月の光

 
大切な友人が「好き」だと言っていた曲
ドビュッシーの『月の光』 やや欠け月
に、BGMを変えてみました。
 
聴きながら(あるいは弾きながら)目を閉じると、いろいろなイメージが瞼の裏に浮かんできます。
例えば・・・
森の中を月の光を頼りに歩いていくと、突然、森が開けて、目の前に広大な草原が現われる
心地よい風が吹き、その風に草原が月の光に照らされながら波打つように揺れる・・・
とか・・・
曲の最後の方は、だんだんと空が白んできて、月が空に吸い込まれるように消え行く・・・
というような・・・
 
気持ちよく感情移入できるので、私も大好きな曲の一つです。
 
ところで・・・聴きながら(あるいは弾きながら)よく思うのですが、この曲の"月"ってどんな"月"なんでしょう???
三日月 (三日月)? 半月 (半月)? 満月 (満月)?
私のイメージでは、どういう訳か "二十六夜月"(←夜明けが近付いて、夜の色がだんだんと青紫色になってくる頃に上ってくる、三日月とは反対側が欠けた薄~い月)なんですが・・・
皆さんはいかがですか???
 

オランダの都市伝説?

 
先日インターネットで、『白バイ追跡で転倒 少女が死亡』というニュースを読んで、子供達に
「日本で、ヘルメットをかぶらないで2人乗りしていたオートバイが倒れて、後に乗ってた女の子が投げ飛ばされて、後ろから来たトラック(←大型タンクローリーというのは多分まだわからないので)に轢かれて死んじゃったんだって・・・大きくなってオートバイに乗る時はちゃんとヘルメットかぶらないとダメだよ」

と話したら、ミハーリが、オランダでも、2人乗りのオートバイの事故があったんだよ・・・と、こんな話をしてくれました。

18歳くらいの男の子と女の子がオートバイに2人乗りしていて、
男の子はヘルメットしてたんだけど、女の子はしてなくて、
時速180kmくらい出してたので、女の子が怖くなって、
男の子に「もっとゆっくり走って」って頼んだんだけど、
男の子は「できない」と言う。

(↑ え??なんでたらーっ(汗)・・・とちょっとムカつく私)
そして女の子に「僕のこと好きだって言って」と頼む男の子。
「好きよ」と答える女の子。
相変わらず時速180kmで走りながら「僕にキスして」と頼む男の子。
男の子にキスする女の子。
(↑ よそ見しているうちに事故に遭うのか?とハラハラしながら聞いている私げっそり)
「じゃあ、僕のヘルメットを取って、君がかぶって」と男の子。
女の子が彼のヘルメットをかぶった後にオートバイが転倒。
男の子は亡くなり、女の子は命を取りとめた・・・
警察の調べで、オートバイのブレーキが故障していたことが判明。
男の子は走行中にそれに気付き、女の子を助ける為に自分のヘルメットを彼女に譲ったと思われる・・・

というお話。 

最初から2人ともヘルメットをしていたらよかった・・・ということではあるのですが、
もし本当に男の子が女の子を助ける為に自分のヘルメットを譲ったのだとしたら、
最後に「好きだと言って」とか「キスして」とか頼んでいる時、どんなに切なかったでしょう・・・
そう考えたら、ちょっとウルッ・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)としてしまいました。

 
久しぶりに感動したので、是非他の方々にもこの感動を伝えたい!と思って、mixiというSNSに書いてみたら、
「感動したぴかぴか(新しい)」というコメントと、
「(バイクで走行中に話などできないし、バイクのブレーキの構造上)こんな話はあり得ないちっ(怒った顔)」というコメントの、
全く異なる2種類のコメントが寄せられて・・・
同じ話を聞いて(読んで)も、人によって注目する箇所が違い、
注目箇所が違うと、人によっては不信感/反感が先立ってしまって感動できないのですね・・・
(ちょっぴり残念でしたが)勉強になりました。

ミハーリも、学校で人伝に聞いた話のようなので、手元にそのニュースの記事がある訳でもなく、100%実話だとは申し上げられないのですが、
ミハーリが伝えたかったのは、 "事故"のことよりも(男の子の「女の子を助けたい」という)"想い"。

「男の子は自分だけヘルメットをかぶって、女の子にはかぶらせないで、それでバイクに乗ってスピードを出したりしたのは悪かったけど、
ブレーキが効かないとわかった時に、ヘルメットを女の子に譲ってあげたのはスゴイことだ」
ということだったはず。

聖書(ヨハネによる福音書)に
「人がその友のために自分の命を捨てること、

これよりも大きな愛はない」
という言葉があります。
ミハーリが通っている中学校はカトリックの学校。 彼の学校の友人達がこの話を聞いて素直に感動できたのは、そういうバックグラウンドも関係しているのかもしれません。
 
例えニュースが事実でなかったとしても、"男の子が女の子を助けようとした"という部分に素直に感動できるということは "子供の心の成長"にものすごく大切なんじゃないかと思うので、
オランダの中学生の子供達の間で、こういう話がされていること、素晴らしいな・・・と思いました。

フライト日記 (Osaka)

2008年9月
(KIX)
北京便のスケジュールは1泊3日で往復した後5日間のオフ。
50%で乗務している私の場合は、トリップ・サイクル(=フライトに出ている日数+フライト・リーブの日数)が2倍になる為、
(3+5)x2=16・・・つまり、3日乗務に出た後のお休みが16日間あるはずだったのですが・・・
北京から戻って5日目、会社から電話が入り、フライト・リーブ中でしたが
急遽、大阪便に乗務することに。
日本人乗務員の人数が足りないから、とのこと。
(北京便のフライト日記にも書きましたが)日本人乗務員の人数が不足していることは聞いていたので、北京に乗務に出る前に、スケジューラーに
「日本人乗務員が必要なら、リーブ中でも呼んで構いません」
と伝えたばかりでしたが、人数が不足しているのは東京便だけだとばかり思っていました。
空港に到着すると、丁度日本人の同僚達が到着したところでした。
大阪便の同僚はたった一人だけ・・・機内通訳として乗務するとのこと。
まさか大阪便も日本人乗務員が足りていなかったとは・・・(-_-;)
機種はボーイング777。
(ビジネスクラスとエコノミークラスの両クラスを臨機応変に手伝えるよう)機体の真ん中にあるエコノミークラス前方のギャレーにアサインされました。
幸い満席ではなく、また、たまたまヨーロッパ人のお客さんが多かった為なんとかなりましたが、もし私が乗務していなくて、日本人同僚が一人で乗務していたとしたら・・・
きっとものすごく大変だったと思います・・・(-_-|||)
大阪滞在中はいつも通りのスケジュールで、仮眠後、オランダ人同僚達と一緒に買い物、クルードリンク、夕食(=いつもの牛鍋)、カラオケを楽しみました。
翌朝もいつも通り、Callingの1時間前起床、Callingを受けてすぐチェックアウトし、朝食をいただきました。
日本のホテルでは(当然のことながら)和食がいただけるので嬉しいです。
3回もおかわりしてしまいました←食べ過ぎ(^^ゞ
「( ̄□ ̄;)!! ・・・コーラにミルク入れてるの???」
とお向かいに座っていたシニア・パーサーに驚かれながらアイスコーヒーを飲んでいると
ジュニア・パーサーのジェラルド(←オランダ人とイギリス人のハーフで、英語がとても美しい)が
「おめでとう!」
と言って頬に3回キスキス
(↑他のヨーロッパの国々では”挨拶のキス”大抵2回だけなのですが、オランダでは3回します)
「misae! あなた今日、誕生日なの?」
と他の同僚達も次々キスしに来てくれました。
ホテルのレストランの中だったので、ちょっと恥ずかしかったですが、とても嬉しかったです。
オランダで迎えるはずだった今年の誕生日、急に大阪便に乗務することになったお陰で日本で迎えることができました誕生日
まるで会社からのプレゼントのよう???
誕生日だから・・・ということで、離着陸時にコックピットに座らせていただきました。
(オランダでは誕生日の本人が友人達にいろいろご馳走したりすることになっているので、)ミールサービスの後、用意しておいたシフォンケーキを切り分けて、同僚達に配りました。
帰りの便には日本人乗務員が通常通り3名(←私を入れたら4名)乗務していたので、サービスはスムーズだったのですが・・・
ビジネスクラス担当の日本人の同僚(大先輩のHさん)が休憩中、ビジネスクラスのギャレーに一人残っていたオランダ人の同僚が思いもよらぬことを報告しに来ました。
なんでも、彼女がちょっと目を離している隙に、ビジネスクラスの日本人客(男性)が、カバンを持ってギャレーにやって来て、ビジネスクラスのお客様全員用に用意してあったスナック菓子を、ごっそりそのカバンに詰め込んでいるところを目撃してしまった・・・( ̄□ ̄|||)!!!
というのです。
目撃されたそのお客様、お菓子がごっそり入ったカバンを抱えて、何食わぬ顔で座席に戻って行かれたとのこと・・・
「日本人がそんなことするなんて思わなかった。 ホント驚いた。」
と、そのオランダ人同僚・・・私もビックリしましたよ~(;-_-)
エコノミークラスの後方のギャレーでも
「なんだかお菓子(←エコノミークラスのギャレーにもお客様全員用にお菓子が用意してあります)が異様な減り方をしてるんだけど・・・(- -?)」
とオランダ人の同僚から言われたばかりxxx
イギリスに留学していた頃、日本の文化を説明する機会があって、確か
「『遠慮すること』と『恥じること』が、私が誇りに思う日本の文化です」
・・・と話したような気がします。
自分以外の人のことを気遣って『遠慮すること』
自己中心的な行いを『恥じること』
これらはもう日本の文化ではなくなってしまったのでしょうか・・・
なんだかとても恥ずかしかったです。
アムステルダム到着後、お客様がお降りになった後のビジネスクラスで、荷物を整理(=エプロンやキャビンシューズを片付けたり・・・)していると
いつの間にか同僚達全員がビジネスクラスに集合してる??
そして間もなく歌が始まりました・・・
Er is er één jarig, hoera!, hoera!,
dat kun je wel zien: dat is zij.
Dat vinden wij allen zo prettig ja!, ja!
,
en daarom zingen wij blij.
オランダの誕生日の歌です♪
プレゼントも頂きました=機内に搭載してあるミッフィーのよだれかけ(←カード代わりに同僚達みんなの名前とメッセージが書かれていました(笑))とかわいいパンダのぬいぐるみ・・・大切にします!
幸せなスケジュール・チェンジと、素敵な同僚達に、心から感謝♡ 

フライト日記 (Peking)

2008年8月
(PEK)
 
北京便のリポーティング(=出社時間)は16時55分だったのですが、前日に会社から
「リポーティングが15分早まりました」
との電話が・・・
オリンピックも閉会したのに、一体どうしたのかしら・・・
と不思議に思いながら、少し早めに空港に向かいました。
 
16時にはクルーセンターに到着。
ブリーフィングまで時間があったので、日本人CAのスケジューラー(=スケジュールを作成する人)のオフィスへ。
どうしてかと言いますと・・・
7月に東京便に乗務した際、帰りの便に(通常3人乗務しているはずの)日本人CAが2人しか乗務しておらず、夏休み中に一時帰国した際には
「日本人CAの人数が足りず、日本人が一人も乗務しない便もある」
と聞いてビックリ。
北京便の前日にあった、会社の客室乗務員の意見交流会で
「機内サービスを改良する為には、まず、"普通のことをきちんとこなす"ことが大切だ」
と話す上司に
「東京路線で、日本人CAが足りない為に、日本人が一人も乗務しない便があると聞きました。 日本路線に日本人CAが乗務して、日本語でアナウンスを入れたり、英語をお話にならない日本人のお客様とオランダ人の同僚との橋渡しの役目をしたりするのは、日本路線では"普通のこと"のはず。 それができていないのは問題なのでは? 東京ベースの日本人CAが足りないのなら、どうしてオランダベースの日本人CAを登用しないのですか?」
と質問したところ
「全くだ。 是非、日本人CAのスケジューラーに、その旨伝えてみて欲しい。」
・・・と言われたからです。
 
日本人CAのスケジューラーに
「日本人CAが足りない便があったら、リーブ(=フライトの後のお休み)中でも構わないので、フライトを付けて下さい。」
と頼んだ後、パーサーに挨拶に。
リポーティングが早まった理由を聞いてみると・・・この日、パラリンピックの選手団がお乗りになる為、車椅子の数が多く、搭乗に時間がかかりそうだったから
とのこと。
 
ブリーフィングでは、パーサーが、過去に起こった航空機事故の新聞の切り抜きを見せながらフライト・セイフティーについて話し合いました。
何十年もの間、新聞の切り抜きをファイルしているパーサーにも感心しましたが、過去からつい最近の事故まで、写真を見ただけで事故が起こった場所と航空会社名を次々当てていたオランダ人同僚が一人いて、彼女にもいたく感心しました。
 
機種は、ボーイング747-400。
担当は、ビジネスクラスの2階席。
相棒は、中国人CAのクリスティーナ。
 
エコノミークラスは、ヨーロッパ各地からのパラリンピックの選手団とそのコーチ陣で混んでいましたが、
ビジネスクラスは、特に2階席は車椅子では上がれないこともあり、乗客数は24席中11席とさほど混んでいませんでしたので、
クリスティーナと相談し、一人がドリンク・サービスをしている間に、もう一人がお食事のチョイスを伺ってオーブンとミール・トローリーの準備をすることに。
ミール・サービスの主菜をお出ししたところまでは、大変スムーズにいっていたのですが・・・
何を思ったかクリスティーナが急に
「到着前のサービスのミール・トローリーを上に上げておくね!」
と言って1階に降りて行ってしまった・・・( ̄□ ̄|||)
1階もまだミール・サービスの途中だというのに、こんな時にトローリーの入れ替え作業などしたら、他の同僚達の迷惑になるばかり・・・
(↑次のサービス用のミール・トローリーは1階ビジネスクラスのギャレーにあり、トローリー用のエレベーターは2階ビジネスクラスへの階段の下にあるギャレーにあって、エコノミークラスのサービスが終わっていない時にトローリーを移動させたりエレベーターを使用するのは、1階で乗務している同僚達にとって非常に迷惑なことなのデス)
それに、ビジネスクラスだってまだミール・サービスの途中ですxxx
お客様がお食事を終えられたら、トレイをお下げしないとならないし、それまでにデザート・トローリーの準備もしなければならないし。
早く帰ってきて~~~(^_^;)
と思っていると、クリスティーナが内線で
「エレベーターが壊れていてトローリーを上げられないから、トレイだけ持って上がるね!」
「そんなことより先に、まずは主菜をお出ししたところで中断しているミール・サービスを終わらせちゃいましょうよ・・・」
と言う前に電話を切られてしまい、間もなく、次のサービスのトレイを数枚持ったクリスティーナに続いて、パーサーもトレイを持って登場。
ギャレーのワーク・トップの上に無造作にトレイを置いてあっという間にまた下に降りて行ってしまったクリスティーナ。
パーサーに
「実は、私達、まだミール・サービスの途中なの・・・(^^ゞ
これからまだ、主菜をお下げして、デザートをお出ししないといけないのに、デザート・トローリーの用意もできてないxxx
お願いだから、戻って来て、まずはミール・サービスを最後まで終わらせて、それから、私も手伝うので、一緒に次のミールトレイ運びをするように、
クリスティーナに伝えてくれる?」
と頼みました。
クリスティーナにしてみたら、満席ではないから手が空いた時にできることをやってしまおう!と思ったのだと思いますが、タイミング悪すぎ・・・(^^ゞ
お客様を随分お待たせしてしまいました。
 
サービスが全て終わり、クリスティーナは1時間の休憩へ。
待っている間に、到着前のサービス=朝食のサービスの準備、デルフト焼きのミニチュア・ハウスの準備をしておきました。
 
クリスティーナが休憩から戻り、私の番だったのですが、なんだかお腹が空いてしまって・・・休憩には行かずに、ビジネスクラスで余ったミールを頂きました。
中国路線では、洋食のチョイスが2つと中華のチョイスが1つあります。 
中華は「スパイシー・ポーク」。 食べてみると超~激辛( ̄□ ̄;)!!
クリスティーナは、一口ごとにパンで口直ししながら必死に(?)食べていました。 私は辛いお料理大好きなので、パンがなくても大丈夫でしたが、普通のお客様にとっては、
「ここまで辛かったら味もわからないのでは・・・?」
というくらいの辛さデス。
こんな激辛ミールをお出しして大丈夫なのかしら・・・と疑問に思いながら、試しに洋食のチョイスの一つの「鶏肉料理」も頂いてみると・・・こちらは超~しょっぱい。 
もしかしたら・・・と思って、クリスティーナに、中国人は味の濃い料理が好きなのか尋ねてみると、
「中国の北の方は、濃い味が好き。 香港は薄味。」
とのこと。 
そう言われてみれば、香港便の帰りのフライト(=香港発)のミールが、期待に反して、全く美味しくなかった(=全然味がしなかった)ことを思い出しました。
 
北京にはほぼ定刻に到着。
機長とパーサーから、パラリンピックの選手団への激励のアナウンスが入りました。
 
空港からクルーバスで約1時間でクルーホテル到着。
前回(=3年くらい前?)に来た時とはうってかわって、街がきれい(=清潔)になった印象を受けました。
オリンピックの効果でしょうか?
 
仮眠を取った後、同僚達とPearl Marketへ。 
「○○いかがですかー?」
と英語で声を掛けられまくっているオランダ人の同僚達の後ろを歩く私には、青いカラーコンタクトの効果で、誰も声をかけてきません・・・以前は、中国語で話しかけまくられては「ごめんなさい、中国語は話せません。」と謝りまくらなくてはならなかったので、よかったです・・・ε-(^。^*)
 
夕食は、機長お勧めの場所、Houhaiへ。 漢字では後海と書くようですが、海ではなく湖。
でも、日本語のガイドブック(←Mさん、ありがとうございました!)を見てみたら、お食事したのは、Shi Cha Hai 什刹海 という地区に当たる場所にあるレストランでした。
途中、急に土砂降りの雨に降られ、たまたま前を歩いていたレストランに入った私達。
テーブルに案内されたまま30分以上放っておかれ、最初は「きっと忙しいんだね」なんて言っていた私達も、「すみません!」と声を掛けても何度も無視され、だんだん不安に・・・
ようやくウェイトレスの一人が私達のテーブルに来てくれたと思ったら、私達よりも後にレストランに入って奥のテーブルに座った中国人の男性が中国語で何やら言うと、私達のテーブルにいたウェイトレス、なんとプイッとそのままその中国人男性のところへ行ってしまった・・・(-_-|||)
中国では遠慮せず、もっと強引にいかないとダメ???
ものすごく時間がかかりましたが、なんとか注文もできて、お料理も美味しくて、まぁ満足してレストランを出ました。
折角なので湖畔を散歩しよう、ということになり、歩いていくと、レストランの他にカフェやクラブが沢山あって、呼び込みのスタッフがオランダ人の同僚達に英語で声を掛けてきます。 今度は私にも中国語で・・・カラーコンタクトは暗い場所では威力を発揮しないのでしたxxx
 
ホテルに戻ると、ロビーで、ホテルの専属ピアニストがピアノを弾いていました。
機長が、ピアノを弾かせてもらえるか聞いてくれ、専属ピアニストの演奏が終わったら、弾いても良いことに!
15分ほど待って、弾かせていただきました♪
ヤマハのグランドピアノでした。
 
翌朝は午前8時5分Calling(=ウェイクアップ・コール)。
Callingの1時間前に起きて支度をし、Callingの後、チェックアウトして、朝食を頂きました。
朝食はビュッフェ・スタイル。
折角なので、中国のお粥のお朝食を頂きました。 美味しかったので、2杯。
その後、折角なので、チャーハンと焼きそばも頂きました。
朝・昼は軽くしか食べないオランダ人と違って、私は朝は(も)しっかり食べるので、驚かれましたxxx
 
帰りの便は、故障箇所があった為、出発が遅れましたが、無事にアムステルダム到着。
満席ではありませんでしたが、ビジネスクラスの客室内を大きな声を出しながら歩き回る2歳の赤ちゃんがいて・・・とっても人懐こくってかわいい女の子なのですが・・・
北京のオランダ大使館にご夫婦でお勤めだというご両親は、赤ちゃんにはほとんど構わず・・・でも注文は多くて・・・忙しいフライトでした。
 
7月からの日本3往復+ペルー1往復の後だったこともあり、北京も(東京・大阪同様)現地で1泊しかしないでの帰りの乗務で、その疲れもあったのか
アムステルダム・スキポール空港からユトレヒトに帰る際、電車を間違えてしまいました・・・( ̄_ ̄|||)
ユトレヒト行きの電車だと思って安心して熟睡・・・目を覚ましてみたら、Lelystadという(ユトレヒトとは全然別方向にある)知らない街にいてビックリ(恥)
スキポール空港駅を16時55分に出て(intercityに乗っていれば32分で到着するはずだった)ユトレヒトに辿り着いたのは19時30分。 
・・・でも、(北京でも機内でもたっぷり食べてたせいか)案外元気でした(笑)
 
次のフライトは、約2週間後にカイロ便に乗務の予定だったのですが、
会社から電話が入って、日本人CAが足りない為、急遽、今日の大阪便に乗務することになりました。
多分、北京へ行く前に日本人CAのスケジューラーにお願いしたからだとは思うのですが・・・でも・・・
日本人CAが足りないのは、大阪便ではなく東京便のはずでは・・・???
ちょっと謎ですが、行ってきます!
 
~~~ 飛行機 ~~~
 
大阪便の次は、恐らくブロック・リザーブ(=5日間連続の自宅待機)が付くことになりそうです。
 

Aura-Soma Reading オーラソーマ カラーリーディング

オーラソーマ カラーリーディング 

Aura-Soma Reading 

・・・というのをやってみました。

100種類以上あるカラーボトルから、好きな色のボトルを4本選ぶ・・・

ただそれだけなのですが、

何だか案外とってもよく当たっているような・・・

興味がおありの方は、是非お試し下さい♪

http://www.voice-inc.co.jp/aurasoma/reading.html

(↑日本語)

http://www.aurasoma-sedona.com/AS_Reading/asr.html 

(↑English)

~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~

↓ 私のカラーリーディングの結果です。

  

1本目 

The first Equilibrium Bottle

「ソウル・ボトル」 

Your True Aura Bottle

(人生の目的と可能性)

(It’s the representation of the Soul

as far as the present consciousness

of the person can perceive it.

It shows the potential, the life purpose and the life lesson.

Usually the color in the lower fraction indicates your Master Ray.)

 

ボトル番号 : 043

カラー : Turquoise on Turquoise (ターコイズ/ターコイズ)

ボトル名 : Creativity  (創造性)

 

もともとあなたは、とてもしなやかなハートの持ち主で、

新しいことや未体験のものであっても、抵抗なく受け入れることが

できる人です。

「人生はレット・イット・ビー」という楽観的な精神で、うまく流れに

乗っていきます。

特に星が大好きで、占星術、天文学などを学ぶ傾向にあります。

また、言葉以外のコミュニケーション能力に優れていて、

例えばダンスや絵画、 音楽などで創造性を発揮します。

作品を通じて、多くの人に自らの想いや考えを伝えることができる

でしょう。

直感力や感受性を磨いていくと、天使や精霊とつながる可能性が

あります。

A searcher of truth who constantly examines herself,

but feels in harmony anyway.

Exhibits “elasticity of the mind” –

meaning that she is very flexible and open to new things.

Has an affinity for the stars, directly and abstractly –

for example, concerning astrology, astronomy,

and the experience of the night sky.

Possesses communication abilities beyond the verbal level

(dance, painting, music, etc.)

Has a good spiritual connection. Is in contact with angels

and devas.

 

 

2本目 

The second Equilibrium Bottle

「チャレンジ・ボトル」 

Your Challenge/Gift Bottle

(あなたの人生の課題やチャレンジ)

(It indicates problems that have had to be overcome

and generally shows the process of evolvement.

It speaks to what obstacles or energies stand in our pathway

of living our mission

as shown in the top of the first bottle.

It is the challenge we must face to fulfill our life mission.)

ボトル番号 : 062

カラー : Pale Turquoise on Pale Turquoise

       (ペールターコイズ/ペールターコイズ)

ボトル名 : Maha Chohan  (マハ・コハン)

あなたは時々、感情を表現することに恐れを感じることがある
でしょう。
恋愛に関して、なぜかフィーリングの合わない人を好きになって
しまう傾向があります。
相手の前では、本当の自分を抑えているのではありませんか?
過去に孤立や別れを経験し、その痛手からまだ立ち直ることが
できず、神経過敏な状態にあるようです。
感情を抑圧すればするほど、ますます本音が言えず、自分を表現
できなくなってしまいます。
あまり心配しすぎないで、思ったこと、感じたことを素直に心から
表すようにしましょう。

Tendency to punish and condemn herself for all kinds of
reasons.
Is afraid to express feelings, which leads to physical complaints.
Loves the wrong people. Probably, this person?
Heart has been broken and has never healed.

 

3本目 

The third Equilibrium Bottle

「ヒア&ナウ・ボトル」 

Your Here and Now Bottle

(あなたの今現在の状態)

(This is the outcome of the second bottle –

how we have dealt with the challenges.

It is the “here and now” in relation to the potential

of one’s soul purpose,

or how the present energies are expressing.

It is an appraisal of both the conscious (upper fraction)

and unconscious (lower fraction),

so their appraisal comes from a super-conscious level.)

ボトル番号 : 056

カラー : Pale Violet on Pale Violet

       (ペールヴァイオレット/ペールヴァイオレット)

ボトル名 : Saint Germain  (セント・ジャーメイン)

深いヒーリングと変容の時が訪れました。

何年もの間、堂々巡りを繰り返してきた思考の輪を断ち切り、

否定的な思考のパターンを解放していくチャンスです。

心の奥に存在するあなたにとっての真実、“良心”の声に耳を傾け、

それを信頼していきましょう。

そうすれば、これまで以上に強烈な直感力が働き始め、さらには、

サイキックな力が開かれる可能性もあります。

直感の導きに従っていくと、必要なものや情報が手に入りやすく
なります。

仕事のパートナーや恋人など大切な出会いも訪れるでしょう。

Interrupts thoughts that move in circles.

Stimulates intuition.

Helps release self-denial tendencies and patterns from the past.

Clears negative emotional patterns, especially in relation to
criticism.

Gives clarity with respect to conflicts.

Supports the search for higher truth.

Frees the user from the difficulties that can arise

if she is too occupied with the suffering of the world.

Establishes a link with self-love and inner peace.

Helps one live with less self-torment and to find sense in
meditation practices.

Awakens psychic abilities.

 

4本目 

The fourth Equilibrium Bottle

「フューチャー・ボトル」 

Your Future Bottle

(あなたの未来の可能性)

(It reveals the energies we are drawing

towards up from the future.

This is a confirmation of the third and first bottles,

an indication of where we are going.

What energies are we attracting?)

ボトル番号 : 002

カラー : Blue on Blue (ブルー/ブルー)

ボトル名 : Peace Bottle (ピースボトル)

つねに穏やかで平和な心の状態を大切にしているあなたは、

感じるままに自己表現し、周囲の人々に安らぎや寛ぎ、

リラックスを与えています。

社会に対してもつねに「平和でありますように…」と願っていて、

そのために最善を尽くそうとします。

また、誰に対しても信頼感や安心感を与えることができるあなたは、

話すこと…例えばカウンセリングや人前で講演することなどを通じて、

人の役に立つ機会を得る可能性が大いにあります。

新たな分野への挑戦を恐れず、

自信を持って未知なる扉を開いていきましょう。

Is peace loving and in harmony with herself.

Is committed to peace.

Utilizes creativity, which is linked to the throat chakra

(for example, in relation to public speaking).

Supports other people.

Possesses strong female (“anima”) qualities

and a close link with the archetypes Eve and Isis,

regardless of whether the person occupies a male or
female body.

Is able to become a channel for information from other
dimensions.

____________________________________

只今、北京便のフライト日記を執筆中です。 

いつも、何度も何度も書き直しながら書くので、UPするのが遅くなってしまいます・・・恥ずかしい

もう少しお待ち下さいネ。

 

 

フライト日記 (Lima)

2008年8月
(LIM)
 
子供達と一緒に日本から戻った翌々日の早朝からの乗務。
元夫が、子供達と一緒に空港まで車で送ってくれるとのこと。 
(離婚してからも、元夫とは良い関係を築けています・・・離婚して、なんだかとっても優しくなった気が・・・ぴかぴか(新しい) 感謝)
 
リポーティングが午前7時40分だったので、私は午前5時半起き、みんなにも6時に起きてもらって、空港に向かいました。
 
車の中で、元夫がリマ便のフライト・ナンバーを聞いてきたので、バッグからスケジュール表を取り出して見てみると・・・
なんということでしょう・・・( ̄□ ̄|||)
リポーティングは7時40分ではなく、8時40分・・・(;-_-;)
 
ユトレヒトに戻って再び空港に向うには時間が無さ過ぎたので、諦めてそのまま空港へ。
午前7時20分、空港到着。
仕方が無いので、みんなでゆっくりお茶しました。
長い乗務の前に
「本当はあともう1時間寝られたのかぁ・・・(T_T)」
と思うとガッカリでしたが、みんなでのんびりできてよかったです。
1時間遅刻するよりはよかったということで・・・(^^ゞ
 
私達乗務員よりもリポーティングが30分早いパーサーに、折角だから挨拶して、元夫と子供達はユトレヒトに帰って行ったのですが、
パーサーのところに行く前に、リマ便のクルーリスト(=その便に搭乗予定の操縦士と客室乗務員全員の名前や社員番号、入社年月日が記載されています)を見た元夫が
「あ・・・変人で有名なパーサーだ・・・」
とボソリ。
みんな揃って挨拶に行くと、こちらが
「お見送りに来ただけで、リマには一緒に行きません」
と言う前に、
「混んでるから一緒に行くのは無理よ!」
と、いきなりそのパーサー、イングリットに言われ、元夫が言ってたことが何となくわかったような・・・(^^ゞ
 
ブリーフィングもどこか一方的なところがありましたが(笑)、明るく、ちょっとボーイッシュな感じのパーサー。
言いたいことをストレートに言う人なんだな(=こちらも言いたいことはストレートに言った方がいいんだな)、ということを承知していれば、楽しく仕事できそう・・・?
 
ペルーは、エアライン・クルーの、カメラやiPodの持ち込みが禁じられているとのこと(←どこぞのエアラインのクルーが、カメラやiPodを不正販売した為だそうです)で、うっかりカメラやiPodを持って来てしまった同僚達は、ブリーフィングの後にクルー・サービスセンター(=何か困ったことがあったら行く"お助けセンター")に預けに行っていました。
 
機種はボーイング777。
担当はビジネスクラス。 満席。
 
ボーイング777の満席のビジネスクラスは、(他の機種よりも)CA一人が担当する人数が多く、大変なのです・・・でも、リマ便では、日本路線のような手の込んだ和食のサービス(=和食専用トレイや、お味噌汁、日本茶、お酒などの、洋食にはないサービス)がないので、ちょっと気が楽だったりもします。
 
飛行機に乗り込んで、機内の非常用設備のチェック、セキュリティー・チェック、ウェルカム・ドリンクの用意、アメニティー・キットやメニューなどの用意、ドリンク・サービス用おつまみの用意、赤・白・ロゼワインを開ける・・・などの準備が終わる頃、搭乗開始。
 
4/5/6ギャレー(=ビジネスクラス客室のすぐ後ろにある、エコノミークラスのギャレー)で乗務する3人のCAの中から一人、Twee Bander (=2本線=制服のジャケットの袖に白線が2本入っているCA=ビジネスクラスのトレーニングを受けているCA)ヨゼが、ビジネスクラスのアシスタントとして手伝いに来てくれたので、まだ終わっていない準備は彼女にお願いして、ビジネスクラス担当の同僚、フルーアと二人、お客様をお迎えする為、キャビンへ。
 
お席をご案内したり、上着をコート・ルーム(=クローゼット)にお預かりしたりしながら全体の様子を見、ある程度お客様がお揃いになったら、ウェルカム・ドリンク(=シャンペンやオレンジジュースetc.)やアメニティー・キットなどをお配りします。 
 
ふと、通路の反対側を見ると、エコノミークラス担当のEen Bander (=1本線=制服のジャケットの袖に白線が1本入っているCA=ビジネスクラスのトレーニングをまだ受けていないCA)アンヤが、お客様の座席交換を手伝ってくれているのが見えました。 
10名近く、お座席を交換して差し上げた様子・・・ベジタリアン・ミールなどのスペシャル・ミールのオーダーがいくつか入っていたので、アンヤがちゃんと確認しながら座席変更しているのか、どのお客様とどのお客様が交換したのかちゃんと控えているのか、などなど気になりながらも、満席のビジネスクラスは出発前も非常に忙しい為、アンヤに確認できぬまま、間もなく離陸という時間に。
 
離陸前のキャビン・チェック(=お客様がシートベルトをきちんと着用しているか、手荷物を安全に収納しているかetc.をチェックする)を終えてギャレーに戻ると、ビジネスクラスの相棒フルーアが
「アンヤが席替えしたせいで、隣に子供が座ることになってしまって怒っているお客様がいるの・・・(-_-#)
それに、どのお客様がどのお席に移られたのか、アンヤが全然控えてなくて・・・スペシャル・ミールを注文されたお客様がどこにお座りかも全然わからなくなってる・・・(;-_-)
これだから Een Bander には手伝って欲しくないのよね・・・ε-(-_-;)」
と怒ってる・・・やっぱり控えてなかったのね、アンヤ・・・(;-_-;)
「・・・飛行時間12時間20分もあるし、ゆっくりのんびりサービスしましょ!」
となだめて離陸。
 
離陸後も
「同僚同士、別に隣同士じゃなくたっていいじゃないか! 恋人や夫婦じゃないんだから!」
と、怒っているお客様。 確かにおっしゃる通り。
しばらくお話を伺い、再度お詫び申し上げて、何とかご了承いただきました。
 
スペシャル・ミールの方は、ドリンク・サービスをしながら、お一人お一人お名前を確認して、こちらもクリア。
 
お食事のチョイスは、パーサーのイングリットがお客様全員分聞いて来てくれて助かりました。
言い方キツイけど、いい人です。
 
満席のビジネスクラス、ミール・サービスがようやく終わり、デザートのトレイを下げにキャビンに出ると、
エコノミークラスのギャレーから、セールス・トローリー(=機内販売の商品が搭載されたトローリー)を押したアンヤが、相棒のフルーアの担当エリア側に突然入って来てビックリ。
(・・・ビジネスクラスの機内販売を代わりにやってくれるのはありがたいけれど・・・普通は、ビジネスクラスのサービスが終わっているかどうか確認してから入ってくるはずなのに・・・サービスが終わってないのは一目瞭然だから、一旦下がってくれるかな・・・?)
と思いきや、デザートのトレイをお下げしている最中のフルーアに
「機内販売やるから、一旦デザート・トローリー下げて!」
とアンヤが命令してる・・・( ̄_ ̄|||)
(一旦トローリーをギャレーに下げないといけないのは、アンヤ、あなたデスよ・・・(^^ゞ)
予期せぬ事態に驚き過ぎたのか、唖然とした表情のまま、アンヤに言われるがままにデザート・トローリーと共にギャレーに引き下がるフルーア・・・
ただでさえサービスが遅れているのに・・・(;-_-;)
 
ビジネスクラスのサービスを思いっ切り邪魔しながら機内販売を終えて去っていくアンヤ・・・
一応
「機内販売、手伝ってくれて、ありがとう・・・(^^;)」
と言ってみたら
「どういたしまして♪」
・・・全く悪気はなさそう・・・(^_^;)
こういうのをKYっていうのかなぁ・・・と、ふと思いました。
 
相棒のフルーアは、もう我慢ならない!という感じでした。 なんでも、以前にもアンヤ一緒に乗務したことがあって、その時もエライ目に遭ったとか。
フルーアがパーサーに報告したのか、アンヤ、イングリットから注意を受けてました。
でも
「どうして私がいけないの!」
逆ギレしてました・・・イングリットも言い方キツイからねぇ・・・でも、言っていることは正しい。
 
12時間20分の長いフライトを終え、リマに到着。 
オランダとペルーの時差はマイナス7時間。 
オランダと日本の時差がプラス7時間だから、オランダから、日本へとは反対方向に同じくらい飛んで来た・・・飛行機
という感じでしょうか。
 
ホテルの名前はデルフィネス(=イルカ)。
イルカ・ショーが有名なホテルなのだそう。
 
シャワーを浴びてから、ホテルのバーでクルー・ドリンク。 
地下1階にあるこのバー、大きなガラス窓の向こうは、イルカがいる水槽になっていて、時々イルカ達がバーを覗きにやって来ます。
初めて頂いたペルーのカクテル Pisco Sour (ピスコサワー)。 白ブドウの蒸留酒Piscoと、レモンジュース、卵白をシェイクし、 シナモンを上に軽く振ったもので、アルコール度は15%と少々強いのですが、さっぱりしていて美味しかったです♪
 
翌日は、イルカ・ショーを見ながらの朝食。 1階にあるレストランの反面がガラス窓になっていて、お隣がイルカの水槽なのです。
 
食後に皆で街の市場へ。
最近、フライトのステイ先で、ブルーのカラー・コンタクトを入れることが多いのですが(←オランダ人の同僚が面白がってくれるのと、アジアの国々で現地の人から現地の言葉で話しかけられる度に「○○語は話せません」とお断りしなくて済むように)、市場前で交通整理をしていた警察官に
「フランス人?」
と聞かれてしまいました。
(これは予想外)
違いますと答えたら
「イタリア人?」
(目が青いと、そういう風に思うんだなぁと感心しながら)
「いいえ、日本人です」
と答えると、
「日本人は初めて見た」
と(多分←スペイン語だったので100%確かではありませんがxxx)おっしゃっていました。
・・・もしかしたら、"日本人も目が青い"という間違った情報を与えてしまったかも・・・(^^ゞ
 
市場の後は、セカンド・オフィサーのフロリアンお勧めのレストランでランチ。
海岸沿いのショッピングモールLarcomar内にある、Mangosというお店。 太平洋を見渡せるテラスが魅力のお店だったのですが、寒かった(南半球は今、冬で、気温は摂氏19度=夏のオランダと同じxxx)ので室内で、シーフード・サラダをいただきました。 と~っても美味しかったです!
同じ海岸沿いにあるRosa Náuticaというレストランも有名らしいので、次回またリマ便が付いたら、そこで、ペルー名物 Ceviche (セビーチェ=魚介類とタマネギなどを香辛料とレモン汁で味付けした料理)を食べてみたいです。
外では、寒空の下、パラグライダーをする観光客で賑わっていました。
 
帰りの便は、アンヤが手伝いに来ることも無く(→リマ滞在中にもパーサーからいろいろと注意された様子)、
ビジネスクラスのお化粧室に設置されているハンドクリームなどのセットが盗難に遭った(←アフリカや南米へのフライト時、時々お客様が持って行ってしまわれるのデス・・・)以外は、
スムーズなフライトでした。
 
次のフライトは北京便です。
その前に、年に一度のフライト・セイフティーの試験(←これに合格しないと乗務できません)があります。
只今、勉強中φ(.. ) ・・・頑張ります!
______________________________
 
7月から2ヶ月の間に、
オランダ→日本→オランダ(乗務)
オランダ→日本→オランダ(一時帰国)
オランダ→ペルー→オランダ(乗務)
オランダ→日本→オランダ(一時帰国)
オランダ→北京→オランダ(乗務)
・・・と、こんなに休みなく行ったり来たりしたのは、乗務20年目にして初めて・・・だったと思います飛行機
 
 

マクドナルド一日体験入社

 
約10日間の日本滞在を終え、明日、オランダに戻ります(悲)
毎日たくさんの大切な友人達と再会でき、本当に充実した一時帰国でした。
結局、リマ便のフライト日記は仕上げられませんでしたが(・・・オランダに戻り次第急いで仕上げマス!・・・でないと忘れそうたらーっ(汗))、
せめて、一時帰国中に体験したある貴重な出来事を、オランダに戻る前にお話ししたいと思います♪
_______________________________
 
マリアが、マクドナルドで一日体験入社しましたぴかぴか(新しい)

対象は小学生までとのことだったので、ミハーリ(と私)は断念。

一日体験入社は実施曜日が決まっていて、その日は本当は実施日ではなかったのですが、
「・・・でも・・・明日オランダに帰らないといけない・・・涙」
というマリアの言葉に、体験入社担当の店員さん(←優しそうなお姉さん)が店長さんと相談して下さって、特別に体験入社させていただけることに!

社員用更衣室で制服に着替え、担当のお姉さんに連れられて、まずは厨房見学。 

 
担当のお姉さんの
「おはようございま~す!」
に続いて他の店員さん達が声を揃えて
「おはようございま~す!」
と挨拶して下さったその後に、
「ぁ・・・おはよう・・・」
って・・・マリア、超偉そ~に・・・社長じゃないんだからあせあせ(飛び散る汗)

後でマリアに
「”おはよう”じゃなくて、ちゃんと”おはようございます”って言わなきゃダメだよ~あせあせ」
と注意したら
「だって、お姉さんが、
中に入る時は、朝でも昼でも夜でも、

いつでも ”おはよう”
って言うんだヨ!
って言ってたから・・・泣き顔」
なるほど・・・それじゃ仕方ないデスねxxx
 
厨房では、最初に石鹸で、それはそれは念入りに、手を洗っていたのが印象的でしたOK
厨房内を見せていただいた後、担当のお姉さんからハンバーガーの作り方を教えてもらい、自分でハンバーガーを作ります。
最後に店員さん達と写真を撮らせていただき、自分で作ったハンバーガーをお土産にもらって(→ミハーリにプレゼントしてましたハンバーガー)体験終了。

ハンバーガーのお土産も含め、全部無料でした!!
とっても素敵なサービスだと思いました指でOK

 
_______________________________
子供達は今、パパとギリシャに行っています。
真っ黒になって帰ってくるんだろうなぁ・・・あぁ早く会いたいハート!!
 

フライト日記 (Tokyo)

(一時帰国中の日本から書いています・・・暑いですねぇ、ニッポン晴れ 
でも、夏らしくていいです♪ 
夏はこうでなくちゃ!
・・・と、夏でも寒いことが多いオランダに住んでいると、つくづく思います。)
 
2008年7月
(NRT)
 
夏の休暇明けのフライトは、リクエストが通って東京便♪
 
東京便のリポーティングは午後1時35分→お昼くらいに家を出れば間に合います。
乗務の前日は(基本的に)元夫が子供達を預かってくれることになっているので、
(今迄は子供達のお弁当の用意などでどんなにリポーティングが遅い便の時でも朝は早起きしなければなりませんでしたが)
これからはゆっくり休んでから乗務に臨める・・・はずだったのですが、
この日に限って、アパートの前の通りが『一日市場』になっていて、早朝6時からテントの組み立て作業の音がし始め・・・
諦めて早起きし、ゆっくり支度しました・・・あくび
 
準備が整ったので、荷物を持って、元夫の家に長男ミハーリのお迎えに。
オランダでは、中学校の方が小学校よりも1週間早く夏休みに入るので、丁度夏休みに入ったばかりのミハーリを、私が乗務する便で一足先に日本へ送り届けることにしたのです。
今回が50回目の日本訪問となるミハーリ。 飛行機にももう乗り慣れていますので安心です。
地上職員の方が配慮して下さって、最初はエコノミークラスの後ろの方の席だったミハーリを、その日の私の担当エリア(=エコノミークラスの前方部)に移して下さったのですが、
乗務中に「ママ!」と呼ばれてしまったら・・・(折角若く見られようと頑張っているのに台無し?!)と思い、同僚に担当エリアを代わってもらって反対側の通路を担当しました。
 
機種はボーイング777。
 
この日はいつもに増して添乗員さんが大勢いらっしゃるなぁ・・・と思ったら、添乗員の研修旅行だそう。
機内でいろいろな資料を見ながら、皆様お勉強なさってましたヨ(感心) 
ミハーリの隣にお掛けだったお客様お二人も添乗員の研修生だったのですが、そのエリアを担当していた日本人の同僚が通りかかる度に
「子供が一人で飛行機に乗っていいんですか?」
とか
「子供が一人で大丈夫なんですか?」
とか、
いろいろ聞かれたそうで、あんまり何度も聞かれるので
「お連れの方はビジネスクラスにお掛けなんです」
とお伝えしておいた、とのこと。
私もサービスの合間に
(研修生さんに何か聞かれるかしら・・・とドキドキしながら)
ちょくちょくミハーリの所に行っては
「大丈夫?」
と声をかけていたのですが、私には何も聞いてこなかったなぁ・・・研修生さん。
(→母親だってバレてたのかな・・・(^^ゞ)
 
お食事のサービスの後、休憩時間中、例の如くOCR(=Overhead Crew Rest=天井裏にある乗務員用のベッドルーム)には行かず(←日本行きの便に乗務する時は、OCRに行っても、日本へ行ける喜びで興奮しているせいか結局眠れないので、最初から諦めて休みに行かないことにしているのです)、機長の許可を頂いて、ミハーリをコックピットへ案内。 機長の帽子をお借りして写真も撮らせていただきました。
 
コックピットから戻ると、同僚から、
例の、ミハーリの隣にお掛けの研修生さんが
「隣に座っていた子供が全然戻ってこないのだけれど、大丈夫ですか?」
と聞いてきたので心配しているのかと思ったら
「この席、使ってもいいですか?」
・・・(;-_-)
「間もなく戻っていらっしゃいますから空けておいて下さい」
と頼んでおいたとの報告。
・・・2席使ってお休みになりたかったのですね、研修生さん・・・(^^ゞ
不安そうに席に戻って行くミハーリをギャレーのカーテンごしに見守っていると
・・・(ダメだと言われたのに)やっぱり2席使って眠っていらした研修生さん・・・(苦笑)
通路の反対側にお掛けの別の研修生さんが、その研修生さんを起こして下さって、ミハーリは無事自分の席に戻ることができました・・・ε-(^。^;)ホッ
 
休憩中に、
(成田到着後、ミハーリを電車に乗せた後、どうやってクルーホテルまで行こうか・・・)
と悩んでいると、
(↑実家までミハーリを送って行かれればよかったのですが、成田1泊のスケジュール、実家まで同行してしまうと、ついつい家族と話し込んで、仮眠を取ることができなくなってしまうので、到着駅でミハーリをピックアップしてもらえるよう両親に頼み、私は成田空港駅で電車に乗せたところでお別れすることにしていたのです)
パーサーが、
「着陸前にミハーリをビジネスクラス(←到着後、エコノミークラスよりも先に飛行機を降りることができる)に移し、あなたもミハーリと一緒に先に降りて、電車に乗せてあげた後、到着ロビーに戻って来れば、私達と合流してクルーバスでクルーホテルに向えるんじゃない?」
と提案して下さいました・・・感謝!
 
到着後、パーサーに言われたとおり先にミハーリと一緒に降機させて頂き、入国審査会場で、ミハーリに審査が終わったところで待つように指示して、私はクルー専用の審査口へ。
そこで問題が・・・!
クルーの名簿がまだ届いていないので入国できないとのこと・・・( ̄□ ̄|||)
パーサーが来るまで結局入国できないかも・・・(-_-|||) 
ミハーリに伝えなくては!と係官に事情を説明すると、親切なことに
「便名と名前、社員番号を書いてくれたら先に出ていいですよ!」
とおっしゃって頂けました・・・よかった!(>_<。。。
 
(ミハーリも私も)荷物は預けていなかったので税関へ直行。 ミハーリが"免税"カウンターに並んでいる間に私はクルー専用税関を通り、ミハーリの税関審査終了を待って、二人早足で京成線の成田空港駅へ。
ラッキーにも7分後に特急があったので、急いで切符を購入。 ホームまで同行する為に私は入場券を・・・と思ったら、自動販売機に"入場券"というのがなく・・・
一番安い切符を買えばいいか!と思いきや、お金をいれてもその表示がでてこない・・・そうこうしているうちに時間は刻一刻と過ぎ・・・一か八か、切符代を手に改札口へ。
駅員さんに
「子供を電車に乗せる為にホームまで一緒に行きたいのですが、入場券の買い方がわからなくて・・・こちらでお代をお支払いして、ホームに入れて頂くわけにはいかないでしょうか・・・?」
と言ってみたら、無料で改札を通して下さいました・・・感謝!(>_<。。。
ミハーリを電車に乗せ、その旨両親に電話を入れ、駅員さんにお礼を言って、急いで到着ロビーに戻ると、丁度オランダ人の同僚達が出てきたところでした。
クルーバス、間に合いました・・・!ε-(^。^*)ホッ
 
ホテルでは、ミハーリが無事到着したか確認の電話を入れた後、いつものように3時間ほど仮眠を取り、オランダ人同僚の希望(←ポケモンカードの購入)で、(いつも行く近所の100円ショップではなく)成田のショッピングモールまで買い物に出掛けました。
今回は、日本人の同僚の一人Yくんも一緒に行って下さったので、通訳担当を分配できて大変助かりました。
買い物の後はクルードリンク。 ここで、成田空港の地上職員のSさんが加わって、皆でホテルのお向かいにある日本料理屋で夕食をとった後、いつものクルーラウンジでカラオケ♪
今回も思い切りストレス発散させていただきました・・・(*^-^*)
 
YくんもSさんもクルーホテルで1泊し、翌朝一緒に朝食をいただいて、一緒にクルーバスで空港へ。
二人に見送られて出発。
二人が遊びに来て下さったお陰で、いつもに増して楽しいステイとなりました。
(Yくん、Sさん、是非また遊びにいらして下さいネ!)
 
帰りの便はボーイング747-400。
久し振りのALL PAX (オール・パッセンジャー)。
ALL PAXは、機体の全域が客室となるので、COMBI (機体の後部が貨物室になっています)よりもギャレーが一つ多く、乗務員の人数もその分多くなります。
飛行機に乗り込んで機内を見渡した時、飛行機の一番後ろまで客席が続いていると、
あぁ、やっぱりジャンボ機は大きいなぁ・・・
と、ちょっと感慨深いものがありました。
 
(ALL PAXの就航が今期初日だったせいか)とても空いていたことと、日本人乗務員の人数が足りず、二人しか乗務していなかったことから、
パーサーの指示で、私は担当ギャレーは持たずに、1階・2階の両ビジネスクラスの補助をするようにとのこと。
二人の日本人同僚(→お二人とも大先輩・・・日本ベースだった頃、一緒に日本人乗務員用の会報作りをさせていただいていた先輩方)から
「ポジションを持っていないことだし、私達は老眼でアナウンスブックを読むのも大変だから(←これは恐らく冗談)、今日はmisaeさんがアナウンスやってね!」
と言われて、15年振りに、出発から到着までの全部のアナウンスをさせて頂くことに。
アナウンスは、就職活動中に航空会社やホテルと並行してテレビ局も受けていたので、特別講座を受けたりもして割と得意な方だったのですが、やはり長らくやっていないとダメですね・・・口が回らない箇所が多々あって反省しました・・・(^^ゞ 
 
次はリマ便です。
 
(一時帰国中に書き始めたのですが、結局書き終わらなくて、一旦オランダに戻り、リマ便の乗務を終えて、やっと更新できました・・・恥ずかしい)
(今日からまた一時帰国です。 リマ便のフライト日記、日本滞在中に書けるように頑張ります!) 
 

フライト日記 (Tehran) その2

 
(引越しにおわれて、すっかり遅くなり・・・
テヘランへのフライトから戻ってから1ヶ月経ってしまいましたxxx)
(夏のお休暇も、休暇明けの東京便乗務も終わってしまったのですが、
まずはテヘラン便のフライト日記から書かせていただきますネ。)
(いろいろあって盛り沢山なフライトだったので、
ちょっと長いです・・・(^^ゞ)
 
2008年6月
(IKA)
 
10日前(←先月初めデス・・・(^^ゞ)に行って来たばかりのテヘラン・・・
同じフライトが2度続けて付くことはあまりないのですが、この後に続く夏の休暇が始まる日までにフライト・リーブ(=フライトの後のお休み)を消化できる便が他になかったのでしょう。
 
オランダ人の同僚達に言うと
(イランは服装の規則も厳しく、アルコールも禁じられているので)
「罰でも与えられたの?!(笑)」
・・・と決まって言われますが、同じ路線が続けば、サービスに関しては2度目は慣れることができるので、かえって
「ありがたい」
と私は思っていました(→路線が違うと当然サービスの内容も違ってくるので、毎回配布されるサービス・スケジュールをしっかりチェックして、間違いのない様にサービスしないといけませんから、結構大変なのデス)・・・(^^ゞ
それに、あのヒジャーブ(髪を隠す為のスカーフ)とアバーヤ(身体の線を隠す為のコート)もなかなか素敵でしたし・・・(*^-^*)
 
前回同様、夕方のリポーティング。
クルーセンターは、(オランダの街中同様に)オランダの国旗とオレンジ色の旗(←オレンジはオランダ王室の色デス)で飾られ、サッカーのユーロカップ一色!
日本で、日の丸と紫(←日本の皇室の色?)の旗が街に溢れる・・・なんてこと、想像できませんが、オランダでは、オリンピックやサッカーのワールド・カップ&ユーロ・カップが始まると、街中がオレンジ色になります。 ちょっと羨ましくも思います。
(残念ながらオランダは準々決勝で敗退してしまいましたがxxx)
 
ブリーフィングの最後に、パーサーから
「今、機内のサービスに関するアンケートが行われているけれど、
テヘラン便での、私達CAへの評価は
《大変良い・良い・普通・悪い・大変悪い》の5段階評価で、
《大変良い》と《良い》が何%になってると思う?」
という問題(?)が出されました。
「60%」「75%」etc.の意見が出た後に、パーサーが正解を発表。
「なんと90%! 
テヘラン便のお客様の90%が、
私達の接客態度に満足して下さっているのです! 
今日もその調子で頑張りましょう!」
・・・なんたって、あの笑顔ですからネ~(*^-^*)(→前回のテヘラン便をご参照下さい)
 
機種は、前回同様、MD-11。
担当も、前回同様、エコノミークラス。 
(↑サービス内容がわかっているので、自ら希望しました)
担当ドアも、前回同様、ドア13番(=左側の主翼の上にあるドア)。
(↑担当ドアによって緊急事態発生時のコマンド=脱出時に言うセリフ?や、脱出時に持って降りる物が異なるので、前回と同じならバッチリ覚えていると思い、こちらも自ら希望しました)
 
ボーディングも、前回同様、超ゆ~~~っくり。
車椅子のお客様は前回より少なく15名様ほど。 
その代わり赤ちゃん連れのお客様が10名以上。
 
お客様がようやくお揃いになり、お子様用のおもちゃや、赤ちゃん用の救命胴衣やエクステンション・ベルト(=赤ちゃんを抱っこしている人の座席べルトに取り付ける、赤ちゃん用の座席ベルトで、航空安全調査の結果、このベルトを使用するのが、緊急事態発生時、赤ちゃんにとって最も安全なのだそうです)を配り終え、そろそろドアも閉まって、パーサーのアナウンスが入り、フライト・セイフティーのビデオが上映され、滑走路へのタクシングが始まる・・・はずが、一向にドアが閉まる気配がない・・・
 
間もなく機長からアナウンスが入りました。
「当機、出発時間になりましたが、先程、貨物室の床に傷が発見され、只今、このまま飛行できるか調査しております。」
 
「どれくらい遅れるんですか?」
「飛行機、大丈夫なんですか?」
お客様からの質問の嵐に
「お待たせして申し訳ありませんが、安全第一ですので、完全に修理が終わるまでは出発いたしません。 詳しくは機長からアナウンスが入りますので、お待ち下さいね。」
と答えてまわります。
 
30分ほどしてまたアナウンス。
「調査の結果、床の傷を修理することになりました。」
 
1時間後。
「修理に時間がかかっております。」
 
1時間半後、(ディレイが長引いた時にいつもお配りする)ジュースのパックとクッキーが機内に運び込まれ、お客様に配布。
 
2時間後、間もなく修理が終わる、との機長のアナウンスが入り、これでもうすぐ出発できるかと思いきや
凶暴化しつつある乗客がいて飛行機を降りていただくことになったとのこと。
16Bにお掛けだったお客様で、これからそのお客様の荷物の積み下ろしをする・・・と聞いて思い出しました。
16B・・・16B・・・本当は座席番号16Cのお客様だ!
 
ボーディングの時、
「僕の席に誰か別の人が座っているんだけど・・・」
と言って来た、16A(=窓側のお席)の搭乗券をお持ちのお客様。
行ってみると、確かに16Aに別の方がお座りになっている・・・搭乗券を見せていただくと16C(=通路側のお席)。
「僕の席に別の人が座っていたから・・・」
とおっしゃる。
確かに16Cにもまた別の方がお掛けになっている・・・搭乗券を見せていただくと16B(=真ん中のお席)。
「僕は通路側(=16C)に座りたいんだ!」
とおっしゃる。
(・・・そんなに好き勝手にお座りにならないでいただきたいのですが・・・ε-(-_-;))
とりあえず16Aの搭乗券をお持ちのお客様に16Aにお座りいただいてから
「どこか通路側のお席で空いているお席がないか見て参りますから、今は、とりあえず、搭乗券に記載されたお席にお掛けになってお待ち下さい。」
16Bと16Cのお客様二人、ペルシア語で口論になってしまった様子でしたが、間もなく二人座席を交換して着席されたので、
(16Cのお客様が、お席を16Bのお客様に譲って下さったのだな・・・ε-(^。^;)ホッ)
・・・と16Cのお客様は好印象だったのですが・・・
ディレイに関することからパーサーと口論になってしまい、周りのお客様にも暴言をはかれたとかで、ついに機長も出てきて、飛行機をお降りいただくことになってしまったようです。
 
すぐに
「16Bのお客様と16Cのお客様は席を交換されてます! 16Bのお客様のオリジナル・シートは16Cです!」
とパーサーに伝えました。 
間違って別のお客様のお荷物が降ろされてしまうところでした・・・ε-(^。^*)ホッ
 
再び機長からアナウンスが入りました。
「貨物室の床の修理は無事終わりましたが、規定により、修理した整備士とは別の整備士2人に点検してもらうことになっており、現在、その2人の整備士の到着を待っております。
また、残念なことに、乗客の一人が暴力的な言動を取った為、そのお客様には飛行機を降りていただくことになりました。 それに伴い、彼の荷物の積み下ろし作業が行われます。」
 
出発予定時間を2時間半程過ぎた頃でした。
お客様方からは
「荷物の積み下ろしにまた時間がかかるなら、その乗客は降ろさない方が早く出発できるのでは・・・」
という声が・・・
飛行機を降りることになってしまった16Cのお客様の後ろの席にお掛けだったお客様(おじいちゃま)は、
「彼(=16Cのお客様)は、飛行機が遅れてイライラしたせいで攻撃的になってしまったのかもしれない。 本当はいい人だと思うから、どうか降ろさないでやって欲しい。」
とわざわざパーサーのところまで頼みにいらしてました。
パーサーが
「あなたのお知り合いですか?」
と聞くと
「いいえ。 でも、彼は悪い人間ではないと思うのです。 ますます出発が遅れてしまうし、どうか考え直して欲しい。」
とても穏やかにパーサーにお願いしていましたが、希望は通らず。
 
赤の他人の為にパーサーにお願いしに来たおじいちゃまにちょっぴり感動していると、今度は
「さっきからもう2時間も赤ちゃんを抱っこしたままの女性がいて、気の毒だから、出発時間になるまでバシネット(=新生児用かご型ベッド)を取り付けてもらえないでしょうか?」
と若い女性が頼みに来ました。 こちらもまた、赤ちゃん連れのお客様とは知り合いでもなんでもないお客様。
イランの方々は、お互いに助け合う、思い遣りがあって優しい方々なのだなぁ・・・と甚く感心しました。
 
出発予定時間から3時間が過ぎ、再度ジュースをお配りしました。
「さっき、ジュースが配られてから1時間半経ったから、これからもう1時間半ディレイするということ?? ( ̄□ ̄|||)」
と聞いてくるお客様も・・・(^^;)
 
トータルで3時間半遅れて、飛行機は滑走路へ向けて移動を開始しました。
"Cabin Crew, Take Your Seat"
のコマンドがコックピットから入ると、私達もクルー用のジャンプ・シートに着席しなければなりません。
=このコマンドの後に、お客様がコールボタンを押そうと、お客様が立ち上がって荷物を取り出そうと、何しようと、(飛行の安全に関わらない限り)私達は席を立つことは許されないのデス。
ですから、このコマンドが入る前に、全てのお客様がしっかりシートベルトを締めているか、背もたれは元に戻されているか、頭上の荷物入れはきちんと閉まっているか、緊急脱出の妨げになるような場所に荷物が置かれていないかetc.・・・しっかりチェックします。
 
客室のチェックが終わり、担当ドアのジャンプ・シートに座って、ふと、すぐ横のファミリー・ロー(="赤ちゃん連れ家族"優先列→正面の壁にバシネットを取り付けられるようになっています)に目をやると、赤ちゃんを抱っこしたお母さんの隣の席の3歳くらいの女の子が、席の前に立っています。
「間もなく離陸ですから、座らせてベルトをしっかり締めて下さいね。」
とお母さんに言うと
「座りたがらないんですよ~(笑)」
と何もしない・・・(;-_-)
反対側のドア担当のオランダ人の同僚がサッと歩み寄り、女の子を座らせ、ベルトを締めた途端、女の子は大泣き・・・
無事座ったまま離陸しましたが・・・(;-_-)
 
ディレイのせいで皆様もうお腹ペコペコのご様子だったので、サービス・スケジュールを変更し、離陸後すぐにお食事をお出ししました。
アメリカからのお乗り継ぎのお客様がほとんどでしたので、お疲れだったのでしょう、お食事のサービスの後は、皆様お休みに。
 
テヘラン到着前は例の如く"女性客の大変身ショー"が見られ、皆様見事にイスラム教の規制にのっとった格好に変身なさっていました。
 
そして心配していた通り、着陸前にシートベルトを外して立ち上がってしまった例のファミリー・ローの女の子。
注意してもお母さんは相変わらず
「でも座りたがらないんですよ~(笑)」
そこで
「航空機の事故は、離着陸時が一番起こりやすいんですよ。 万が一何かあった時、シートベルトをしていないと前の壁に叩きつけられてしまいます。 お母様が責任を持って、お子さんの安全を確保して下さい。」
と説明してみました。 慌てて子供を座らせてベルトを着けさせていました。
ちょっと怖がらせてしまいましたが、効果有り。
 
別の赤ちゃん連れのお母さんは、赤ちゃん用に離陸前にお配りしたエクステンション・ベルトを使わずに、赤ちゃんを抱っこしたまま自分と赤ちゃん一緒にベルトをなさっていたので(→このようにすると、赤ちゃんがお母さんのクッション代わりになってしまい、お母さんにとってはより安全になるけれど、赤ちゃんは・・・( ̄□ ̄;)!!・・・という飛行機事故の実験ドキュメンタリーを見たことがあるのデス)こちらも注意して、エクステンション・ベルト着用のお手伝いをしました。
 
あんなにディレイしたのにもかかわらず、到着後は皆様満面の笑顔で
「今までで一番素晴らしいサービスだった! ありがとう!」
と大満足で降りていらっしゃいました・・・ものすごくポジティブな国民性なんだろうなぁと感心しました。
 
お客様がお降りになってから、私達も前回同様、ヒジャーブとアバーヤを着用。 入国審査を済ませ、クルーバスへ。
全員揃ったのになかなかバスが出発しないのでおかしいなぁと思っていると、
「イラン出国時に必要なクルーのリストを持って来るはずの地上職員がまだ出社していないので、彼が来るまで待つように」
という指示がサービスマネージャー(=各空港の航空会社別責任者)からあったらしい・・・
その地上職員、家で寝ていたところを電話で起こされたらしい・・・(;-_-)
 
バスの中で1時間待たされて、ようやくクルーホテルに向けて出発。
定刻だと午前4時くらいに到着し、出発時は午前5時くらいにリポーティングとなる為、ホテル-空港間は真っ暗で何も見えないのですが、今回はディレイのお陰ですっかり夜が明け、バスの中から一面砂漠の景色やテヘランの街中の景色を楽しむことができました。
通常なら空港から約1時間で到着するクルーホテル。 丁度朝のラッシュアワーにかかってしまい、思い切り渋滞に巻き込まれ、2時間かかってやっと到着。
疲れましたが、滅多に見られないテヘランの交通渋滞も見られてよかったです(?)
私は見過ごしてしまったのですが、同僚達が言うには、
「路線バスの座席が男女に分かれていて、男性はバスの前方部に座り、女性はバスの後方部で立っていた・・・女性は座ってはいけないのかも・・・?」
・・・本当かしら???
 
ホテルにチェックインした時にはもう朝の9時を過ぎていましたが、まずは仮眠。
結局お腹が空いてしまって3時間くらいしか眠れませんでしたがxxx
前回のテヘラン便のフライト日記にも書きましたが、ホテルにクルー専用のフロアがあって(私達は5階、4階にはAFのクルーが宿泊しています)、その専用階に限り、ヒジャーブとアバーヤを着用しなくてもよいことになっています。 
フロアー内のクルールームには常時、コーヒー&紅茶、ジュース、牛乳、軽食(サラダや果物、パン、ケーキ類)が用意されていて、また、テレビとDVDプレーヤー、映画のDVDも何本かあるので、一日中同僚達とクルールームにいても十分楽しく過ごせるのですが、一歩も外に出ないというのも不健康なので、やはり夕食は皆で外に食べに出掛けることに。
 
今回行ったのは、アルボルズ山(→恐らくクルールームから見えていた大きな山)の麓の村・ダルバンド(Darband)にあるレストラン。
ホテルのクルー専用バスで送迎してもらえます。 でもやっぱり外に出る時は、どんなに暑かろうが、女性はヒジャーブとアバーヤを着用しなければなりません。
 
山の麓に到着すると、山の傾斜を利用して美しく建てられたとっても素敵なレストランが!
まだ夕食にはちょっと早かったので、皆で遊歩道を登ってみることに。
イラン人カップルがデートによく訪れる場所だそうです。 
250mあるとされるトレッキングトレイル・・・ふと、京都の鴨川や貴船、鞍馬の『川床』を思わせる場所でした。
最初は、狭い道の両脇に所狭しと露天や飲食店が建ち並ぶ長閑な散歩道でしたが、高度が上がるにつれ道が険しくなり、同僚達は次々に脱落。 残ったのは私と操縦士の一人だけ。
最後の方は歩道もなくなって正に登山している雰囲気になり、私も(まさか山登りをするとは思わず)ハイヒールのサンダルを履いていたので、大きな岩の斜面を登ったところでギブアップ。 
でも、その
「・・・ご年配の方には、ここまで登るのは無理だろうなぁ・・・」
という場所まで来たところで、
「きっとご年配の方に見られたら大変なことになるんだろうなぁ・・・」
と思われるようなことをコッソリしている若い学生達を目撃することができました(笑)
 
お夕食はシーフードのケバブを頂きました。 美味しかったデス♪
 
翌日は前回のテヘラン便と全く同じスケジュール=クルールームで朝食、昼食、DVD鑑賞、夕食(→ホテルのレストランからのルームサービス)。
仮眠を取って、乗務です。
 
帰りの便は何事も無くスムーズに・・・ε-(^。^*)ホッ
唯一、アムステルダム到着後、車椅子(←テヘラン便は車椅子のお客様が異様に多いのデス)の手配ができておらず
(確かに30台以上もの車椅子を用意するのは容易でないとは思いますが、だったらせめて、足が不自由なお客様方に腰掛けてお待ちいただけるように、ちゃんと椅子が設置されているゲートに到着できたらよかったのに・・・)
ゲートの前で立ったまま待たされている足の不自由なお客様方をおいてゲートを後にするのは心が痛みました・・・悲しい
 
このテヘラン便の後、7月12日まで夏のお休暇でした。
休暇明けのフライトは、リクエストが通って東京便♪
東京便のお話は、日本から書かせていただきますネ。 
 
明日から一時帰国します・・・飛行機
 
 
 

引越し完了

 
6月から新居での新生活が始まっている予定したが・・・元夫がギリシャへ休暇に出掛けてしまい、彼が不在の間は荷物を運び出してはいけないと言われてしまった為、結局引越しは終わらず・・・
2度目のテヘランへの乗務戻ってから、引き続き続き、毎日引越し作業におわれていました。
子供達の学校や習い事そして家事の合間に、ひたすら荷造り・荷物運び・片付け・・・
運転免許を持っていなかったことを、初めて後悔しました・・・(T_T)
 
そして昨日(日本時間だともう一昨日ですが)、ようやく荷物運びが完了し、子供達と新居に引っ越して来ました。
丸々3ヶ月かかっての引越しでしたxxx
 
今日(日本時間だともう昨日ですが)7月1日、子供達と新居で目覚め、新生活が始まりました♪
(新居から初めての更新です)
 
朝食の支度をしながらモーツアルトを聴きました。
昨夜はショパンのノクターンを聴いていました。
クラシック音楽がBGMの生活がずっと夢でした。 
 
これからは好きな時に好きなだけピアノが弾けます。 
(↑元夫が家にいる時は彼がテレビを見る為、弾かせてもらえなかったのです・・・(>_<。。。)
 
夕食に、子供達の希望で、ラーメンを作りました。
これからは食べたい物を自由に食べられます。
好きなお花も飾れるし、お香をたいたりもできます。
(↑元夫は匂いにうるさかったのでダメだったのです・・・(>_<。。。)
 
そして何より、いつ爆弾が落ちるか(=元夫の機嫌が悪くなるか)と常に緊張していなくてもよくなった・・・
なんて平和なのでしょう・・・(*^-^*)
 
でも、急に一人になってしまった元夫のことを想うと、やはり心が痛みます。
みんな幸せになれますように・・・
 
(2度目のテヘラン便のフライト日記も、なるべく早くアップしたいと思っていますので、もう少々お待ち下さい・・・m(_ _)m)
(↑写真だけ先にアップしました)