・ダイエットのウォーキングもこっそり・・・)
(誰もいない時には、デューク更家のウォーキング・ダイエットのウォーキングもこっそり・・・)
リマへの往復乗務では、サービスを終えてから、余ったミールを休憩中にいただいたのですが、ビジネスクラスの機内食の美味しさに感動・・・!
アムステルダム-ボネール間で、既に2回お食事をお出ししてありましたし、長い飛行時間でお疲れだったこともあり、お客様のほとんどが食事は取らずにお休みになっていらしたので、沢山のミールトレイが余っていたのです。
ボネールは食べ物が美味しい!
(前菜 : ペッパー・スモークサーモンと車海老)
(主菜: チキンカレー、鮭のコリアンダーバター焼き、
マッシュルームのクリームソース・パスタの中からのチョイス)
パーサーのミイケ(オランダ人女性の名前には、最後が"~ケ"で終わる名前が沢山あります。 日本語でいう"~子"みたいな感じなのでしょうか???)に誘われて、リマ往復便の翌日、(機内で余ったパンをお土産に)ロバ牧場なる場所へも行きました。
ここでは、島で露頭に迷ったり怪我をしたりしたロバを保護しています。
(ロバの赤ちゃんって、体毛が長いのですねぇ~
・・・知りませんでした)
次のフライトは、お正月以来の東京便
東京便乗務の前日に、年に一度のフライト・セイフティーの試験があるので、頑張らないと・・・! (試験に落ちると乗務停止になってしまうのデスxxx)
美白を心がけるお年頃?いえ、女性は子供の頃からおばあちゃんにいたるまで美への追求には執着心があるようですね。それ以上、美人になってどうするのですか?いえいえまだまだ、と言われるのでしょう。
楽譜を読み始めるとフライト準備?と、ちゃかされるのはmisaeさんゆえなのかな。
ボネールの食事は美味しいとのこと、食が豊かなのは人生の大きな喜び、幸せ、ですね。
こんばんは。ご無沙汰しました。
明日中国へ行きます。1ヶ月少し留守をしましてブログコメントができませんが、どこかで時間があればお邪魔します。Booは今日ハイキングに行きました。多分喜んでいたと思います。記事に関連したコメントでなくすいません。お元気で!
>忘れ水さん
多分、女性は(あるいは男性も?)美への追求をしなくなったら、大変なことになってしまうのでは・・・これ以上というより、せめて現状維持の為に、頑張らなきゃ!と思っています。 子供達にとっても、綺麗なママの方が嬉しいでしょうしネ。
ボネールは(他のカリブ海の島々もですが)、食べ物が美味しいです。 忘れ水さんもいつか是非!
>Booパパさん
ハイキング、いいですねぇ!
今は中国・・・お気を付けて!