フライト日記 (Beijing) その1

2011年2月
(PEK)

冬の休暇(2月20日~3月15日)に入る前の最後のフライトは北京便でした。

前回の北京フライトは確か北京オリンピックの直後だったので、約2年半ぶりくらいでしょうか。

オランダの鉄道はダイヤが乱れることが多いので、少し早めに空港へ向かい、
パーサー達に挨拶。
予想通りLocal CA (=中国路線の場合は中国人CA)だと思われ、英語で話しかけられる・・・(笑)
「あ・・・私は中国人ではなく日本人(*^-^*)」
「?? あ~! あなたはパーティーでピアノを弾いた人ね!」
会社のパーティーで、オランダ人ピアニストのヴィビ=スルヤーディと連弾したのは、もう3年以上前になるけれど、今でも覚えていてくれる同僚が多くて、なんだか光栄です。
(その時のビデオは、左の『写真と動画』のリンクからYouTubeでご覧頂けます♪)

早めにブリーフィングルームへ行って会社からのお知らせ等を読んでいると
(3月末以降の夏のスケジュールのお知らせによると、東京便の3泊5日、4泊6日のスケジュールはなくなってしまうらしい・・・結局1度も頂けなかった・・・悲)
中国人の同僚達3人が入ってきました。

(日本路線もそうですが、Local CAが乗務している路線では、Local CAは現在通常1便に3名乗務しています←ちなみに、私が日本人CAとして乗務していた頃は、Local CAが乗務していたのは日本路線だけで・・・あとはブラジル路線と香港路線にインタープリターが1名乗っていました・・・バブリーな時代だったので、1便に日本人CAが5名も乗務していました)

私を見た途端
「???」
という表情の中国人の同僚達(笑)
「はじめまして、私は日本人のmisaeです」
と挨拶すると
「あ~! あなたの元旦那さんと年末に一緒に乗務したあるよ(←なんて日本語で言ったりはしていません、英語です)」
そうだった、元夫は丁度クリスマス頃に北京便に乗務していたんだった・・・
「離婚した後1年付き合ったけど、また最近別れたって話してた」
はい、その通りです(笑)

次に入ってきたオランダ人同僚エイミーは、インドネシア系で、これまた一見中国人。

全員揃って、ブリーフィングが始まってすぐに、オランダ人CAの一人から
「いつもはLocal CAは3人だけなのに、どうして今日は5人もいるの???」
という質問が(笑)
「私達は中国人じゃないのよ(笑)」
とオランダ語で答えるエイミーと私。

今回のブリーフィング、いつもと違って、パーサーが一人一人に
「自分が一番嫌だと感じることは何か」
を自己紹介がわりに話してもらう、というものでした。
1番多かったのが『自己中な人/他の人のことを考えない人達』。
「そういう人達を教育するのは私達の仕事ではないが、他のお客様の為に、きちんと注意するように」というパーサーの指示がありました。
私は
「不満を本人に直接伝えずに別の人に陰口を言うこと」
と答えました。 
誰かに対して何か思うことがあったら、良い事も悪い事も、きちんと本人に正直に伝える・・・というのが、チームワークにおいてものすごく大切なんじゃないかな・・・と思うのです。
良くない事の場合、言い辛いこともあるかもしれませんが、本人に言わずにいて不満が積もり、本人ではなく他の人に陰口を言うというのは最悪だと思っています。 これではチームワークは成り立ちません。 
だから私は相手がパーサーや機長でも、「それはおかしいのではないか?」と思うことがあれば、正直に自分の意見を伝えます。 誠意を持って話すので、(話をした時点では意見が対立してしまうこともありますが)気持ちはきちんと伝わり、同僚としての関係もかえって深まる事が多いと思います。
エイミーも私と同じことを答えていました。

フライトセイフティー関連では、機内でのコンピューター火災の消化方法に関する話がありました。
機内でノートブックコンピューターを使うお客様が増え、機内でのコンピューター火災も増えているとのこと。
コンピューターから火が出た時には、
① ハーロン消火器で火を消す
② 電源のコンセントを抜く
③ コンピューターに水をかける
(水をかけておかないと、内部が熱くなっている為、再び出火してしまうそうです( ̄□ ̄|||))
勉強になりました・・・φ(.. ) メモメモ

ブリーフィングを終えて飛行機へ。
機種はボーイング747-400型機。
担当はエコノミークラス。 満席。
4~5ギャレーと呼ばれる、2階席への階段とエレベーター脇にあるギャレーにアサインされました。 エコノミークラス中央部を担当します。
普段はビジネスクラスか、エコノミークラスでも最前方エリアを担当することが多いので、このギャレーにアサインされたのは何年ぶりでしょう・・・10年以上ぶりかもしれません。(記憶が悪いので思い出せませんxxx)

相棒は、来月結婚式を控えたシルヴィア。
とても明るく良い子なのだけれど、おしゃべり好きで、同じくおしゃべり好きのシニアパーサーのアネリースがギャレーに遊びに来ると、仕事を忘れておしゃべりに夢中になってしまう・・・(^^;)
トローリーの準備を彼女の分と2人分するのは全く構わなかったので何も言わなかったのですが・・・
ミールサービス中、ビジネスクラス担当のヴィルマインがシルビアのエリアを手伝ってくれた為(←ビジネスクラスは満席ではなかったので、エコノミークラスよりも先にサービスが終わり、1人がエコノミークラスを手伝いに来てくれたのです)、
一人だけ先に担当エリアのサービスを終えてギャレーに戻ったシルヴィア。 私がシルヴィアだったら、ギャレーに戻る前に、反対側の通路でサービス中の相棒に「手伝うことはないか」「足りなくなっているものはないか」聞き、何もなければ、今度は一つ先のワーキングエリアの同僚に声を掛けて、必要なら手伝い、ギャレーに戻るのはエコノミークラス担当の同僚達全員がほぼービスを終えるのを確認してから・・・なのですが、シルヴィアは誰にも声をかけずにギャレーに戻ってしまった・・・
もしかしたら、先にギャレーで、コーヒー&リキュールサービスの準備をしてくれているのかもしれない・・・と思いつつ、残った同僚達で助け合いながらミールサービスを終え、ギャレーに戻ると、
シルヴィアはシニアパーサーのアネリースとおしゃべりしていて何の準備もしてないxxx
「自分のエリアが終わっても、まだ終わっていない同僚の手伝いに戻ってきて欲しかったな・・・」
と伝えると、アネリースが
「シルヴィアはたった今戻ってきたところヨ」
と答えるので
「それはあり得ない、シルヴィアはヴィルマインが手伝っていたので、大分前に一人だけ先にサービスを終えていたはず。」
「手伝ってもらったのは私だけだったの?」
とシルヴィア。
(ギャレーに戻る前に他の同僚達の様子を伺っていたらわかることなのですが・・・(-_-;)
(アネリースも他の同僚達がサービスを終えてないのを察知して、シニアパーサーとしてシルヴィアに手伝うように促すなりしてくれたらいいのになぁ・・・←でも、これは結構よくある=忙しさのタイミングを計れないパーサーが多いxxx)
「6~7ギャレーのキャシーが、自分のエリアを終えた後、相棒のサビネを助けて、その後、私のエリアも手伝ってくれたのよ・・・キャシーに申し訳なくて、それであなた達に(←アネリースにも)伝えてるのヨ。」

シルヴィアは入社して間もなかったので、もしかしたらまだそこまで気がまわらないのかもしれません。
その後も度々アネリースやお客様とのおしゃべりでサービスの準備が遅れましたが、段々と途中で気付いて
「あっ!ごめんなさい!私の分も準備してもらっちゃって!」
と言うタイミングが早くなってきていました(笑)

休憩時間中は、コックピットに星を見に行きました。
機長のヤン・ヨーストが
「正面に見えている星は赤いから惑星に違いない!」
というので、見てみると、それは『うしかい座』の1等星アルクトゥルスでした。
アルクトゥルスは、北斗七星の柄のカーブを延長してたどる『春の大曲線』と呼ばれる曲線上にあって、曲線の終点『おとめ座』の1等星スピカのすぐ近くには、さらに明るい(0等星)土星が輝いていました。
「赤い星は全て惑星だと思ってたxxx」
というヤン・ヨースト。
他にも、例えば『さそり座』の1等星アンタレスも赤いけれど惑星ではありません。
「惑星なら、丁度今、土星が見えてますヨ」
と、『春の大曲線』を説明し、『おとめ座』の1等星スピカを指して、その斜め右に見えているのが土星だと話すと、
疑い深い(?)操縦士たちがこぞってiphoneを取り出し、フライトモードでStar Walkというアプリケーションを作動させて確認していました。
このStar Walkというアプリケーションは、私も後からダウンロードしたのですが、何時間見ていてもあきません!
(iphoneをお持ちの方、おすすめデス!!!)

オーロラも見えないかなぁ~とコックピットの北側の窓の外を見てみると・・・
見えました!!!
しかも、ものすごく近くに!!!
ほとんどの場合、見えても、遠くの方にボヤ~っと/あるいはモヤモヤ~っと見えているだけなのですが、今回は目の前でカーテンが揺らめく、よく写真などで見る、まさにそのまんまのオーロラでした!
写真やビデオを試みましたが、普通のカメラでは無理ですね(>_<。。。(残念) 
こんなに近くで、こんなに大きく、こんなに見事なオーロラを見たのは初めてでした♪(感激)

(こんな感じのオーロラが、飛行機の真横で揺らめいていました・・・下から見上げるのではなく、自分の真横に見える、というのも飛行機ならではですよネ ↓ )

オーロラがあまりに美しかったので、(本当は休憩時間中ずっと眺めていたかったけれど)コックピットを後にして、他の同僚達に知らせました。
それからキャビンをまわって、起きていらっしゃるお客様にもオーロラが見えることをお伝えしました。
あまり知られていませんが、コックピットからでなくとも、キャビンが暗い時はキャビンの窓からでもオーロラを見ることができるんですヨ。
(ただし、読書灯は消して下さいネ)
(オーロラが見られるのは北極圏で日が沈んで暗くなる冬の間だけ・・・夏の間は白夜で暗くならないので見えません・・・日本路線でも頻繁に見られますから、機会があったら是非、窓の外を見てみて下さい!)
(機内からオーロラを撮影された方の写真発見→http://museum.4travel.jp/photos/10003018/)

エコノミークラス最後部で、
「ギャレーの明かりが眩しくて眠れない!(-_-#)」
と怒っていらっしゃるお客様(お酒もかなり飲んでいらっしゃるようでした)がいらしたので、その方にもギャレー横のドアの窓からオーロラをご覧頂いたら、
「初めて見ました、ありがとう!」
とご機嫌を直して下さいました(*^-^*)
オーロラ、ありがとう(*^-^*)

(なんだか長くなりそうなので、つづく・・・)

Cito Toets シト・トゥーツ結果

(まだ北京便のフライト日記を書いている最中なのですが・・・(^^ゞ)

一昨日マリアのシト・トゥーツの結果が出ました。

・・・542点!!

ギリギリですが、これで、希望していた大学進学科・二ヶ国語教育科に願書を出すことができます・・・よかった・・・ε-(^。^;)ホッ

来週中に願書を提出し、今月末それが中学校側に受理されたかがわかり、
(入学希望者の多い学校は抽選があります)
マリアが希望しているSt. Gregorius collegeのTTO (=Tweetalig Onderwijs =二ヶ国語教育科)では、更に、英会話面接があります。
それに受かればTTOへ、万が一落ちてしまった場合は、同校のVWO (=通常の大学進学科)へ進学することになります。

学校見学&体験レッスンを受けに行った時、TTO を志望している子供達は授業中”普通~に”英語で先生と遣り取りしていました・・・マリアの英会話力、大丈夫かな(^_^;)

その前に、願書を受理してもらえるか・・・まだしばらくはドキドキが続きそうです。

またご報告します♪

Cito Toets シト・トゥーツ

昨日(2月1日)から、マリアがCito Toets シト・トゥーツ試験を受けています。

Cito (Centraal instituut voor toetsontwikkeling)(英語で・・・Central Institution for Test Development)(日本語だと・・・オランダ政府教育評価機構) は、オランダを拠点とするテスト・測定分野のリーディング・カンパニーの一つです。

毎年2月初旬の3日間を使って実施されるCito Toets(シト・トゥーツ)。
これは、オランダの小学校Groep8(=日本の小学6年生) 対象の全国共通学力試験で、この試験結果により小学校卒業後に進学する中学校のレベルが決まるという、子供達にとっても親にとってもドキドキの試験なのです。
 
試験会場は、子供達が普段通っているそれぞれの小学校。
子供達はいつものように登校し、自分達の教室で試験を受けます。
科目は、国語(=オランダ語)+算数+学習能力(表やグラフ、地図などの資料を見ながら問題に答える)+理科・社会(歴史と地理)で、マークシート式。
(ただし、理科と社会は点数には加算されません)

試験日程は、
1日目: 国語(スペルetc.)+算数+理科・社会
2日目: 学習能力+算数+理科・社会
3日目: 国語(語彙と長文読解)+算数+理科・社会

550点満点で、
学校によって多少変わるようですが、大体、
543~550点を取った子供達はGYMNASIUM(大学進学科)
540 ~ 542点を取った子供達はATHENEUM(大学進学科)/VWO(大学進学科)/TTO(大学進学科・二ヶ国教育科)
538~540点だとHAVO(高等専門学校進学科)(5年制)、
それより低いとVMVO(職業訓練科)(4年制)
に進学できるようです。

大学へは、大学進学科であるVWO (TTO/GYMNASIUM/ATHENEUMはVWOに含まれます※) (6年制)を卒業しないと進学できません。
(※ TTOでは最初の3年間主要科目を英語で学んだのち英語のディプロマを取得でき、GYMNASIUM では通常の教科の他に古典ギリシャ語とラテン語を学びます。)

Cito Toetsの結果が出るのは約1ヵ月後・・・
それから点数に見合った志望校に願書を出します。
その後、入学希望者が多い学校では抽選が行われたり、学校によっては面接試験があります。

マリアが希望しているのは、ミハーリが通っているSt.Gregorius collegeのTTO(Tweetalig onderwijs=大学進学科・二ヶ国語教育科)・・・入学要項にはCito Toets 542点以上とあり、英語の面接試験もあります。
がんばれ!マリア!!

フライト日記 (Montreal)

2011年1月
(YUL)

大阪便乗務から戻ってからのフライトリーブ中は、整骨院に通って腰椎捻挫の治療に専念していました。
「乗務は立ち仕事なので、座りっぱなしの仕事より腰には負担がこないから、乗務に出ても大丈夫」
と整骨院の先生に言って頂けたので、モントリオール便、予定通り乗務しました。
(先生の指示で、乗務の間だけコルセットを使用し、またハイヒールはよくないとのことなので、機内で履くヒールの低い靴を家からずっと履いていきました。)

リポーティングは13:10。
クルーセンターへ向かう前に、丁度パナマから到着されたばかりのCさんとちょっとだけ空港駅でお茶しました。

モントリオール便、機種はMD-11。
担当はエコノミークラスの最前方エリア=最後方のギャレーからもっとも遠く、歩く量が最も多くなるワーキングエリア・・・整骨院の先生から沢山歩くように言われていたので丁度よかった♪

食事の時以外は座らずに、7時間15分の飛行時間中恐らく6時間半は立ちっ放し、歩きっ放しで、現地時間の夕方、モントリオール到着。
さすがに足が筋肉痛になりましたxxx

気温マイナス22度・・・
バナナで釘が打てる気温?

翌朝は7時からホテルでビュッフェの朝食。
珍しくクラシックFMがBGMで、父が毎朝クラシックのレコードをかけていた子供の頃を思い出して、密かに感激・・・(>_<。。。

朝食後は、完全防備で外へ・・・マイナス22度でも快晴なのでも気持ちがいい(*^-^*)自分も含めて街の人々がことごとく”エスキモーファッション”で可愛いかったです(笑)

そして前回の記憶を頼りに楽譜屋さん探し・・・結局見つからずxxx
(もう記憶はあてになりませんね・・・(^^;)途中ショッピングモールに入って温まりつつ、インフォメーションで楽譜屋さんの場所を聞いたところ、そこから徒歩20~30分とのこと。

マイナス22度の中、徒歩20~30分・・・どうしようか悩みましたが、整骨院の先生からも沢山歩けと言われているし・・・と頑張って歩きました。
鼻の穴の中が凍って痛くなったり、手足の指先がジンジンしてきたりしましたが(←もちろん手には手袋、足にはスノーブーツ)、なんとかその楽譜屋さんに辿り着きました。

(途中通りかかった変わったオブジェ ↓ )

非常に大きなお店で感動♪
Archambaultというお店です。
ピアノ連弾/デュエット譜も、2台4手や2台8手、1台6手のコーナーが3段6列、1台4手のコーナーーも3段6列あって、連弾/デュエット譜を全部見るのに1時間以上かかりましたが、見ごたえがあって楽しかったです。
腕が痺れるほど抱え込んだ楽譜をじっくり吟味して(=欲しい楽譜があり過ぎて、どの楽譜を我慢するか悩みに悩んで)8冊購入。


〆て100ドルちょっと・・・またもやアローワンスを楽譜に費やしてしまった・・・新しい服とか靴は必要でない限り買うことはないのですが、楽譜と着物(と以前は水着)は誘惑に負けてしまいがちでxxx

再び寒さと戦いながら徒歩30分、クルーホテルに戻り、Calling timeの15:40まで仮眠をとりました。
(アローワンス、使い果たしてしまったので、お昼は抜き)

帰りの便は100席以上空いていたので、とてもリラックスしてサービスできました。
夜間飛行だったので、休憩時間にはコックピットに星を見に。
機長が「真正面に火星が見える」と言うので見てみると、うしかい座の1等星アルクトゥルスでした。
「赤いから惑星だと思った(笑)」と機長。
他にも蠍座の1等星アンタレスなんかも赤く見えるけれど惑星ではありません。
惑星と間違われるほど赤く輝いていたアルクトゥルスは、北斗七星を元に簡単に見つけられます。
北斗七星のひしゃくの柄の延長線上にある最初の1等星がアルクトゥルスで、その延長線を更に伸ばすと乙女座の1等星スピカにあたります。(←”春の大曲線”と呼ばれています。)
4月半ばくらいだと午後8時くらいにこの”春の大曲線”を見ることができます。
惑星といえば、土星(明るさは0等星くらい=1等星より明るい)が、乙女座の1等星スピカのすぐそばにあるので、すぐに見つけられると思います(*^-^*)

アムステルダム到着は翌朝の7時過ぎ。
(この日は飛行時間が丁度6時間で、オランダとの時差も6時間だったので、到着時間の計算がとっても楽でした・笑)
気温はプラス6度(・・・あ、また6)
暖かく感じました(笑) モントリオールとの気温差28度です(O.O;)

赤ちゃん連れのお客様が支度を終えて降りられ、車椅子のお客様を迎える地上職員が到着。
エコノミークラス後方部担当者が客室のセキュリティーチェックをしながら前方へ。
赤ちゃん連れのお客様のお忘れ物が見つかり、私のエリアのお客様だったので、慌てて追いかけ、ゲートを出てしばらく行ったところでお客様発見。
再び飛行機に戻ると機長と副操縦士以外、皆降機してしまった様子で、私も急いで荷物(ギャレーは飛行機の最後方部なので、一番後ろまで)取りに行って、降機。
皆でクルーセンターへ行き、スーツケースをピックアップし、全員と握手して乗務終了。

・・・のはずだったのですが、そこで同僚が1人行方不明であることが発覚。
ビジネスクラスを担当していたマルルークがいないのです。 スーツケースはまだ取り残されたまま。

「直接空港駅から電車で帰ってしまったのでは?」
「でも、彼女のスーツケース、まだあったよ」

ゲートのドアにはセンサーが付いていて、誰も通過しなくなって何分か経つと、自動で閉まり、ロックがかかってしまいます。
もし、彼女がまだ飛行機に残っていたとしたら、ゲートのところで閉じ込められてしまっている可能性が・・・

「最後に降りた人、誰?」
あ、私だ・・・
「私が降りる時は、コックピットの二人しかいなかったと思う・・・」

急に具合が悪くなってトイレにいるかも・・・?
ふと心配になって言ってみると
「それなら誰かにトイレに行くと伝えてから行くでしょう」
まぁ確かに、荷物も見ておいてもらわないといけないしね・・・

パーサーがサービスデスクで彼女の携帯電話番号を教えてもらい、電話をかけてみたけれど電源が入っていないとのこと。
ついにシニアパーサーがゲートまで見に行くことに。

待つこと約30分・・・シニアパーサーが戻って来ました。
彼女、ゲートの外側で立ってたそうです。
トイレへ行っているうちに皆がいなくなり、ゲートの扉が閉まってしまったので、空港警察に電話をしたところ、助けに来てくれると言われたので、扉付近で待っていたら、たまたま通りかかった地上職員が扉を開けてくれた(地上職員とパーサーはゲートの扉の鍵を持っているのです)のだけれど、空港警察の人が来るまで待っていないと申し訳ないと、待っているところだったとのこと。
「同僚達も皆心配して待ってるわよ。」
とパーサーが伝えたけれど、やっぱり空港警察を待つことにした、とのこと。

更に待つこと約30分・・・やっとマルルークがクルーセンターに姿を現しました。
彼女の相棒だったカリーナが
「今度からトイレへ行く時はちゃんと誰かに伝えてから行くようにした方がいいわよ。
それから、今回みたいな時は携帯電話の電源を入れておくこと。何度も電話したのよ。」
と一言。

私は彼女がトイレで倒れてしまっていたりするんじゃないかと心配していたので、なんだか気が抜けてしまいましたが、ま、無事でよかったです(笑)

次のフライトは北京便です。

フライト日記 (Osaka)

2010年12月-2011年1月
(KIX)

久し振りに年末年始に乗務が入りました(*^-^*)

クリスマスから年末年始にかけては、誰だって家族や友達と過ごしたいと思うので、
【前の年に乗務した人はお休み、前の年お休みだった人は乗務】
という決まりがあって、私は本当は数年前からクリスマスand/or年末年始に乗務しないといけないはずだったのですが、
(最後にクリスマスに乗務したのは2008年のドバイ便、年末年始に乗務したのはなんと2004年・・・シンガポールで年越ししたみたいなのですが全然覚えてないxxx)
直前にスタンバイに呼ばれたり、丁度お休暇を頂けたり、いろいろ偶然が重なって、2005年以降毎年子供達と一時帰国して、日本で年越ししていたのでした。

が、今年(もう年が明けたので去年ですが)ついに久し振りに乗務することに。
6年振りの年末年始乗務・・・
(折角なので調べてみたら、前回の2004年のシンガポールでの年越しフライトの前の年末年始乗務はナント15年前で、1995年の東京便・・・12月23日アムステルダム発1月1日成田発の、ナント9日間トリップ(O.O;) そんなフライトがあったんですねぇ←覚えてないxxx)

行き先は、大阪♪
2010年は大阪便のリクエストは1つも頂けなかったので、1年以上ぶりの大阪便でした。

(クリスマスに合わせて子供達と一緒に一時帰国していた)日本から12月29日に戻ってから31日の出発の朝まで、
実は乗務に出ようかどうしようか悩んでいました。
腰の痛みがまだ完全には取れていなかったし、見た目にもわかるくらい腰がぐにゃりと曲がったままだったからです。

乗務は休みたくない・・・けれどもし乗務の最中に痛みが酷くなって仕事ができなくなったら同僚に迷惑をかけてしまう・・・それに、無理したせいで悪化して二度と乗務できない体になってしまったりしたらと思うと怖い・・・

でも、元夫とのLAT relationを解消して、気持ちを新に新年を迎えたいと思っていたので、
乗務を休んでしまったら、子供達と、そして元夫と一緒に和気藹々と年越しすることになってしまうのはどうかと思い、
腰が悪化しないことを神に祈りながら、思い切って出かけることにしました。
制服の下にはコルセットをして。

幸い1泊のスケジュールだったので、荷物は最小限にまとめ(→元旦到着なので、着物を持って行きました・・・というかキャリーバッグの中身は着物だけ)、空港へ。
久し振りに履いたハイヒールが腰に響く・・・バスや電車の中では(座ると余計に腰に負担がかかるので)立ってる様に、という整骨院の先生の指示に従い、空いているのに座らずに・・・

クルーセンターでパーサーに挨拶し、同じギャレーになる同僚達にも、腰が本調子ではないことを伝えていざ飛行機へ!

機内サービスの間は、エプロンの下に腰を補強するベルトもし、常に体勢に注意して、
いつもは行かないOCR (=Overhead Crew Rest)にもちゃんと行って横になり、
無事大阪に到着することができ、ホッとしました(*^-^*)

12月31日アムステルダム発、1月1日大阪着ですから、
年越しは機内で。
離陸後1時間~1時間半くらいに日本時間の新年、
到着前1時間~1時間半くらいにオランダ時間の新年、
・・・と、2回新年を迎えました。

飛行機には特別にシャンパンが搭載されており、
(ビジネスクラス/エコノミークラス両クラス用・・・太っ腹です(◎_◎!)
丁度最初のミールサービスの前に日本時間の新年となりそうだったので、
サービスを中断し、
お客様全員に1グラスずつシャンパン(お子様にはジンジャーエール)をお配りし、
(「カウントダウンまで飲まないで下さいネ」とお願いしながら・・・なんだか”お預け”状態で申し訳なかったのですがxxx)
機内アナウンスでカウントダウンをした後、乾杯!!


新年を祝う特別ビデオも搭載されていて、年明けと同時に放映。
なかなか素敵でした。

私達乗務員も(乗務中ですのでシャンパンではなく)ジンジャーエールで乾杯。
同僚が家から持参したお手製Appelflap(※)も頂きました。

機内での年越しは初めてでしたが、とても印象深かったです。

大阪到着直前に思い出したのですが、
良く考えたら、コックピットで初日の出を見ることができたのに、
この日に限って休憩時間にOCRに横になりに行ってしまい・・・日本行きの便は東に向かって飛んでいるので、まさに真正面から昇る初日の出を拝めたことでしょう・・・残念(T_T)

大阪到着後、Farewellのアナウンスを担当させて頂き、
日本語に続き、オランダ語で
「Hartelijk welkom in Japan! Wij, Japanse stewardessen wensen dat u van Japanse Nieuwjaar gaat genieten. Nogmaals, Gelukkig Nieuwjaar!…in het Japans zeggen we “Akemashite Omedetou!” (日本へようこそ。私達日本人乗務員一同、皆様が日本でのお正月をお楽しみになられますようお祈り申し上げております。改めまして、新年おめでとうございます・・・日本語ではこのように言います、”あけましておめでとう”)」
というアナウンスを入れさせて頂きました。

お客様が皆様お降りになってから、急いで(←到着した飛行機は、清掃が入り、ケータリングの積み下ろし&搭載作業が終わり次第、出発クルーが搭乗し、ボーディングが始まるので)ビジネスクラスのギャレーに集合し、改めて乾杯+別の同僚が作ってきたAppelflapを頂きました。

空港からクルーホテルまではクルーバスで約1時間。
バスの中では、パーサーが皆の為に買って来たピンク色のシャンパンで乾杯しました。


クルーホテルでは、女性スタッフが皆様お着物姿で艶やかでした。
BGMにはお琴の生演奏!高校の100周年記念式典で「さくら変奏曲」を演奏したことを懐かしく思い出しました・・・お琴もまた機会があったら弾いてみたいです。

オランダ人の同僚達はチェックイン後すぐに休んでしまいましたが、元旦なので御夕食のレストランを予約しておいた方がいいと思い、私だけロビーに残りました。
予想通り、ホテルのレストランは予約いっぱい、ホテルの外のレストランは1月3日から営業開始のところが多く梃子摺りましたが、
ホテルのスタッフがいろいろ調べて下さり、御夕食は『がんこ寿司』で頂くことに。

2時間程仮眠を取った後、シャワーを浴びて、着物に着替え、同僚達と夕食へ。
お寿司しかないのかと思ったら、天麩羅もお鍋もあって、それぞれ好きなものを注文し、みんな大満足の様子でよかったです(*^-^*)

帰りにスーパーへ。 
機長が、
「これが美味しいんだよ、知ってる?」
と、からしマヨネーズを大量に買いこんでいて可笑しかったです。
私は(今回唯一持ってきたキャリーバッグは着物でいっぱいで、他の物が入るスペースはほとんどなかったので)友人に頼まれたお茶漬けの素だけを買いました。
(本当は、大好物の『呼吸チョコ』は手荷物に入れることになってもいいから買って帰りたかったのですが、お店が閉まっていて買えませんでした・・・悲)

着物・・・持って行くのも着るのも大変でしたが、予想通り、オランダ人同僚達に喜んでもらえたのでよかった(*^-^*)


行きの便も予想に反して結構混んでいましたが、帰りの便はほぼ満席。
1泊のスケジュールだと仕方がないのかもしれませんが、帰りの便はオランダ人の同僚達は疲れで不機嫌になることが多いです←良くも悪くも正直者のオランダ人(笑)

赤ちゃん連れのお客様からパーサーへ直々の
「バシネットの付いてない席になっているから変えて欲しい」
というリクエスト、
(バシネット付きのお席が全て他の赤ちゃん連れのお客様でうまってる等)どうしても不可能な場合は仕方ありませんが、
バシネット付きのお席の1席が赤ちゃん連れではなかったので、当然変えて差し上げるのかと思ったら、
「床にスペースのある席なのだから、バシネットがなくても床で寝かせれば大丈夫」
と言って変えないらしい・・・(;-_-;)
怒っていなかったお客様もだんだん腹を立ててきて・・・( ̄_ ̄|||)
幸い、バシネット付きのお席におかけだった赤ちゃん連れでないお客様が申し出て下さって、一件落着しましたが・・・ε-(-_-;)ホッ
疲れのせいで、(座席の交換をアレンジするという)一手間をかけたくなくなる・・・という気持ち、わかりますが、面倒でもかえって一手間かけてしまった方が、早く丸く収まって、みんながハッピーということが多いと思います。

毎回毎回、相棒は違うし、お客様も違うし、状況も違うけれど、
とにかくその時その時に自分に何ができるか考えて、できることをできる限りやる。
「やだな~」
・・・と思ったら、思った途端に(何でもないことでも)”嫌な仕事”になってしまうので、
「楽しもう!」
という気持ちを忘れずに・・・!
サービスが終わってからも、何か他にできることはないか常に考えて、探し出して、
できる限りやる。
・・・そう思えているうちは、まだまだ楽しく乗務を続けられるな♪
と思っています。

今年も頑張りますのでよろしくお願いします!

追伸 腰椎捻挫、大分良くなって、普通の速さで歩けるようになり、
    今週から自転車も乗れるようになりました。
    あと3週間、整骨院で治療を受けることになっていますが、
    乗務は立ち仕事なので構わないとのこと。
    (座りっぱなしがよくないみたいデス)
    次のフライトはモントリオール便です。

寺子屋@アムステルダムの子供達

私には、愛してやまない人達が沢山いますが、
アムステルダムの小さな子供向けの日本語教室『寺子屋』で教えていた子供達もそうです。

昨夏、ストレスにより右手右腕に痛みと痺れが出て、ペンも持てない状態になって以来、
乗務の合間にやっていた仕事(→オランダ人対象の日本語プライベートレッスン、オランダ人対象の書道レッスン、子供対象のピアノレッスンetc.)を全てお休みさせて頂くことにし、
寺子屋での講師の仕事もお休みを頂いて早半年が過ぎようとしていますが、
毎週日曜日になるとやはり寺子屋の子供達のことを想います・・・

『好きこそ物の上手なれ』
4~5歳の小さな子供達のクラスを担当していた私は、
まずは日本語は楽しいと思って欲しい、日本語を好きになって欲しい、
ということを最優先し、
手遊び歌や折り紙など、遊びながら日本語を覚えられるものを積極的に授業に取り入れて、子供達と本当に楽しい一時を過ごさせて頂いていました。

だから今でも、本やインターネットで子供が喜びそうな遊びの記事があると、ついつい目がいってしまいます。
みんな楽しく頑張ってるいるかしら・・・と想いながら。

今年は先月の初めに元夫とのLAT relationを解消したこともあって、
毎年家族写真で作っていた年賀状に元夫を入れるか否か悩んでいるうちに年賀状用の写真撮影が遅れ、
その為年賀状の作成依頼(いつも日本の、小学校時代の同級生が営むカメラ屋さんにお願いしています)も遅れ、
年末にようやく仕上がったものの、
腰椎捻挫(現在治療中)で長時間椅子に腰掛けることができず、結局年賀状は(例年は400枚手書きで出していたのですが)メールに添付して一斉送信させていただくことにしてしまいました。

ところが今日、寺子屋の生徒さんからお手紙が届いたのです。
「げんきになってね みさえせんせい がいあ」


涙が出ました(>_<。。。
なんて愛おしいのでしょう(>_<。。。
子供達にはもうとっくに忘れられてしまっているだろうと思っていました(>_<。。。
嬉しかったです、本当に・・・ありがとう、ガイアちゃん(>_<。。。
(みかさん、お心遣い、感謝します(>_<。。。)

すっかり遅くなってしまったけれど、腰が痛かろうが何だろうがせめて寺子屋の子供達の分はちゃんと書いて年賀状を出そう!と決心、さっき書き終えました。 明日投函します。

離婚して以来ストレスが原因の体調不良が続いているので、この先、講師の仕事に復帰できるかどうかわからないけれど、
ご縁あって出会えた寺子屋の教え子達のことは、これから先もずっと想い続けることでしょう。
みんな、がんばれ!!

(追伸: 年末年始のフライト日記も少しずつ書き進めていますが、時間がかかりそうです・・・(^^ゞ)

(追伸その2 ひかるくんから、お母様の手作りの素敵なカードが届きました(>_<。。。)

ひかるくん、ありがとう(>_<。。。
(あゆみさん、ありがとうございます(>_<。。。)

大阪より愛を込めて・・・新年あけましておめでとうございます

12月31日にアムステルダムを発ち、1月1日に大阪に着きました。
今、乗務で大阪にいます。
といっても明日(日本時間ではもう今日ですが)オランダに戻るのですがxxx

今年は機内で(日本時間とオランダ時間の2回)年越しをしました。
仕事納めと仕事始めが日本路線だなんて、こんな幸せなことはありません。
(詳しくはオランダに戻ってからフライト日記に書きますネ。)

日本の家族や友人達にと書き始めたブログでしたが、今は沢山の人が読んで下さってる・・・心のこもったコメント、いつも感謝しています。 ありがとうございます。 
今年もよろしくお願い致します。

新しい年が、皆さんにとって良い一年となりますよう、お祈りしています。

フライト日記 (Cape town)

2010年12月
(CPT)

約2年ぶりのケープタウン。
今回初めてフライト先に友人を連れて行きました。

リポーティングタイムは午前8時50分。
いつもは(マリアの学校の送り迎えの時間を考慮して)午前10時以降リポーティングのフライトをリクエストしているのですが、
12月25日に日本で予定されていたピアノ仲間のクリスマス会(=夜通しピアノを弾いて過ごします♪)に参加する為のスケジュール調整の為、
贅沢は言っていられません。

機種はボーイング777-200。
担当はエコノミークラス。 (←こちらも今回スケジュール調整でビジネスクラスでアサインされる便はなかった為)

社員割引制度の内容は会社によって異なり、私達の場合は、配偶者(オランダでは結婚していなくても同棲証明があれば配偶者と同じ扱いになります)と子供は自分達と同等の社員割引がきき、親兄弟はじめ他の親戚や友人には、コンパニオン・チケットというのを利用できることになっています。
このコンパニオン・チケットというのは、社員と往復共に同行する場合に限り、社員と同様の割引になるチケットで、1年に4枚まで購入できることになっています。

今年は、このチケットを使って、一時帰国時に、スペイン在住の友人を一緒に日本に連れて行ったり、また、10月に両親をオランダに連れて来たりした訳です。

社員と往復共に同行・・・というのは、私は乗務でも乗客として乗ってもどちらでも構わないのですが、
日本路線以外のフライトに誰かを連れて行ったのは初めてで、少しだけドキドキしました。
というのも、万が一満席の場合は乗れませんので、空港まで行って結局一緒に出発できなかったり、あるいは、帰りの便が満席だと、現地に置き去りにすることになってしまうからです。

オランダ在住の友人T子さんとは、午前8時にスキポール空港で待ち合わせをし、彼女のチェックインを済ませ、私はクルーセンターへ。

3泊5日のフライト、コンパニオンを連れていたのは私だけではありませんでした。
一人の同僚は彼氏を、もう一人は息子さんとその友人、連れて来ていました。
ブッキングは満席・・・スタンバイが4名・・・

どうなることかと心配しましたが、ノーショウ(=予約しているにもかかわらず、キャンセル通知もなく現れないお客様の こと)があり、T子さんはビジネスクラスにお席を頂くことができました。 私がビジネスクラス担当でなかったのは残念でしたが、美味しいお食事とワインを楽しんで頂けたようでよかったです。

行きの便には、Ferry Corsten(http://www.ferrycorsten.com/)というオランダの有名なDJが乗っていらして、ケープタウン到着後すぐにお仕事されるとのことで、
ご招待頂いた私達は、約11時間の乗務の後、クルーホテルで着替えてATMOSPHEER(http://www.atmospheer.com/)というクラブへ。
クラシック以外の曲はあまり聴かないのですが、どんな音楽も元はクラシック音楽だと思うと結構楽しめました。 

ホテルに戻ったのは明け方。
翌日から観光!と思っていましたが、お昼まで休み、ランチはWaterfrontで。
食後はWaterfrontを散策し、お土産類を先に飼ってしまってから、ホテルに戻って最上階のプールとサウナへ。
ここの景色が本当に素晴らしいのです・・・!

夕方、パーサーからCamps BayのParanga(http://www.paranga.co.za/)というカフェレストランでこれから飲むという連絡が入り、T子さんとタクシーで向かうと、他の同僚達も丁度Camps Bayでお茶していたのでジョイン。

ホテルに戻り、ホテルのパーでクルードリンクの後、夕食は同僚お薦めのレストランAubergine(http://www.aubergine.co.za/)へ。
お食事もワインもとっても美味しかったのですが・・・かなり予算オーバーxxx

翌日はホテルの朝食ビュッフェからスタート。
大変ゴージャスなビュッフェで、ささやかながらお寿司やお味噌汁もあります。

朝食後、オランダ人の同僚のタマラも加わって、クルーホテルのすぐそばから出ている巡回観光バスHop On-Hop Off(http://www.citysightseeing.co.za/)に乗り、市内観光を楽しみながらテーブルマウンテンへ。
強風の為ケーブルカーが運行されておらず、頂上までは行かれませんでしたが、中腹からの景色も大変素晴らしかったです。
そのままバスでWaterfrontへ。 そこでランチした後、ロベン島へ渡りたかったのですが、こちらも強風の為、船が運行を見合わせてました。
諦めてホテルへ戻り、T子さんがお昼寝している間に私は再びサウナへ。 サウナ、本当はあんまり好きではないのですが、なんたって景色が良くって。

この日の夕食はホテルで。
夕食後はレストランのピアノを弾かせて頂きました♪

次の日は朝8時スタートのツアーに参加。
ペンギンが目的のツアーでしたが、アザラシにも会え、とんでもなく強風の喜望峰も素晴らしく、大満足。
ペンギンは予想以上にラブリーでした→http://www.youtube.com/watch?v=3_ZX8hbnxoI

ツアーの帰りにまたまたWaterfrontに寄り、ランチした後、私は夜の乗務に備えてホテルへ戻って仮眠を取りました。 T子さんはWaterfrontに残り、ロベン島渡航をトライするも今度は満席で乗れず、大西洋とインド洋の生き物を扱う水族館へ。

ホテルで夕食後、支度をして、出発までの時間、また30分くらいピアノを弾きました。
お食事中のお客様に
「心地の良い音で、すごくよかった、ありがとう」
とおっしゃって頂き、嬉しかったです(*^-^*)

空港へ向かう前に、ホテルのクリスマスツリー前で集合写真を撮りました。

空港に着くと、他にもスタンバイの人々が・・・
スタンバイのうち全員が乗れない場合、チケットの番号が良い順にお席を頂ける事になっていて、通常の社員割引チケットの番号は入社年+115、コンパニオン・チケットはそれに更に150加えた数字になり、数字が少ないほど番号が良い、ということになります。
結局、同僚の息子さんのお友達だけが乗れないことになり、一人残すのは可哀想だと息子さんも残ることに。

T子さんはラッキーにも帰りの便でもビジネスクラスのお席を頂いて、ゆっくり休んで帰られ、本当によかったです。

私のお薦めの街の一つケープタウンに友人を連れて行くことができて嬉しかったです。
他にもお薦めのフライト先があるのに、コンパニオン・チケットが1年に4枚しか使えないのが本当に残念・・・!

オランダも大雪で飛行機がキャンセルに・・・

大雪による空港閉鎖や欠航でいろいろありましたが、なんとか無事帰国できました。

12月17日(金)、子供達の学校が終わり次第空港へ向かう予定でしたが、
雪がますます酷くなってきた為、マリアを午後1時半にお迎えに行き、予定よりも1時間早くユトレヒトを出発。
電車は既に運行を取りやめてしまっていたので、丁度北京への乗務が入っていた元夫の車に同乗させてもらいました。
通常なら30~40分で着くところ約2時間かかって午後4時に空港到着。

ヨーロッパ路線が全てキャンセルになっているとのことで、
クルーセンターは待機中の同僚達でごったがえし、ブルーだらけ(←制服の色)になっていました。

パーサーと機長に挨拶してから、子供達と一緒にチェックインしに行くと、
出発ロビーもものすごい人人人・・・

予定していた東京便KL861便の前の東京便KL863便が(←11月より週末は1日2便東京便が飛んでいるのです)、4時間遅れで(=ほぼKL861便の定刻出発時間に)出るらしいと聞き、変更を試みたのですが、
電話で予約変更しないと駄目とのことで、この大混乱の中、電話は当然つながらず、諦めて予定通りKL861便にチェックイン。

いつもは手荷物だけで帰国していたのですが、今回お土産やプレゼントで機内持ち込みの重量制限をオーバーしてしまっていたので、
(この大混乱の中、行方不明になってしまうのではないかと非常に不安に思いつつ)スーツケースを預け入れ、クルーセンターへ戻りました。
861便のクルーがクルーセンターにいる限り出発はしませんので、
彼らがブリーフィングへ向かうのと同時に空港へ戻ることに。

キャンセル便やディレイ便のクルーの為に、サンドウィッチやジュース、クッキーなどが配布され、いつもは有料のコーヒーや紅茶、スープなども特別に無料になっていました。
子供達も丁度お腹が空いた頃だったので助かりました。

午後7時過ぎ、
「出発時間午後8時45分に決定!ゲートはE17!」
との連絡が入り、クルーはブリーフィングルームへ、私達は空港へ。

パスポートコントロールを経て、E17番ゲートに着くと、クルーがまだゲート前に。
クルーも乗客も揃っているのに、飛行機がまだ到着していないとのこと。
この天候で到着できなかった飛行機も多く、その為に機材不足になっていたのかもしれません・・・

しばらくしてアムステルダム日本語補習授業校のマリアの同級生のお母様から
「大雪警報が出ている為、明日の補習校は休校」
との電話連絡が・・・
今日中に出られないと、明日はますます出られなくなるかも・・・?!

待つこと1時間強、午後8時40分過ぎ、E24にゲートチェンジの連絡。
同時に、元夫から
「北京便は約3時間ディレイでようやく出発できそうだ」
というsms。
今は雪も止んでいるし、どんなに遅れてもいいから、とにかく出発できれば・・・!
と祈りつつ、E24番ゲートに移動。

間もなく、出発時間が午後10時に変更とのアナウンス。
飛行機も到着し、クルーも乗り込み、搭乗準備を始めた頃、元夫から
「北京便は現在de-ice中」
というsms。
(↑ de-icingの正しい日本語訳が定かではありません・・・アンカレッジ経由時代の日本語アナウンスブックには「凍結防止剤の散布」とあるのですが、先日アナウンスを担当なさっていらした先輩は「融雪作業」という単語をお使いでした・・・辞書で調べると同じ意味のようなのでどちらでもいいのかしら・・・???)

続けて、
「北京便は乗客の荷物を搭載しないまま出発する」
というsms・・・私達の荷物も置き去りか・・・?!という不安がよぎると、
「万が一、荷物がオランダに取り残されていたら僕が引き取っておくから」
というsms。 彼の優しさに感謝。
(今月の新月の日、子供達の為にも良い関係でいられることを祈りながら、約1年半試みたLAT relationを終わらせ、最初の数日は彼から「上手くいっていたのに何故?」というsmsが何通も届いていたのですが、わかってくれたのかな・・・今は、まさに私が望んだような、穏やかな、お互いを思いやる関係になってきている気がします。)

北京便が無事飛び立った頃、
突然、欠航決定のアナウンスが・・・耳を疑いました。
クルーも飛行機に乗り込み、搭乗準備は整っていたはずなのに・・・
「これから出発したのでは、de-iceの作業時間を入れると、乗務員の就業時間をオーバーしてしまう」
という理由を機長がアナウンスしていました・・・通常なら交代要員を呼んでクルーを増員すれば飛べたのではないかと思いますが、この雪でそれもかなわなかったのでしょう。

「預けた荷物はこのままお預かりします。 明朝6時以降、次の便の再予約時に荷物の引換券の番号を空港職員にお伝え下さい。」

仕方ありません。
着の身着のまま、飛行機には乗っていないけれどパスポートコントロールで再びパスポートにスタンプを押してもらい、スキポール空港駅へ。
時間は既に午後11時をまわっていました。
プラットホーム前の電光掲示板には何も表示が出ていません。
インフォメーション前に集まる大勢の人々に混ざって、駅員の話に耳をすますと
予想通り、
大雪の為、電車は全線不通、バスも運行停止中とのこと。

タクシーでアムステルダムの街に出るか・・・出たところでホテルは満室でしょう(ヨーロッパ路線は全路線午前中からキャンセルになっていましたから)

初めて空港で1泊することに・・・

見知らぬ人々と一緒に空港のロビーで横になるのはちょと怖いな・・・と思って、
子供達と3人でクルーセンターへ戻ってみました。

静まり返ったクルーセンター。
1階(=日本で言う2階)で、ソファーやテーブルに残されていたサンドウィッチやジュースを明日の朝食用に集め、いつもスケジュールチェックに使うコンピューターで翌日の便に予約を変更し、両親に欠航になったことをメールで知らせました。

ここのソファーで休んでもよかったのですが、ここは朝6時には早朝便に乗務するクルーでいっぱいになるので、2階(=日本で言う3階)に1つだけあるソファーで休もうと上がってみると、
そこには既に(やはり自宅に帰ることができなかったらしい)他の同僚3人が横になっていました。
どうしようかしら・・・と思ったら、ユニットマネージャーの部屋の前で子供達が手招きしています・・・そういえばここにもソファーが1つあったんだった♪ 私達はそこで眠ることにしました。

半円を描いたデザインのソファーの中央に私が座り、左にミハーリ、右にマリアがそれぞれ頭を私の腿に乗せて横になって・・・
当たり前ですが、夜になると暖房は消されてしまうのですネ、かなり寒かったのでコートは着たまま、フードもかぶって休みました。
時間は午前0時を回っていました。

ユニットマネージャーは午前8時には出勤してくるから、その前には起きて別の場所に移動しないと・・・と思って時計を気にしながら寝ては起き寝ては起きしていたのですが、
よく考えたら週末は彼らは出勤しないことを朝になって思い出し、午前9時くらいまで子供達を休ませて、
昨日のサンドウィッチを朝食に頂いた後、チェックインの為出発ロビーに行くと、
昨日に増してものすごい人・・・
もう少ししてから出直した方がいいかと一旦クルーセンターに戻って、2本ある東京便のうち出発の早い方のKL863便のパーサーの出勤を待ち、挨拶してから再び出発ロビーへ。

この作戦は大失敗でした・・・混雑は増し、まるでデリーの空港のようなカオス状態・・・
スキポール空港は幸いにも3つのターミナルが1つにくっついていて歩いて移動できるようになっているのですが、
東京便のチェックインカウンターのある第2ターミナルから、列は第3ターミナルまで続いていました。

第3ターミナルまでは外を回って行くよう指示があり、出発ロビーは外も大混雑ですごいことになっていたので、1階下の到着ロビー経由で第3ターミナルへ。
エレベーターで出発ロビーへあがると、エレベーター前も人でいっぱいでエレベーターから降りられない状態・・・エレベーターに乗っていた人の一人(一番体の大きなオランダ人男性)が大声で訴えてくれてなんとかスペースができ全員エレベーターから降りることができましたが、その直後にそのエレベーターは故障してしまいました。

まわりはとにかく人人人・・・ターミナルが全て人で埋め尽くされている感じでした。
ミハーリが
「まるでアトラクションのない遊園地みたい・・・」
と言っていたのが言いえて妙でした。

第2ターミナルから続く横幅100m以上ありそうな太い列の途中にロープがはられ、
警備員がそこで、時間をおいて30人くらいずつ前に進ませながら、
「チケット購入者は左側、チェックインは右側に並んで下さい!」
と叫んでいます。
それを聞いた乗客達が
「そんな中途半端な所で言われても移動できない。列の最後尾で言わなきゃ無意味だ!」
「最後尾の人達に聞こえるようにメガホンを使え!」
と叫ぶ・・・
私達は運良く正しい側にいたけれど、間違った側にいる人達は移動したくても確かに動けない・・・

私はとにかく子供達とはぐれないように注意しながら、順番に従い、あるのかないのかわからない列に並び、人の流れに合わせて前に進み、子供達とは楽しい会話を心がけ、そうしているうちにチェックインカウンターまであと4人という所まできたのですが、
ここでも(昨日もいましたが)平気で割り込みする人が・・・いるんですよね、必ず(溜息)・・・

チェックインを済ませ、前日預けたスーツケース3つ分の引換券の番号を伝え、ゲートへ向かいました。

ゲートには、もともとこの日に予約していた乗客の他に、私達同様、前日の欠航便から変更してきた乗客と、この日キャンセルになった大阪便の乗客が集まっていました。
社員割引利用の私達は空席がないと乗れないので、最後までドキドキでしたが、お席を頂くことができ、飛行機に乗り込むと日本人乗務員のJ子さんが乗務していらしてビックリ。 J子さんは今年入社されたばかりなのに、もう何度お会いしたでしょう・・・本当にご縁があります(驚)

離陸前にde-ice作業があり、(以前、de-icingしている間に吹雪になって空港閉鎖・・・ということがあったので)再びドキドキしながら待ち、夕方4時過ぎについに離陸できた時は密かに感激していました。

窓の下は一面真っ白・・・日が暮れかかって明かりが灯り始めたアムステルダムの街並みは幻想的で、それはそれは美しかったです(◉ˇ◡ˇ◉)

機内ではいつもは映画三昧なのですが、流石に疲れていたので、映画は『インセプション』と『食べて、祈って、恋をして』だけ観てずっと休んでいました。

成田到着はお昼頃。
不安が的中し、スーツケースは届いていませんでした・・・
他の大勢のお客様と一緒に紛失届けの手続きをしてからようやく実家へ。
スキポール空港の職員もでしたが、成田空港の地上職員の皆さんも、大変そうでした・・・

予定より一日遅れでしたが、無事帰国でき、荷物も、すぐ後の東京便に搭載されていたと成田空港から連絡を頂き、
あぁよかった・・・!!とホッとした途端、またもやギックリ腰をしてしまいましたxxx
今年3回目・・・(涙)

いつもなら、連日2つ3つと予定を入れて忙しく過ごす日本ですが、
今回は、お正月を前に”寝正月”状態で、毎日過ごしています。
できれば今週中、遅くとも29日には治ってオランダに戻らないと・・・
(↑ 31日から大阪便乗務なので)

クリスマス週間+一時帰国

ケープタウンへの乗務から戻った翌日から、朝8時にマリアの小学校でクリスマスソングと賛美歌のピアノ伴奏をしていました。

曲目は・・・
きよしこのよる、Er is een kindeke geboren (※)、もみの木、あらののはてに、Kling klokje klingelingeling (※)、Happy Xmas “War is Over” (John Lennonの曲)、Midden in de winternacht (※)、De herdertjes lagen bij nachte (※)、ジングルベル、Feliz Navidad (スペイン語のクリスマスソング)
(※ 日本語のタイトルがわかりません)
・・・の10曲。
クリスマス週間の朝、子供達&保護者・先生方と一緒に歌いました。
他の保護者の有志がベースギターやコンガ、マラカス、タンバリンなどを合わせてくれて、とても陽気で楽しい演奏となりました♪
子供達に喜んでもらえたのが何より嬉しかったです。

昨晩は小学校のクリスマスディナーがあり、子供達はそれぞれ何か1品持ち寄って、学校で夕食。
ドレスやスーツを着た子供達、可愛かったです。
マリアは、私のフラメンコ用のスカートを自分でドレスにアレンジして着て行きました。
(私は昨晩もピアノ伴奏があった為、マリアの写真を撮りに行けなかったのですが、ボーイフレンドと一緒に写真を撮ったらしいので、それが手に入り次第アップしますね)

今日が学校最終日、明日からクリスマス休暇に入ります。
学校から戻って空港へ直行すれば東京便に間に合うので、今日の便で一時帰国予定です。
ただ、ものすごい雪なので、空港までの道が渋滞して間に合わなくなる可能性もあるかもしれません・・・
また、雪のせいでフライトがキャンセルになる可能性も・・・
無事帰国できますように・・・!

ケープタウン便のフライト日記もできるだけ急いで書きますネ。
あ、写真と動画だけ先にアップしましたので、左手のリンクから見にいって下さい・・・ペンギンのビデオ、可愛いですよ~(*^-^*)