フライト日記 (Osaka) つづき

 
虚ろな目でこちらを見つめる青白い顔をしたオランダ人のおじいちゃまの横に、奥様と思われるオランダ人女性が立っていらっしゃいました。
(↑おじいちゃまは通路側のお席)
医師呼び出しのアナウンスに応じて下さった日本人のお医者様がおっしゃることをオランダ語に訳して伝え、
おじいちゃまが息も絶え絶えに答えること、奥様と思われる方がおっしゃることを日本語に訳してお医者様に伝えました。
 
急に具合が悪くなられたそのお客様は、もともと心臓が悪く、心臓病用のお薬を何種類も飲んでいらしたところに、
機内で良く眠れるようにと、睡眠薬を服用されたそうです。
脈が非常に弱くなっているので、念の為、メディカル・キット(=機内で治療が必要になった際に医師が使用する救急道具)とAED(=自動体外式除細動器)を準備し、到着後は車椅子で空港内のメディカル・センターへお連れした方が良いでしょう、とのこと。
 
その旨パーサーに伝え、お医者様に深くお礼をし、
(万が一、AEDを使わなければならない事態になったら、もしかしたら別の空港に緊急着陸することもあるかもしれない・・・)
と覚悟しつつ、ビジネスクラスのサービスに戻りました。
 
私が通訳をしている間、今回エコノミークラス担当だった2本線(=制服の袖口の白線が2本あるCA=ビジネスクラスのサービスの訓練を受けているCA)のオランダ人同僚が代わりにサービスをしてくれていたので、そのお陰で、お客様をお待たせすることなくサービスを終えることができました。
 
毎フライト、いつも思うのは、この会社は本当に
チームワークが素晴らしい!
・・・ということ。
 
入社して間もなく18年が経ちますが、湾岸戦争や911テロがあり、乗務人数の削減や経費節約、スケジュールの短縮などで乗務環境が厳しくなっているにもかかわらず、入社当時と変わらず楽しく乗務できるのは、同僚想いの同僚達のお陰。
 
日本人の同僚達も魅力的な方ばかりで、終身雇用の先輩方からは今でも多くのことを勉強させていただいていますし、新しい方々も、日本ベースは3年契約になって入れ替わりが激しくなってしまったにもかかわらず、本当にいつも、一緒に働きやすい人達が入ってくるなぁ・・・感心しています。 3年で退社させてしまうのは実にもったいない(→EU内の法律が変わって以来、契約終了後のオランダベース移行はできなくなってしまったのです)・・・と心から残念に思います >_<)。。。
 
同僚達への感謝の気持ちを忘れずに、これからも楽しく乗務したいと思っています・・・
 
朝食のサービスが終わってからエコノミークラスに様子を見に行くと、おじいちゃまの顔色が幾分良くなってる・・・よかった、大丈夫そうです。
 
出発は2時間近く遅れていましたが、飛行時間が短かったので、大阪到着は1時間弱の遅延で済みました。
お客様が皆様お降りになった後、私達も降機し、空港内を歩いていると、先程のおじいちゃまが車椅子でメディカル・センターへ向かっていました。
何事もなく日本で楽しく滞在できるよう祈りながら、クルーホテルへ向かいました。
 
ホテルで2時間仮眠を取った後、ホテル前の川沿いの桜並木をしばらく歩きました。
きれいですねぇ~日本の桜・・・桜はやっぱり日本で見るのが一番趣きがあります。
周りの風景や空気とマッチしているのでしょうね。
チューリップはオランダで見るのが一番美しい・・・と思うのと同じ感じ?
 
見とれているうちに梅田行きのシャトルバスに乗り遅れ(恥)、タクシーで梅田へ。
駅の近くにある専門店で、ミハーリ用の新しい柔道着と帯を買いました。
 
その後、友人M子さん、TさんとE~maの最上階にある卯乃家というお店で関西風創作野菜料理の数々を堪能しました♡
素敵なお店に連れて行っていただき、ありがとうございました、Tさん♡
M子さんは、以前、ユトレヒトでご近所だった方。 わざわざ京都から会いに来て下さいました。 
子供達に美味しい&珍しい関西のお菓子のお土産ありがとうございました♡
(「イカの姿焼き」おいしかったデス)
 
M子さんは小さいお子さん連れだったので、先にお帰りになり、
Tさんと、今回初めてお目にかかるOさんと一緒に、タクシーでクルーホテルへ。
オランダ人の同僚達とホテルのバーで合流予定だったのですが、副操縦士から電話があり、彼らの待つレストランへ向かいました。
 
ホテルから歩いて10分くらいでしょうか・・・
(オランダ人だけでよく見つけたなぁ・・・)
ご親切にも店長さんがお店の外に出て待っていて下さいました(感動)
TさんとOさんは大のKLM+オランダファンということで、オランダ人同僚達もお二人の話を聞きながら「光栄だな~」と喜んでいました。
Tさん、Oさん、遅くまでありがとうございました。 本当に楽しかったです♪
 
ここでお知らせ
Oさんは神戸で、エアラインデザインをテーマにした
『NOTAM』という雑貨屋さん
を経営していらっしゃるのですが、
今月25日~5月8日
大阪の梅田LOFTにて
KLMオランダ航空オフィシャル・イベント
『Travel Style Market ~Hello Netherlands 』
を開催されるそうです。
旅をテーマにオランダにスポットをあてたイベントで
KLMオランダ航空のデザインの遍歴をポスター中心に
ステッカー、バッグなどのヴィンテージコレクションなど
貴重なアイテムを特別展示するとのこと。
Oさん、ご成功をお祈りしています!
 
翌朝は7時に起きて支度をし、7時55分のコーリング(=Wake Up Call)の後、朝食に下りました。
日本では、白いご飯とお味噌汁の日本の朝御飯をいただけて、とても嬉しい!(✿ฺ^-^✿ฺ)
ふと見ると、昨日の心臓病のおじいちゃまが!・・・同じホテルに滞在されていたのですねぇ。
すっかりお元気そうで安心しました。
 
クルーバスの中で、前の晩に買っておいたリポビタンDを飲み、Tさんの差し入れの美味しい胡麻パンをいただきながら(←ホテルの朝食でお腹いっぱいだったのにもかかわらず・・・)、関西空港到着。
ゲートで大阪ベースの日本人同僚達と合流。
日本路線には3人の(日本ベースの)日本人CAが乗務するのですが、この日は一人急な病欠で、一人欠員のまま飛びました。
 
ドリンク・サービスが終わって、最初のお食事のチョイスを伺いに出ようとメニューを見たら・・・
鶏肉のお料理のはずの和食メニューが、「刺身と金目鯛の幽庵焼き」になってる・・・( ̄_ ̄|||)
 
お客様お一人お一人にメニューの間違いをお詫びしながらチョイスを伺い、オーブンのセットをして、前菜のサービス。
 
いざ、温まった主菜をオーブンから取り出して・・・と思ったら、
オーブンの(タイマーだけセットして)スイッチ入れ忘れてました・・( ̄_ ̄|||)
 
オーブンのスイッチ入れ忘れ・・・
オランダ人の相棒が忘れたことは何度かありましたが、自分が忘れたのは初めて・・・(;-_-)
「ごめんなさい!」
と謝りながら、オーブンのスイッチを入れると、相棒の日本人の同僚が
「大丈夫ですヨ。 ミールを温めている間に、日本茶をお出ししたり、パンやワインのおかわりを持って行ったり、前菜のお皿を下げたりすれば、きっと丁度良いタイミングでミールが温まりますヨ。」
・・・いつも相棒にかける言葉そのままorz
でも、全くその通り・・・慌てない、慌てない。
 
そして、お客様には(オーブンのスイッチ入れ忘れに)気付かれることなく、主菜のサービスを始めることができたのですが・・・
 
(オーブンで温めたにもかかわらず)凍ったままのミールが!?
相棒のエリアのお客様だったのですが、オランダ人のお客様だったので行ってみると、ローストチキンの、中が赤く、確かに凍ってる・・・( ̄_ ̄|||)
そのミールをオーブンで更に10分加熱している間に、それまでに主菜をお出ししたお客様方に、ミールが凍っていないか確認。
そうしたら、今度は「和食のご飯が凍っている」というお客様が・・・( ̄_ ̄|||)
それもギャレーに持って行って再加熱。
それ以降は、お一人お一人、主菜をお出ししては「ミールが凍っていないか」確認しながらのサービスとなりました。
 
サービスがすっかり遅れてしまったので、(とっくにサービスが終わっていた)エコノミークラスの同僚達に手伝ってもらってデザートのサービスを終え、休憩時間になりましたが、メニューの件と冷凍の件のサービス・リマークス(=機内で搭載ミスなどがあった際、特別な用紙に記入して会社に提出します)を書いていたら、結局OCR(=Over head Crew Rest=機内にある乗務員用休憩室)に行く時間はなくなってしまいました。
 
到着前のサービスは何事も無く順調に終え、アムステルダム到着。
帰宅後、メニューの間違いに関して、翻訳会社と会社(オランダ本社と日本支社)、それから日本ベースの同僚にメールしました。
横だけでなく、縦のつながりも大切・・・連絡を取り合って、皆で協力し、より良いサービスを目指したいと思っています。
 
次はまた大阪便です♪
(到着後、仮眠を取って、夕方から私も梅田LOFTへ行く予定です!)
 

フライト日記 (Osaka)

2007年4月
(KIX)
 
大阪便のリポーティングは午後1時45分。
本当は午前10時くらいまで休めたら嬉しかったのですが子供達の学校がありますので、
(日本語補習校は春休みですが、オランダの学校はお休みではありません)
いつもどおり朝は7時に起きて朝食とお弁当(←パンなので楽です♪)の用意をし、
子供達を学校へ送り出すとなんだかんだ9時になってしまい、
1時間仮眠を取るのも億劫で、早めに乗務の準備を始めました。
 
空港にはお昼前に到着。 
リポーティングするには早過ぎたので(→コンピューターが受け付けてくれないのデス)、スーツケースだけ預けて、クルー・サービス・センターへ。
 
今度、機内で着用する女性用エプロンが変わるのですが、会社からのお知らせには
「もう大半の女性乗務員の自宅に、新しいエプロンが届いていることと思いますが、万が一、サイズが合わなかった場合は、クルーセンター内の仮設ルームで取り替えて下さい。」
としか書いておらず、私の家にはまだ届いていなかったので、
①いつから新しいエプロンになるのか確認し、
万が一今月からなら、
②どこかでエプロンを借りないといけないのか、
③あるいは今までのエプロンを使用してもよいのか、
知りたかったのです。
 
サービス・センターに入ると
「misae! ケーキ食べる?」
ここでサービス・エージェントとしても働いている、パーサーのペーター
(以前、ランディング中に急に親指が内出血をした時、到着後メディカル・センターまでのアテンドと、ユトレヒトまでの車の手配をしてくれたのがペーターでした→http://fromholland-withlove.spaces.live.com/?_c11_BlogPart_FullView=1&_c11_BlogPart_blogpart=blogview&_c=BlogPart&partqs=amonth%3D1%26ayear%3D2006参照)
が話しかけてきました。
「ペーター、お誕生日なの? おめでとう!!」
オランダでは、誕生日の本人が、家族・友人・知人を招いてケーキや飲み物をご馳走するので、職場でもケーキを配ったりするのです。
サービス・センターの奥に腰掛けて、オレンジ・ムース・ケーキとカプチーノを頂きながらペーターとおしゃべりしていると、これから乗務でサービスするはずがサービスしてもらって、なんだか変な気分でした(笑)
 
エプロンが新しくなるのは来月、と聞いて安心し、再度リポーティングを試みましたが、まだ Too early の表示が出てダメ・・・
今度は、Schiphol Plaza (=空港内のショッピング・センター)へ。
大阪で会う予定の友人から頼まれていたレオニダス・チョコレートを購入し、クルー・センターに戻り、既に預けてあったスーツケースに入れることができるか聞きに行くと、
「本当は一旦(クルー・センター内の)税関を通してスーツケースを出し、チョコレートを入れた後再びセキュリティー・チェックを受け直して預けないといけない」
のですが、
「チョコレートだけセキュリティー・チェックを受け、係官が見ている前でスーツケースに入れればよい」
とおっしゃって下さったので、係官の前でスーツケースにチョコレートを入れ、新しいセキュリティー・シール(=セキュリティー・チェックを受けると貼られるシール)を貼っていただきました。
 
日本(東京・大阪)ベースの同僚達も到着し、リポーティング、アローワンスの引き出しを済ませ、パーサーに挨拶。
 
ブリーフィングを終え、ゲートへ。
東京便のゲートF02で、東京ベースの同僚達に手を振ると、お客様にも手を振る人が・・・? 同じオランダベースのY子さんでした。 お子さん達と一緒に一時帰国されるとのこと。
 
大阪便のゲートF06で日本語アナウンス担当の職員(日本人2人と日本語を話す外国人2人がシフト制で勤務していらっしゃいます)に挨拶を・・・と思ったのですが、どなたもいらっしゃらず、「ディレイがないといいけれど・・・(*)」と思いながら機内へ。
 
(*) 以前、一人で一時帰国する際、ディレイのアナウンスが
英語とオランダ語でしか入らず、
アナウンスを聞いた外国人客が次々ゲートを離れて行く中、
日本人客だけいつまでもゲートで待機しているのを見て、
思い余って、近くにいたオランダ人地上職員に
クルーのIDを見せながら、
「日本語アナウンスをいれましょうか?」
と申し出たのですが
「この便は自分の担当ではないから」
と断られ、
(担当の地上職員とトランシーバーで連絡を取ってくれることを
期待したのですがそれもなく)
気になりつつも、夫と子供達がいた空港内のレストランへ向かった・・・
ということがあったので。
 
機種は、ボーイング777。
担当は、日本人の同僚と組んでのビジネスクラスです。
(日本語で仕事ができて、とっても楽でした♪♬♫) 
 
機内では、まず、プリフライト・チェック(=自分が担当するドア付近の非常用設備の確認)、キャビン・チェック(=客室内に不審な物がないか確認)、ケータリング・チェック(トローリーやコンテイナー内に不審な物がないか確認)などを済ませます。
以前は、私達乗務員はプリフライト・チェックだけをすればよかったのですが、2001年のテロ以降、キャビンやケータリングも私達が再チェックするようになりました。
良いサービスも、安全飛行あってのことですからネ。 しっかりチェックします!
 
ウェルカム・ドリンクの準備なども全て終えた頃、コックピット・クルーが搭乗し、各ギャレーを回って皆に挨拶(=握手をして自分の名前を伝える)。
日本路線の操縦士は3名のはずが・・・7名???
4名は、デッド・ヘッド・クルー(=乗務はしないクルー)とのこと。 内3名は翌日私達がオランダへ戻る便に乗務し、もう1名は大阪からの貨物便に乗務するとのことでした。
パイロットが大勢いるのは心強い(笑)
 
お客様を迎える準備はとっくに整っていたのですが、なかなかパーサーからの"お客様搭乗開始"のアナウンスがない・・・ 
パーサーに聞くと、どうやら機体に故障箇所が見つかったらしい・・・そう言われて見れば、操縦士と整備士がコックピットを出たり入ったりしています。 
副操縦士がギャレーを回って説明しに来てくれました。 
「故障が見つかったのは操縦室のコンピューターで、新しいソフト・ウェアをインストールし直している」
「出発できるまでどれくらい時間がかかるか、今の時点では全くわからない」
とのこと。
 
やっとリクエストが通った日本路線なのに、どうして出発が遅れるかなぁ・・・ただでさえ1泊しかないのに・・・(T_T)
 
お客様へのアナウンスはどうしているんだろう・・・
と思っていたら、パーサーが
「misae! ゲートで日本語のアナウンス入れてきて!」
 
オランダ人の地上職員とゲートへ戻り、オランダ人職員のオランダ語・英語のアナウンスに続き、遅延をお知らせする日本語のアナウンスを入れました。 すぐに「お手洗いへ行きたい」というお客様が続出したので、地上職員の指示で
「故障箇所の修理・点検作業が終わり次第搭乗開始となるので、なるべくゲートで待機し、お手洗いに行きたい場合は、地上職員に搭乗券を預け、少人数ずつ順番に行くように」
というアナウンスも。
 
機内アナウンスとはまた異なったアナウンスで、もちろんマニュアルもありませんでしたから、その場で訳してのアナウンス・・・注意深く聞いたら、可笑しな言い回しをしてしまった箇所もあったかと思いますが、とにかく心をこめて、ゆっくりと、お客様全員に話しかけるように、アナウンスしました。
 
一旦機内に戻り、待機し、出発予定時間を1時間半程過ぎたところで、再びゲートへ。
オランダ人地上職員に
「10分くらい前に、"あと10分程で詳細がわかる"とアナウンスしたのだけれど、10分たった今、まだ詳細がわかっておらず、整備の方からは"あと10分"と言われた。 そうアナウンスすべきか否か・・・」
と聞かれ、
「詳細がわかっていないのなら、かえって混乱を招く恐れがあるので、アナウンスは入れない方がいいでしょう。」
とアドバイス。
 
「他からの乗り継ぎで、朝から何も食べていないのですが・・・」
というお客様もいらして、
「ゲートで軽食をお配りするか」
「お客様ご自身で、ゲートの外で軽食を買って来ていただき、ゲートに戻って食べていただくか」
地上職員の間で話し合われましたが、
「故障箇所の修理・点検作業が終わり次第、搭乗開始となる」
という状況は変わっていないので、
「あと10分、このまま待機」
ということになりました。
朝から何も食べていない、というお客様には、たまたまポケットにチョコレートが入っていたのでそれを差し上げました。
 
そして10分後。
インストールしなおしたソフト・ウェアが正常に作動したらしく、搭乗が開始されました。
搭乗開始のアナウンスを日本語で入れ、私も大急ぎで機内へ戻りました。
 
満席でしたが、最前列の4名はデッド・ヘッドのパイロット。 
ミールのチョイスで不足が出ても、彼らに変更してもらったらいいと思うと、気が楽です。
 
最初のドリンク・サービスの時、相棒のエリアにお座りの、カップルで乗っていらした外国人の男性客が
「ピンク・シャンパンを頼んだのに違うものを注がれた」
と怒ってグラスを差し出してきました。
ここ数ヶ月、特別シャンパンとして、Piper-Heidsieck Rose Sauvage という、ワインのロゼのような濃いピンク色のシャンパンを搭載しているのですが、
「メニューに"pretty pink colour"とあるが、これはピンクではない! 味もフランスのシャンパンと違う! これは違うシャンパンだ!」
とおっしゃるので、
「いいえお客様。 こちらがピンク・シャンパンでございますよ。 確かにお色はピンクというよりバラ色ですが・・・。 もう1種類のシャンパンは、ご搭乗いただいた際にお持ちした、中国産のスパークリング・ワイン(←今、中国フェアーをやっていて、ワインも、珍しい中国産のものを載せています)となりますが・・・」
と申し上げると、
「ボトルを見せろ!」
そのお客様はビジネスクラスの最後列にお掛けだったのですが、ボーイング777ではサービスを最後列から始めるので、私が担当するお客様が後にまだ15名もお飲み物のサービスをお待ちでしたから、
(あら困ったわ・・・)
と思いながらも、ギャレーに戻って中国産のものと、相棒がそのお客様に注いだピンク・シャンパンのボトルを持って行きました。
ボトルを見比べて暫く黙っていらっしゃったので納得して下さったのかと思いきや、
「パーサーを呼んで来い」
とのこと。
パーサーに事情を説明し、お客様のところへ行ってもらい、私はドリンク・サービスに戻りました。
程なくしてパーサーが
「シャンパン2種類のボトル貸してくれる?」
と再びボトルを取りに来ました。
まだ「違うシャンパンだ!」とおっしゃっているらしい・・・(;-_-)
 
ドリンク・サービスを終えてからパーサーに様子を聞くと
「ボトルを見せて、目の前で改めてグラスに注いでもまだ、これはピンク・シャンパンじゃない、と言い張るので、
それではシャンパン以外のサービスで、アップ・グレードの旅をごゆっくりとお楽しみ下さい!
って言っちゃったよ(笑)」
そのお客様は、エコノミークラスからのアップ・グレード(=エコノミークラスが満席でビジネスクラスに空席がある場合に、エコノミークラスのお客様の中からマイレージ・プログラムの会員の方を優先してビジネスクラスにお席をご用意することがあります)だったのでした。

(こちらがPiper-Heidsieck Rose Sauvage)

 

お食事のサービスも終わり、相棒がOCR(=Overhead Crew Rest)に休みに行っている間に、朝食のサービスの準備をしました。
今回、ケータリングのミスが多く、ただでさえ大変な"朝食アラカルト"(→日本路線の朝食サービスは、お客様ご自身でアレンジできる"アラカルト・スタイル"で、お一人お一人ご希望通りのトレイをご用意します)の準備に余計に時間がかかりました。
出発前にチェックした時点で、ミールトローリーに搭載されているはずのリネン(=テーブル・クロス)、日本茶の湯呑茶碗、朝食アラカルト用のオーダー・フォーム(=注文カード)が全くなく、また朝食用のスモーク・サーモンとチーズの数が足りなかったので、ケータリングに電話して搭載をお願いしてあった(+2時間ディレイした分時間もあった)のに、結局搭載されなかったのです。
 
オーダー・フォームがなかった為、(ホットミールのチョイスだけは、口頭でお一人ずつ伺いましたが)シリアル・ヨーグルト・ジャムなどのチョイスはお伺いできないまま、トレイをご用意することに。
「あのお客様はきっとコーンフレーク・・・こちらのお客様はきっとミュズリ・・・あちらのお客様は苺ジャム・・・そちらは杏ジャム・・・」
と、それまでのサービスで受けた印象を元にお好みであろうものを選んで、またお隣同士が同じ内容になるように考慮しながら、トレイを作りました。
 
ボーイング777とMD-11ではビジネスクラス担当者、ボーイング747ではアッパー・デッキ(=2階席)担当者が忘れてはならない、もう一つの重要な仕事が、コックピット・ケア。
操縦士の飲み物や食事を用意する他、30分毎にインターフォンで無事を確認することになっています。
満席の時は、客室のサービスが忙しく、30分毎のケアは大変です。 
毎フライト、出発前に操縦室に運んでおくミネラル・ウォーター(1ℓボトル)とオレンジ・ジュース(500mℓボトル)とクルー・ボックス(=乗務員用のお弁当箱のようなもの)で、最初のミールサービスが終わるまで「何もいらない」と言ってくれる(ありがたい)操縦士もたまにいるのですが、こちらのサービスの進み具合に関係なく色々注文してくる場合の方が多いですxxx今回も然り。
 
朝食トレイ作成中に頼まれた副操縦士用の食事をコックピットに運んでギャレーに戻ると、相棒の担当エリアの最前列の窓側におかけのベルギー人のお客様が眠たそうに、且つ、超不機嫌そうに立っていらっしゃいました。
お話を伺うと、
「隣に座っているデッド・ヘッドのパイロット達がいつまでも起きていて、うるさくて眠れない! 明日は到着後仕事で、機内で寝ないといけないんだ! パーサーを呼んで来い!」
少々お待ち下さい♡と微笑んで、パーサーを呼びに行くと、休憩でOCRへ行ってしまっている・・・それで、ジュニア・パーサー(=シニア・パーサーの補佐をしながらエコノミークラスを仕切るパーサー)に代わりに行ってもらいました。 が・・・
「飛行中、寝ようが寝まいが、それは自由なので、文句をおっしゃられても・・・」
と、ますます怒らせてる・・・(;-_-)
 
OCRから戻ったパーサーが引き継いで、きちんとお詫びし、お客様もご機嫌を直して一件落着・・・ε=(-_-;)ホッ
流石だな、パーサー・・・と感心。
 
大阪到着の1時間半前から、朝食のサービス開始。
ホット・タオルに続いて、フルーツ・ジュース、ヤクルト(←余った時は私も1本いただきます♪)、ヨーグルト・ドリンク、ビタミン・ドリンクなどをお配りし、これからミール・トローリーでキャビンへ・・・
というところで、パーサーが慌てた様子で
「misae! 通訳を頼む! エコノミークラスでオランダ人の急病人だ! でも、呼び出しに応じて来てくれた医師が日本人なんだ!」
急いでエコノミークラスの客室へ・・・すると、60~70歳と思われるオランダ人男性客が真っ青な顔で虚ろな目をこちらへ向けていました。
 
(つづく・・・)

フライト日記 (Bonaire) つづき

 
午前4時からのクルー・ドリンク(=乗務の後などに同僚達と飲むこと)も、空が白み始めた午前6時にお開きとなり、部屋に戻って寝る支度をし、ベッドに入ったのは午前7時。
たまにはゆっくり休もうと、目覚ましをかけずに眠ったのですが、すっきり目が覚めて時計を見ると午前11時・・・4時間しか寝てないxxx
再度目を閉じて眠ろうと努力してみましたがダメでした・・・
時差ボケです(→オランダはもう午後4時でしたから)
最近、フライト先で時差ボケることが増えてきました。 老化現象だろうか・・・(不安)
 
仕方なくシャワーを浴び、音楽(=クラシック)を聴きながらのんびりスポーツ・ウェアに着替え、午後1時にホテル内のフィットネス・ルームへ。
 
今回のボネールステイのテーマ
① 日焼けしない(=ビーチは午後3時以降)(昨年は日焼けでヒドイ目に遭いましたので・・・)
② ダイエットに励む(=毎日10分間ある"秘密のダイエット"をする)(一時帰国中に増えた3.5kgを何とかしないと・・・!)
 
滞在中は、(初日は朝食をミスってしまいましたが)毎日午前8時~朝食終了時間の午前11時まで海に面した屋外朝食ホールで同僚達とおしゃべりを楽しみながら朝食、午後0~1時フィットネス・ルーム、午後3~4時ホテルのビーチでMP3を聴きながらピアノの譜読み、午後5~8時クルー・ドリンク、午後8時~島の中心街で夕食・・・というスケジュールでした。

(朝食ホールからの景色)

今まで、フライト先ではオランダ人の同僚達に合わせて行動していた私でしたが、今回は珍しく、食事とクルー・ドリンク以外は一人で過ごしていました。
 
特に、フィットネス・ルームへは、他の国ではなかなか一人で行こうと思わないのですが(←大勢人がいるのに、誰ともしゃべらずに黙々と運動する・・・というのがど~も苦手でxxx)、ここのフィットネス・ルームは昼間行くと私以外誰もいないのです。 
(ボネール島はカリブ海の島ですから、昼間は皆、当然ビーチへ行きます♪)

(フィットネス・ルーム)

誰もいないフィットネス・ルームで、MP3(→ここでは、Yumingや安室奈美恵、MAX、浜崎あゆみなど)に合わせて大声で歌いながら、自転車こいだり走ったりしていました・・・(^^ゞ
 
到着2日目の水曜日の午後は、リマへの往復乗務がありました。
アムステルダムからの直行便就航直前であることもあってか、とても空いていたので、サービス終了後、同僚達がトマトスープやトースティー(=オランダ風ホットサンド)を作ってくれました。
 
トマトスープ 

(ホットカップにトマトジュース1パック、お湯1カップ、トマトスープの素1袋、野菜スープの素1袋、赤ワイン少々、お砂糖2~3袋を入れてよく混ぜ、しばらく煮る)

 
トースティー

(食パンにバターをぬり、チーズをのせ、チキンブイヨンスープの素をふりかけ、ハムをのせて、もう1枚のバターをぬった食パンではさみ、オープンで8分焼く)
 
ビジネスクラス担当の同僚も、手作りカプチーノを持ってきてくれました。 
みんな同僚思いで感激・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるる
 
今月末からリマへの直行便が就航すると、ボネールからのリマ往復乗務はなくなります。
そう思うと、貴重な乗務でした。

(今回、オランダ海軍が寄港していて、海軍兵達もホテルのバーに飲みに来ていたので、クルー・ドリンクの時は圧倒されました)

木曜日も夕食までは前述のスケジュールで。 
 
夕食は、同僚3人と、(同じオランダの航空会社)Transavia航空のパイロットとパーサーも一緒に、BAMBUというレストランへ。

(皆で記念撮影)

 以前マイアミに乗務した際も、(同じオランダの航空会社)Martinair航空のクルーと一緒に飲んだりしたのですが、
同じ国の別会社の同僚達と一緒に食事をしたり飲みに行ったり・・・というのは、日本でもあるのかしら・・・?
会社は違っても、同国の航空会社の同僚同士として、仲良く一緒に行動するのって、とても素敵だなぁと思いました・・・

(レストランの前で)

(ここの"海老とロブスターのリゾット"は超美味でした!!)
 
BAMBU
Kaya C.E.B. Hellmund #17, Kralendijk Bonaire N.A.
Tel: +599 7174166
 
夕食後、今夜ライブがあるというバーLittle Havanaへ。
丁度演奏が始まったところでした。

(メンバーは、ギターとキーボードとボーカルの3人)
 
素敵だなぁと思ってよくよく見ると、ギターを弾いている人に見覚えが・・・!
過去何度かお宅にお邪魔してピアノの練習をさせていただいたヨルンでした。 
同僚のボーイフレンドで、普段は学校の体操の先生とカイト・サーフィンのインストラクターをしている、と話していたはず。
 
ピアノの練習をさせていただいていた時に、一度、
「ギター合わせるから何か弾いてみて」
と言われ、クラシックじゃなんだからと中村由利子の曲を何曲か弾いたら、それにアコースティック・ギターを合わせてくれて・・・
それが素晴らしく美しく、感動したことを今でもよく覚えています・・・♡
その彼が、ライブ演奏していたのでした。
 
同僚達に「あのギターリスト、知ってる人なのヨ!!」と話していると、ヨルンも私に気付き、演奏しながら(こっちへ来い)と合図してきます。
(そんなとんでもない)と渋っていたのですが、いつまでも呼んでいるので、そろりそろりと前へ進み出ると、演奏途中なのに舞台から降りてきて
「会えて嬉しいよ!」とハグされてしまいました・・・(*^ ^*)
 
「後で是非何か弾いて!」
と言われたのですが、
「今日はかなり飲んじゃってるから無理・・・ごめんなさい」
と丁重に断りました。
クルー・ドリンクで既に、ピニャ・コラーダ3杯、ワイン2杯、夕食時にワイン3杯、バーに来てからジン・トニックも飲んでましたので・・・(^_^;)
 
ところが、演奏の休憩に入ってからも再度頼まれ、バーのオーナーにも頼まれてしまい、同僚達からも是非と言われて、結局弾くことに(汗)
・・・こんなことなら飲まなきゃよかった(T_T)
でもやるしかないと、フォーレの「シシリエンヌ」(=このブログのBGMの曲です)を。
ライブ用の設定になってますから、何しろボリュームが大きくてxxx 自分の音が煩くて集中できず後半の暗譜がすっとんで途中でストップしてしまったのですが、どうやら誰も気付かない様子・・・気を取り直してショパンの「ノクターン」・・・20年以上暗譜で弾いている曲なのに、アルコールが入るとダメですね・・・これまた最後のページの暗譜がすっとんでしまい、それでも何とか誤魔化して最後まで弾き終えましたが、ボロボロでした・・・( ̄_ ̄|||)
しかし、アルコールが入っていたのが私だけではなかった(=お客様も皆大酔っ払いだった?)ことが幸いし、盛大な拍手をいただいてしまいましたε=(-_-;)ホッ
その上、オーナーが「練習したいのなら、いつでも弾きに来なさい」とおっしゃって下さり、翌日午後2時から練習できることに・・・嬉しい!
しかも、「島内に1台だけコンサート・グランドピアノがあるから、今度またボネールに来る時には連絡して。 弾けるように手配しておいてあげるから。」とまで・・・(>_<。。。感激!!
 
ヨルンからは「今度は「ウィンター・ロマンス」(←中村由利子の曲です)を弾いて!」とリクエスト。 
今度またボネール便が付いたら、「ウィンター・ロマンス」暗譜して、お酒は飲まずに伺います・・・(✿ฺ^-^✿ฺ)
 
Little Havana
Kaya Bonaire #4, Kralendijk Bonaire N.A.
Tel: +599 7860717
 
翌日朝食に降りると、昨晩一緒でなかった同僚達から
「ピアノ素敵だったんだってねー!! 私も聴きたかったなぁ~」
と口々に言われ、ちゃんと弾けていたならまだしも大失敗だったので、かえって非常に恥ずかしかったデス。
その日は一日中、会う同僚、会う同僚、他の便の同僚達にまで、同じことを言われました。 
噂は早い・・・悪い噂でないのが不幸中の幸い/幸い中の不幸(?)
 
午後2時からは、約束どおりLittle Havanaで練習させていただきました。
噂を聴いた同僚達が数人聴きに訪れました。
手持ちの楽譜はモーツアルトの「ピアノ協奏曲」だけだったので、暗部で弾ける曲(主にショパンやドビュッシー)を小1時間弾いた後、聴きに来てくれた同僚達と一緒にランチをしてから、買い物に。
 
長男ミハーリへの誕生日プレゼントを探しました。
15日はミハーリの12歳の誕生日だったのです♡
買ったのは、Vagabond Bannerfishという熱帯魚のモビール。

 
ホテルに戻ると、ロビーにいたホテルのマネージャーが
「私の家にカワイのグランドピアノがあるから、今度来た時は弾きにいらっしゃい」
と名刺を下さいました。
ピアノはないものと諦めていたボネール島でしたが、次回からは弾くことができそうです♪
 
夕食の後は、午後7時から仮眠を取りました。
 
アムステルダムへ戻る便の乗務です。 Calling(=ウェイクアップ・コール)は午前1時。
 
中間部担当だったナタリーが、その日のボネールからのキト・グアヤキル往復便のクルーに病欠が出たとのことで、急遽そのクルーに代わってキト・グアヤキル便に乗務することになり、ナタリーの代わりにマリンカが加わりました。 マリンカは、Dead Head Crew(=乗務しないクルー)として前日に到着したとのこと。
 
マリンカはオランダで茶道を習っているほど日本贔屓で、身のこなしも柔らかく穏やかで気配りがきき、満席でしたがスムーズに仕事ができました♪
 
順調にアムステルダムへ向かっていたのですが、到着前の朝食のサービスの後、ミールを配り終えてギャレーに戻ると、ジュニアパーサーのマリアンから
「到着が45分早まって、あと25分で着陸らしいから、急いで!」
との指示・・・コックピット・クルーが、スケジュールの変更を私達に連絡し忘れていたんですって・・・(;-_-)
通常なら到着の30分前にはミールのコレクトを終え、ギャレーの片付けやキャビン(=客室)の整理にあたるところ、ミールをたった今配り終えたばかりだというのにあと25分で着陸!?
 
(幸い経験したことはありませんが)飛行機事故が起こりやすいのは離着陸時。 
ミールトレイが出ている、つまりテーブルが出ているということ=万が一の時に脱出の妨げになります。
 
「まずは急いでミール・コレクト!」
というパーサーの指示で、ミール・トローリーの上にのせていたドリンク類を片付け、いざキャビンへ!
 
・・・と思ったら、反対側の通路の前部を担当しているアネット(=出発前に「アローワンスがおろせない!」とパニクってた同僚)が、
「私、オーバーウィング・トローリー片付けてくる♪」
と言う・・・
 
MD-11はエコノミークラスのギャレーが最後部に1箇所しかない為、前方にお掛けになっていらっしゃるお客様の為に、離陸後、ジュースやソフトドリンク、おつまみなどが入ったトローリーをオーバーウィング(=主翼の上)の左右2箇所にある非常ドア前のジャンプ・シート(=乗務員が離着陸時に座るシート)に固定し、到着前のミール・サービスが終わった後、着陸準備中に片付けることになっているのです。
 
慌てて
「前部担当の私達がまずコレクトに出ないと、後の同僚達がコレクトに出られず、サービスが遅れてしまうから、それは後にしようよ」
と言ったのですが、さっさと片付けに行ってしまったアネット・・・(;-_-)
オーバーウィング・トローリーは2台あるので手伝うべきか否か一瞬迷ったのですが、私までそちらへ出向いてしまったら、ミールのコレクトが遅れてしまう・・・
全体を考えたら、やはりミールのコレクトが先!と判断し、
「アネットはオーバーウィング・トローリーの片付けに行ってしまったけれど、こちら側の通路はミールのコレクトに出発しますヨ!」
と皆に声をかけ、キャビンへ。
 
お客様に、にこやかに(到着が早まったという)事情を話し、コーヒーのおかわりなどのサービスができないことをお詫びしながら、てきぱきとトレイをトローリーに収納し、ギャレーに戻ると、案の定、反対側の通路がまだ終わっていないようだったのでヘルプに向かい、残りの同僚達はギャレーでトローリー他の片付けを。
 
間もなくイヤホンのコレクトのアナウンスが入り、続いてコックピットからも着陸準備要請のアナウンスが。
時間との戦いで、長い徹夜フライトの疲れも吹き飛びました(笑)
 
乗務員着席のアナウンスが入り、自分のジャンプ・シートに座ったところで、隣に座っているアネットに
「さっきはオーバーウィング・トローリーの片付け、手伝えなくてごめんネ」
と謝りました。
ミールトレイのピックアップを優先させた方がいいと判断したことは間違っていなかったと思っていますが、同僚として謝っておくべきではないかと思って。
 
次は待ちに待った日本路線 大阪便です!
桜が見られるかしら・・・(◕ฺ‿◕ฺ✿ฺ)
 

フライト日記 (Bonaire)

2007年3月
(BON)
 

(ボネールの空港は"フラミンゴ空港"といいます。 ターミナルはピンク色です。)

 

ボネール便はリポーティングが午後9時55分と遅く、徹夜フライトとなるので、いつもなら午後に数時間仮眠を取ってから出かけるのですが、
この日、こちらで習っているピアノ連弾レッスンの相棒だったNaokoさんのお引越し先のEindhovenで、新しいお家のお披露目パーティーがあった為、午後はそちらへ出かけました。
そのまま空港へ向かうつもりで制服を着たまま・・・
 
お料理上手なNaokoさんと、同じユトレヒトに住む同じくお料理上手なMihoさんが腕によりをかけた、お寿司やコロッケなどの日本のお料理が並び・・・一時帰国中に3.5kgも体重が増え、制服のスカートが既にキツキツだったにもかかわらず、ついつい食べ過ぎてしまいましたxxx
 
そろそろ空港へ向かわないと・・・と思った頃、Naokoさんのリクエストで急遽一緒にピアノを弾くことに。
最後にレッスンでやったのは(NaokoさんがEindhovenに引っ越してしまったのと、彼女が間もなく出産予定であることから、しばらく連弾レッスンはお休みすることになっています)モーツアルトの「交響曲第40番」のピアノ連弾版だったのですが、彼女の希望で、その前にやったシューベルトの「ファンタジーD940」を弾きました。 
Naokoさんの方はどうやらそのつもりで練習されていらしたようだったのですが、私の方はというと、モーツアルトの交響曲を終えてからは、12月に演奏予定の曲・モーツアルトの「ピアノ協奏曲第20番」の練習に既に取り掛かっていた為、シューベルトは全く練習しておらず、案の定ボロボロ・・・申し訳なかったです・・・(T_T)
ゲストの皆さんの前で、それはもう恥ずかしかった・・・前にやった曲も時々ちゃんと練習しておかないといけないな、と反省すると共に、いつか私の家で、どなたかに演奏をお願いすることがあったら、前もってお伝えしておかないと恥をかかせてしまうこともあるのだな、と学びました。
 
Eindhovenから一旦Utrechtへ戻り、夜遅かったので子供達を義理母宅に預けて、夫に空港まで送ってもらいました。
 
リポーティングしてスーツケースを預けた後、アローワンス(=滞在中の食費など)をおろしに専用キャッシング・マシーンへ行くと、専用カードが期限切れ。
新しいカードをもらいにクルー・センター内のサービス・センターへ。 そこに、もう一人、新しいカードを受け取りにきていたオランダ人スチュワーデスがいました。
この時間だともうボネール便しか出発便はないので、「一緒に働く同僚だな」と思って声をかけようと思ったのですが、サービス・センターの男性職員と話しっぱなしで声がかけられぬまま・・・
新しいカードを受け取って、改めてキャッシング・マシーンへ行くと、先程の同僚が「お金がおろせない!」とパニクっていました。
「大丈夫?」
と話しかけると、
「きっとこのカードが新しいからだわ!」
と言うので、彼女の隣のマシーン(→全部で4台あります)で試してみると、私はちゃんとおろせたので、
「私も新しいカードだけど、おろせたわよ。 こっちのマシーンは試した?」
と聞いたのですが、
「今、新しいカードもらってきたばかりなのよ~ ・・・すいませ~ん! お金がおろせませ~ん!」
・・・私の話は全く耳に入っていない様子で、向こう側のリポーティング・デスクの人に大声で助けを求めています・・・(;-_-)
彼女が新しいカードを受け取っている時、すぐ隣で私も新しいカードを受け取っていたのですが・・・全然気付いてない?
・・・一緒に乗務するのがちょっと不安になりました(苦笑)
 
ヘルプに来たリポーティング・デスクの人に
「他のマシーンは試してみたのか」
と聞かれ、(予想通り)
「Nee (=いいえ)」
と答えている彼女を後に、私は一足お先にパーサー(シニア・パーサーとジュニア・パーサー)にご挨拶へ。
握手をしてお互いの名前を告げていると、さっきの彼女も挨拶にやって来ました。
隣のマシーンですぐにおろせたらしい・・・やっぱり・・・(;-_-)
 
機種はMD-11。
担当エリアはエコノミークラスです。
 
MD-11は、こちら(→ http://www.seatguru.com/airlines/KLM/KLM_MD-11.php )を見ていただくとおわかりいただけるように、
エコノミークラスのギャレーが最後部に1箇所しかありません。
このギャレーに6名で入り、左右の通路に3人ずつ、前方・中間・後方に分かれてサービスします。
 
私が担当したのは、エコノミークラス左側の前方。 
最後方のギャレーからエコノミークラス最前列までトローリーを引いて行き(←お客様に背中を見せない様、トローリーは後ろから押すのではなく引っぱって行きます)、最前列から主翼の3列手前までサービスします。 次の担当者(中間部担当者)は、主翼の3列手前からスタートし、最後列からスタートする同僚(後方担当者)とぶつかるところまでサービスします。
 
今回、パーサーに「好きな担当エリアを選んでいい」と言われ、今月はエコノミークラス担当月だったので(→制服に2本白線のあるCAは、通常ビジネスクラスを担当するのですが、年に二回程、名字のアルファベットの頭文字によって、エコノミークラスを担当する月があるのです)、だったら「全体を把握しやすい前方エリアを」 と選びました。
前方エリアを担当すると、サービスの度に後ろのギャレーから最前列まで遙々トローリーを引いて歩かなければならず大変ではあるのですが、サービス後、ギャレーに戻る際に同じように、つまり他の同僚達が担当したエリアを通って帰るので、何かあった場合にフォローができます。 
今回、前方エリアを選んだ理由に、出発前にキャッシング・マシーン前でパニクっていたアネットもエコノミークラス担当だった、ということもありました。 何かあってもフォローできるかな、と思ったのですが、彼女は反対側の通路・・・でも、私と同じ前方の担当だったので、時々様子を伺いながらサービスしていました。
 
MD-11のエコノミークラスのギャレーは、6人で担当するだけあって広いのですが、それでもやはりトローリーが6台ギャレーに出ていると身動きが取れないので、サービスの時は、6人(=トローリー6台)が同時にギャレーに戻らないように、前方担当者は自分のエリアが終わり次第中間部担当者のエリアを引き継ぎ、中間部担当者が後方担当者のエリアを引き継いで、後方担当者から順にギャレーに戻って順にトローリーを片付けられるように心がけます。
・・・という理論を理解できていない同僚がいると、スムーズにいかないことがあります。
今回も、私と同じ左側の中間部担当だったナタリーが、私が
「前方は終わったので引き継ぐヨ!」
と言うと、
(「了解!じゃあ私は後方を引き継ぐネ!」という返答が望ましかったのですが)
「あ~私ももうすぐ終わるから~」
と引き継がせてくれず、(周りのお客様を見渡しても皆様お食事中で、私は何もすることがなく)困りました。
察する様子もなかったので、
「あなたの仕事を私が引き継いで、あなたがモニーク(=後方担当者)の仕事を引き継げば、モニークは先にギャレーに戻って片付けと次のサービスの準備を始められるから、そうモニークに伝えて!」
と説明し、ようやくわかってもらえました・・・ε=(-_-;)ホッ
 
後方担当のモニークは、乗務暦は短いですが地上職を長年務めていたせいか、とてもフレキシブルで、自分の仕事だけでなく全体を見通して動いていることがわかります。 非常に仕事がしやすい同僚でした。
それに比べてナタリーは・・・明るくてハキハキしたお嬢さんなのですが・・・
前の座席に足を上げていた(←もちろんやってはイケマセン!)お客様に、
「あなたは家でもこんなに行儀が悪いんですかっ? 
お母さんに怒られなかったんですかっ? 
今すぐ下ろさなかったら、これからアムステルダムに戻って飛行機降りていただきますからねっ!」
と厳しく注意していてビックリしました。
お客様、お怒りになるかと心配したのですが、意外にも大人しく直ちに足を下ろされて、二度と上げませんでした・・・(笑)
また、サービス中も、飲み物を二度注文された(←恐らく、ナタリーが無反応だったので「聞こえなかったのかな」と思って再度注文されたのではないかと察します)お客様に、
「待つことはできないのですかっ?・・・ったく。」
と注意して、この時はお客様怖がってました・・・ナタリー、もう少し優しく穏やかにに接することができたらいいのに・・・。
 
MD-11には、B747-400やB777と違いクルー・レスト(=キャビン・クルーが休むベッド・ルーム)がない(コックピット・クルー用のベッドはあります)ので、休憩時間には背もたれを大きく倒せるクルー・シートで仮眠を取ります。
2時間ほど順番に仮眠を取りましたが、やはり徹夜フライトは疲れるらしく、ボネール到着後のクルー・ドリンクには、コックピット・クルー3名とパーサーと私しか参加しませんでした。  現地時間で午前4時過ぎ=オランダ時間で午前9時過ぎでしたから、もっともと言えばもっともなのですが、ボネールは星がきれいなんですヨ~!(✿ฺ^-^✿ฺ)
セカンド・オフィサーのボブが、「昨年初めてのボネール便乗務で一緒だった」と私のことを覚えていて、私の名前ばかりでなく夫の名前、ピアノを弾くこと、星に詳しいこと、ユトレヒトに住んでいることまで言い当て、驚きました。
そういう私も彼の誕生日は例の如く覚えていて、射手座なのですが、丁度その時間見ることができたので星座の位置を教えてあげました。
お隣の蠍座の脇には美しい下弦の月と眩いばかりの木星が輝いていました・・・
 
(つづく・・・)

フライト日記 (Hong Kong)

(乗務の後、子供達と一時帰国していた為、アップがすっかり遅くなってしまいましたxxx)
 
2006年2月
(HKG)
 
冬休み明けのフライトは、約半年振りの香港。
 
休暇明けのフライトでは、(休暇中に旅行へ出たりして)うっかりパスポートを忘れる同僚が多いのですが・・・
私もやってしまいましたxxx
一時帰国もせず、ずーっとオランダにいたにもかかわらず、空港に着いたらパスポートがない・・・
 
2月初めにユトレヒトの大学病院でMRIの検査を受けたのですが(→このお話はそのうち改めて・・・)、その時に身分証明書代わりにパスポートを持っていって、そのまま保険証と一緒に棚にしまってしまっていたのでした。
 
幸いリポーティングの1時間前に空港に着いていたので(出発前に空港でお昼を食べようと思っていたものですから・・・)、大急ぎでユーターンしてユトレヒトに戻り、パスポートを取って空港へトンボ返りしました。
リポーティングには5分遅刻してしまいましたが、小走りでスーツケースを預け、ブリーフィングには間に合いました・・・
(ブリーフィング・ルームに息も切れ切れに駆け込んだのはかなり恥ずかしかったですが・・・間に合ってよかった♪)
 
機種はボーイング747-400。
担当は、Bゾーン(エコノミークラスの最前方部)。
Aゾーン(1階ビジネスクラス)をヘルプし、スペシャル・ミール(ベジタリアン・ミールやチャイルド・ミールなど)のケアをしながら、Bゾーンのお客様へのサービスをこなす、遣り甲斐のある担当エリアです。
 
Bゾーンのお客様で、オーダーしてあったスペシャル・ミールが搭載ミスで載っていなかった為、とても怒っていらっしゃるインド系オランダ人の女性客がいました。 パーサーがお詫びに行っても機嫌を悪くするばかりで「要注意」と言われていたその女性客が、本日のメイン・ターゲット。 香港到着までにご機嫌を直していただきたい・・・!
最初のうちは、にこやかに話しかけても無表情で不機嫌そうにしていらっしゃったのですが、食後にベイリーズを注文されたので「ベイリーズのミルク割り」をお勧めしてみましたところ、これが好評で・・・ 
飛行機をお降りになる時には笑顔になっていらっしゃいました!
ベイリーズ (Baileys` Original Irish Cream)を牛乳で割ったカクテルは、本当に美味しいので、皆さんも是非お試し下さい♪
 
香港に到着した2月18日は、中国では新年を迎えた日、元旦でした。
香港人の同僚達に広東語の「あけましておめでとう」を教わりました。
「Kung Hei Fat Choi」と言うそうです。
(漢字では何と書くのでしょう??)
 
クルーホテルに着いて、お部屋で面白いものを発見!
(大きい写真はフォトアルバムを見て下さいネ)

《マシサーヅのご予約は内線1735まだお願いいたします。》

疲れている時に、こういうの見ちゃうと、笑いのツボにはまってしまうんですよね・・・ヾ(@^∇^@)ノ

仮眠を取った後、夕方からオランダ人同僚達と街へ繰り出しました。 お正月のせいか人でも少なくレストランも閉まっているお店が多かったです。 オランダ人の同僚達がいつも食べに行くお店もやっぱり閉まっていたので、近くにあった(ちょっと高級そうな)タイ料理のレストランで食事をしました。

その後、Wan Chai (灣仔)にある"Dusk till Dawn" というBar/Clubへ。
ここは、数年前にも一度来た事があるのですが、ライブ・バンドのレベルがすごく高くて、踊らなくても音楽を聴いているだけで十分楽しめます
私のお気に入りの曲の一つ、Maroon5の「This Love」がかかった時は、あんまり素晴らしい演奏で、おしゃべりもやめて聴き入ってしまいました♡
 
みんな上機嫌で午前4時半過ぎにホテルに戻ると、貨物便のコックピット・クルーが丁度到着したところ(←こんな時間にホテルに帰ってきた私達を見てたいそう驚いていましたxxx)だったので、握手をして挨拶してから部屋へ戻りました。
 
翌朝は9時起床。
9時半に、友人のM子さんがホテルに遊びに来てくれることになっていたので、急いで支度をしてロビーへ。
数年前、一時帰国の飛行機でたまたまミハーリの隣に座った女の子のお母さんがM子さんで、ご主人のお仕事でオランダ・ベルギーにお住まいになった後、この冬ご帰国されたのですが、ご両親が香港にお住まいで、お正月に合わせてこちらへいらっしゃっていたそう。
M子さんとは、不思議なご縁があるらしく、初めてお会いしてから随分たって、私のオランダの友人の友人であったことがわかり、オランダで再会。 ユトレヒトにも遊びに来て下さって、一緒にオルゴール博物館やミッフィー美術館へ行きました。
その日は、午後の便で日本にお戻りになるとのことで、時間がない中、早朝にもかかわらず、会いに来て下さり、感激でした・・・(。♋ฺ‸♋ฺ。)うるるる
 
M子さんを見送った後、ホテルのコンシェルジュで「マッサージのお店」を紹介してもらい、行ってみました。
 
ワールド・トレード・センター近くの"BIG BUCKET (大桶水)"というお店です。
足裏マッサージの他、大桶水アロマセラピージェル足浴、全身ツボ指圧マッサージ、タイ式古法マッサージ、上海式爪切りと足ヤスリ(←???)のコースがあって、私は45分全身ツボ指圧マッサージをお願いしました。
「マッサージ師は、女性がいいか? それとも男性がいいか?」
と尋ねられ、(ここでは、女性なら当然女性、という訳ではないんだなぁ・・・と感心しながら)
「女性でお願いします」
と答えました。
 
案内係りの男性に連れられて、建物の奥の方へ、奥の方へ・・・と連れて行かれました。
なんだか「千と千尋の神隠し」に出てきそうな、ちょっと不気味な建物で、ドキドキしました。
案内された薄暗~い部屋には、ベッドが3つあり、一番奥のベッドの脇に中国人女性が一人立っていました。
 
中国語で何か言われ、
「ごめんなさい。 中国語はわからないの。 英語は話せますか?」
と言うと、無言で笑っていました・・・。
 
ジェスチャーで服を脱ぐように指示しているようだったので脱ぎ始めると、Tシャツとジョギングパンツを用意してくれました。
それに着替えて、タオルが敷かれたベッドにうつ伏せになると間もなくマッサージ開始。
あんまり気持ちよくって声出しそうでした~♡
特に首と頭!
腰以下はあまりこっていなかったのか痛いばかりだったので、次回は(→次いつ香港に来られるかわかりませんが)肩から上だけじっくりやっていただこうと思います・・・♪
 
BIG BUCKET (大桶水)
住所 : Hoi Kung Court, 264-269 Gloucester Road, 
          Causeway Bay, Hong Kong
電話 : 2572-8611/8622
 
帰りにTimes Squareに寄ると、今年の干支の"ぶた"がズラ~リと並んでいました。

オランダでも、「今年は中国のホロスコープで"ぶた年"」とされているのですが、どうして日本では"ぶた"ではなくて"いのしし"なのでしょう・・・?

気になって調べてみたら、これには、中国語と日本語の漢字の違いに原因があるそうです。
日本語では"ぶた"は「豚」、"いのしし"は「猪」ですが、
中国語では"ぶた"は「猪」、"いのしし"は「野猪」なのだそうです。
それで、中国から日本へ干支が伝わった際、中国の"猪(ぶた)年"は、日本で"猪(いのしし)年"に変わってしまったとのこと。
面白いですね!
夕方、元同僚のR子さんが(やはり元同僚で香港ベース乗務員だった)旦那さんと一緒に遊びに来て下さいました。
彼女は今キャセイで乗務をしています。 
「昼間、歩道橋の上でビニールシートを敷いて大勢で食事をしたり、お化粧をしたり、本を読んだり、眠ったりしている人々を見て驚いた」
という話をしましたら
「それは香港人ではなく、内陸部から来た中国人」
なんだそうです。
面白いですね!
 
R子さん達も一緒にホテルのバーでのクルー・ドリンクに参加した後、オランダ人の同僚も何人か加わって、一緒に新年の花火大会を見に行きました。
あいにくの雨でしたが、とってもきれいでした! 
花火を見慣れないオランダ人は大喜び・・・でも、日本の花火大会の方がもっとスゴイかなぁ・・・。
昔、札幌に就航していた頃、札幌の花火大会にオランダ人を連れて行ったことがあったのですが、打ち上げ場所のすぐ近くで見た花火がものすごい迫力で・・・!
種類も多く、技巧も凝らしてあって(リボン型になったりミッキーマウスの顔になったり)本当に感動しました。 ・・・その感動は、なかったです。
久し振りにまた、日本で花火、見て見たい・・・!!
 
夕食後、Central (中環)にある"Insomnia"というBar/Clubへ。
ここも、Wan Chai (灣仔)の"Dusk till Dawn"同様、ライブ・バンドが素晴らしいのですが、個人的には"Dusk till Dawn"のバンドの方が好きです。 
でも、お店の雰囲気は"Insomnia"の方が良かったかもしれません・・・"Dusk till Dawn"には西洋人男性目当てのアジア人女性、アジア人女性目当ての西洋人男性が多く、"Insomnia"には普通の観光客が多い、という印象を受けました。 
 
翌朝はCalling (ウェイクアップ・コール)の1時間前に起きて支度し、R子さんからの差し入れのリポビタンDを飲み(R子さん、ありがとう!!)、Callingを受けた後、朝食へ。
香港ではいつも中国風のお粥を朝食にいただきます。 これがまた、とっても美味しい!
 
帰りの便は、Aゾーンに3名しかお客様がいらっしゃらなかったので、Aゾーン担当の相棒が手伝ってくれ、とても早くサービスが終わりました。
楽なのですが、担当のお客様皆様に、自分でサービスできないのは、ちょっと淋しい気も・・・。
 
ところで、帰りの便では、出発前にクルーボックスというお弁当(?)が調達されるのですが、現地ベースの乗務員がいるフライト先ではトラブルがおこります・・・。
(前にも書いたかと思いますが、)オランダ人クルー(私も含めて)は、行きの便で、4種類あるなかから一つ選んでオーダー(=注文書に記入)し、帰りの便には、そのオーダーどおりのクルーボックスが搭載されます。 現地ベースのクルーがいないフライト先では問題ないのですが、現地ベースのクルーがいる中国路線・韓国路線、そして日本路線では、現地ベースの同僚達の分のオーダー方法がきちんとしていないのか、オーダーしたクルーボックスを受け取れないクルーが出てしまうのです。
日本路線では、日本人の同僚から
「私達は、オランダ人クルーが自分達の分を取り終えた後に、余っているクルーボックスをいただくようにしています。」
という話を聞いたことがあったのですが、(なんだかそれも不公平な気がしましたが)
香港の同僚達は考え方が異なるようで、先に自分達の希望するクルーボックスを持っていってしまい、オランダ人クルーの中に、オーダーしたはずのクルーボックスを得られない人が出てしまうようなのです。
 
オランダ人クルーとだぶってしまった香港人クルーに、(日本人同僚から聞いた話をした後)事情を聞くと
「パーサーが持ってきてくれた」
と言うので、パーサーに確認したら
「持ってきてくれと言われた」
と言うので、香港人クルーに再度事情を聞くと
「前日にオーダーした」
とのこと。 
ということは、オーダー通りのクルーボックスが搭載されなかったということなので、香港人クルーに香港のケータリングに搭載ミスを連絡するようお願いしました。
私のように何でも食べる人には大した問題ではありませんが、中にはベジタリアンの人もいたりするので、やはりオーダーしたものをちゃんといただけるにこしたことはありませんからネ。
 
・・・日本人と香港人の文化の違い(?)を垣間見た事件でした。
 
次のフライトは、(去年ほぼ2カ月おきに行って少々ウンザリしている?)ボネール便です。
 

フライト日記 (Lagos)

2007年1月
(LOS)
 
今年の初仕事・・・は、ドバイ便の予定が、前日変更になって、ラゴス便です。
 
ラゴス便は、オランダ人クルーの不人気路線ベスト3に入る路線。 
もしかしたら一番嫌われているかもしれない路線です。
理由は多分・・・① フライトリーブ(=乗務の後のお休み)が短い
            (→100%で乗務している場合2日間)こと。         
          ② 政情不安であること。
          ③ マラリア地域であること。         
          ④ ナイジェリア人が無礼であること。
 
私は、以前に一度だけ乗務したことがあるのですが、
① 50%で乗務している私にはお休みは十分ある(普段が長すぎるくらい)ので問題なし。
② 確かに、ホテルからの外出は禁止されていました。 ホテル敷地内で銃撃戦があったこともあると聞きました。
③ 確かに、ここでマラリアにかかってしまった同僚を何人も知っています。 
④ 確かに、機内で「ツッ、ツッ!」と舌を鳴らして犬でも呼ぶように呼ばれたり、「Give me coke!」と言い方が乱暴だったりしましたが、それがこの国では普通なことだと思えば気にならないこと。 オランダ人が普通だと思っていることだって、日本人からしたら無礼なことも沢山ありますので、既に"慣れていた"ということもあったと思います。
 
それよりも、前回のラゴス便で私の印象に残っているのは、
① 夜間の乗務で機内も照明を落としてあって真っ暗な中、コールボタンで呼ばれて行くと、暗闇にお客様の白い歯だけが浮き上がって驚いたこと。
② ホテルの朝食のパンが美味しかったこと。
でしたので、今でもそうなのかしら・・・とワクワクして出掛けました。
 
空港到着後、リポーティングを済ませてパーサーに挨拶に行くと、前に乗務したことのある(→いつ・どの便で一緒だったのかは・・・思い出せませんxxx)トン(Antonの略称)。
いつものように握手をして挨拶を交わすと
「misae! キミ、マッサージできる?」
「(え?いきなり、なんで??) ええ、できますけど・・・」
「やっぱり! いやぁ、前のフライトで、たまたまマッサージの話になった時に、クルーの何人かが"マッサージが上手なCAを知ってる"と言ってキミの名前を挙げてたんだよ。 ボクも妻にマッサージを教えてもらえないかなぁ。」
・・・子供の頃1回50円で父の肩を揉んで磨いた技(?)が、今、役立っています・・・
 
ブリーフィング・ルームでブリーフィングの時間まで待っていると、後から入ってくる同僚達が私を見て
「え??? ラゴス便よね???」
と、戸惑います。
私がいるせいで、(現地採用の乗務員がいる)日本路線あるいは中国・韓国路線かと一瞬思ってしまうわけです。
オランダ人はいろいろな面で"差別を嫌う"人達なので、いつもあとから必要以上に詫びられて、
「毎フライト皆そう思うわよ~私はどう見てもオランダ人には見えないのだから、気にしないで!」と言うのですが、
今回はパーサー以外(トンは私のことを知っていましたので)全員から謝られて、かえってこちらが申し訳なくなってしまいました・・・
 
トンのブリーフィングは独特です。
「今日初めて会う同僚達と、これから最高のチームワークで仕事をするのだから、まずはお互いの名前をしっかり覚えないとね!」
と、全員の名前覚えから。
通常は、ブリーフィングの最初にパーサーが一人一人名前を呼び上げ、呼ばれた人が手を(オランダ式に人差し指だけ立てて)挙げるだけなので、(なるべくブリーフィング中に全員覚えられるように努力はするのですが・・・)ブリーフィング中に全員の名前を覚えられないこともあります(→そういう場合は、機内で覚えます。)
今回は、パーサーから、座っている順に自分の名前を伝え、何人目かで、自分の手前の人までの名前を言う、というテスト形式。 最後には、全員分覚えられる、という仕組みです。
次に、乗務で大切だと思うことを一言ずつ。 この仕事に対する、いろいろな人のいろいろな意見を聞けて、興味深かったです。
 
ラゴス便の機種はMD-11。
担当はビジネスクラスです。 満席。 
 
いつものように、お客様の搭乗前の準備、搭乗開始以降のウェルカム・ドリンクやメニューなどの配布を、相棒と協力して行います。 
MD-11のビジネスクラスは、ギャレーが客室の中央にあるので、全体を把握するのに少々不便なのですが、
相棒のロバート(リッキー・マーティン似のスチュワード・元軍事警察官)がとても働きやすい相手だった
(→忙しい時は、二人で同じ事をしていると余計に時間がかかることがあるので、相手がまだやっていないことを先回りしてやるようにするのですが、彼も同じように動いてくれた)
(=私が後でやろうと思っていたことを気が付くとやってくれていた)
ので、と~ってもスムーズにいきました。
飛行中のサービスも、同じ調子で非常にスムーズに進み、いつもならビジネスクラスの方がずっと長くかかるはずのサービスが、エコノミークラスよりも先に終わってしまったほどです。
 
サービスが終わってから、お食事。 
朝、子供達のお弁当作り(土曜日は日本語補習校なので、お弁当はサンドイッチではなく、ちゃんとご飯を炊きます)で忙しくて、コーヒーは数杯飲みましたが、朝から何も食べていなかったので、腹ペコでした。 
アメリカからのお乗り継ぎのお客様が何名かお食事を召し上がらなかったので、味見を兼ねてビジネスクラスの前菜をいただきました。

(Mediterranean caponata with smoked salmon)
(日本路線もアムステルダム発は同じ前菜だったと思います。)
 
主菜は久し振りにクルートローリーから選ぶことに。
クルートローリーには、クルー用のサラダ、ホットミール、デザートのプチケーキ、ヨーグルトや果物、サンドイッチ用食パン、バター、ジャム、スライスチーズ、スライスハム、ミネラルウォーターのミニボトルなどが入っています。

(クルートローリー)

(クルー用のサラダ・2種類あるうちの1つ)

今日は、お魚料理にしました。
耐熱容器に、お魚、にんじん、マッシュドポテトが入っています。 

(味は見た目ほど悪くないです)

蛋白源(肉や魚)1種類+野菜1種類+穀物(じゃがいもやパスタ)1種類・・・全て1種類ずつの典型的オランダ料理・・・
オランダの台所はいつもきれいなことで有名ですが、朝・昼はパン、唯一温かい料理を食べる夕食もこんな感じなので、確かにあまり汚れません。
日本では「一日30品目」と言われますが、もしかしたら(=私の想像です)オランダでは「一日1品目ずつでも、毎日違う種類にすれば、1ヶ月で30品目になる」という考え方なのかもしれません。
 
デザートにはヨーグルトをいただきました。 カラメルソースが美味しいヨーグルト♡

 (ヨーグルトもいろいろな種類から選べます→私のお気に入りはコレ)
 
 
ラゴスに到着し、クルーバスでクルーホテルへ向かいます。
バスが一般道に出た途端、車内が真っ暗になったので驚いていたら、同僚達が口々に
「真っ暗にしておかないと、クルーが乗っているバスだとわかってしまって危ない」
「襲撃されたこともある」
と説明してくれました。 スリル満点です・・・
よく見ると、クルーバスの前後には、警護車まで! 
護衛されてホテルへ向かったのは初めてです。
 
厳重に警戒されたゲートを通るとホテルの敷地内。
ロビーにあるラウンジの中央の、赤いロープで仕切ってあるスペースが、どうやらエアライン専用のようで、
これから出発する同僚達の他に、他社の乗務員もそこで空港までのクルーバスの到着を待っていました。
 
チェック・イン後、シャワーを浴びて、クルー・ドリンクへ。
ホテルのバーはとても小ぢんまりしていて(35㎡くらい?)、客は西洋人ばかり。 恐らく皆、エアライン・クルーです。
アジア人は私一人。
しばらく飲んでいると、後から到着したBAのクルーもクルー・ドリンクに集まり始めました。
そのうちに、その中の一人が私達のテーブルへ・・・
「君達どこのエアライン? 私はBAの機長のチャーリー」
一番近くに座っていたアシスタント・パーサーのアニータが代表して私達を紹介。
「キミはオランダ人じゃないでしょ? どこから?」
と聞かれて
「日本からです。 あなたはイギリスのどちらから?」
「オックスフォードですよ。」
学生時代に約1年留学したことのあるオックスフォード。 もっといろいろお話したかったのですが・・・
英語が出てこない・・・( ̄_ ̄|||)
懐かしい&大好きなクィーンズ・イングリッシュなのに・・・
言われていることはわかるのに・・・
言いたいことが言えないxxx
どうしてもオランダ語の単語がでてきてしまう・・・
他のBAのクルーも何人か加わって、たまたま趣味が音楽だという人が多かった(パーサーのリチャードさんはオーケストラのホルン奏者だそう)ので、音楽の話をしているうちに勘が戻ってきましたが・・・
言葉はやっぱり使わないと忘れてしまいますネ。 勉強しなおさないと。
 
クルードリンクの後、ホテル敷地内にあるディスコへ。
ラゴス便に頻繁に乗務する夫から話はよく聞いていましたが、行ってみると、本当に、男性はみんな西洋人で女性はみんな現地の娼婦・・・
独特な雰囲気だったので、早々に退散しました。
 
翌日は朝食の後、部屋でピアノの練習をし、ランチはプールサイドで。
昨日のBAの機長チャーリーが美味しそうなのを食べていたので、同じものをオーダー。
メニューには無い「ナイジェリア風チキンシチュー」だそうです。
辛くて美味しかったです♪

 (ナイジェリア風チキンシチュー)
 
 
食後は仮眠をとって、帰りの便の乗務。
再び警護車に守られながら空港へ。 アメリカ並みに厳重なセキュリーティー・チェック(=安心です)。
帰りの便も満席でしたが、ロバートとのチームワークのお陰で、丁寧かつ迅速なサービスができ、(夜出発し、早朝にアムステルダムに到着する便でしたので)お客様にも早くお休みいただけて良かった!
 
サービスが終わってからクルーボックス(=帰りの便でのみ調達されるお弁当もどき)をチェック。 
クルーボックスには4種類あって、(レギュラー/ベジタリアン/フルーツ/ローカル)行きの便の乗務中に注文用紙に希望を書き込んでおくと、帰りの便に希望のボックスが搭載されるようになっています。

(クルーボックスの注文用紙)

レギュラー・ボックス、ベジタリアン・ボックス、フルーツ・ボックス、ローカル・ボックス(アメリカ、カナダ、メキシコ発はシリアル・ボックス)から選べて、私はいつも(現地料理が食べたくて)ローカル・ボックスをチョイスします。 
例えば、日本路線だと手巻き寿司や稲荷寿司が入っていたり、中東だとメッツァが入っていたりするのですが、ナイジェリア発は普通のサンドイッチでした・・・

(ラゴス発のローカル・ボックス)

ビジネスクラスのお食事も余っていたのでチェック。
 

(前菜 : Air-dried beef with a salad of tomatoes and Mozzarella)

「トマトとモッツァレッラのサラダ」とメニューにあるのに、トマトの上にのっていたのが普通のチーズだったので、(幸いお客様からのクレームはありませんでしたが)パーサーに報告。

(主菜 : 左=Grilled chicken filled with spinach 右=Seafood Chilli)

(クルー用のミネラルウォーターのボトルには、ラベルを少し剥がした所に記名)

 
 
到着前にパーサーのトンに呼ばれてパーサー・ワーク・ステーション(=パーサーが書類の処理をしたり、機内映画などのビデオのセッティングをするスペース)へ行くと、
「これを会社に提出しようと思うんだけど・・・」
見るとコンプリメント・レターで
「misaeは、本当に丁寧で心のこもったサービスをするCAである。 彼女のサービスを見ていて、自分も乗客として乗った時には、是非とも彼女のサービスを受けたいものだと思った。」
と書いてありました。  ありがとう、トン!
 
今年の初仕事、(心の中で)ガッツポーズができるフライトになりました・・・
でも、半分は相棒のロバートのお陰。 もちろん彼もトンからコンプリメントをもらっていました。 同感です。
 
これから2月16日まで冬休み。 
乗務がなくて残念ですが、来月は、長男のCito Toes (シト・トゥーツ=中学入試のようなもの)があります。
サポートしてあげないと・・・!
 
休暇明けは、香港便です。 
 

スケジュール・チェンジ

明日からドバイ便乗務の予定でしたが、今日の午後になって会社から電話があり
明日からラゴスへ行くことになりました。
ラゴス便に乗務するのは2回目です。
ナイジェリアは、マラリア流行地域なので、蚊に注意しないと・・・
それにしても、前日のスケジュール・チェンジは初めて。
どうしたのかしら・・・

 

フライト日記 (Kuala Lumpur) その3

2006年12月 その3
(KUL)
 
4日目。
 
午後1時起床(=朝6~7時に寝て、この時間に起きる・・・というオランダ時間での生活リズム)、
NHKのニュースを見、持参したロールアップ・ピアノ(←11月のカイロ便フライト日記参照)で1時間ほどピアノの練習をしてから、プールサイドへ。
 
まずは、レストランで大好物の「ミー・カレー」を。 
こちらが頼まなくても、例の(記憶力の良い)マネージャーが来て
「ミー・カレーですね!」
もう滞在中毎日食べてました、美味しくて。
(写真は、「その2」に載せてあります)
  
初日に、メニューにもう無かったのにもかかわらず、私の為に、このマネージャーが特別にシェフに作らせて下さった「ミー・カレー」・・・
その心ばかりのお礼にと、紙ナプキンでバラの花を作って(←機内でも時々作ります・4月の上海便フライト日記参照)マネージャーに差し上げたのですが、それ以来、飲み物をサービスして下さって・・・ 感激。
 
フロントのスタッフも・・・到着した日に日本の新聞があるか伺った、と書きましたが、その日の新聞一部だけでも十分嬉しかったのに、毎日お部屋に届くように手配して下さり、その上、それ以来フロントへ行くと、名前を覚えていて
「○○サン」と(日本語で)呼んで下さるのです・・・感心。
 
ところで、12月は雨季だそうで、プールサイドにいると、時々バケツをひっくりかえしたような雨になりました。
みるみるうちに空が暗くなったかと思うと、プールサイドの人々がレストランへ非難するよりも先に、ザバーッッッ(←”ザーザー降り”よりもっとスゴイ・・・)ときます。
雷の音と共に、ホテルのゴルフ場から避難のサイレンが鳴り響き、間もなく稲光が・・・!

 
(プールサイドで食事中に大雨に・・・)
 
5日目は、前日に到着した機長のフェリックス(←以前アムステルダムに住んでいた日本人の友人のご近所さん・5年振りに再会しました)に、夕食後、
LUNAというラウンジ・バーへ連れて行ってもらいました。
パシフィック・リージェンシーというホテルの最上階(34階)にあるのですが、今まで行ったことのある世界中のバーの中で、一番ロマンチックでした♡
普通のソファー席の他に、屋外プールを囲むように(2~4人がけの)ボックス席があり、靴を脱いで寛げるようになっていて、どこもカップルでいっぱいでした♡
満席だったので他のカップルと同席。 私達は(残念ながら?)カップルではありませんが、ロマンチックさ加減は十分に味わえましたヨ。
ボックス席の外壁は全面ガラスになっていて、夜景のキレイなこと!
本当に素敵でした!!
 
(ボックス席からの風景・手前はプールです)
 
6日目は、2度目のジャカルタ往復。
 
ドアが閉まり、滑走路へ向けてのTaxing(=地上滑走)が始まって間もなく、機長からアナウンスが・・・
「書類上の機体の重量と、実際の機体の重量が一致していない為、ゲートに引き返して調査する」
とのこと。
 
そういえば最近あるサイトに・・・
 
「大きなリュック一つと、キャリングカーに付けた約20kgはありそうな大きなボストンバッグを機内持ち込みにしたい場合、チェックインの間、母親にキャリングカー付きの大きな荷物を見ておいて貰って、リュックのみでカウンターのチェックインを終え、その後に、母親から大きな荷物を受け取って機内に持ち込むのは可能か?」
 
という質問が投稿されていたので、 
「(そのようにすれば確かに”こっそり”機内に持ち込めるけれど・・・)
あまり大きい荷物だと、頭上の荷物入れを占領してしまって他のお客様の荷物が入らなくなってしまったり、
あまり重いと荷物入れを開けた時に落下する危険がある。
また、重くなればそれだけ燃料を使い、そして、
「飛行機全体の重さによって、燃料の量だけでなく、飛行機が離陸する際の滑走の速度なども計算される
そうなので、重量制限を越える荷物をこっそり機内に持ち込むことは、事故につながる可能性もある。
・・・つまり、機内持ち込みの手荷物や、預ける荷物に重量制限があるのは、安全に飛行する為なのです。」

・・・というふうにコメントしたことを思い出しました。 
 
オーバーしていた分の貨物の積み下ろし作業をし、約2時間遅れでジャカルタへ出発。 無事乗務を終えました。
7日目の土曜日の夜は、週に一度だけのJapanese Restaurantの和食ビュッフェの日。 オランダ人10名程引き連れて行って来ました♪
時々「これは中華では・・・?」というのが混じっていましたが、お寿司に天麩羅、すき焼きetc.とっても美味しかったです。
そして8日目の最終日。
 
最後の「ミー・カレー」をいただいてから、帰途へ。
出発前に、ホテルのロビーにあったクリスマス・ツリーの前で写真を撮りました。

 
キャビン・クルー9名+コックピット・クルー5名。
いつもに比べてコックピット・クルーが多いのは、飛行時間が長い便なので交代要員が2名いた為と、それから、1名、Route Inspectorが乗っていたからです。
Route Inspectorは、乗務員全員が、それぞれ、安全に飛行する為のタスクをきちんとこなしているかをチェックします。
ミスが報告されると乗務停止になることもあるとのこと。
Route Inspectorが乗っている便に乗務するのは初めてだったので緊張しましたが、冷静に、いつもどおり仕事をすればよいこと。
 
・・・あ、一つだけ、注意したことが・・・
コックピット・ケアです。
UD(=アッパー・デッキ=2階席)担当のクルーは、「30分毎にコックピットに電話を入れて何事も無いか確認する(+飲み物や食事を用意して届ける)」という作業をしないといけないことになっているのですが、満席の時はサービスが忙しくて5~10分遅れてしまうことがあるのです。
今日はそれは許されまい・・・と、相棒のカーレンと「毎時00分と30分に電話しよう!」と決めて、それをきっちり守りました。
このコックピット・ケア、他の機種の場合も、コックピットに最も近いビジネスクラス担当のクルーが行います。
 
アムステルダムまでの飛行時間は12時間10分。
Route InspectorからもOKをいただき、無事アムステルダム到着・・・
同僚達が同伴していた家族も全員無事に乗れ、帰ってくることができました。
____________________________________
 
次のフライトは、1月13日からドバイ便です。
 

フライト日記 (Kuala Lumpur) その2

2006年12月 その2
(KUL)
 
 
10日間のフライト・・・といっても、乗務中に2回日付が変わる為、クアラルンプールには7泊です。 
クアラルンプール滞在中には2度のジャカルタ往復乗務が入ります。
私が乗務したのはクアラルンプール経由ジャカルタ行き・・・

 
土曜日にアムステルダムを出発し、日曜日にクアラルンプール到着。 
2泊して火曜日に1度目のジャカルタ往復。 
3泊して金曜日に2度目のジャカルタ往復。 
2泊して日曜日にアムステルダムへ向けて出発し、月曜日到着。 
 
・・・というスケジュールです。

まずは1日目。
 
現地時間の午後4時30分頃クルーホテルに到着。 
7時クルー・ドリンク(=同僚達と飲むこと)、
8時から日本料理のレストランで夕食(←このホテルには、と~っても美味しいJapanese Restaurantがあるのです♡)
の約束をして、各自お部屋へ。 
部屋へ向かう前に、フロントで「日本の新聞はありますか?」と尋ねると「では、毎日お部屋へお届けします。」とのこと・・・♪
お部屋では、期待通り、NHKが・・・♪
嬉しい♡
ピアノがないのは残念でしたが、日本の新聞・NHK・日本食レストランのお陰で、ちょっぴりFeel at homeでした(*⌒―⌒*)

  

(南国らしいお部屋)
クルー・ドリンクの時間迄のんびりシャワーを浴び、1階のホテル・バーに降りると、私の便の同僚達はまだ誰も来ていませんでしたが、別の便の同僚達が既に集まって飲んでいました。 
 
前述のとおり、クアラルンプール便は、クアラルンプール滞在中に2回ジャカルタまでの往復乗務があります。
クアラルンプールへは毎日便があり、クアラルンプールで乗務員が交代してジャカルタへ飛びます。
ですから、私達が到着した時点で、私達の他に、前日に到着したクルー(←翌日ジャカルタ往復)、前々日に到着したクルー(←私達からテイク・オーバーしてジャカルタ往復したクルー)、前々前日に到着したクルー(←翌々日に2度目のジャカルタ往復をするクルー)、(つづく)・・・と、本当にすごい人数のクルーが滞在している訳なのです。
 
握手を交わしながらお互いの名前を告げ(=オランダ式挨拶)、輪に加わると、実はみんな(別の日に別の便で到着している)バラバラのグループであることに気付きます。
滞在中に他の便の同僚達と一緒になることは他の路線でもたまにありますが(例えばボネール便)、大抵それぞれのグループに分かれて飲んだり食べたりしているのに対し、ここクアラルンプールでは、便は関係なく、み~んな一緒に飲んだり食べたりするようです。 
でも、その方が断然楽しい・・・♪♬♫
 
8時になって、半数は中華街へと繰り出し、私は残りのオランダ人同僚達と一緒にホテル内のJapanese Restaurantへ♪
天麩羅定食をいただきました。 
そして生酒! オランダ人は熱燗しか知らないことが多いので、彼らにも勧めてみました。 (もちろん大好評!) 
(口当たりがとてもよくて美味しかったデス)
 
食後はバーに戻って、クルー・ドリンク再開♪ 
しばらくすると、ジャカルタ往復乗務を終えた同僚達が加わり、中華街へ出掛けた同僚達も戻ってきて・・・。
誰かがipodでBGMをかけ、機長が頼んでくれたルームサービスのおつまみを頂きながら、楽しく飲んでいるうちに気が付いたら朝の7時(=オランダ時間の午前0時)・・・ということは、41時間起き続けてる(?!)

 

2日目。
 
朝の8時から寝て、目覚めたのは5時間後の午後1時・・・お腹が空いてしまってxxx
NHKを見ながら急いで支度し、プールサイドのレストランで大好物の”ミー・カレー”をオーダーしようと思ったら、メニューにない・・・( ̄_ ̄|||)
そこへレストランのマネージャーが来て
「あなたは1年位前にもいらしたことがありましたよね?」
とおっしゃる。
「ええ、去年の8月に初めてクアラルンプールに参りましたが・・・覚えていらっしゃるんですか?」
「もちろんです。」
おぉ~~感心!
「前にここで”ミー・カレー”を頂いて、とても美味しかったのですが、なくなってしまったのでしょうか・・・?」
「大丈夫ですよ。 作らせますから。」
おぉ~~~感激!! 
1年4ヶ月ぶりの”ミー・カレー”・・・中華麺の入った、魚介たっぷりの、辛~いカレースープ・・・美味しかったデス♡

(忘れられない美味しさの Mie Curry)

お食事が終わってからは、MP3で曲を聴きながら譜読み。 
シューベルトの「ファンタジーD940」とモーツアルトの「交響曲第40番」。 今、ピアノの連弾のレッスンでやっている曲です。
 
夕方近くなって、昨日一緒に朝まで飲んでいた同僚達がやっと起きてきて、
「misae! もう起きてるの?!」
と驚かれる・・・私は(お腹が空くと自然に目覚めてしまう為)普段から睡眠時間が短いのデス。
一日平均6時間。 どんなに疲れていても7時間後には(お腹が空いて)起きます・・・
きちんと食べてから休まないと、もっと短時間で目覚めることも。
 
夕食は、別の便の同僚達と一緒に中華街へ。 
私と一緒に到着した同僚達はというと・・・ 
パーサーは旦那様、私の相棒は旦那様と4歳のお嬢さん同伴、コックピット・クルーも奥様同伴、AゾーンとBゾーンの同僚達は友人同士、4/5ギャレー(=1階中程のギャレー)の同僚達はカップルでリクエスト、6/7ギャレーのスチュワードはゴルフ(←広大なゴルフ場付きの高級ホテルだったので、ゴルフをやっている同僚達は皆、マイ・クラブ持参)。
結局スタンバイで呼ばれた私だけ”シングル”と申しましょうか・・・
 
中華街から戻って再び別の便の同僚達とクルー・ドリンク(←これは毎晩あります♪)
毎日新しいクルーが到着するので、懐かしい同僚との再会もあり、話がはずみます。
翌日ジャカルタへの往復乗務がありますから、ちゃんと規則を守って、リポーティングの10時間前にはアルコールはストップ。
・・・と言っても、ジャカルタ便のリポーティングは15時30分なので、量が多過ぎなければ(←時間の他に、もちろんアルコールの量にも規則があります)5時30分まで飲めますが。

3日目。
 
朝6時就寝。 7時間休んで13時起床。 シャワーを浴び終わったところでCalling(=ホテル出発の1時間前にWake Up Callがあります)。 
男性クルーはこれで起きて支度する人が多いようですが、私はゆっくり支度をしたい(・・・というか1時間では間に合わないxxx)ので、Callingの30分~1時間前には起きるようにしています。 
そして、Pick Up Time(=クルーバスがホテルを出発する時間=Callingの1時間後)の20分くらい前にロビーへ降りて、のんびり他の同僚達が降りてくるのを待ちます。
 
空港では、機内で、アムステルダムから到着した同僚達から(=パーサーはパーサーから、ビジネスクラス担当者はビジネスクラス担当者から)テイク・オーバーします。 
クアラルンプールはこの便の最終目的地ではないので、停泊中、機内にお残りになるお客様もいらっしゃいます。 そういう場合、セキュリティーの関係で、到着したクルーは、交代するクルーが到着するまで飛行機から降りられません。 
東京や大阪など、そこが最終目的地である場合は、お客様はもちろん皆様お降りになりますから、到着したクルーは、折り返し便に乗務するクルーを待たずに降機できます。
 
UDに上がって、UD担当だった同僚達と、何か”変わったこと”はないかを確認。
“変わったこと”というのは、例えば、座席やトローリーなどに故障箇所があるとか、非常に難しい(あるいは非常に優しい)お客様がいらっしゃるとか、ハネムーンのカップルが乗っていらっしゃるとか、新聞紙はどこそこにしまってあるとか・・・です。
 
到着クルーが降機すると、まずはいつものとおり、担当ドアと担当エリアのチェック。 
今日も満席です。
ウェルカム・ドリンク(=ビジネス・クラスのお客様にご用意する、シャンペンやフレッシュ・ジュースのトレイ)やメニューなどを揃え、お客様をお待ちします。
ふと乗客リストを見ると、日本人の名前が・・・
イギリスにお住まいのビジネスマンで、ジャカルタへご出張とのこと。 
(こんなところで日本人に出会うとは!とお互い驚きましたが、思いがけない日本語でのサービス。 喜んでいただけたご様子で、嬉しかったです!)
 
約1時間半のフライトですが、ビジネスクラスではホットミールが出ます。
お客様方は、アムステルダムからクアラルンプールまでにお食事も既に2回召し上がっていらっしゃいましたから、予想したとおり、このフライトでお出しするお食事はお召し上がりにならないお客様が多く、ミールが沢山余ってしまいました。
余ったミールはクルーが頂いてもいいので、私も早速お味見を♪  

(前菜 : 鮪の燻製)

(主菜 : 左=マレーシア風やきそば

   右=チキン・カレー)

Smoked Tunaも、Egg Noodlesも、Chicken Curryも、どれもと~っても美味しかったです! (幸せ♡) 

乗務を終えてホテルへ戻り、ロビーからバーを見下ろす(バーは1階、ロビーは3階にあって吹き抜けになっています)と、集まってる集まってる・・・もちろんクルー・ドリンクです。
私達も早速着替えてジョイン。
彼らが一体どんな話をしているかというと・・・
仕事の話(スケジュールやサービスの話)も多いですが、家庭の話(子供のことや、家や車のこと)、趣味の話、芸能界の話、女の子なら買い物の話、若い子なら恋の話など、日本人と変わりません。
オランダ人同僚の中に、日本に乗務したことがなく、”初めて日本人に会った”という人がいると、日本の話(→質疑応答)になることも。 
 
この日も朝7時にベッドへ・・・
すっかり時差ボケ(オランダとの時差は7時間)です・・・
しかし、オランダ人の同僚達に
「オランダ時間をキープしてるんだから、いいのよ!」
と言われて、
「なるほど・・・オランダ時間では午前0時に寝て6時に起きてることになるから・・・いいのか!」
と安心したのでした(!?)
 
(つづく・・・)
 

フライト日記 (Kuala Lumpur) その1

すっかり遅くなってしまいましたが、12月に乗務したクアラルンプール便のフライト日記です・・・
10日間の長いフライトでしたので、いくつかに分けて書かせていただきますネ。 
______________________________________________________________________
2006年12月 その1
(KUL)
 
2005年はクリスマスにフライトが付かなかったので、2006年は本当はクリスマスに乗務が入る予定だったのですが、12月6~10日のブロック・リザーブ(=5日間連続のスタンバイ)中に呼ばれて、このクアラルンプール便が2006年の仕事納めとなりました。
 
スタンバイで呼ばれることには慣れていましたが(←今までは、大抵1日目か2日目に呼ばれていましたから)、スタンバイ4日目に、10日間のフライトに呼ばれ、(傍から見ると私はあんまり慌てていないように見えるらしいのですが)内心大慌てで、制服に着替え(メイクは直している時間ありませんでした)、スーツケースの中身を(スタンバイ時用の)”夏物冬物混合”から”夏物10日間用”に入れ替え、夫に車を飛ばしてもらって空港へ駆けつけました。 
(詳しくは先月の「スタンバイ4日目」をご参照下さい)
 
パーサーに挨拶に行くと、学生時代の友人バーバラ(←英語の授業の時のEnglish Nameデス)そっくりに大口をあけて大笑いする、とても威勢の良いパーサーに、
「あーーー! あなた! 呼ばれちゃったんだって? しかも10日間の長いフライトで、災難だったわねー!! (←大口をあけて大笑いしながら)」
と背中をバシッと叩かれました。
髪もお化粧も普段のまま(=髪はねじり上げてクリップで留めただけ、お化粧も最小限) だったので、
「時間がなくて、顔も髪もボロボロ・バサバサのまま来てしまって・・・」
私が言い終わらないうちに
「あー、大丈夫、大丈夫! 全然OK! (←大口をあけて大笑いしながら)」
と、また背中をバシッと叩かれました(笑)
・・・なんだか楽しいフライトになりそうな予感 (*⌒―⌒*)
クアラルンプール便の機種は、ボーイング747-400。
担当はUD(=アッパー・デッキ=2階席)のビジネスクラスです。
このところ、B747乗務の時は、Aゾーン(=1階・先端部のビジネスクラス)またはBゾーン(=1階・エコノミークラス最前部)の担当が続いていたので、UDは久し振り。
飛行時間は11時間15分。
 
クアラルンプール便に乗務するのは、2回目(初めて乗務したのは2005年の8月)です。 
前回同様、同僚達の多くが家族同伴・・・なんたって往復10日間のスケジュールですからネ。
同伴の家族はもちろんIDチケット(=社員割引のチケット)利用なので、空席がないと乗れません。
そして、この路線はいつも満席・・・この日もオーバーブックしていましたので、同僚達は出発のギリギリまで家族が乗れるかどうか気を揉んでいました。
前回は、確か、旦那様と子供が乗れず、旦那様と子供の分も入ったスーツケースだけ一緒に到着・・・という同僚が一人だけいましたが、
今回は、なんとか全員ジャンプ・シート(=クルーが座る席)の空いている席に座って、一緒に出発。
UDの相棒も旦那様と4歳のお嬢さんを連れていたので、乗れてよかった!とホッとしていました。
 
今回の相棒カリンとのチーム・ワークもバッチリで、満々席のビジネスクラスでしたが、サービスは何一ぬかりなく・・・
いえ・・・最初のミール・サービスでちょっとだけミスりました・・・
夜遅い便だったので、カリンも私も、てっきり
2ステップ・サービス(=前菜と主菜を同時にサーブするサービス)
だとばかり思って、オーブンを早くつけ過ぎてしまったのです。
ミールが温まったところで、
サービス・スケジュール(=フライト中に、どういう順番で、どんなサービスをするかが書かれている用紙)
をよくよく見てみたら、実は
3ステップ・サービス(=前菜・主菜・デザートと3回に分けてサーブするサービス)であったことが発覚。 
準備の出来た(前菜のトレイが入った)トローリーを前に、
1.サービス・スケジュールどおり、先に前菜を出して、既に温めてしまった主菜はオーブンに残し、冷めないことを祈る
か、
2.サービス・スケジュールどおりではないが、トレイ上を整理して主菜をのせるスペースを作り、冷めないうちに主菜も一緒にお出しする
かを、ギャレーで素早く相談。
夜遅い便であること、他国からのお乗り継ぎのお客様は特にお疲れで早くお休みになりたいであろうことから、
2.に決定。
そうと決まると、手際よく各トレイ上に主菜をのせるスペースを作り、オーブンから熱々の主菜を手早くトレイにのせ、キャビンへ・・・!
お客様も早々にお食事を済ませられ、皆様すぐにお休みになられたので、「かえってこの方がよかったみたいネ♪」とカリンと目配せ・・・
(これは会社にも提案してみよう・・・)
ミスしないことが一番ですが、間違いはつきもの。
間違ってしまった時に、焦らず、臨機応変に対応できること=Flexibility(←これも募集要項に書いてあったような・・・)
これもとても大切です。
Flexibleでないと、予想外の事が起こる度に動揺して対応が遅くなります。
幸い、相棒のカリンも落ち着いていたので、スムーズに対処できました♪
到着1時間半前に朝食のサービスをし、ブルーハウスをお配りした後は、(アメリカetc.同様)アルコール・ドリンクの数を特別用紙に記入するという作業。
これが非常に面倒クサイ・・・種類別に、そして蓋が開いているか開いていないか別に、細かく記入した上、トローリーやコンテナーにロックをしないといけません。

   

(ドリンく・・サービス・トローリーのカウント中・・・)

(これが記入用紙とロック)
アムステルダム他ヨーロッパの空港は、数は数えずに、アルコール・ドリンクの入ったトローリー・コンテナーにロックをします。
日本は、アルコール・ドリンクの数も数えなければ、ロックもしなくてよい、数少ない(ラクチンな?)国の一つです。
 
久し振りのクアラルンプール。
空港に到着してまず驚くのは、マレー語・中国語・英語と一緒に日本語の表示があること。
ゲートからターミナル・ビルまでのモノレール(?)では、アナウンスも日本語で入ります。
ビックリしました♪
(つづく・・・)