今日のオランダは雪・・・
朝、子供達を学校へ送って行く時にはまだ降っていなかったのですが、
空気中の雪の結晶が頬にあたるのか、痛いくらい冷たい空気に雪の予感がしていました。
降り始めたのは午前11時くらいでしょうか。 最初は小降りだったのですが、ピアノを弾いている間にいつしか大降りに変わり、1曲(=弾くのに17~18分かかるシューベルトの「ファンタジーD940」)弾き終えて窓の外を見たら、いつの間にか一面真っ白の雪景色になっていました。
久し振りの雪景色に、学校から戻った子供達は大喜びで庭で雪遊び。
(日本にいたなら"こたつで丸くなる"であろう)猫のトミーは寒そうです。
この冬は、オランダも記録的な暖冬で、先月など日中15度を超える日が何日も続き、本来なら3月になって戻ってくる渡り鳥達が郡をなして舞い戻り、3月半ば~末に咲くはずのスイセンが1月半ばに満開となり、4月末~5月初めに咲く桜が咲き始め・・・もしかして、このまま春になってしまうのか??と思いきやこの雪・・・
せっかく戻ってきた渡り鳥達は、早まって咲いてしまったスイセンや桜の花は、こういう場合、どうなってしまうのでしょう・・・
このところ毎朝、鳥の鳴き声で目覚めていましたが、今朝はさすがにシ~ンとしていました。
鳥の鳴き声で目覚める・・・というのも、例年なら、やはり3月、4月になってからだった気がします。 だいたい午前6時過ぎ、空が明るくなり始める頃から「ピィ~~ピィピィピィピィ・・・」と聞こえ始めます。
うちの庭には、いろいろな鳥がくるんですヨ。 かけす、おなが、かささぎ、しじゅうから、めじろ、むくどり、きじばと、それから、うぐいすやきつつきも。
東京ではなかなか見る機会のなかった鳥達をすぐ近くで見ることができるので、なんだか野鳥研究会の合宿にでも来ているような気分になります。
2月の今は、冬至を過ぎたとはいえ、まだまだ日が短く夜明けも遅いので、午前6時過ぎくらいだとまだ薄暗いです・・・ということは、鳥達は空の明るさと関係なく、時間がくれば暗くてもちゃんと鳴き始めるということ・・・?!
予報によると、雪は今日一日だけのようです。 子供達が作った雪だるま、明日は溶けてしまうかな・・・