フライト日記 (Lima)

2008年8月
(LIM)
 
子供達と一緒に日本から戻った翌々日の早朝からの乗務。
元夫が、子供達と一緒に空港まで車で送ってくれるとのこと。 
(離婚してからも、元夫とは良い関係を築けています・・・離婚して、なんだかとっても優しくなった気が・・・ぴかぴか(新しい) 感謝)
 
リポーティングが午前7時40分だったので、私は午前5時半起き、みんなにも6時に起きてもらって、空港に向かいました。
 
車の中で、元夫がリマ便のフライト・ナンバーを聞いてきたので、バッグからスケジュール表を取り出して見てみると・・・
なんということでしょう・・・( ̄□ ̄|||)
リポーティングは7時40分ではなく、8時40分・・・(;-_-;)
 
ユトレヒトに戻って再び空港に向うには時間が無さ過ぎたので、諦めてそのまま空港へ。
午前7時20分、空港到着。
仕方が無いので、みんなでゆっくりお茶しました。
長い乗務の前に
「本当はあともう1時間寝られたのかぁ・・・(T_T)」
と思うとガッカリでしたが、みんなでのんびりできてよかったです。
1時間遅刻するよりはよかったということで・・・(^^ゞ
 
私達乗務員よりもリポーティングが30分早いパーサーに、折角だから挨拶して、元夫と子供達はユトレヒトに帰って行ったのですが、
パーサーのところに行く前に、リマ便のクルーリスト(=その便に搭乗予定の操縦士と客室乗務員全員の名前や社員番号、入社年月日が記載されています)を見た元夫が
「あ・・・変人で有名なパーサーだ・・・」
とボソリ。
みんな揃って挨拶に行くと、こちらが
「お見送りに来ただけで、リマには一緒に行きません」
と言う前に、
「混んでるから一緒に行くのは無理よ!」
と、いきなりそのパーサー、イングリットに言われ、元夫が言ってたことが何となくわかったような・・・(^^ゞ
 
ブリーフィングもどこか一方的なところがありましたが(笑)、明るく、ちょっとボーイッシュな感じのパーサー。
言いたいことをストレートに言う人なんだな(=こちらも言いたいことはストレートに言った方がいいんだな)、ということを承知していれば、楽しく仕事できそう・・・?
 
ペルーは、エアライン・クルーの、カメラやiPodの持ち込みが禁じられているとのこと(←どこぞのエアラインのクルーが、カメラやiPodを不正販売した為だそうです)で、うっかりカメラやiPodを持って来てしまった同僚達は、ブリーフィングの後にクルー・サービスセンター(=何か困ったことがあったら行く"お助けセンター")に預けに行っていました。
 
機種はボーイング777。
担当はビジネスクラス。 満席。
 
ボーイング777の満席のビジネスクラスは、(他の機種よりも)CA一人が担当する人数が多く、大変なのです・・・でも、リマ便では、日本路線のような手の込んだ和食のサービス(=和食専用トレイや、お味噌汁、日本茶、お酒などの、洋食にはないサービス)がないので、ちょっと気が楽だったりもします。
 
飛行機に乗り込んで、機内の非常用設備のチェック、セキュリティー・チェック、ウェルカム・ドリンクの用意、アメニティー・キットやメニューなどの用意、ドリンク・サービス用おつまみの用意、赤・白・ロゼワインを開ける・・・などの準備が終わる頃、搭乗開始。
 
4/5/6ギャレー(=ビジネスクラス客室のすぐ後ろにある、エコノミークラスのギャレー)で乗務する3人のCAの中から一人、Twee Bander (=2本線=制服のジャケットの袖に白線が2本入っているCA=ビジネスクラスのトレーニングを受けているCA)ヨゼが、ビジネスクラスのアシスタントとして手伝いに来てくれたので、まだ終わっていない準備は彼女にお願いして、ビジネスクラス担当の同僚、フルーアと二人、お客様をお迎えする為、キャビンへ。
 
お席をご案内したり、上着をコート・ルーム(=クローゼット)にお預かりしたりしながら全体の様子を見、ある程度お客様がお揃いになったら、ウェルカム・ドリンク(=シャンペンやオレンジジュースetc.)やアメニティー・キットなどをお配りします。 
 
ふと、通路の反対側を見ると、エコノミークラス担当のEen Bander (=1本線=制服のジャケットの袖に白線が1本入っているCA=ビジネスクラスのトレーニングをまだ受けていないCA)アンヤが、お客様の座席交換を手伝ってくれているのが見えました。 
10名近く、お座席を交換して差し上げた様子・・・ベジタリアン・ミールなどのスペシャル・ミールのオーダーがいくつか入っていたので、アンヤがちゃんと確認しながら座席変更しているのか、どのお客様とどのお客様が交換したのかちゃんと控えているのか、などなど気になりながらも、満席のビジネスクラスは出発前も非常に忙しい為、アンヤに確認できぬまま、間もなく離陸という時間に。
 
離陸前のキャビン・チェック(=お客様がシートベルトをきちんと着用しているか、手荷物を安全に収納しているかetc.をチェックする)を終えてギャレーに戻ると、ビジネスクラスの相棒フルーアが
「アンヤが席替えしたせいで、隣に子供が座ることになってしまって怒っているお客様がいるの・・・(-_-#)
それに、どのお客様がどのお席に移られたのか、アンヤが全然控えてなくて・・・スペシャル・ミールを注文されたお客様がどこにお座りかも全然わからなくなってる・・・(;-_-)
これだから Een Bander には手伝って欲しくないのよね・・・ε-(-_-;)」
と怒ってる・・・やっぱり控えてなかったのね、アンヤ・・・(;-_-;)
「・・・飛行時間12時間20分もあるし、ゆっくりのんびりサービスしましょ!」
となだめて離陸。
 
離陸後も
「同僚同士、別に隣同士じゃなくたっていいじゃないか! 恋人や夫婦じゃないんだから!」
と、怒っているお客様。 確かにおっしゃる通り。
しばらくお話を伺い、再度お詫び申し上げて、何とかご了承いただきました。
 
スペシャル・ミールの方は、ドリンク・サービスをしながら、お一人お一人お名前を確認して、こちらもクリア。
 
お食事のチョイスは、パーサーのイングリットがお客様全員分聞いて来てくれて助かりました。
言い方キツイけど、いい人です。
 
満席のビジネスクラス、ミール・サービスがようやく終わり、デザートのトレイを下げにキャビンに出ると、
エコノミークラスのギャレーから、セールス・トローリー(=機内販売の商品が搭載されたトローリー)を押したアンヤが、相棒のフルーアの担当エリア側に突然入って来てビックリ。
(・・・ビジネスクラスの機内販売を代わりにやってくれるのはありがたいけれど・・・普通は、ビジネスクラスのサービスが終わっているかどうか確認してから入ってくるはずなのに・・・サービスが終わってないのは一目瞭然だから、一旦下がってくれるかな・・・?)
と思いきや、デザートのトレイをお下げしている最中のフルーアに
「機内販売やるから、一旦デザート・トローリー下げて!」
とアンヤが命令してる・・・( ̄_ ̄|||)
(一旦トローリーをギャレーに下げないといけないのは、アンヤ、あなたデスよ・・・(^^ゞ)
予期せぬ事態に驚き過ぎたのか、唖然とした表情のまま、アンヤに言われるがままにデザート・トローリーと共にギャレーに引き下がるフルーア・・・
ただでさえサービスが遅れているのに・・・(;-_-;)
 
ビジネスクラスのサービスを思いっ切り邪魔しながら機内販売を終えて去っていくアンヤ・・・
一応
「機内販売、手伝ってくれて、ありがとう・・・(^^;)」
と言ってみたら
「どういたしまして♪」
・・・全く悪気はなさそう・・・(^_^;)
こういうのをKYっていうのかなぁ・・・と、ふと思いました。
 
相棒のフルーアは、もう我慢ならない!という感じでした。 なんでも、以前にもアンヤ一緒に乗務したことがあって、その時もエライ目に遭ったとか。
フルーアがパーサーに報告したのか、アンヤ、イングリットから注意を受けてました。
でも
「どうして私がいけないの!」
逆ギレしてました・・・イングリットも言い方キツイからねぇ・・・でも、言っていることは正しい。
 
12時間20分の長いフライトを終え、リマに到着。 
オランダとペルーの時差はマイナス7時間。 
オランダと日本の時差がプラス7時間だから、オランダから、日本へとは反対方向に同じくらい飛んで来た・・・飛行機
という感じでしょうか。
 
ホテルの名前はデルフィネス(=イルカ)。
イルカ・ショーが有名なホテルなのだそう。
 
シャワーを浴びてから、ホテルのバーでクルー・ドリンク。 
地下1階にあるこのバー、大きなガラス窓の向こうは、イルカがいる水槽になっていて、時々イルカ達がバーを覗きにやって来ます。
初めて頂いたペルーのカクテル Pisco Sour (ピスコサワー)。 白ブドウの蒸留酒Piscoと、レモンジュース、卵白をシェイクし、 シナモンを上に軽く振ったもので、アルコール度は15%と少々強いのですが、さっぱりしていて美味しかったです♪
 
翌日は、イルカ・ショーを見ながらの朝食。 1階にあるレストランの反面がガラス窓になっていて、お隣がイルカの水槽なのです。
 
食後に皆で街の市場へ。
最近、フライトのステイ先で、ブルーのカラー・コンタクトを入れることが多いのですが(←オランダ人の同僚が面白がってくれるのと、アジアの国々で現地の人から現地の言葉で話しかけられる度に「○○語は話せません」とお断りしなくて済むように)、市場前で交通整理をしていた警察官に
「フランス人?」
と聞かれてしまいました。
(これは予想外)
違いますと答えたら
「イタリア人?」
(目が青いと、そういう風に思うんだなぁと感心しながら)
「いいえ、日本人です」
と答えると、
「日本人は初めて見た」
と(多分←スペイン語だったので100%確かではありませんがxxx)おっしゃっていました。
・・・もしかしたら、"日本人も目が青い"という間違った情報を与えてしまったかも・・・(^^ゞ
 
市場の後は、セカンド・オフィサーのフロリアンお勧めのレストランでランチ。
海岸沿いのショッピングモールLarcomar内にある、Mangosというお店。 太平洋を見渡せるテラスが魅力のお店だったのですが、寒かった(南半球は今、冬で、気温は摂氏19度=夏のオランダと同じxxx)ので室内で、シーフード・サラダをいただきました。 と~っても美味しかったです!
同じ海岸沿いにあるRosa Náuticaというレストランも有名らしいので、次回またリマ便が付いたら、そこで、ペルー名物 Ceviche (セビーチェ=魚介類とタマネギなどを香辛料とレモン汁で味付けした料理)を食べてみたいです。
外では、寒空の下、パラグライダーをする観光客で賑わっていました。
 
帰りの便は、アンヤが手伝いに来ることも無く(→リマ滞在中にもパーサーからいろいろと注意された様子)、
ビジネスクラスのお化粧室に設置されているハンドクリームなどのセットが盗難に遭った(←アフリカや南米へのフライト時、時々お客様が持って行ってしまわれるのデス・・・)以外は、
スムーズなフライトでした。
 
次のフライトは北京便です。
その前に、年に一度のフライト・セイフティーの試験(←これに合格しないと乗務できません)があります。
只今、勉強中φ(.. ) ・・・頑張ります!
______________________________
 
7月から2ヶ月の間に、
オランダ→日本→オランダ(乗務)
オランダ→日本→オランダ(一時帰国)
オランダ→ペルー→オランダ(乗務)
オランダ→日本→オランダ(一時帰国)
オランダ→北京→オランダ(乗務)
・・・と、こんなに休みなく行ったり来たりしたのは、乗務20年目にして初めて・・・だったと思います飛行機
 
 

フライト日記 (Tokyo)

(一時帰国中の日本から書いています・・・暑いですねぇ、ニッポン晴れ 
でも、夏らしくていいです♪ 
夏はこうでなくちゃ!
・・・と、夏でも寒いことが多いオランダに住んでいると、つくづく思います。)
 
2008年7月
(NRT)
 
夏の休暇明けのフライトは、リクエストが通って東京便♪
 
東京便のリポーティングは午後1時35分→お昼くらいに家を出れば間に合います。
乗務の前日は(基本的に)元夫が子供達を預かってくれることになっているので、
(今迄は子供達のお弁当の用意などでどんなにリポーティングが遅い便の時でも朝は早起きしなければなりませんでしたが)
これからはゆっくり休んでから乗務に臨める・・・はずだったのですが、
この日に限って、アパートの前の通りが『一日市場』になっていて、早朝6時からテントの組み立て作業の音がし始め・・・
諦めて早起きし、ゆっくり支度しました・・・あくび
 
準備が整ったので、荷物を持って、元夫の家に長男ミハーリのお迎えに。
オランダでは、中学校の方が小学校よりも1週間早く夏休みに入るので、丁度夏休みに入ったばかりのミハーリを、私が乗務する便で一足先に日本へ送り届けることにしたのです。
今回が50回目の日本訪問となるミハーリ。 飛行機にももう乗り慣れていますので安心です。
地上職員の方が配慮して下さって、最初はエコノミークラスの後ろの方の席だったミハーリを、その日の私の担当エリア(=エコノミークラスの前方部)に移して下さったのですが、
乗務中に「ママ!」と呼ばれてしまったら・・・(折角若く見られようと頑張っているのに台無し?!)と思い、同僚に担当エリアを代わってもらって反対側の通路を担当しました。
 
機種はボーイング777。
 
この日はいつもに増して添乗員さんが大勢いらっしゃるなぁ・・・と思ったら、添乗員の研修旅行だそう。
機内でいろいろな資料を見ながら、皆様お勉強なさってましたヨ(感心) 
ミハーリの隣にお掛けだったお客様お二人も添乗員の研修生だったのですが、そのエリアを担当していた日本人の同僚が通りかかる度に
「子供が一人で飛行機に乗っていいんですか?」
とか
「子供が一人で大丈夫なんですか?」
とか、
いろいろ聞かれたそうで、あんまり何度も聞かれるので
「お連れの方はビジネスクラスにお掛けなんです」
とお伝えしておいた、とのこと。
私もサービスの合間に
(研修生さんに何か聞かれるかしら・・・とドキドキしながら)
ちょくちょくミハーリの所に行っては
「大丈夫?」
と声をかけていたのですが、私には何も聞いてこなかったなぁ・・・研修生さん。
(→母親だってバレてたのかな・・・(^^ゞ)
 
お食事のサービスの後、休憩時間中、例の如くOCR(=Overhead Crew Rest=天井裏にある乗務員用のベッドルーム)には行かず(←日本行きの便に乗務する時は、OCRに行っても、日本へ行ける喜びで興奮しているせいか結局眠れないので、最初から諦めて休みに行かないことにしているのです)、機長の許可を頂いて、ミハーリをコックピットへ案内。 機長の帽子をお借りして写真も撮らせていただきました。
 
コックピットから戻ると、同僚から、
例の、ミハーリの隣にお掛けの研修生さんが
「隣に座っていた子供が全然戻ってこないのだけれど、大丈夫ですか?」
と聞いてきたので心配しているのかと思ったら
「この席、使ってもいいですか?」
・・・(;-_-)
「間もなく戻っていらっしゃいますから空けておいて下さい」
と頼んでおいたとの報告。
・・・2席使ってお休みになりたかったのですね、研修生さん・・・(^^ゞ
不安そうに席に戻って行くミハーリをギャレーのカーテンごしに見守っていると
・・・(ダメだと言われたのに)やっぱり2席使って眠っていらした研修生さん・・・(苦笑)
通路の反対側にお掛けの別の研修生さんが、その研修生さんを起こして下さって、ミハーリは無事自分の席に戻ることができました・・・ε-(^。^;)ホッ
 
休憩中に、
(成田到着後、ミハーリを電車に乗せた後、どうやってクルーホテルまで行こうか・・・)
と悩んでいると、
(↑実家までミハーリを送って行かれればよかったのですが、成田1泊のスケジュール、実家まで同行してしまうと、ついつい家族と話し込んで、仮眠を取ることができなくなってしまうので、到着駅でミハーリをピックアップしてもらえるよう両親に頼み、私は成田空港駅で電車に乗せたところでお別れすることにしていたのです)
パーサーが、
「着陸前にミハーリをビジネスクラス(←到着後、エコノミークラスよりも先に飛行機を降りることができる)に移し、あなたもミハーリと一緒に先に降りて、電車に乗せてあげた後、到着ロビーに戻って来れば、私達と合流してクルーバスでクルーホテルに向えるんじゃない?」
と提案して下さいました・・・感謝!
 
到着後、パーサーに言われたとおり先にミハーリと一緒に降機させて頂き、入国審査会場で、ミハーリに審査が終わったところで待つように指示して、私はクルー専用の審査口へ。
そこで問題が・・・!
クルーの名簿がまだ届いていないので入国できないとのこと・・・( ̄□ ̄|||)
パーサーが来るまで結局入国できないかも・・・(-_-|||) 
ミハーリに伝えなくては!と係官に事情を説明すると、親切なことに
「便名と名前、社員番号を書いてくれたら先に出ていいですよ!」
とおっしゃって頂けました・・・よかった!(>_<。。。
 
(ミハーリも私も)荷物は預けていなかったので税関へ直行。 ミハーリが"免税"カウンターに並んでいる間に私はクルー専用税関を通り、ミハーリの税関審査終了を待って、二人早足で京成線の成田空港駅へ。
ラッキーにも7分後に特急があったので、急いで切符を購入。 ホームまで同行する為に私は入場券を・・・と思ったら、自動販売機に"入場券"というのがなく・・・
一番安い切符を買えばいいか!と思いきや、お金をいれてもその表示がでてこない・・・そうこうしているうちに時間は刻一刻と過ぎ・・・一か八か、切符代を手に改札口へ。
駅員さんに
「子供を電車に乗せる為にホームまで一緒に行きたいのですが、入場券の買い方がわからなくて・・・こちらでお代をお支払いして、ホームに入れて頂くわけにはいかないでしょうか・・・?」
と言ってみたら、無料で改札を通して下さいました・・・感謝!(>_<。。。
ミハーリを電車に乗せ、その旨両親に電話を入れ、駅員さんにお礼を言って、急いで到着ロビーに戻ると、丁度オランダ人の同僚達が出てきたところでした。
クルーバス、間に合いました・・・!ε-(^。^*)ホッ
 
ホテルでは、ミハーリが無事到着したか確認の電話を入れた後、いつものように3時間ほど仮眠を取り、オランダ人同僚の希望(←ポケモンカードの購入)で、(いつも行く近所の100円ショップではなく)成田のショッピングモールまで買い物に出掛けました。
今回は、日本人の同僚の一人Yくんも一緒に行って下さったので、通訳担当を分配できて大変助かりました。
買い物の後はクルードリンク。 ここで、成田空港の地上職員のSさんが加わって、皆でホテルのお向かいにある日本料理屋で夕食をとった後、いつものクルーラウンジでカラオケ♪
今回も思い切りストレス発散させていただきました・・・(*^-^*)
 
YくんもSさんもクルーホテルで1泊し、翌朝一緒に朝食をいただいて、一緒にクルーバスで空港へ。
二人に見送られて出発。
二人が遊びに来て下さったお陰で、いつもに増して楽しいステイとなりました。
(Yくん、Sさん、是非また遊びにいらして下さいネ!)
 
帰りの便はボーイング747-400。
久し振りのALL PAX (オール・パッセンジャー)。
ALL PAXは、機体の全域が客室となるので、COMBI (機体の後部が貨物室になっています)よりもギャレーが一つ多く、乗務員の人数もその分多くなります。
飛行機に乗り込んで機内を見渡した時、飛行機の一番後ろまで客席が続いていると、
あぁ、やっぱりジャンボ機は大きいなぁ・・・
と、ちょっと感慨深いものがありました。
 
(ALL PAXの就航が今期初日だったせいか)とても空いていたことと、日本人乗務員の人数が足りず、二人しか乗務していなかったことから、
パーサーの指示で、私は担当ギャレーは持たずに、1階・2階の両ビジネスクラスの補助をするようにとのこと。
二人の日本人同僚(→お二人とも大先輩・・・日本ベースだった頃、一緒に日本人乗務員用の会報作りをさせていただいていた先輩方)から
「ポジションを持っていないことだし、私達は老眼でアナウンスブックを読むのも大変だから(←これは恐らく冗談)、今日はmisaeさんがアナウンスやってね!」
と言われて、15年振りに、出発から到着までの全部のアナウンスをさせて頂くことに。
アナウンスは、就職活動中に航空会社やホテルと並行してテレビ局も受けていたので、特別講座を受けたりもして割と得意な方だったのですが、やはり長らくやっていないとダメですね・・・口が回らない箇所が多々あって反省しました・・・(^^ゞ 
 
次はリマ便です。
 
(一時帰国中に書き始めたのですが、結局書き終わらなくて、一旦オランダに戻り、リマ便の乗務を終えて、やっと更新できました・・・恥ずかしい)
(今日からまた一時帰国です。 リマ便のフライト日記、日本滞在中に書けるように頑張ります!) 
 

フライト日記 (Tehran) その2

 
(引越しにおわれて、すっかり遅くなり・・・
テヘランへのフライトから戻ってから1ヶ月経ってしまいましたxxx)
(夏のお休暇も、休暇明けの東京便乗務も終わってしまったのですが、
まずはテヘラン便のフライト日記から書かせていただきますネ。)
(いろいろあって盛り沢山なフライトだったので、
ちょっと長いです・・・(^^ゞ)
 
2008年6月
(IKA)
 
10日前(←先月初めデス・・・(^^ゞ)に行って来たばかりのテヘラン・・・
同じフライトが2度続けて付くことはあまりないのですが、この後に続く夏の休暇が始まる日までにフライト・リーブ(=フライトの後のお休み)を消化できる便が他になかったのでしょう。
 
オランダ人の同僚達に言うと
(イランは服装の規則も厳しく、アルコールも禁じられているので)
「罰でも与えられたの?!(笑)」
・・・と決まって言われますが、同じ路線が続けば、サービスに関しては2度目は慣れることができるので、かえって
「ありがたい」
と私は思っていました(→路線が違うと当然サービスの内容も違ってくるので、毎回配布されるサービス・スケジュールをしっかりチェックして、間違いのない様にサービスしないといけませんから、結構大変なのデス)・・・(^^ゞ
それに、あのヒジャーブ(髪を隠す為のスカーフ)とアバーヤ(身体の線を隠す為のコート)もなかなか素敵でしたし・・・(*^-^*)
 
前回同様、夕方のリポーティング。
クルーセンターは、(オランダの街中同様に)オランダの国旗とオレンジ色の旗(←オレンジはオランダ王室の色デス)で飾られ、サッカーのユーロカップ一色!
日本で、日の丸と紫(←日本の皇室の色?)の旗が街に溢れる・・・なんてこと、想像できませんが、オランダでは、オリンピックやサッカーのワールド・カップ&ユーロ・カップが始まると、街中がオレンジ色になります。 ちょっと羨ましくも思います。
(残念ながらオランダは準々決勝で敗退してしまいましたがxxx)
 
ブリーフィングの最後に、パーサーから
「今、機内のサービスに関するアンケートが行われているけれど、
テヘラン便での、私達CAへの評価は
《大変良い・良い・普通・悪い・大変悪い》の5段階評価で、
《大変良い》と《良い》が何%になってると思う?」
という問題(?)が出されました。
「60%」「75%」etc.の意見が出た後に、パーサーが正解を発表。
「なんと90%! 
テヘラン便のお客様の90%が、
私達の接客態度に満足して下さっているのです! 
今日もその調子で頑張りましょう!」
・・・なんたって、あの笑顔ですからネ~(*^-^*)(→前回のテヘラン便をご参照下さい)
 
機種は、前回同様、MD-11。
担当も、前回同様、エコノミークラス。 
(↑サービス内容がわかっているので、自ら希望しました)
担当ドアも、前回同様、ドア13番(=左側の主翼の上にあるドア)。
(↑担当ドアによって緊急事態発生時のコマンド=脱出時に言うセリフ?や、脱出時に持って降りる物が異なるので、前回と同じならバッチリ覚えていると思い、こちらも自ら希望しました)
 
ボーディングも、前回同様、超ゆ~~~っくり。
車椅子のお客様は前回より少なく15名様ほど。 
その代わり赤ちゃん連れのお客様が10名以上。
 
お客様がようやくお揃いになり、お子様用のおもちゃや、赤ちゃん用の救命胴衣やエクステンション・ベルト(=赤ちゃんを抱っこしている人の座席べルトに取り付ける、赤ちゃん用の座席ベルトで、航空安全調査の結果、このベルトを使用するのが、緊急事態発生時、赤ちゃんにとって最も安全なのだそうです)を配り終え、そろそろドアも閉まって、パーサーのアナウンスが入り、フライト・セイフティーのビデオが上映され、滑走路へのタクシングが始まる・・・はずが、一向にドアが閉まる気配がない・・・
 
間もなく機長からアナウンスが入りました。
「当機、出発時間になりましたが、先程、貨物室の床に傷が発見され、只今、このまま飛行できるか調査しております。」
 
「どれくらい遅れるんですか?」
「飛行機、大丈夫なんですか?」
お客様からの質問の嵐に
「お待たせして申し訳ありませんが、安全第一ですので、完全に修理が終わるまでは出発いたしません。 詳しくは機長からアナウンスが入りますので、お待ち下さいね。」
と答えてまわります。
 
30分ほどしてまたアナウンス。
「調査の結果、床の傷を修理することになりました。」
 
1時間後。
「修理に時間がかかっております。」
 
1時間半後、(ディレイが長引いた時にいつもお配りする)ジュースのパックとクッキーが機内に運び込まれ、お客様に配布。
 
2時間後、間もなく修理が終わる、との機長のアナウンスが入り、これでもうすぐ出発できるかと思いきや
凶暴化しつつある乗客がいて飛行機を降りていただくことになったとのこと。
16Bにお掛けだったお客様で、これからそのお客様の荷物の積み下ろしをする・・・と聞いて思い出しました。
16B・・・16B・・・本当は座席番号16Cのお客様だ!
 
ボーディングの時、
「僕の席に誰か別の人が座っているんだけど・・・」
と言って来た、16A(=窓側のお席)の搭乗券をお持ちのお客様。
行ってみると、確かに16Aに別の方がお座りになっている・・・搭乗券を見せていただくと16C(=通路側のお席)。
「僕の席に別の人が座っていたから・・・」
とおっしゃる。
確かに16Cにもまた別の方がお掛けになっている・・・搭乗券を見せていただくと16B(=真ん中のお席)。
「僕は通路側(=16C)に座りたいんだ!」
とおっしゃる。
(・・・そんなに好き勝手にお座りにならないでいただきたいのですが・・・ε-(-_-;))
とりあえず16Aの搭乗券をお持ちのお客様に16Aにお座りいただいてから
「どこか通路側のお席で空いているお席がないか見て参りますから、今は、とりあえず、搭乗券に記載されたお席にお掛けになってお待ち下さい。」
16Bと16Cのお客様二人、ペルシア語で口論になってしまった様子でしたが、間もなく二人座席を交換して着席されたので、
(16Cのお客様が、お席を16Bのお客様に譲って下さったのだな・・・ε-(^。^;)ホッ)
・・・と16Cのお客様は好印象だったのですが・・・
ディレイに関することからパーサーと口論になってしまい、周りのお客様にも暴言をはかれたとかで、ついに機長も出てきて、飛行機をお降りいただくことになってしまったようです。
 
すぐに
「16Bのお客様と16Cのお客様は席を交換されてます! 16Bのお客様のオリジナル・シートは16Cです!」
とパーサーに伝えました。 
間違って別のお客様のお荷物が降ろされてしまうところでした・・・ε-(^。^*)ホッ
 
再び機長からアナウンスが入りました。
「貨物室の床の修理は無事終わりましたが、規定により、修理した整備士とは別の整備士2人に点検してもらうことになっており、現在、その2人の整備士の到着を待っております。
また、残念なことに、乗客の一人が暴力的な言動を取った為、そのお客様には飛行機を降りていただくことになりました。 それに伴い、彼の荷物の積み下ろし作業が行われます。」
 
出発予定時間を2時間半程過ぎた頃でした。
お客様方からは
「荷物の積み下ろしにまた時間がかかるなら、その乗客は降ろさない方が早く出発できるのでは・・・」
という声が・・・
飛行機を降りることになってしまった16Cのお客様の後ろの席にお掛けだったお客様(おじいちゃま)は、
「彼(=16Cのお客様)は、飛行機が遅れてイライラしたせいで攻撃的になってしまったのかもしれない。 本当はいい人だと思うから、どうか降ろさないでやって欲しい。」
とわざわざパーサーのところまで頼みにいらしてました。
パーサーが
「あなたのお知り合いですか?」
と聞くと
「いいえ。 でも、彼は悪い人間ではないと思うのです。 ますます出発が遅れてしまうし、どうか考え直して欲しい。」
とても穏やかにパーサーにお願いしていましたが、希望は通らず。
 
赤の他人の為にパーサーにお願いしに来たおじいちゃまにちょっぴり感動していると、今度は
「さっきからもう2時間も赤ちゃんを抱っこしたままの女性がいて、気の毒だから、出発時間になるまでバシネット(=新生児用かご型ベッド)を取り付けてもらえないでしょうか?」
と若い女性が頼みに来ました。 こちらもまた、赤ちゃん連れのお客様とは知り合いでもなんでもないお客様。
イランの方々は、お互いに助け合う、思い遣りがあって優しい方々なのだなぁ・・・と甚く感心しました。
 
出発予定時間から3時間が過ぎ、再度ジュースをお配りしました。
「さっき、ジュースが配られてから1時間半経ったから、これからもう1時間半ディレイするということ?? ( ̄□ ̄|||)」
と聞いてくるお客様も・・・(^^;)
 
トータルで3時間半遅れて、飛行機は滑走路へ向けて移動を開始しました。
"Cabin Crew, Take Your Seat"
のコマンドがコックピットから入ると、私達もクルー用のジャンプ・シートに着席しなければなりません。
=このコマンドの後に、お客様がコールボタンを押そうと、お客様が立ち上がって荷物を取り出そうと、何しようと、(飛行の安全に関わらない限り)私達は席を立つことは許されないのデス。
ですから、このコマンドが入る前に、全てのお客様がしっかりシートベルトを締めているか、背もたれは元に戻されているか、頭上の荷物入れはきちんと閉まっているか、緊急脱出の妨げになるような場所に荷物が置かれていないかetc.・・・しっかりチェックします。
 
客室のチェックが終わり、担当ドアのジャンプ・シートに座って、ふと、すぐ横のファミリー・ロー(="赤ちゃん連れ家族"優先列→正面の壁にバシネットを取り付けられるようになっています)に目をやると、赤ちゃんを抱っこしたお母さんの隣の席の3歳くらいの女の子が、席の前に立っています。
「間もなく離陸ですから、座らせてベルトをしっかり締めて下さいね。」
とお母さんに言うと
「座りたがらないんですよ~(笑)」
と何もしない・・・(;-_-)
反対側のドア担当のオランダ人の同僚がサッと歩み寄り、女の子を座らせ、ベルトを締めた途端、女の子は大泣き・・・
無事座ったまま離陸しましたが・・・(;-_-)
 
ディレイのせいで皆様もうお腹ペコペコのご様子だったので、サービス・スケジュールを変更し、離陸後すぐにお食事をお出ししました。
アメリカからのお乗り継ぎのお客様がほとんどでしたので、お疲れだったのでしょう、お食事のサービスの後は、皆様お休みに。
 
テヘラン到着前は例の如く"女性客の大変身ショー"が見られ、皆様見事にイスラム教の規制にのっとった格好に変身なさっていました。
 
そして心配していた通り、着陸前にシートベルトを外して立ち上がってしまった例のファミリー・ローの女の子。
注意してもお母さんは相変わらず
「でも座りたがらないんですよ~(笑)」
そこで
「航空機の事故は、離着陸時が一番起こりやすいんですよ。 万が一何かあった時、シートベルトをしていないと前の壁に叩きつけられてしまいます。 お母様が責任を持って、お子さんの安全を確保して下さい。」
と説明してみました。 慌てて子供を座らせてベルトを着けさせていました。
ちょっと怖がらせてしまいましたが、効果有り。
 
別の赤ちゃん連れのお母さんは、赤ちゃん用に離陸前にお配りしたエクステンション・ベルトを使わずに、赤ちゃんを抱っこしたまま自分と赤ちゃん一緒にベルトをなさっていたので(→このようにすると、赤ちゃんがお母さんのクッション代わりになってしまい、お母さんにとってはより安全になるけれど、赤ちゃんは・・・( ̄□ ̄;)!!・・・という飛行機事故の実験ドキュメンタリーを見たことがあるのデス)こちらも注意して、エクステンション・ベルト着用のお手伝いをしました。
 
あんなにディレイしたのにもかかわらず、到着後は皆様満面の笑顔で
「今までで一番素晴らしいサービスだった! ありがとう!」
と大満足で降りていらっしゃいました・・・ものすごくポジティブな国民性なんだろうなぁと感心しました。
 
お客様がお降りになってから、私達も前回同様、ヒジャーブとアバーヤを着用。 入国審査を済ませ、クルーバスへ。
全員揃ったのになかなかバスが出発しないのでおかしいなぁと思っていると、
「イラン出国時に必要なクルーのリストを持って来るはずの地上職員がまだ出社していないので、彼が来るまで待つように」
という指示がサービスマネージャー(=各空港の航空会社別責任者)からあったらしい・・・
その地上職員、家で寝ていたところを電話で起こされたらしい・・・(;-_-)
 
バスの中で1時間待たされて、ようやくクルーホテルに向けて出発。
定刻だと午前4時くらいに到着し、出発時は午前5時くらいにリポーティングとなる為、ホテル-空港間は真っ暗で何も見えないのですが、今回はディレイのお陰ですっかり夜が明け、バスの中から一面砂漠の景色やテヘランの街中の景色を楽しむことができました。
通常なら空港から約1時間で到着するクルーホテル。 丁度朝のラッシュアワーにかかってしまい、思い切り渋滞に巻き込まれ、2時間かかってやっと到着。
疲れましたが、滅多に見られないテヘランの交通渋滞も見られてよかったです(?)
私は見過ごしてしまったのですが、同僚達が言うには、
「路線バスの座席が男女に分かれていて、男性はバスの前方部に座り、女性はバスの後方部で立っていた・・・女性は座ってはいけないのかも・・・?」
・・・本当かしら???
 
ホテルにチェックインした時にはもう朝の9時を過ぎていましたが、まずは仮眠。
結局お腹が空いてしまって3時間くらいしか眠れませんでしたがxxx
前回のテヘラン便のフライト日記にも書きましたが、ホテルにクルー専用のフロアがあって(私達は5階、4階にはAFのクルーが宿泊しています)、その専用階に限り、ヒジャーブとアバーヤを着用しなくてもよいことになっています。 
フロアー内のクルールームには常時、コーヒー&紅茶、ジュース、牛乳、軽食(サラダや果物、パン、ケーキ類)が用意されていて、また、テレビとDVDプレーヤー、映画のDVDも何本かあるので、一日中同僚達とクルールームにいても十分楽しく過ごせるのですが、一歩も外に出ないというのも不健康なので、やはり夕食は皆で外に食べに出掛けることに。
 
今回行ったのは、アルボルズ山(→恐らくクルールームから見えていた大きな山)の麓の村・ダルバンド(Darband)にあるレストラン。
ホテルのクルー専用バスで送迎してもらえます。 でもやっぱり外に出る時は、どんなに暑かろうが、女性はヒジャーブとアバーヤを着用しなければなりません。
 
山の麓に到着すると、山の傾斜を利用して美しく建てられたとっても素敵なレストランが!
まだ夕食にはちょっと早かったので、皆で遊歩道を登ってみることに。
イラン人カップルがデートによく訪れる場所だそうです。 
250mあるとされるトレッキングトレイル・・・ふと、京都の鴨川や貴船、鞍馬の『川床』を思わせる場所でした。
最初は、狭い道の両脇に所狭しと露天や飲食店が建ち並ぶ長閑な散歩道でしたが、高度が上がるにつれ道が険しくなり、同僚達は次々に脱落。 残ったのは私と操縦士の一人だけ。
最後の方は歩道もなくなって正に登山している雰囲気になり、私も(まさか山登りをするとは思わず)ハイヒールのサンダルを履いていたので、大きな岩の斜面を登ったところでギブアップ。 
でも、その
「・・・ご年配の方には、ここまで登るのは無理だろうなぁ・・・」
という場所まで来たところで、
「きっとご年配の方に見られたら大変なことになるんだろうなぁ・・・」
と思われるようなことをコッソリしている若い学生達を目撃することができました(笑)
 
お夕食はシーフードのケバブを頂きました。 美味しかったデス♪
 
翌日は前回のテヘラン便と全く同じスケジュール=クルールームで朝食、昼食、DVD鑑賞、夕食(→ホテルのレストランからのルームサービス)。
仮眠を取って、乗務です。
 
帰りの便は何事も無くスムーズに・・・ε-(^。^*)ホッ
唯一、アムステルダム到着後、車椅子(←テヘラン便は車椅子のお客様が異様に多いのデス)の手配ができておらず
(確かに30台以上もの車椅子を用意するのは容易でないとは思いますが、だったらせめて、足が不自由なお客様方に腰掛けてお待ちいただけるように、ちゃんと椅子が設置されているゲートに到着できたらよかったのに・・・)
ゲートの前で立ったまま待たされている足の不自由なお客様方をおいてゲートを後にするのは心が痛みました・・・悲しい
 
このテヘラン便の後、7月12日まで夏のお休暇でした。
休暇明けのフライトは、リクエストが通って東京便♪
東京便のお話は、日本から書かせていただきますネ。 
 
明日から一時帰国します・・・飛行機
 
 
 

フライト日記 (Tehran)

2008年6月
(IKA)
 
オランダベースになって2度目のテヘラン便。
 
湾岸戦争勃発前は、エアバス310でイスタンブールからの往復乗務だった(=ステイはなかった)テヘラン。
戦争中はもちろん、湾岸戦争後も確かしばらくの間は飛んでいなかったんじゃないかしら・・・よく覚えていないのですが・・・私が始めてテヘランに乗務したのは、テヘランに再就航して間もなく・・・だった気がします。
 
前回の機種はボーイング767。 今回はMD-11。 
担当はエコノミークラスです。 
車椅子のお客様がなんと30人以上!いらっしゃるとのこと・・・(驚)
そんな訳で、ボーディングは(アフリカ路線に匹敵するくらい)非常~~にゆ~~っくり・・・
 
イラン人のお客様の多くはアメリカからのお乗り継ぎで、若い世代の方は英語を全く問題なくお話になっていました。
同じアメリカからのお乗り継ぎでも、高齢の方は英語はお話にならず、ペルシア語Only・・・全然話が通じないのですが、イランの人々は皆様本当にとってもにこやかで、話は通じなくとも和やかに応対することができました。
どの国の人でも、こちらが微笑みかければ微笑み返して下さいますが、このイランの人々の笑顔は格別でした・・・
フライトの間ずっと"笑顔合戦"状態(笑)
 
テヘラン到着間際になると、女性客の着替えが始まります。
手荷物からヒジャーブ(髪を隠す為のスカーフ)とアバーヤ(身体の線を隠す為のコート)を取り出し、身に着けます。
アムステルダムでお乗りになった時と、テヘランでお降りになる時とで、外見が全く違う・・・!
 
そう言う私達も(←女性乗務員だけ)、お客様がお降りになった後、地上職員が機内に運んできたヒジャーブを頭に巻き、アバーヤを羽織ります。


(これがクルー用のヒジャーブとアバーヤ)

前回は、ヒジャーブだけで構わなかった(→しかも自前のスカーフでもよかった)のが、2007年4月30日から(?)イランで進められている厳しい服装規制が外国人や観光客にも求められるようになったそうで、今回はアバーヤも羽織らなければならなくなっていました。
飛行機を降りる前に、乗務員がこうして"イスラム衣装(?)"に変装しなければならないのは、恐らくテヘランだけです・・・他のイスラム教国圏のフライト先では、外国人はその服装規制に従わなくてもよいことになっているか、あるいは、ユニフォームの時はそのままで構わず、私服でホテルの外に出る時だけヒジャーブ&アバーヤを着用(→クルー用のヒジャーブ&アバーヤが、クルーホテル内のクルールームに用意されています)という国がほとんどだと思います。
 

全員が着替え終わると、まるで別の"航空会社のクルー"のようで面白かったデス。

(機内で写真写真が撮れたらよかったのですが、残念ながら、空港内は撮影禁止(T_T))
 
前回到着した空港は、THR=メヘラーバード国際空港。
今回は、IKA=エマーム・ホメイニー国際空港。
 気温は24度くらいだったかと思いますが、制服の上からコートを羽織、頭には(ポリエステル製の)スカーフを巻いていたので、飛行機を降りてから空港の外に出るまでにすっかり汗だくに・・・(^_^;)
 
クルーホテルまでクルーバスで約1時間・・・移動時間が長い時は、いつもならバスの中でビールやワインを飲みながらクルーホテルに向うのですが、イランはアルコール厳禁の国・・・ε-(-_-;)
 
クルーホテル到着後、5階のクルー専用フロアーへ。 
前回と同じクルーホテルでした。 前回は4階が滞在フロアだったのですが、今回4階にはAFのクルーが滞在していました。
クルー専用フロアでは、ヒジャーブ&アバーヤは不要。 
クルーのチェックイン、チェックアウトもこのフロアーの一室で行われます。
 
到着が早かったのか、出発クルーがまだいて、部屋の準備が整っていないとのことだったので、制服のままクルールームへ。
「あーっ! ヴィビとピアノ弾いた人!」
と出発クルーの目がが一斉に私へ??? 
滞在中、クルールームで会社のパーティー(詳しくは→http://fromholland-withlove.spaces.live.com/blog/cns!945B0BC82EE67D38!2748.entry)のDVDを皆で見たのだそうです。
(私が出ている部分だけ、ここでご紹介できたらいいのですが、やり方がわからなくて・・・(^^ゞ)
 
全員分の部屋の準備が整う頃には空が白み始めていました。 
真っ暗でわからなかったのですが、正面に高い山が! 美しい朝焼けを楽しんでからやっと部屋に。


(クルールームからの眺め)

翌朝(・・・と言っても就寝したのが明け方でしたので、5~6時間後)はクルールームで朝食。 ホテルのレストランでも朝食はいただけるのですが、またヒジャーブ&アバーヤを着けないといけないので面倒くさくて誰もレストランには下りませんxxx
質素でしたが、美味しい朝食を、同僚達と楽しくいただきました。 ・・・なんだかまるで合宿のよう?


(テーブルに朝食が用意されたクルールーム)

この週、イランは祝日(ファーテメ・ザフラー殉教追悼記念日=預言者ムハンマドの娘、初代エマーム・アリーの妻、第2代ハサン、第3代ホセインの母の命日)で、宮殿も博物館も全て閉まっているとのこと。 
観光を希望していた同僚達も諦めて、結局朝食後もそのままクルールームでおしゃべりし、昼食(←朝食と同じメニューxxx)を取りました。
私は前回既に宮殿や博物館には行ったので(+引越しの疲れを癒す為)、今回はホテルでのんびりするつもりで、本(→フランク=東京便での機長からいただいた『白馬の王子の見つけ方』という、精神科医が書いた本・・・オランダ語の本ですが、なかなか興味深いです)と、ユトレヒト音楽図書館で借りてきた楽譜(→リストの『3つの演奏会用練習曲』 第2番"軽やかさ"という曲・・・ヴィビが前回のサロン・コンサートで弾いた曲で、「是非弾いてみて!」と言ってもらえたのでトライしてみようかと・・・)、それから、日本のテレビドラマ(『のだめカンタービレ』や『鹿男あをによし』、『ロス・タイム・ライフ』)が入ったiPodを持って来ていましたので、朝食後はのんびり本を読んだり、譜読みしたり、ドラマを見たりしていました。
 
(リスト『3つの演奏会用練習曲』 第2番"軽やかさ")
(Etude de Concert no.2 "La Leggierezza")
      
(アルフレッド・コルトーによる演奏の動画を見つけたのでご紹介します)
(再生する前に、ブログのBGM=WMPの音楽を停止させて下さいネ♪)
 
夕食くらいは何か別のものを食べたいけれど、祝日でレストランも閉まってしまっているのでは・・・(;-_-;)
と心配しましたが、調べてみましたらレストランは開いているとのこと・・・
ε-(^。^;)ホッ
「レストランの中ではヒジャーブもアバーヤも外して良い」というレストランを予約し、再びヒジャーブ&アバーヤを着用して(→暑い・・・)、ホテルのバスで街へ。
道中目についたのは、オートバイの3人、4人乗り。 夫婦で子供を間に挟んで乗っている(→運転するお父さんと、最後部に座るお母さんとの間に、小さな子供が1~2人座っている)のです・・・( ̄□ ̄|||) 
誰もヘルメットをしておらず、見ていて本当に怖かったデス・・・。
 
レストランは壁で囲まれていて、外からは見られないように作られていました。
中に入ってすぐヒジャーブ&アバーヤを預け、身軽で涼しい格好でお食事。
アルメニア料理のお店でしたが、ケバブ以外は欧米と同じようなメニューでした。
飲み物を注文する時に、男性クルーが口々に
「ビール!」
とか
「ワイン!」
と冗談を言っていたのがおかしかったです。
 
ノン・アルコールのビールを注文したペーターが
「misaeはビール頼まないの?」
と聞いてきました。
「・・・どうして私にだけ聞くの??」
「前に一緒にアルーバ(←カリブ海のオランダ領の島)にフライトした時のこと覚えてる?
バーで、メニューにあったカクテル、上から順番に全部頼んで・・・(笑)」
・・・メニューにあったカクテルを上から順に全部頼んだのって、ミネアポリスでだけだと思っていたのに、他の場所でもやっていたとは・・・(恥)
 
ホテルに戻ってからは、クルールームでDVD鑑賞。
を見ました。 
日本語の部分だけオランダ語の字幕が出なかったので、その部分だけ同時通訳したり、舞台が東京でしたから、いろいろと事情を説明しながら見ました。
私の目には「これってちょっと違うのでは???」と写ったシーンもいくつかありましたが、それが"外国人の目に映る日本"なのかもしれませんxxx
 
映画を見ながら、持参したおつまみ類を出し合ったり(→クルールームには甘いケーキ類しかない、という事情をわかっていた同僚達が、いろいろ持って来てくれていました)
「何か飲む?」
とお互い気遣いあったり、まるで誰かの家で映画を見ているようでした。
「何か飲む?」
と聞かれると必ず誰か一人は
「じゃあ・・・よく冷えたビールを!」
・・・だからアルコールはありませんって!
 
この二日間で、一体何杯コーヒー・紅茶を飲んだでしょう・・・
フライト先でお酒を全く飲まない、というのもなんだか不思議でした(笑)
 
翌日もほぼ同じスケジュール。
夕食は、ホテル内のタイ料理レストランからクルールームにルームサービスをお願いしました。
美味しかったです♪
 
食後はまたDVD鑑賞。
を見ました。 またまた日本が舞台の映画です。
この映画もやっぱり日本語の部分だけオランダ語の字幕が出なかったので、その部分だけ同時通訳をしたり、同僚達からの質問(→ex.「"えくぼ"って何?」etc.)に答えながら見ました。
最後のシーンでは皆うるうるきてました。 女性だけかと思ったら、男性のパーサーも目を赤くしていました。
 
Callingが午前3時15分(→ホテル出発は1時間後の午前4時15分、テヘラン離陸予定時間は午前6時30分)だったので、午後9時30分頃から仮眠を取りました。
午前2時45分に目覚ましをかけていたのですが、午前2時前にすっきり目が覚めてしまいました。
丁度4時間半眠ったことになるので、睡眠のサイクル(=90分)としてはいいのかな?
ちなみにイランとオランダとの時差は、プラス2時間30分(→だからイランと日本では、マイナス4時間30分)。 ちょっと計算し辛い(^^;)
 
支度をして、早めにチェックアウト。
(早く部屋を空ければ、早く清掃に入ることができて、到着クルーの部屋の準備も時間通りに整うかしら・・・と思って)
クルールームでコーヒーを飲んで待っていると、同僚達が続々と集まって来ました。
到着クルーが到着しないうちに、出発の時間に・・・ディレイしているのでしょうか・・・?
それでも私達は予定通り出発。 
ヒジャーブ&アバーヤを身に着け、クルーホテルを後にしました。


(出発前に・クルールームで)

東の空に上って間もない木星星を眺めながら、空港へ。

帰りの便も車椅子のお客様が20名ほどいらっしゃって、ボーディングに時間がかかりました。
出発予定時間になってもなかなか飛行機がゲートを離れないので、どうしたのかと思ったら、
「荷物の搭載に時間がかかっている」
との機長からのアナウンスが入りました・・・イランの方々、とってものんびりしていらっしゃいます・・・(^_^;)

早朝の便でしたので、離陸後いきなり朝食のサービス。
お客様も早くから起きられてお疲れだったので、朝食のサービスの後はほとんど皆様お休みになっていらっしゃいました。
到着前のサービスまで約1時間、同僚達みんなに指圧マッサージを。
今年の夏休みは、一時帰国中に霊気セミナーを受ける予定なので、サービスの合間に同僚達にいろいろしてあげられたらいいなぁ・・・と思っています。
 
アムステルダム到着は定刻より早かったのですが、車椅子のお客様が多かった為、皆様お降りになるまでものすごく時間がかかりました。
イラン人のお客様、相変わらずにこやかで、
「ありがとう! 最高のサービスでしたよ!」
と、皆様満面の笑顔でおっしゃって下さる・・・"笑顔合戦"負けたかもxxx
 
次回もテヘラン便・・・飛行機
次回は私も、クルールーム用に、おつまみ類をいろいろ持って行こうと思います♪
 

フライト日記 (Tokyo)

2008年5月
(NRT)
 

先月、ソウル便に乗務した翌々日から(『チューリップ休み』という、学校のお休み中だった)子供達と約1週間一時帰国し、
オランダに戻ってから約1週間(私達と同じ便でオランダに遊びに来てくれた)中学高校時代の友人2人のツアーガイドをした後、
その友人達をお客様として迎えての東京便乗務。
 
空港到着後、まずはクルー・センターでリポーティングを済ませ、私のスーツケースを預けてから、
友人達とレオニダス・チョコレートを買いにスキポール・プラザ(←空港ビル内のショッピング・センター) へ。
ここではIDを見せると10%割引していただけるのです♪
チョコレートをどっさり(←100ユーロ分!!・・・友人がデスよ)買い込んだ後、チェック・イン・カウンターへ。 
そこに、(オランダにベースを移して間もない頃=15年前に一緒に乗務し、昨年久し振りに再会した)機長のフランクが、わざわざ挨拶に来てくれました。
偶然にも彼も同じ東京便乗務だったのです。
 
友人達を出国審査場前まで送って、フランクと一緒にクルー・センターに戻り、パーサーに挨拶。
ブリーフィングの後、ゲートのところで地上職員に友人達のことを頼んで、機内へ。
私達CAは搭乗開始の15分前に飛行機に乗り込み、非常用設備の確認や、セキュリティー・チェック、ミールなどの搭載物のチェック、ビジネスクラスではウェルカム・ドリンクの用意などをします。
 
機種はボーイング777。 担当はビジネスクラス。
パーサーが 
「満席でなかったら、お友達をビジネスクラスにアップグレードして構わないわよ」
と言ってくれていたのですが・・・残念ながら満席。
 
サービスが一段落し、休憩時間。 
同じギャレーの同僚と、交代で約2時間の休憩を取ります。
日本路線他、長距離路線を飛ぶ飛行機には、機内に乗務員用の休憩室があり、このボーイング777にはOCR(=Overhead Crew Rest)という休憩室が、隠し扉から階段を上がった客室の天井裏にあって、そこにあるベッドで横になって休むことができるのですが、OCRには行かずに、友人達をビジネスクラスのギャレーに迎えて、ビジネスクラスのサービスの説明をしたりしていました。
 
ビジネスクラス担当の時は、『30分に一度コックピットと連絡を取り、無事(?)を確認する』という任務もあります。
私は休憩中でしたが(相棒は朝食のサービスの準備で忙しそうだったので)代わりにコックピットに電話。
機長のフランクが電話に出ましたケータイ(←機内のインターフォン)
 
私「担当ドア21番のmisaeです。」
(↑911のテロ以降、電話をする時には、自分の名前の他に担当ドア番号を告げることになっています)
(↑電話を受けた時も、自分の名前と電話を受けたドア=大抵の場合、自分の担当ドア・・・の番号を告げます)
フ「ヘ~~~イ(←「おぉ~~~」とか「よぉ~~~」とか「やぁ~~~」のような感じの言葉で、オランダ人の同僚がよく使います)misae!」
私「調子はいかが?」
フ「いいよ。 そっちは?」
私「今、休憩中。」
フ「OCR行かないの??」
私「友人達をギャレーにご招待しているの・・・コックピットに案内してもいいかしら・・・?」
フ「ん~・・・信用できる?」
私「もちろん!」
フ「本当に信用できる??(←半分笑いながら)」
私「大丈夫!」
フ「君の友達なら信用できるよネ・・・じゃあ連れておいで!」
 
911のテロ以来、お客様のコックピットへのご案内は禁止されていますが、このように、機長の許可が得られた場合に限り、お客様をコックピットにお連れすることができます。
テロ以前は、お客様がコックピット見学をご希望されれば、私達乗務員が同行することを条件に、(忙しい時でない限り)ほぼいつでもコックピットにお連れすることができたのですが・・・
コックピットから見える景色は、それはそれは素晴らしいので、皆様にお見せすることができず、本当に残念です。
 
コックピット見学、友人達に喜んでもらえ、私も嬉しかったです(*^-^*)
 
満席でしたが、相棒が日本人の同僚だったので、サービスは大変スムーズです。
大好評をいただいているホテル・オークラの和食ミールの数が(お客様の大半がご希望された為に)足りなくなるというアクシデントがあったりしましたが、誠心誠意を尽くして接することでカバーし、無事、成田到着。
 
機内アナウンスは、日本ベースの日本人乗務員が担当するのですが、友人も乗っていたので折角だからと
到着後のお別れのアナウンスだけ、私がさせていただきました。
(↑どうやら友人達は気付いていなかった様子ですが・・・(^^ゞ)
 
到着ロビーで友人達に別れを告げ、クルーホテルへ。
後はいつもの成田ステイのスケジュール=2~3時間仮眠を取った後、ホテルで自転車をレンタルして100円ショップへ行き、クルードリンクまでに戻って、夕食の後はカラオケ=です♪
夕食はいつもの鉄板焼き屋さんへ。
 
食事中、妹からのメールに返信していると、隣に座っていたフランクが
「深刻な顔して、どうしたの?」
と心配してくれたので、事情を話しました。
 
実は、祖父が亡くなったのです・・・丁度、前の週の一時帰国中に危篤になり、亡くなる前に会いに行けたのですが、明日が告別式で、明日の便でオランダに戻らなくてはならない私は、告別式で読み上げてもらうメッセージを妹宛に書いていたのでした。
 
それを聞いたフランクが
「どうしてもっと早く言わなかったんだ! 祖父母の告別式にはお休みがもらえるんだよ! 折角日本にいるのに・・・!」
と言うので
「え・・・でも明日は乗務だから・・・。 日本では『仕事は仕事、プライベートはプライベート』。 まさかお休みをいただけるなんて思ってもみなかったし・・・」
と答えると
「今から会社に電話するから社員番号教えて!」
それからフランクは携帯電話で会社(=オランダ)に電話を入れ、私が成田にもう1泊できるよう、交渉してくれたのです!!
あまりに急だった為、結局お休みはいただけなかったのですが、フランクが私の為にこんなにまでしてくれたことに、本当に、心底、感動しました。
 
こういう同僚達がいる会社に勤めることができて、私は本当に幸せ者です・・・(>_<。。。
 
夕食後は皆でカラオケへ・・・♪
いつものことながら、最初は
「私は歌えない」
とか
「歌いたくない」
とか言っていた同僚に限って、マイクを離さなくなる・・・(苦笑)
 
帰りの便は、機種が変わってボーイング747-400。(=コックピット・クルーが変わります=フランク達ボーイング777のコックピット・クルーは、成田にもう1泊して翌日の便でオランダに戻りました)
担当は1階のビジネスクラス。
満席でしたが、1階のビジネスクラスは18名のお客様を一人で担当するので、自分のペースで、ゆっくり丁寧にサービスできました。
 
次はテヘラン便です。
 
追伸 翌日の便で、また別の友人がオランダに遊びに来てくれたのですが、
    フランクの計らいで彼女もコックピットを見学させてもらえたそうです。
    フランク、ありがとう!! (このご恩はいつか必ず!)
 
 

フライト日記 (Seoul)

 
3日前に東京便の乗務から戻りました飛行機
でも、まずは先月のソウル便のお話を・・・
(遅くなってごめんなさいxxx)
 
2008年4月
(ICN)
 
オランダベースになって以来2度目のソウル便。
初めてのソウルは、同じオランダベースのYさんと一緒で、
 (・・・いつだったか思い出せないのですがxxx)
ソウルに詳しいYさんにくっついて、お買い物したり、美味しいものを食べたりしていたので、
今回2度目とはいえ、ほとんど初めてのようなもの・・・(^^;)
しかも、前回ちょっと怖い思いをしているので少々ビビリながらの乗務でした。
 
怖い思いというのは・・・
① 機内で韓国人のお客様に韓国語で話しかけられ、
  「申し訳ありません。 韓国語は話せないのです。」
  と答えたら、あからさまに嫌な顔をされたこと。
② ソウル滞在中、Yさんと一緒に屋台で何か食べた際、
   屋台のおばさんが言った値段を聞いた現地の若い子が
  「値段、間違ってる。 高すぎるヨ。」
   と教えてくれたのを聞いた屋台のおばさんが
  「日本人だから高くていいんだよっ!」
   と答えたこと。
衝撃的でした・・・( ̄□ ̄|||)
 
早めにブリーフィング・ルームに行くと、ソウルベースの韓国人CA達(←日本路線同様、ソウル便には韓国人CAが3名乗務しています)
が既に揃っていました。
「日本人ですか?」
彼女達から見ると、日本人はすぐわかるんだそうです。
日本人CAとして入社し、契約終了後にオランダにベースを移したという話をすると、一人、大学で日本語を勉強していたという韓国人CAが
「自分も何とか契約終了後も残りたいのでアドバイスが欲しい」
と言ってきました。
フライト中も、その彼女が頻繁にギャレーに遊びに来ては日本語でいろいろお話ししていました。
日本のドラマ、特に『のだめカンタービレ』が好きだというので、話も合い、楽しかったです♪
 
機種はボーイング747-400。 担当は、1階ビジネスクラス。 満席。
私の担当エリアには韓国人のお客様がいらっしゃらなかったので、韓国語が話せないことで気まずい思いをすることもありませんでした・・・
ε-(^。^;)ホッ
オランダ人のお客様が一生懸命韓国語で話しかけて下さったのが微笑ましかったです。
 
ソウルは生憎の雨模様・・・雨
オランダ人の同僚達が、
「この雨の中、ホテルの外には出たくない」
と言うので、
(インターネットで美味しそうな韓国料理店をチェックしてあったのですが、)
たった一人で街に出る勇気がなかった私は、結局オランダ人の同僚達と一緒にホテル内のレストランで夕食をとりました。
石焼ビビンバ・・・美味しかったです♪
 
帰りの便も満席。
韓国人のお客様が三人いらっしゃいましたが、ビジネスクラスなだけあって、
お二人は英語、もう一人はドイツ語をお話になりました。
ドイツ語をお話になる方は、60代くらいのおばさま。 私はドイツ語は
「お飲み物いかがですか?」
「お食事はいかがですか?」
くらいしか話せませんが、ラッキーなことに、彼女のお隣に、英語をお話になるドイツ人男性がおかけだったので、難しいことは彼に通訳をお願いさせていただきました(感謝)
 
ソウル便の機内食も素晴らしく美味しかったですヨ。
洋食か韓国料理のチョイスなのですが、韓国料理(=行きの便ではプルコギ、帰りの便ではビビンバが搭載されていました)はもちろん、洋食メニューのイカ墨のスパゲティも大変好評でした♪
 
今回印象的だったのは、帰りの便でのサービス・スケジュール。
3月の大阪便のフライト日記に・・・
 
>エコノミークラスのお食事のサービス・スケジュールが変更になり、今まで
>  ① 最初のミール・サービス
>  ② (起きていらっしゃるお客様に)カップヌードルorアイスクリーム
>  ③ 到着前に軽食のサービス
>だったのが
>  ① 最初のミール・サービス
>  ② 軽食のサービス
>  ③ カップヌードルorアイスクリーム
>という風に、②と③が入れ替わっています。
>これは、中国路線と同じサービス・スケジュールだそうで、「アジア人は皆同じ」
>と考えたオランダのインフライト・サービス担当者が、日本路線を中国路線に
>合わせたらしいのです。
>機内で眠らずに食事を楽しむ中国人客と異なり、
>日本人客は、最初のお食事の後、到着前の軽食のサービスまでお休みになる
>お客様が多いので、この順番だと
>お休みになっていらっしゃるお客様をお起こして軽食のサービスをすることに・・・
>起こさないと到着前にはもうカップヌードルかアイスクリームしかお出ししないの
>ですから。
 
・・・というお話を書きましたが、ソウル便では正反対だったのです。
 
サービス・スケジュールは
  ① 最初のミール・サービス

  ② (起きていらっしゃるお客様に)カップヌードルorアイスクリーム
  ③ 到着前に軽食のサービス

(=日本人客に好ましいとされる順番)

だったのですが、韓国人CAのアドバイスにより
  ① 最初のミール・サービス
  ② 軽食のサービス
  ③ カップヌードルorアイスクリーム
(=中国人客から好まれる順番)
に変更。
実際、飛行中にお休みになるお客様は少なく、①と②の間も頻繁にギャレーにお菓子を取りにいらっしゃっているご様子で、
確かにソウル便では、お食事のサービスを立て続けにした方が良さそうでした。
 
同じアジア路線でも、お客様の機内での過ごし方に違いがあるのですねぇ・・・びっくり
非常に興味深かったです。
 
————————- 飛行機 ————————-
 
東京便の乗務から戻った翌日、また別の友人が日本から遊びに来てくれました♪
再び連日ツアーガイドをしております=東京便のフライト日記、もうしばらくお待ち下さい・・・m(_ _)m
 
 

フライト日記 (Osaka)

2008年4月
(KIX)
 
2回続けての大阪便♪
機種はボーイング777。 担当は久し振りのビジネスクラス(←エコノミークラス担当月が終わったのかナ・・・?)。
通常はオランダ人CAと日本人CAが一人ずつ入るビジネスクラス。 私は"オランダ人CA"として入った為、日本人二人での担当になりました。
 
日本ベースの日本人CAと組んでの仕事は、日本語で会話できること&文化・習慣の違いにお互い驚くことがないことetc.から、本当にスムーズ・・・(*^-^*)
 
ビジネスクラスのお食事は、和食のチョイスが、
ホテルオークラ・アムステルダムの和食レストラン『山里』
(↑オランダで本物の和食を食べたいならココ!と言われる高級レストラン)
のお料理・・・!
前回(大阪便)も前々回(東京便)もエコノミークラス担当だった為(+予想通り大人気でトレイが残らなかった為)、まだきちんと拝んだことがなかったオークラの和食ミール。
ゴージャスでした・・・!!


(と~~~っても美味しい
本格和食メニュー)

東京便に乗務した際、先輩方から
「何も言わないでいると、オランダ人の相棒が、お味噌汁を前菜として先に出してしまうので要注意・・・(^^;)」
とアドバイスを受けていましたが、今回は日本人が相棒ですから何の心配もありません(^-^)

お味噌汁は問題ないとして・・・あとは、和食では普通全部一緒にお出しするはずのおかずとご飯ものが、(洋食に合わせて)前菜と主菜に分けられてしまっていること。
洋食では、前菜をお下げしてから主菜(=ホットミール)をお出ししますが、和食はやはり、おかずだけで(横にご飯とお味噌汁がないので)は、やっぱり変なので、
和食の前菜と主菜を同時にお出しできるように=前菜のトレイをお配りした直後に和食のホットミール(=ご飯と温かいおかず)をお出しできるように、ホットミールのオーブンのスイッチを入れるタイミングを調整しました ウインク
・・・というのは嘘で、実は、ドリンクサービスに時間がかかり、ミールサービスに入るのが遅れた為、通常なら前菜をお下げする頃にできあがるはずのホットミールが、たまたま丁度ピッタリ前菜をお配りし終わった時に温まったのです・・・(^^ゞ
 
丁度良いタイミングでホットミールが温まったので、和食のホットミールを直ちにお持ちし(→洋食のホットミールの方は、いつも通り、前菜を召し上がり終わるまでお待ちして)、同時にパーサーにお味噌汁(フリーズドライ)を作っていただきました。 
お味噌汁初挑戦(?)のパーサー、お湯の量が少なすぎたらしく、かなりしょっぱいお味噌汁だったそうです・・・外国人のお客様は(濃い味付けに慣れているのか)皆様全部お飲みになっていらっしゃいましたが、日本人のお客様は半分くらいお残しになっていらっしゃる方が多く、反省・・・(^_^;)
 
デザートは、ケーキ、フレッシュ・フルーツ・サラダ、チーズの盛り合わせからのチョイスなのですが、ケーキが・・・
以前大人気だった『蜂蜜といちじくのケーキ』復活!
感激(>_<。。。
ほんと~~~うに美味しかったです!!
(↑ケーキはいつも余分に搭載されているので必ず余るのです)
皆様もお試しあれ!
(次のフライトにも搭載されていますように・・・!!!)

 
(涙が出るほど美味しい
『蜂蜜といちじくのケーキ』)
 

最初のミールサービス終了後、エコノミークラスに乗っているはずの友人の旦那様を探しに行きました。
空港でチョコレートを買って、機内でお渡しすることになっていたので・・・照明が落ちて薄暗い、満席のエコノミークラスの中、必死に探しました(笑)
よかった、旦那様発見・・・ε-(^。^*)ホッ♪
パーサーに紹介すると
「コックピットにご案内しては?」
とおっしゃっていただけたので、機長の許可を得てコックピットにお連れしました。
911のテロ以降、乗務員以外はコックピットには入れないことになっていますが、機長に事情を話して、機長からの入室許可がおりれば、お客様をお連れすることも可能です。
担当エリアが違った為それくらいしかできませんでしたが、旦那様、喜んでいただけていたら嬉しいです・・・(✿ฺ^-^✿ฺ)
 
到着前のミールサービスでは、メニューに間違いがあって(出発前に気が付いたのでお客様にきちんと訂正することができましたが)大変でした。
以前は、ビジネスクラスのメニューの校正をさせて頂いていた為、(時々手違いで校正なしで搭載されてしまったこともありましたがxxx)大抵の場合搭載前に訂正することができていたのですが、昨年末に翻訳会社がイギリスの会社からアメリカの会社に変わり、今度の翻訳会社は「校正不要!」とのことで、そのまま搭載されてしまっているのです。
2月に、日本人乗務員用に日本語のアナウンス・ブックが配布されたのですが、こちらも間違いだらけ・・・残念ですしおれたバラ
 
関空到着後、1時間クルーバスに揺られてクルーホテルへ。
もう散ってしまったと思っていた桜がまだ少し残っていて、ホテル前を流れる川沿いの桜並木がとても美しく、感動♪
 
今回は午後6時30分にホテルのロビーに集合後、貨物便のコックピット・クルー2人も加わって、クルードリンク(=夕食前に皆で飲むこと)は抜きで、いつものUSHINABE(←前の日記にリンク貼ってあります)に直行。
オランダ人の同僚達も喜んでくれて、お食事も梅酒も美味しくて、デザートのじゃんけんにも勝って(←グループの代表者が店員とじゃんけんして勝つと全員無料でデザート=バニラアイスor抹茶アイスor柚子シャーベットがいただけます♪)(→負けると全員デザートを注文しないといけなくなりますorz)、大満足 v(^-^)


(デザートじゃんけんに勝った瞬間)

梅酒がすっかり気に入った貨物便の副操縦士、レストランのお向かいのスーパーで早速購入していました(笑)
一方、"デザートじゃんけん"で見事に勝って一躍ヒーローとなったセカンド・オフィサー、明治のアーモンドチョコレートを10箱以上買占めしてました・・・大好物なんですって!
(私も高校時代、大好物で、毎日1箱食べてました・・・懐かしい)


(アーモンドチョコレート買占め)

食後は30分だけカラオケに。
オランダ人で唯一ついてきた貨物便の機長(←他の同僚達は眠気に襲われホテルへ戻りました)は、10年くらい前に札幌便で一緒にスキーに行って以来の友人で、その時に教えた日本語のコックピット・アナウンスを今でも日本路線でアナウンスしているとのこと。 最年少機長の一人で、まだ若く、ハンサム、真面目そうなのにさりげなくジョークを飛ばす、面白い人です。 そして歌もものすごく上手い!! ビックリしました。 


(真ん中に写っているのが
歌の上手な機長)

翌朝は6時起き晴れ
本当は7時に起きるつもりだったのですが、なんということでしょう・・・(-_-|||)、時差の計算を間違えてしまってxxx(恥)
大阪便に出発した日(3月30日)、オランダでは冬時間から夏時間に変わったのですが、日本時間からの逆算で間違えてしまったようなのです(←フライト先ではオランダの携帯電話を目覚まし代わりにしているもので)。

 
そんな訳で1時間余分に時間ができてしまったので、ゆっくりのんびりシャワーを浴びて、テレビのニュースもしっかり見てから、朝食に降りました。
朝食は軽めの(=果物や菓子パンくらいしか食べない)オランダ人の同僚達は、朝からご飯&お味噌汁&おかずを(しかも2回おかわりして)食べる私を見て
「・・・( ̄□ ̄;)!! 昨日あんなに食べたのに、また朝からこんなに食べるの?!」
と驚いていましたが、"睡眠よりも食事"なのです、私の場合(笑) 
 
帰りの便もほぼ満席・・・でしたが、相棒が日本人ですので断然楽です♪
 
今回は、到着後に仮眠を取り過ぎて夜眠れなくなってしまった・・・というオランダ人同僚はいなかったのですが、それでも日本路線乗務の後現地で1泊しかできないというのは当然疲れます。
最初のミールサービスが終わって、クルーミールを取りに来たオランダ人同僚の一人が、
「やっぱり1泊はキツイ・・・2泊あった頃はまだ体が楽だったのに・・・ε-(-_-;)」
とため息混じりに言うので
「あなた達(オランダ人)は皆、疲れてもいいから1泊でオランダに戻って、その分フライト・リーブ(=フライトの後のお休み)が長くなる方がいいと思ってるのでは・・・?」
と聞くと、そういう人も多いけれど、そうでない人も多いと思うとのこと・・・ひらめき
 
今までずっと躊躇していたのですが、オランダ人の同僚の中にも同意見の人がいると知って
「日本路線を現地1泊でこなすのは、帰りの便での体力が万全でなく、万が一緊急事態が発生した場合に、思うように頭が働かない可能性がある。 現地での休息時間より、フライト・リーブの長さが大事だというオランダ人クルーも多いのかもしれないが、フライト・リーブよりもフライト・セイフティーの方が大切なはず。 日本路線は少なくとも2泊のスケジュールにして頂きたい。」
というリマークス(=機内で問題があった時などにかく報告書/質問書)を、思い切って書いてみました。
聞き入れて頂けるでしょうか・・・
 
アムステルダム到着後、Farewellの日本語のアナウンスを入れさせていただきました。
先月から、花の国オランダが誇る世界一の花の公園『キューケンホフ公園』が開園しているので、そのインフォメーションを日本語で加えた後、
「日本での滞在が素晴らしいものでありましたように・・・次回の日本へのご旅行でも、機上でお目にかかれますように・・・」
というメッセージをオランダ人のお客様宛てにオランダ語で入れました。
 
お客様からも、同僚達からも好評なアナウンスですが、日本人の大先輩の中には、
「アナウンス・ブックにない余計な文章は入れるべきではない。 オランダ語のアナウンスはオランダ人がすればよい。」
とおっしゃる方もいらっしゃるので、毎回は入れないのですが、私は、その季節季節に合ったアナウンスを加えるのはとても素敵なことだと思っています。
日本ベースで乗務していた頃、いつも季節毎にご自身で美しい文章を付け加えてアナウンスされる先輩がいらして、当時から私も先輩の真似をして追加文章を作るように試みていました。
オランダ語のアナウンスに関しては、時々
「日本人のお客様の為に少しだけ日本語でアナウンスしてみたいからローマ字で書いてもらえる?」
と、Wellcomeのアナウンスの一部だけ、頑張って日本語でのアナウンスに挑戦するパーサーや機長がいらっしゃるのですが、そんな時はもちろん日本人のお客様に(もしかしたら外国人のお客様にも)大変喜んでいただけるので、
オランダ人のお客様も同様に、日本人CAが頑張ってオランダ語でご挨拶したら、きっと喜んでいただけるのではないかと思って・・・
 
お客様に限らず、同僚達に対しても、どんなプラスαなことができるか?を常に考える・・・これも仕事の楽しさの一つだと思います。
 
次はソウル便です。
どなたかソウルに詳しい方がいらっしゃいましたら、是非いろいろ教えて下さい・・・m(_ _)m
 

フライト日記 (Osaka)

2008年3月
(KIX)
 
大阪便のリポーティング・タイム(=出社時間)は、東京便と同じ13時35分。
 
2時間程早く来て、空港内のカフェで、元同僚のK子さんと久し振りにランチしました。
弟と同い年のK子さん・・・オランダでの妹のような存在なのですが、私なんかよりよっぽどしっかりしていて、私が困っていると察すると(←私は困っていてもあまり顔には出さないようにしているはずなのに、それでも彼女にはわかってしまうxxx)さりげなくアドバイスしてくれたり・・・いつも感謝しています。
 
K子さんと別れて、クルーセンターに向かって歩きながら、K子さんはじめ、他の多くの、オランダで頑張っている日本人の友人達のことを思い浮かべていました。
みんな、様々な困難を乗り越えて、家族と離れ、異国の地で、それぞれ頑張ってる・・・だから、みんな(心が)強くて優しい・・・私も頑張らなくては!
 
大阪便の機種は、行きも帰りもボーイング777。
担当はエコノミークラス。 満席です。
 
一緒のギャレーになった同僚が「またエコノミークラスだわ・・・(;-_-)」と嘆いていました。
私は、お客様との距離が近いエコノミークラスもすごく楽しい♪・・・のですが、同僚達の多くは、CA1人あたりの担当乗客数が少ないビジネスクラス(→ビジネスクラスではCA1人でお客様12~18名担当するのに対し、エコノミークラスではCA1人でお客様42名担当します)を好むようです。
 
彼女も私も、ビジネスクラス・サービスの訓練を受けたTweebander(=2本線乗務員=制服の袖口に2本白線が入っています=ビジネスクラスとエコノミークラスの両クラスを担当できます)なのですが、Tweebanderの方が社員数が多い為、毎便Tweebanderの何人かはエコノミークラスを担当することになっているのです。 
以前は乗務年数が短い人からエコノミークラスにアサインされていたのですが・・・『平等』を異様に(笑)好むオランダ人、いつからか、"苗字のアルファベット"で、誰がその月にエコノミークラスにアサインされるか決める、というように規則を変えたのでした。
で、どうやら1~3月は、私の苗字のアルファベットがそれに当たっているらしく、このところエコノミークラス担当が続いているのはその為です。
 
先日の東京便でも感じたのですが、外国人の観光客が本当に増えてますネ。
今回の大阪便には、私の担当エリアではなかったのですが、ポーランドからの団体客が30名近く乗っていらっしゃいました。 
お酒を随分飲まれる方々で、時々後ろ(→私はエコノミークラスの前方担当だったので)にお手伝いに行くと、足取りの怪しいポーランド人のお客様が、通路をふらふら・・・ギャレーにふらふら・・・と歩いていらして心配でした。 何事もありませんでしたが。
 
いえ、ありました・・・ε-(-_-;)
酔った勢いだったのでしょうか・・・座席や通路やギャレー近辺で、人目も憚らず親密な行為をエスカレートさせるポーランド人カップルが続出。
後ろのエリアを担当していた同僚達は大変だったようですxxx
中には、何度注意しても、二人一緒にお化粧室に入ろうとするカップルもいたとか・・・(-_-|||)
(↑これは、到着後逮捕されるそうですから、真似しないように・・・!)
 
着陸時、コックピットに入らせていただきました。
手元に地図がなかったので、どの辺りを飛んでいるのか、さっぱり見当が付かないまま写真を撮っていたのですが、
どうやら和歌山県上空だったようです。 (morikenさん、教えて下さって、ありがとうございました!)
 
関空到着後、日本ベースの日本人の同僚達とお別れの挨拶をし、クルーバスのバス停へ。
到着ホールを出た所で、機長は「バス停は左だ」と言い、ジュニア・パーサーのペーターは「バス停は右だ」と言う・・・
ペーターが「右」だと言うなら、きっと「左」だろうなぁ・・・
機内でも、
「僕は乗務暦26年、日本にも何度も乗務してるから、日本路線のことはよくわかってる!(^-^)v」
と言うわりに、間違ってることが多かったので(笑)
・・・案の定、バス停は左側でした(苦笑)
 
クルーホテル到着後、3時間仮眠を取った後、オランダ在住の友人達から頼まれた買い物リストを持って、買い物へ♪
100円ショップ、阪急ファミリーストア、そして(日本一長いという)天神橋筋商店街を、2時間かけて練り歩きました。
 
ホテルのカフェでのクルードリンクに、友人のTさんとOさん、Oさんのご友人の方3人もジョイン。
その後も一緒にお夕食・・・いつものUshinabeへ。
買い物で随分歩き回ったせいか、いつもに増してお腹がすいていた私・・・一人だけいつまでも食べ続けている(←食べ放題だったもので・・・(^^ゞ)のを見て、オランダ人の同僚達(特に男性クルー)がビックリしていました・・・が、オランダ人より沢山食べるのは、実はよくあることなのデス(恥)
恒例のデザートを賭けたジャンケンでは、初来日のセカンド・オフィサー、シュールドが快勝! 全員おいしいアイスクリームorシャーベットを無料でいただきました♪
 
翌日のフライトも満席。
 
1月から、日本発の便のみ、エコノミークラスのお食事のサービス・スケジュールが変更になり、今まで
  ① 最初のミール・サービス
  ② (起きていらっしゃるお客様に)カップヌードルorアイスクリーム
  ③ 到着前に軽食のサービス
だったのが
  ① 最初のミール・サービス
  ② 軽食のサービス
  ③ カップヌードルorアイスクリーム
という風に、②と③が入れ替わっています。
 
これは、中国路線と同じサービス・スケジュールだそうで、「アジア人は皆同じ」と考えたオランダのインフライト・サービス担当者が、日本路線を中国路線に合わせたらしいのです。
機内で眠らずに食事を楽しむ中国人客と異なり、日本人客は、最初のお食事の後、到着前の軽食のサービスまでお休みになるお客様が多いので、この順番だと
お休みになっていらっしゃるお客様をお起こして軽食のサービスをすることに・・・起こさないと到着前にはもうカップヌードルかアイスクリームしかお出ししないのですから。
 
東京便では、先輩がパーサーに事情を説明して、サービスの順番を従来通りの順番に直してもらったのですが、
今回は、日本人の同僚達が事情を説明する前に、
「僕は乗務暦26年、日本にも何度も乗務してるから、日本路線のことはよくわかってる!(^-^)v」
のジュニア・パーサー、ペーターが
「会社がそうしたいと言ってるんだから、このままでやる!」
と宣言。
私が事情を説明しても聞く耳持たず・・・(;-_-)
パーサーのマノンは、乗務暦がペーターより短いせいか、何も言わない・・・(;-_-;)
 
仕方なく、サービス・スケジュールにあるとおりサービスしましたが、案の定、軽食のサービス中にお休みになっていらした為にサービス終了後にお腹をすかせてギャレーを訪れるお客様が続出。
パーサーが
「やっぱり日本路線ではこのサービスの順番ではダメね・・・ε-(-_-;) サービス・リマーク(=サービスに問題があった時に記入する用紙)書いておくわ。」
と言ってくれました。
 
この、中国路線に合わせてのサービス・スケジュールの変更は、今までにも何度か行われ、毎回結局元に戻っていたのに、どうしてまた変更したのかしら・・・(^ ^?
 
帰りの便には、イスラエルからのお客様が多かったです。
それから、大学生(→卒業旅行でしょうか♪)、そして、私の両親と同じくらいと思われるご夫婦のツアー客。
サービスの合間に、いろいろなお話を沢山しました。
 
「昔は花形でエリート感覚だったこの世界も~乗客の目線が同格か同格以下になってきています」
と、敬愛するがんぶぅさんが書いていらっしゃって、本当にそうだなぁ~(笑)と思いましたが、
私はそれでいいと思っています。 

両親と同い年くらいの人かな・・・というお客様には、両親に接するように愛情を込めて、
弟・妹と同い年くらいの人かな・・・というお客様には、弟・妹に接するように愛情を込めて、
同世代の人かな・・・というお客様には、大切な友人達に接するように愛情を込めて、接したいと思っています。

リラックスして、楽しんで、寛いでいただけたら、私は嬉しいです・・・バラ
エリートに見られて、「話しかけ辛い」なんて思われたら悲しいです・・・しおれたバラ

だから、これでいいのです・・・(*^-^*)
 
今回の大阪便は、大勢の家族や友人に囲まれている気分になれた、楽しいフライトでした♪
次も大阪便です♪
 

フライト日記 (Tokyo) つづき

 
「1回くらい私の言ったとおりにしてくれたってい~じゃないのよぉ~っ!」
(↑本当はこんなふざけた言い方じゃありませんでしたが・・・(^^ゞ)
とキレたまま、OCR(=Overhead Crew Rest=クルーの休憩室)へ消えたシニア・パーサーのヨゼ。
 
たまたまその場に居合わせたジュニア・パーサーのマデレーネに、
ヨゼに何かあったのか聞いてみると
「(手の平を首の辺りに当てて)ココまで来てたのが、ついに爆発しちゃったのねぇ・・・ε-(-_-;)」
とマデレーネ。
 
詳しく事情を聞いてみたら・・・
 
① ビジネスクラスの手伝いに行ったら、自分がパーサーなのに、
  日本人乗務員(→その日のビジネス担当は、大先輩のSさん)に
  あれこれ指示されたてムカついた
  (↑日本路線では、日本のサービスに詳しい日本人乗務員に
  アドバイスを仰ぎながらサービスするのは普通のことなのですが・・・)
  「手伝いに行ってやっただけでも、 ありがたいと思え! (-_-#)」
  と怒っていたらしい・・・
 
② カップヌードルのサービスは、ニュースペーパー・トローリー
  (=出発前に、新聞紙を並べて搭乗口前に設置するトローリー)で
  やると決めたのに、違うトローリーを使っていてムカついた
  (↑ヨゼとマデレーネの二人で決めて、他のCAには伝達し忘れ
  ていたらしい・・・)
  (↑本来このサービスにどのトローリーを使うかは自由デス)
 
③ カップヌードルを作り始めようとしたら、早過ぎると言われて
  ムカついた
  (↑15分も前から作り始めたら麺がのびますってxxx)
 
④ サービスの後、ゴミを集めながら戻ろうとしたら、それもダメだ
  と言われて、ついにキレた
 
でも実は、今日のことだけではなかった(=寝不足で疲れていたからではなかった)らしい・・・
 
⑤ アムステルダム出発前のブリーフィングで、日本人乗務員に
  客室の温度を指示されてムカついた
  (↑どうやらそれで成田出発の時のブリーフィングをやらない
   ことにしたらしい・・・(^^ゞ)
  
⑥ 成田空港に到着した時、日本人乗務員の一人が、自分達を
  待たずに先に帰宅してムカついた
  (↑スキポール空港でも、電車や飛行機に間に合わなそうな
  オランダ人クルーは、当然、先に帰りマス)
 
なんだか、ほとんど私には直接関係ないことばかりなんですが・・・(^^ゞ
とりあえず、オランダ語がわかる私に当たってみた・・・という感じでしょうか・・・(^^;)
 
・・・結局ヨゼは、自分がパーサーなのに主導権が日本人乗務員にあったこと(←日本路線でも主導権はもちろんパーサーにあるのですが・・・)が気に入らなかったということ???
自分の立場に自信がない人なのだなぁ・・・と思いました。
昇格したてのジュニア・パーサーの中には、たまに、まだ自信がないのか、威嚇するような態度を取る人がいたりしますが、ヨゼはシニア・パーサー。 シニア・パーサーになるには、ジュニア・パーサーなりヨーロッパ・パーサーなりアシスタント・パーサーなり、既にパーサー経験をしてから昇格したはず。 
他の路線では問題ないのかもしれませんが、日本や中国、韓国路線には、その路線専門のローカル・キャビン・クルーが乗務していますから、彼らがアドバイスすることに一々腹を立てるようなパーサーでは困ります・・・(;-_-;)
 
一番ショックだったのは、
「ブリーフィングで、日本人乗務員から客室の気温を2~3度上げて欲しいと言われたけれど、無視して室温を上げなかった。」
と聞いた時・・・( ̄□ ̄;)!!
どおりでフライト中お客様から「寒い寒い」と苦情が出ていた訳だ・・・
ひどい・・・ひど過ぎる・・・(>_<。。。
 
休憩時間が終わってヨゼが戻ってきたので、到着前のサービスが終わったら、お話ししないと・・・と思っていたら、ヨゼの方から
「一緒にコーヒー飲みながらお話しない?」
と誘ってきました・・・コーヒー
(マデレーネが少し諭したらしい)
 
ヨゼに私が思ったこと
①日本路線では日本路線に詳しい日本人乗務員の意見を素直に聞き入れるべきである←その為に会社は日本人乗務員を採用しているのだから・・・ということ
②チームワークが大切な仕事なのに、パーサーであるあなたが同僚に対してああいう態度を取るのは良くないと思う・・・ということ
を伝えると、いろいろ言い訳した後に
「別にあなたに非があった訳ではないから安心して!」
と言われました。 
そういうことではないと思うのですが・・・(;-_-)
 
明日から大阪便です。
明日は、いつものように、日本人乗務員とも最高のチームワークで働けるパーサーであることを祈りつつ・・・飛行機
 

フライト日記 (Tokyo)

2008年2月
(NRT)
 
今年初めての日本路線。
 
ブリーフィングルームに行くと、前回のデリー便で一緒だったパオラがいました♪
デリー便の時、既に、次の乗務がお互い同じ東京便であることを話していたので、
到着後、クルーホテルで自転車を借りて一緒に100円ショップへ行く約束も既にかわしていた私達・・・(*^-^*)
 
ブリーフィングでは、クルーの紹介やフライトのインフォメーション、フライト・セイフティーの確認などが済んだ後、
いつものように(日本ベースの)日本人乗務員の一人(今回は大先輩のT子さん)が、日本路線に関して説明をしました。 
 
日本路線で他の路線と異なる点は、
* ビジネスクラスでスリッパをお配りすること
* ビジネスクラスで日本酒をお出しすること
* ビジネスクラスに日本の雑誌が搭載されていること
* お食事に和食のチョイスがあること
* 日本茶・ウーロン茶・日本の新聞・日本語の機内誌が搭載されていること
* ホーム・デリバリー・サービス(=お土産宅配サービス)があること
などの他、
* 客室の温度を2~3度高く(→摂氏24~25度くらい)設定する(←日本人の体温が欧米人よりも低い為)
* トイレチェックを頻繁にする(←日本人は欧米人よりもトイレットペーパーの使用量が多い為=きれい好き?)
といった点。
 
それに加えて、今回は、1月から始まった新しいビジネスクラスの和食サービス(←アムステルダム・ホテルオークラの日本食レストランが提携する豪華なお食事)に関する注意事項の説明がありました。 というのも、お食事と同時にお出しするはずのお味噌汁が、洋食風に前菜として、他のお食事よりも先に出されるようにスケジュールが組まれているからだそう・・・(;-_-)
 
いつもと変わらぬブリーフィング風景・・・でしたが、そうではなかったことが帰りの便で発覚します・・・(-_-|||)
 
行きの便の機種はボーイング747-400。
担当は、Bゾーン(=1階エコノミークラス最前部)。
 
Aゾーン(=1階ビジネスクラス)担当の相棒アストリッドのヘルプをしながら、和やかに成田に到着。
到着ロビーでオランダ人クルーとお別れの挨拶(=握手)をして、日本ベースの同僚達はそれぞれ帰宅するのですが、オランダ人クルーがなかなか出てこない・・・
入国審査に時間がかかっているのか? あるいは税関で捕まっているのか??
 
日本人の同僚の一人が、バスが1時間に1本しかない為、申し訳なさそうに先に帰宅。 
しばらくして、ようやくオランダ人が出て来たので、
同僚の一人が、バスが1時間に1本しかない為、先に帰らせていただいたことをお詫びしていた旨、全員に伝え、
日本人の同僚達に見送られながら空港を後にしました。
 
オランダ人クルーがなかなか出てこなかった訳は・・・今回初来日のセカンド・オフィサーのスーツケースがなかったから。
東京便の便名は861便なのですが、彼は自分のスーツケースをうっかり681便のカートに乗せてしまったとのこと。
私も1度やりましたxxx(579便と597便を間違えて、スーツケースが届かなかった・・・(^^ゞ)
 
クルーホテル到着後、2時間ほど仮眠を取り、自転車レンタルの手続きをしにロビーへ。
間もなく他の同僚達も降りてきました。 来ていないのは、シニア・パーサーとジュニア・パーサーだけ。
スーツケースが届いていないセカンド・オフィサーのクンがスウェットスーツ姿(←到着後そのまま成田のショッピングモールへ行って買って来たそうです)で登場しました。 コックピット・クルーが100ショップ・自転車ツアー(?)に参加したのは初めてです。 彼も100円ショップで身の回りの物(→スーツケースが届いていないので、全てが必需品?)何かゲットできないかと大張り切りでした(笑)
レンタルした自転車のうち、3つ、鍵がかからないものがあっったのですが、
さすが日本!・・・盗まれませんでしたε-(^。^*)ホッ
オランダで、自転車の鍵をかけずに停めておいたら、まず盗まれます。
鍵をかけておいても盗まれることがありますから・・・(^^;)
 
100円ショップから戻った後は、午後6時からホテルのバーでクルードリンク。
コックピット・クルー(操縦士)は、一緒に到着したボーイング747のコックピット・クルー3人と、翌日一緒に乗務するボーイング777のコックピット・クルー3人の計6人、全員来ていましたが、
キャビン・クルー(客室乗務員)は、ジュニア・パーサーだけ姿を現さず・・・1泊のスケジュールの時は、到着してから一歩も部屋から出ないという人も時々います。
同じユトレヒト在住でたまたま一時帰国中だったSailさんもホテルまで遊びに来て下さいました。
 
そろそろ夕食に出かけようと同僚達に声をかけると、コックピット・クルーは全員同行すると立ち上がったのですが、
「折角日本人の同僚がいるのだから一緒に食べに行く♪」
と言っていた100円・ショップツアーの面々が
「・・・やっぱりホテルの中で食べることにする・・・」
と申し訳なさそうに。。。
恐らく皆パーサー(←100円・ショップツアーには同行していない)の意見に合わせたのでしょう。
行きと帰りでコックピット・クルーが異なる場合、(行きも帰りも同じメンバーの)キャビン・クルーとコックピット・クルーで分かれて食事に出かけることはよくあることだったので、それほど気にせず、Sailさんと二人で操縦士6名を引き連れて夕食に出かけました。
楽しかったです。 Sailさん、ありがとう!!
 
翌朝は早めに起きて、Callingの後、朝食をいただきました。 和食のビュッフェがあんまり美味しくて、ちょっと食べ過ぎてしまいました。
アイスコーヒーを頼むと、オランダ人の同僚達は
「・・・えっ、朝からコーラ?!」
(何も答えずに)コーヒークリームを入れると
「・・・えぇっ! コーラにミルク?!」
面白いです(笑)
 
帰りの便の機種はボーイング777。 担当はエコノミークラスの前方部。
日本人乗務員のメンバーが代わるので、本当は、最初に機内でブリーフィングをすることになっているのですが、パーサーの指示で中止。
 
ホテルの部屋から一歩も出なかったジュニア・パーサーと、ホテルで夕食を取って早々に休んだパーサーと他のCA達は、みんな午前3時とか4時とか変な時間に目が覚めてしまったらしく、お疲れのご様子でした。 
日本路線、1泊しかないのは、本当にキツイです。
が、(Callingまでしっかり休めるように)きちんと就寝時間を調整すれば大丈夫。
日本路線なら、(どんなに眠くても)私は午後11時前にはベッドに入りません。 そうすれば、Calling Time (=Wake Up Call→東京便は午前9時30分)に合わせて起きられますから。 
午前3時や4時に目が覚めてしまったら、Pick Up Time (=空港に向けてホテルを出発する時間→東京便は午前10時30分)まで時間があり過ぎて、また眠くなってしまいます・・・(-_ゞ
 
だから帰りの便では、寝不足で不調だったり乗務前からイライラしている人が少なくないので、トラブルが起きることも。
 
パーサーのヨゼが、フライトの半ばくらいから笑顔を見せなくなったので、
「大丈夫?」
と聞くと
「笑いたくない時だってあるでしょ! (-_-#)」
・・・乗務の時は、それでも笑顔であるべきなのでは??
・・・とはとても言えませんでした。
 
カップヌードルとアイスクリームのサービスの準備をしていると、
サービス開始時間まであと15分もあるのにカップヌードルを作り始めると言うので
「15分も前につくったら麺がのびでしまうので、5分前くらいになったらにしましょう (*^-^*)」
と言ったら
「はい、はい、はい、はい! (-_-#)」
・・・寝不足でイライラしてるのか?(ため息)
 
カップヌードルとアイスクリームのサービスが終わって、ヨゼと一緒に、トローリーを後ろのギャレーから前のギャレーに戻す途中、
ヨゼが、食べ終わったカップヌードルやアイスクリームを集め始めたので、
(確かに、帰りがてら、ついでにゴミを集めたら楽は楽だけれど、最後列から最前列までゴミを集めるにはウェイスト・トローリー=ゴミ用・トローリーを使った方が便利だし、サービスの後はお手洗いにお立ちになるお客様も多いので、こんな大きなトローリーがいつまでも通路にあったら邪魔だし・・・と考えたすえ)
「一旦このトローリーはギャレーに戻して、改めて、ウェイスト・トローリーでゴミ回収に出た方がいいと思うんだけど・・・」
「なんで? (-_-#)」
訳を説明すると、不満そうにブツブツいいながらギャレーに戻り、戻った途端
「一回くらい私の言うとおりにしてくれたっていいじゃないっ!! (-_-#)」
と、キレた・・・(^^;)
 
同僚なんだし、ちゃんと話し合わないといけないと思いましたが、休憩時間なので少し休ませてからの方がいいと判断し、ジュニア・パーサーのマデレーネに相談してみました。 
フライト中は、パーサー同士でいろいろ話し合っているはずなので、あるいは、何か別の事情(=家庭が上手くいってないとか、家族が病気だとか)があったりするかもしれないと思って。
 
ところが、そこで明らかになったのは、予想外のコンプレックスでした。
 
(つづく・・・)